イケメン幼馴染の執着愛が重すぎる

さくらんこ

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過去編(三角関係・攻めが片想いで鬼畜なので注意)

大嫌い①

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 搾乳機 機械 乳首責め 快楽堕ち 入れ替わり 

【千星那由多】

結局俺だけ元の身体に戻れたが、巽と晴生、会長と副会長は入れ替わったまま1日を過ごさなくてはいけなくなった。
巽の姿の晴生は、巽の家に帰った場合、確実に行動で豊子さんにおかしく思われてしまうので、二人は(裏)生徒会室に泊まることになる。
会長と副会長は、副会長の用事があるからと、夜には出て行く予定みたいだ。
そして俺はさっさと家に帰ってしまおうと思っていたが、巽と晴生に二人にさせないでくれと言われたので、嫌だったが仕方なく泊まっていくことになってしまった。

もちろん嫌な原因は巽がいるからだ。
しかも今、巽は晴生の姿なので、最悪な事をしでかしてきそうで怖かった。
簡単な食事を済ませた後、仮眠室でそれぞれ就寝したが、やはり怖くて眠れなかった。
ベッドの上で何度も寝返りをうち、どれだけ時間が過ぎただろうか。このままでは寝付けそうにない。
コーヒーでも飲んで落ち着こうと、二人を起こさないように仮眠室から出ると、キッチンへと向かった。


【日当瀬晴生(天夜巽)】

那由多が起きた気配がした。
寝れないのか誘われているのか。
どちらにしろ、日当瀬の体なのだから色々しにくいなと、思いながら俺も体を起こした。
邪魔な前がみを三木さんに借りたクリップで挟む。
そして、目も見えない為眼鏡を掛ける。

日当瀬が起きていたら、髪を上げるなと色々言われるだろうが今のところ起きる気配は無い。

キッチンから音がしたので俺は忍び足でそこに向かう。
そして、那由多の後ろから抱きついて耳元に息を吹きかけた。

「寝れないんですか、千星さん?俺が慰めてあげましょうか?」

きっと日当瀬ならこういうんだろうなと思いながら俺は声を掛けた。


【千星那由多】

抱き着いてきた身体は晴生の身体の感触で、声も口調も晴生そのものだった。
けれど、あいつはこんな事をしながら「慰めてあげましょうか」などと言うはずがない。
確実に中にいるのは巽なんだ。

「…晴生の身体で変なことするのやめろ…」

そう言うと手を払い退け、注いだコーヒーを口に含む。
起きてしまったのは失敗だった。
あのまま眠れなくてもずっとベッドの中にいればよかった。
そんな事を考えてももう遅いのはわかっている。
コーヒーカップの手が震えるのを止めるように小さく息を吐いた。


【日当瀬晴生(天夜巽)】

那由多から返ってきた声は冷ややかだった。
興ざめだなっと思い、後ろからコーヒーを奪ってそのまま後ろに引いて壁に凭れた。

「ふーん。俺、その気全然なかったんだけど、那由多はされたいんだ、変なこと。」

日当瀬の顔で冷たく笑ってやる。
それにしても那由多はたいぶ、コーヒーを入れるのが上手くなったな。
そんなことを考えながら、彼の淹れたコーヒーを喉に流した。

「もしかして、そんなことばかり考えて眠れなかったの?」

那由多の顔が強張ったのでどうやら図星のようだった。
人の体は使い難いんだけどな、と、僕は溜息を吐いた。


【千星那由多】

コーヒーが取られ、勝手に飲み始める晴生の姿をした巽を見た。
その顔で冷たく笑われると少し身体が震える。
しかし、仕草などはやはりまったく違うし、長い前髪もピンで止めていて雰囲気も晴生ではない。
けれど声は晴生だし、少しでも頭が混乱してしまうのは確かだった。

そんな事ばかり考えていたのか、と言われると図星だった。
けれど、変な事をされたいわけではない…そんな事は絶対に無い。
まるで言い聞かせるようにぐっと唇を噛みしめる。

これ以上何を言っても無駄なのはわかっているので、俺はコーヒーを諦めてキッチンから出ようと扉へと向かった。


【日当瀬晴生(天夜巽)】

俺の言葉を全て無視して那由多はキッチンから出ていこうとする。
俺はその肩をガシっと力いっぱい掴む。
それでも普段の俺の腕力よりは弱いみたいだ。

俺はコーヒーを飲みながら那由多に言葉を掛けた。

「ここで犯されるのと、場所移動するのどっちがいい?ああ、違うな…」

那由多が小さく震えるのが楽しい。
そのままコーヒーを全て飲んでしまうと、カップを机に置いた。

そして、那由多の正面に回って日当瀬みたいな笑みを作る。

「千星さん、ここでセックスしますか?それとも、外、行きますか?」


【千星那由多】

肩を掴んだ手は、巽の力ではなく、晴生の身体の力だった。
その事実に身体が硬直する。
触れてくる手も声も、晴生の物なんだ。

やはりこんな状況になれば、無理にでもヤられてしまうのかと思うと身体が震える。
そして目の前に回られると、晴生が笑う様な笑みを浮かべ、晴生の口調で言い直されると正直胸が高鳴ってしまった。
中身が巽だとわかっていても、目の前にいる姿は晴生だ。
これが本当に晴生だったら、俺は嫌がったりしないだろう。
いや、そもそも晴生はこんな所ではしないだろうな。

