イケメン幼馴染の執着愛が重すぎる

さくらんこ

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フェラしてくれるの?④

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∞∞ nayuta side ∞∞

「怖い?……ごめん、加減できてない……はっ、ああ、締まって……きもちいい、…那由多のなか、俺の、離してくれそにない……体と気持ち、チグハグさせちゃってる…かな?好き……那由多もはやく、…はぁ、……こっちに来て……」
「ひぅぅうっ!!だつッ!み゙!!ぁつ!こすんなッ!!はぁぁぁあっ!!!中、ギュッギュッてなって、お前の感じ過ぎてッ、死ぬッ、し……ぬぅぅっ!!♡♡」

小さく頭を振るけど完全に欲情仕切っている巽は止まってくれず、敏感になった先端をスリスリと掌で捏ねる。
片手で相手を押し返すけどビクともせずに体が撓って痙攣を繰り返す。
椅子がガタガタと揺れて倒れてしまいそうだけど俺はすぐ後ろにあるカウンターテーブルに体を寄せる。
慣れた手つきで上着のボタンを外していくと肌が外気に触れた。
もうどこもかしこも気持ちいいのにこれ以上巽はどこを触る気なのか。

「ココ………好きになった?一人でするとき疼かない?」
「ひぅっ!………ぁ♡んっあ♡♡ぅ゙ーッ、疼かないッ…ジンジンするッ…から、やめ……」

キュッと胸の突起を摘まれる。
片方は指で捏ねたり先端を抓まれたり、もう片方は吸い上げられたりともどかし過ぎて片方に寄せられている足をばたつかせる。
けれどそれで中を締め上げてしまい、もうどうしたらいいかわからなくなって動きが止まる。
胸からの痺れるような疼きが、中を擦りあげられる快楽と重なってめちゃくちゃ気持ちいい。
もどかしい様な刺激に大きな刺激が重なってきて満足してしまう。
ダラダラと気持ちよさの休憩がない思考のまま、ペニスは精液を端なく滴らせる。
俺の様子を窺いながら巽の胸の愛撫は続いた。
また射精感が募る、さっきイったのにペニスに熱が集まる。
大きく痙攣を始めると呼吸が引き攣り、その瞬間胸からの痛みが全身を駆け巡った。

「はぅっ……うっ!ぁああ゙ッ、なにっ!やめっ、噛んじゃだめ、たつみっ、いたっ!♡あああ゙!!気持ちいいッ、引っ張んな、頭……バカになるッぅ♡♡♡♡」

ガリッと歯型がつきそうなほど巽が胸の突起に噛み付く。
逆側も爪で抓んでギリギリと痛いほど引っ張る。
噛み付いた方の乳首も歯に挟んで引っ張られ、形が変わってしまうのではないかと一瞬恐怖するが奥まで中を穿たれると目の前が白ずんだ。
一か所白くなって一気に広がって何も考えられない、気持ちいい。
巽の頭に両手を回してきつく抱きつきながら、また精液を飛ばした。
もう顔も生理的な涙でグチャグチャだし、なんなら鼻水も出そうに呼吸が引き攣る。
自慰なんて非じゃないほど気持ちいいオーガズムが体全体を襲う。
足の指の先まで伸びて痙攣を繰り返しているのに、巽は腰の動きを止めてくれなくて涙が溢れた。

「だづみ゙ッ!♡はっ!!乳首ッ、千切れるッ!!あ゙ッあああアッ!!む゙り゙♡♡む゙り♡ヒッ、ぅ!!」

爪で押さえつけられて中の血液の流れを止められ離されて、急に血液が流れて熱い。
ねっとりと舐められ優しく捏ねられると、堪らず足がバタついた。
ペニスからダラダラと精液を零しながら絶頂が続き視線が定まらない。
巽がビクッと揺れるとどこかハッとしたように顔をあげて俺を見詰めた。

