イケメン幼馴染の執着愛が重すぎる

さくらんこ

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過去編(三角関係・攻めが片想いで鬼畜なので注意)

後戻りはできない①

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自主訓練後の那由多が寝ている晴生の前で犯されます。巽×那由多





【天夜 巽】


那由多は自主練しにいったのか、夜中に目を覚ますと居なかった。
日当瀬は完全に寝ているようだ。
俺は特殊能力のおかげか回復もはやくなった。 

那由多を探しに行こうかと考えていると扉が開く音がしたので寝たふりをする。
寝る順番も言い合いになったが、那由多を間に挟むことで俺と、日当瀬は納得した。 


でも、きっと、後悔するに違いない。


クタクタなのか那由多は音もなく入ってくると、そのまま布団へと直行した。
俺の方に背中を向けてきたので少し、いらっとしたが好都合と言わんばかりに那由多を背中から抱きしめ、そっと耳に唇を寄せる。 


「また、シャワー浴びてきたの?」


那由多は直ぐに暴れようとしたので、日当瀬がいる方に指をさしてやる。
暴れたらばれるよ、と、言う意味を込めて。 


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【千星 那由多】


三木さんと別れて部屋に戻った俺は二人を起こさないように布団に潜った。
なんとなく巽の方を向くのが嫌だったので、晴生の方へと顔を向ける。
金色のまつ毛が白い肌へと伏せられているのを見て、頬が緩むのがわかった。


だけどその感情がすぐ恐怖へと変わる。 


耳元で囁かれる声に背筋が震え、巽を押しやるように肘を突きだした。
けれど巽が指をさした先の眠っている晴生を見て、すぐに抵抗をやめる。 

心臓が早くなり、嫌な汗が出てくる。
声もうかつに出せなかったが、なるべく小さな声で巽を諭すように声をかけた。 

「やめろって…」

この二人と同じ部屋だと言われた時に少しでも反対しておけばよかった、などと後悔が押し寄せる。
さすがにこんな状況になることは想定していなかったが。 


----------------------------------------------------------------------- 


【天夜 巽】


「折角溜まってるんじゃないかと思って、僕から誘ってあげてるのにそれはないんじゃないの?」 


拒否の言葉を聞くと我を忘れそうになる。
少し低い荒ぶった声を那由多の耳に注ぐ。

それから徐にシャツの裾をまくりあげる、と、同時に布団を完全に剥がす。
布団の中で潜ってしようかとも思ったけど、そんな優しい考えはもうなかった。 

那由多を日当瀬の方に向けたまま、捲りあげたシャツから覗く乳首をキュっと摘みあげた。 


もう片手では下着はそのままにズボンだけ脱がしていく。
那由多の抵抗が鬱陶しかったが、次の言葉を注いだら、硬直してしまった。 


「俺はバレてもいいんだよ?」


そう、バレてもいい。
バレて日当瀬が気を使ってくれるようになれば部屋も別になるかもしれない。
そのほうがこんなこっそりヤる必要もなくて那由多を満足させてあげられる。


ズボンから覗くブリーフに俺はわざと、馬鹿にするような笑い声を小さく立てた。 

「似合ってる。」 


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【千星 那由多】


シャツも布団もまくり上げられ、乳首を摘ままれると身体が小さく跳ね、思わず声があがりそうになる。
シーツと服が擦れる音が静まり返った部屋に響いたが、自分の脳内に響く心臓の音でかきけされた。 