もしこれを無理にでも断ったり逃げたりすれば、ここで犯されるだろう。
最悪な事に晴生も仮眠室にいる。
…そんな事なら外でした方がマシだ。

「……外、行く。けど、ひとつお願いがある。…あんまりその身体に無茶なことしないでくれ…」

そう言うと俺は晴生の姿をした巽を横切り、先に(裏)生徒会室から出て行った。
このまま逃げてもよかったのかもしれない。
けど、逃げれば今後どうなるかなんてことも、俺はわかっていた。


【日当瀬晴生(天夜巽)】

思ったよりすんなり了承を得ると那由多を追いかけて手を繋いだ。
こういうことしても今日はきっと那由多は反抗しない。
だって、これは日当瀬の体だからだ。
那由多は彼を傷つけられないだろう。

「それは那由多次第だよ。…どうせなら、楽しんだら?この体とすることを…。」

俺はいつもの笑みに戻って那由多に微笑みかける。
暗い校舎を携帯のライトで照らしながら目的地に向かう。

俺が行きたかったのは校内で噂になっているスポットを巡ること。
まずは、今は使われていない体育倉庫へと那由多を連れていった。

錆びた扉を無理に開くと中は色々要らないものが置いてある。
それと同時に明らかにここで性行為が行われただろう痕跡が幾つも有った。

「あ。凄い、手錠とか落ちてるよ。これ、する?那由多?」


【千星那由多】

手を握られると不覚にもドキっとしてしまった。
普段晴生と手を繋いで歩くこともない事を考えると、今俺は誰と手を繋いでいるんだ、と胸が痛んだ。

笑顔で、この身体とする事を楽しめと言われたが、楽しめるわけがない。
甚振るのはできれば俺の身体だけにしてほしかった。

どこへ連れて行かれるのかと思いながらも、反抗はできないので素直についていく。
あまり外には出たくなかったので、室内であることに少し安心した。
けれど、使われていないような場所は苦手だ。最初に犯された事をまだ少し思い出すから。

晴生の姿をした巽が、手錠を俺に見せつけて来る。
笑顔の違和感はまだ拭えなかった。こんなに無邪気に笑う晴生の顔は見たことがない。

「…いちいち聞くな……したいなら勝手にしろよ…」

できることなら喋っても欲しくない。
視線を地面に落としながら、ぽつりとつぶやいた。


【日当瀬晴生(天夜巽)】

那由多の面白くない反応に俺は思いっきり壁を殴る。
そうして、真っ赤になった日当瀬の体の手の甲を那由多に見せつける様に開いた。
この体では自己治癒は使えない、傷を付けてしまえばそのままなんだ。

「那由多。立場分かってる?俺にお願いする身だってこと弁えて。
さっさと、服全部脱いで、両手背中に回してよ、つけてあげるから。」

その後は倉庫内へと那由多を押しこみ、命令する。
俺は携帯をライト代わりに起き、手錠を開いて那由多が命令に従うのを待った。


【千星那由多】

いきなり壁を殴ったのを見て息が引き攣った。
俺がこいつの気に要らない反応をしたからだ。
やめろ、やめてくれ、晴生の身体を傷つけるな。

「ご、ごめんなさい…」

震えながら俺は謝ることしかできなかった。
強がって出たりでもしたら、こいつは更に晴生の身体を痛めつけるだろう。

言われた通りに、歯を食いしばりながら、服を全て脱いでいく。
巽の前で裸になるのは緊張などしないが、俺を見つめている目は晴生の瞳だった。
息を飲むと両手を背中に回し、後ろを向く。

「手錠…つ、つけてください……」

少しでも巽の逆鱗に触れないように、丁寧な口調で小さく言葉を落とした。


【日当瀬晴生(天夜巽)】

壁を殴ると急に那由多は従順になった。
これはこれでつまらないかもしれない。
なんだか、今日は僕の方が乗り気になれないなと思いながらも倉庫にある色々な道具を見渡していく。

「うーん、少し違うなぁ…日当瀬に言う見たいに言ってみてよ。
まず、俺が日当瀬になりきらないと無理か。」

そう言いながらも俺は那由多の両手を後ろで拘束した。
そして、目的のものを探しに倉庫の奥に向かう。

ここにあると言う僕の情報は正しかったようで、それは直ぐに見つかった。
僕が持ってきたのは牛の乳を搾る為の搾乳機、バッテリーもちゃんと残っていることを確認してから那由多の元に戻った。

「胸出して下さい、千星さん。」

なるべく晴生に似るように声を掛けた。


【千星那由多】

少し違うと言われると心臓が跳ねた。
まるで答え合わせをされているかのような恐怖に身体が震える。
晴生に言うみたいに、なんてできるわけない。が、やらなければいけないんだ。
両手を手錠で拘束した後、巽は何かを探しに行くように倉庫の奥へと行った。
暫くして持って来た物に俺は目を大きく見開いた。

それは、牛の乳を搾る搾乳機だった。
この目で本物は見たことはなかったが、テレビなどで見たことはある。
また胸を弄られることは目に見えていた。
この間の痛みを思い出す様に乳首が痛んだ。
胸を出せ、と晴生の口調で言われると冷や汗が流れ落ちる。

「や、や…やめ……」

やめてくれ、と言おうとしたが、思いとどまってから一呼吸置く。
そして、震える唇を痛いぐらいに噛みしめながら、ぐっと胸を前へと押し出した。
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