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令和6年最新話★★★
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しおりを挟む残念ながら災いはボディブローという形となって降ってきた。キレイに丸まるボクの体を左千夫クンは片腕で支えてくれる。ホントにバケモノである。
しかし、左千夫クンも思うところがあったのか思案げに視線を彷徨わせてから、何故か少し眉を寄せてからそっと息を抜いた。
「記憶の欠落以外に症状は?」
「へ?あー、ナイナイ。結局セックスはしてるからスッキリするしネ。なんかでも溜まる感じはあるかなー、〈食霊〉すると。結局はイデアちゃんにあげるエネルギーを抽出するときにいらないエネルギーは体内にあるままだからソレのせいかな?」
「確かに……陰の氣になるので発散は必要かもしれませんね」
「でしょ?なら、尚更一緒に住まないとだネ♪」
「どういう……」
「だから、ボクは左千夫クンでしか抜けないんだって。今までだって記憶がとぶからガマンしてたんだケド、逆にそれで溜まってとんでたのかも?」
「どういう?」
「ンー……うまく言えないケド。どーせならヤりながら説明しても?」
「ちょ、……一昨日も、したばかり」
「だからそういう問題じゃないんだって~。ボク昨日も〈食霊〉したから陰の氣は溜まってる。ケドいつもよりは少ないからもしかしたら違う結果が出るかもだよ?」
「……ッ、分かりました。ならせめてシャワー浴びたい……です」
そう言って左千夫クンはボクから離れた。ボクは左千夫クンの匂いなら大歓迎なんだけど、仕方なく浴室へと案内した。モチロン一緒に入るのは阻まれてしまったので仕方なくベッドへと向かった。
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