「ごめんッ……も、イってた?集中しすぎて、わかんなかった……ああっ、那由多、那由多ッ、最高ッ、気持ちいいッ……やっぱり、那由多じゃないとッ……はぁ、興奮するッ、俺の“能力”が狂うッ」
「ぅ゙~~~~~~♡♡♡も!イけって!!ぁあ゙♡わかったッ、お前の!おまえ…のっ!気持ちは…わかったからぁ♡壊れるッ」
「ホント?ホントに??……ぅ、くっ、……毎日毎日突っ込んで、中までグチョグチョ犯して、それでも那由多が足りない足りないッて、思えるほど愛してるよ…はぁ、もう無理なんて、言わせないッ…ッ」
「ゔぅ゙!!それは無理ッ、わかんね…ハァっ、ああああっ!!無理ーっ、受け止めらんね…ッ!」
「イケる…よ、……まだッ……気持ちは無理強いしないからッ、体はッ…身体は受け止めてッ」
「うわっ、…はっ、また、大きくッ、ン゙~~~~!!ああ゙ー!!アッ────ッ!!!だつ、だっ、つみ!!」
「那由多、ほらまだ、出て、…る、精液でてるから…が、はぁっ、いけるよ…んっ、ん」

巽の性器からも先走りが垂れているのか、グチュグチュと淫猥な音が部屋に響き渡る。
俺の足が宙を掻く。
気持ち、気持ちはどうなんだろうか、俺は巽みたいな狂気じみた思いは持ち合わせていない。
はっきり言って重い。
でも……………。

チラッと閉じていた瞼を開けて巽へ視線を送ると、欲を剥き出しにしているけど愛情に飢えたそんな瞳をしていた。
俺の中の気持ちももう判別が付かなくて考えるのは無理そうで、髪を引っ張るようにして噛み付くように口づけしてやった。

「っあ♡へんじ…むりっ…変態過ぎ……んだろッ」
「………那由多……?」
「だけど………ぅあっ!?ぁあああ゙ッ!!聞け♡も、たつ、ァアアアッ!!いくッ!イってるッ!!もうイけない!」
「まだ、いけるッ、はっ、あー……、もっと、もっと、奥ッ、奥…ッ!」

一瞬巽の動きは止まったのだけど、そこからは堰を切ったように腰を奥へ奥へと打ち付けられて椅子は音を立てて倒れ、背中がカウンターへと押し付けられた。
内蔵を押し上げられる痛みに嘔吐感すら襲ってくる。
気が遠のくが、乳首を弾かれると意識が戻ってくる。
それを繰り返している間に全身の痙攣が止まらなくなり、絶えず巽を締め上げてコイツはやっとイった。


死ぬ……もう、死ぬ………


抜き差しが止まり入り込んだ性器を抜く動作をした瞬間に、俺の体はまた震えた。
かなり大きく胸を弾ませている巽がなんとも言えない表情で俺の唇を啄んできた。

「ごめん………」
「あ゙やまんな゙ら…………ぅ………声でない…じ」
「はは…ッ、あー…でも、まだ出来る……」

ゴツンと軽めに頭突くと巽は顔を崩して笑っていた。
それから抜いたペニスでまた、後穴の入り口をぐにっと弄ったので俺は青ざめた。

「無理っ!死ぬ!お前は…絶倫かよ……あー、なんか、何だろ……分かんねぇ…けど」
「ん………?」

巽は俺の服を正しながら汚れを拭き取ったりしてくれていたが、俺からの視線に気付いたように小首を傾げた。


「その、なんだ………巽の好きは、分かったから…俺も少しは考える……」
「な、那由多………ッ」
「うわ……重い、腰痛いから体重かけるな……ッ」
「じゃあ、今の那由多、携帯で撮っていいかな?俺の精液でどろどろになりながら俺への愛を受け入れる那由多」
「そう言うのは全く許してないッ!受け入れられねぇからな!付き合ってもだ!!」
「………わかった。ならやっぱり盗撮かな……」

最後の部分はぼそっと言われたので聞き取れず俺は小首を傾げた。
バーの二階にシャワーを浴びられるところが有るからと軽々と抱き上げられると、そこへと向かう事になる。
乳首はジンジンするし、取り敢えず気持ち悪いほど愛されてることは知ってしまったし、いい事はないがキスもセックスも気持ち悪くはなかった。
腰は死ぬほど痛いけど。
それに、他のメンバーとキスしたと聞いて落ち込んでいた巽の様子はもう今はなくて、俺はほっと息を吐いた。


END
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