イケメン幼馴染の執着愛が重すぎる

さくらんこ

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乱れたお前に挿れたいのに…④

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×× tatumi side ××


ああ、ヤバイ。
那由多のナカは最高過ぎる。
指だけで俺までイってしまいそうだ。

既にズボンの中は先程一度抜いたにもかかわらず、先走りでグチャグチャだった。
でも、今日は脱ぐ予定はないので構わない。
何だったらこの気持ちよさそうに喘ぐ那由多を見ながら射精してしまいたい。

駄目だと口では言うものの、抵抗は軽いものばかりで真剣に嫌がってるようには到底思えない。
建前的には《霊ヤラレ》 を一人で発散させる自慰を、那由多に教えなければならない。
色んなものを那由多に挿れてみたいという俺の欲は隠さなれけばならない。
尤もらしい理由をつけてコンドームを付けた太字を書く用のボードマーカーを、那由多の後孔に埋めていった。

「っん!!!…………く、や、取ってッ」

「那由多、取ったら教えられないよ?ほら、那由多が持って。」

「や、も、抜くッ………は、ぁ、あ、あ、ぁ、アッ!」

「そうそう、ココだよ、那由多の好きなとこ。
こうやっていっぱい突いてあげたら………ほら、イけたでしょ?」

那由多がマーカーの手を止めようと手を伸ばしてきたので、その手にマーカーを掴ませる。
更にその手に俺の手を重ねるようにして那由多の手ごとマーカーを奥の方で襞に当ててやる。
抽挿のスピードとギリギリまで引き抜いて奥を突く行為を繰り返してやると那由多はまた吐き出した。

「ほら、こっちも扱いて、もっと気持ちよくなれるよ?」

片方はマーカー、もう片方は那由多のペニスを握らせて休憩を取らせずに追い上げて行く。
こんなエッチになるなら、毎日《食霊》させたい。
俺がキスで《idea》 化して、《霊ヤラレ》 も治してあげるのに。
俺の服は既に那由多の精液でかなり汚れていた。
この服は絶対暫く洗わずに置いておきたい。
噎せ返るような生臭い匂いも、那由多のものなら大歓迎だ。
もう一本細めのマーカーを掴むとゴムを広げるように持ち、那由多の手をぐっと押さえながら隙間へと埋めて二本にしてしまう。

「ひぃっ!…なんか、また、も、はぁ、いん、ね…ぁああ、も、むり、何回もイったッ………あっんん!」

「一緒に他の性感帯も教えとくね。
ほら、この辺も気持ちいいでしょ?あと、こことかね…ほら、全部覚えて…」

肩に担いでた脚の内腿にゆったりと舌を這わす。
手の中で肌が粟立ち、ビクンビクンと大袈裟に痙攣するさまは俺の欲をみたしていく。
那由多を見つめながら内股を食み、太腿の内側の筋に歯を立てるようにして滑らす。

「ちょっ、もーむり!色んなとこ刺激したらッ、わかんなく、っ……ぁ!」

「じゃあ、次こっちね。」

一頻り那由多の体が痙攣するのを楽しんだら次の刺激に移る。
肩に担いでいた脚を外し、身を乗り出すと痴態を晒す那由多を見下ろし、俺はいつも通りの笑みを浮かべる。
そして、服の裾から捲るように手を忍ばせ、忘れているだろう胸の快楽を思い出させるようにとギュッと、キツめに爪を立てた。

「────ィ──ぁああああああっ!!」

那由多の体が大きく撓った。
全てを胎内から押し出そうとするかの如く体が痙攣する。
その痙攣に逆らうようにマーカーで腸壁を荒らし、長引く快楽を与えていく。
那由多の体が乳首での快楽を覚えていることに愉悦の表情が浮かぶ。
自分が行った行為が肯定されてるような気がして…。
倫理的には赦されないことばかりしてきたが、それでも那由多の身体が快楽を覚えていることは純粋に俺を疼かせる。

「どう?那由多、これ、これからずっと自分でできそう?」

「むりぃ、ぜったいむりぃ、…乳首痛いし、きもちぃし、も、わけわかんなぁ………ぁ、あっ」

「なら、また、いつでも俺を呼んでね。
いつでも抜いてあげるから。」

那由多から次のセックスのお誘いを受けた。
受けたというか言わせたというのが正しいのだけれど。
これで最後じゃなくても、今回も触れるところまで那由多に触りたい。
いっそ俺の全てを彼の中に挿れてしまいたいと思うのは狂っているのだろうか。
一つになりたい、なれないなら俺のものにしたい。
ラストスパートと同時に胸を捏ねくり回し、小さな突起を爪で弾く。

那由多は後孔のマーカーから手を離し、快楽から逃げるように身を捩る。
それを自分の体で押さえつけるように乗り上げながら、俺は那由多の混乱に乗じて那由多のペニスに自分のペニスを布越しにぶつけるように腰を揺する。
那由多の中のマーカーの動きにリンクさせるように腰を揺らし、擬似挿入を味合う。
下着の中のペニスは更にシミをつくり俺を満たしていく。

ああぁ、ホントやめられない。
どうして、那由多はこんなに俺を満たすの?
もう俺は那由多でしかイけないかもしれない。

「ほら、那由多、イきなよ……ッ」

「ァァァあっ…たつみぃ、…は………ぁ、イく、ッ、イくっ、あ、あ、っぁあああんッ」

俺の腰の動きに合わせるように那由多が射精した瞬間、まるで那由多の全てが自分に重なるように俺の腰も震えた。
射精するとまでは至らなかったが那由多と意識を共有したかのような不思議な感覚に長く息を吐く。
どうやら那由多はそのまま意識を手放したようで、ぐったりとソファーに体が沈む。

「はぁ、…もう、最高ッ………次は挿れちゃうよ、那由多?」

自分のズボンのシミは那由多が出したものなのか、自分の先走りからわからないほど汚れている。
また、ブルリと体を震わすと早急に先走りに濡れたペニスをズボンから引きずり出し、意識を失っている那由多を見ながら自慰にふけこんだ。




End
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