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令和6年最新話★★★
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長い。
いつもは僕が訳が分からなくなるか九鬼が正気じゃなくなるので長いが気持ちよさに耐えるだけなのだが、今日は勝手が違った。顔をシーツに沈めてただひたすら一定の気持ちよさに耐える。ただ、耐えるというよりも普通に気持ちいいので困る。すぐに射精したくなると言えばいいのか。
「はぁっ♡あっ……っん……っ!」
下腹部を持ち上げられているからかダイレクトに裏筋の硬いところで剥き出しの感覚の塊を擦られてしまう。九鬼の射精を誘うためにキュウッと何度か締め上げるのだがその度に腰の動きを止めて僕のペニスを扱かれるので、僕のほうが追い上げられて鈴口に爪を立てられた瞬間に射精した。
「はっ……♡……っ♡…………っっっ♡」
いつもなら此処からも無理に責められるのだけど今日は違う。また尻の穴のペニスがゆっくりと動き出す。僕の絶頂を引き伸ばすように緩やかに動くだけで正直、死ぬ程気持ちいい。違うんだ、毎回思うが僕が気持ちよくなったって仕方がない、九鬼をイかせなければ。
「ふっ、……っぅ♡…………んっ、ん♡」
気持ちいい中でキュゥぅぅぅっと更に締め上げてやると九鬼が更に僕を気持ちよくしようとして擦りつけてくる。シーツに爪を立てて、快楽を逃がすように息を吐くがポタポタと尿道から滴る精液は止まらなかった。キュゥッと締めて、イきそうになって緩めてを繰り返して、排泄器官の筈なのにいつの間にか完全に感じる穴に成り下がってしまうと腰を逃がす事すら難しくなってくる。ふわふわして既に何度射精したか分からなくて甘い声が漏れ始めたところで大きく腰を上げられた。
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