ズボンにまで手をかけられるとさすがに再び身体で抵抗をしたが、その瞬間巽の言葉に身体が強張った。 


バレたくない。
晴生にこんなところ見られたくない。
絶対に。

自ずと抵抗できなくなった俺は、巽に履いていたブリーフを笑われ更に眉をしかめた。
恥ずかしさと怒りで顔が熱くなり頭がどうにかなってしまいそうだ。

本当は嫌だが、晴生の前で抵抗したら何をされるかわからない。
俺は身を縮こませながらぎゅっと目を瞑り、怯えるように震える息を吐いた。


----------------------------------------------------------------------- 


【天夜 巽】


那由多は静かになった。
そんなに日当瀬に見つかるのがいやなのか。
なんだか、気に食わない。
那由多がどこで何をしようと勝手だと分かっているのに歯止めが利かない。 

ブリーフ姿の那由多をもっとちゃんと見たくて、そのまま仰向けに転がす。
俺は足と足の間に入り込む。勿論下着をつけたまんまで目いっぱい足を広げる。 


「さ、撮影会だね。」


俺は布団の頭から携帯を取り出すとフラッシュをたき、写真を撮り始める。
一応アプリを使ってシャッター音は出ないようにはしてある。

那由多はフラッシュの光を気にしているようでちらちらちらちら、日当瀬を見ている。
その、那由多のペニスをブリーフ越しに痛い位に握りしめる。

「ちゃんと、こっち向いて?那由多。」

それから、再度手を離すと、足を伸ばす。
何度も携帯の撮影ボタンを押しながら、下着越しに足で踏むようにして刺激していく。 


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【千星 那由多】


淡々と痴態を撮影していく巽の顔が見れない。
恥ずかしさで息が荒くなり、現状に耐えるようにして歯を食いしばった。
カメラのフラッシュが気になってしまい、晴生の方へと視線を移していると、巽にペニスを強く握られた。 


「ッ―――!」


声があがりそうになるのを両手で押さえつけ、巽の方へと今にも涙が流れそうな瞳を向けた。
相変わらず撮影は続き、ブリーフ越しにペニスまで踏みつけられると、なぜか自然とその部分が熱くなっていった。 


興奮している。
そう気づいた時にはペニスは固くなり始め、気を紛らわしたかったが自分の意思とは反対にどんどん勃起し始めていた。 

早く終われと頭の中で何度も言葉にする。
すると、晴生が横でわずかに動いた。

身体がビクリと反応し、そちらへ視線を向けると、眉を顰めているのが見えた。
心臓が更に早くなり脳内が真っ白になりそうになる。

すぐに巽に視線を戻すと、もうやめてくれと言う意味を込めて首を横に振って訴えかけた。 


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【天夜 巽】


那由多が止めてほしいと俺に強請っている。
その表情が溜まらない。
しかも、那由多のペニスは完全に勃起してしまっている。 


「那由多はMなのかな?足で触るだけでこんなに感じてる。」


やわやわと那由多のぺニスをブリーフ越しに踏みつける。
先走りのせいでブリーフが濡れてきたのが分かった。

それに満足すると、赤ちゃんがオムツを変えるときのように両足を顔の辺りまで持ち上げ、体を折り曲げる。 


「早く終わりたいなら、足持ってて?」


そううながしてから那由多のブリーフをずらす、勿論全部脱がしてしまうのではなく膝の辺りで引っ掻けておく。 
更に腰のしたに枕を入れ、アナルが見やすいようにしてまた数枚の写真を撮る。

慣らすものを探していると日当瀬の髪を手入れするようよのオイルを見つけたのでそれを手に取った。 


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【千星 那由多】


巽の行為に身体が震え、唇を噛みしめながら頭を振った。
違う、感じてなんかない。
そう思っているのに、なぜかペニスはどんどん硬くなっていく。 

早く終わりたいのなら、と言われ俺はおずおずと両足を持ち、痴態を巽に晒した。
荒くなる息をなるべく小さく鼻で吐きながら、向けられるカメラのフラッシュに耐える。 


早く、早く終わらせてくれ。
こんな指示に従うのは吐き気がするくらい嫌だったが、今この状況を晴生に見られてしまう方がもっと嫌だった。
自分の噛んでいた下唇が切れ、血の味が口内へと広がる。 

巽が何かを探しているのを潤んだ瞳で追っていると、晴生のヘアオイルを手に取ったのがわかり、驚きと戸惑いで目を見開く。 


「!!」


そんなもん使うなよ!と言いたかったが、今の俺は喋って抵抗することなんてできなかった。
そもそも、抵抗なんてしてももう無駄だ。
無性に感情が昂ぶり、自然と目尻から耳まで涙が伝ったのがわかった。 

さっさと終わらせてくれ。
そればかりが頭の中に駆け巡り、持っている両足の太ももにぐっと爪を立てた。 


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【天夜 巽】


どうやら那由多は泣いているようだ。
そんなに僕とするのがいやなのかと思うと黒い感情が蠢く。 

体はこんなに従順なのにな。


那由多が言う通りに足を持ってくれたのでそのまま任せ。
携帯を一度そばに置くとオイルを使ってアナルを慣らす。

そろそろ那由多も慣れただろうといきなり二本の指を根元まで埋める。 

それから、わざとぐちゅぐちゅと音をさせて激しく抜き差しを繰り返す。 


「すっごぃ、エロい音。日当瀬起きちゃうかな?」


くぷっと、空気を含ませるように中を二本指で割り開く、そこからだらりと垂れてくるオイルが卑猥だけど、なんだか、物足りない。 

「んー。物足りないな…。
…そうだ、ブリーフかぶってよ」 


そう言って俺は那由多の足から下着を引き抜き、顔へと投げつけた。 


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