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令和6年最新話★★★
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しおりを挟むそう言えば前に──────
「建設は順調ですか?」
「モチロン♪ボクたちが住むところだから特殊素材を仕入れるのに時間かかってるくらいカナ」
「そうですか」
「なに?もっと早くしろって?」
「いえ、僕が想像していたよりもかなりはやく完成しそうです。ありがとうございます」
「そんな急に褒められたら照れくさいって~。あ、そうそう、上の階にキャストの私室、んでもって最上階はモチロンボクの部屋を作る予定なんだケド。左千夫クンは個室いる?」
「いえ。仮眠室があるならそこでも」
「ダメダメ~何言ってんの。そんなのボクがトッキーとパパさんに殺されるデショ。住所を置くのは最上階の一つ下に作る部屋でいいとは思うんだケド~、それとは別に……さ?」
「なら……矢張り地下がいいですね」
「ん。了解♪ソコはボクは手を出さないからお好きにどーぞ」
「わかりました。作業員に指示しておきます。そう言えば九鬼」
「んー、ナニナニ~?」
「誕生日プレゼント、欲しいものはありますか?」
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