143 / 208
過去編
22
しおりを挟む
[chapter:【地区『性』戦②】]
【神功左千夫】
「駄目ですよ…。麗華ちゃんにおねだり出来なかった九鬼さんは、このままです。」
どうやら九鬼も射精してしまったようだ。
これで僕達の差は5ポイント。
彼らがこの後の行為でイかなければの話だが。
後、二人合計で六回射精すれば、勝てる。
と、言いたいところだが既に僕は満身創痍だ。
ジョーが三条麗華を横抱きにして先程僕達が居たベッドへと向かう。
チラッとこちらを見たジョーと視線があった。
その時に既に僕の能力は発動していた。
そして、絡んでいる手を握り締める様にして僕は置き上がった。
「……九鬼、起きれないのですか?」
どうやら、九鬼は何かの能力に掛ったままのようだった。
僕は大きく溜息をつきながら九鬼の足の間へと入っていく。
「貴方のそういう抜けてるとこ、僕嫌いです。」
何だろうか、このふつふつとした感情は。
僕は表情無く九鬼のペニスを口で頬張っていった。
【九鬼】
やはり能力は解いてくれないか。
まぁ普通ならこのままの状態にしておく方が、相手にとっては好都合だ。
「うん、起きれない。介抱して~」
足の間に入りこんだ左千夫クンへと甘ったるい声を出す。
どうしようも無いので、ボクも能力を使うしかないだろう。
「……じゃあ抜けてる所以外は好きって事だネ」
彼が「嫌い」と言った言葉に、揚げ足を取る様にイタズラに微笑みながら返事をする。
ペニスを口に含まれると、身体がぶるりと震えた。
やはり彼の口淫が一番いい。
うっとりと熱の籠った息を吐いた瞬間、隣から男の悲鳴が上がった。
ジョーの声だ。
酷く錯乱しているのか、麗華ちゃんから目を逸らすようにして逃げようとしている。
「来るなっ!!やめろ!!麗華!!なんだこれは!!!!」
……左千夫クン、ジョーになんかしたな。
「かわいそー……何したの?」
【神功左千夫】
「その軽い頭も大嫌いです…、こんな面倒なことに巻き込まれるとこも嫌い、適当な性格も大嫌い、女好きなとこも、強請り上手なとこも、
……でも、僕は貴方自身を嫌いにはなれない」
ジュルジュルとペニスを吸い上げながら途中で唇を離し、告げて行く。
そう、結局僕は彼を嫌いにはなれないんだ。
ジョーの悲鳴が聞こえると一度視線をあちらに向ける。
ここからは通常通りにしか見えない。
しかし、今、ジョーが見ている三条麗華は片腕が無く、血みどろで、片眼も飛び出して、脳みそすら垂れ流し、女性器も真っ赤であろう。
「スプラッタ。彼が嫌いなジャンルだそうです。
そういう性癖も有りますので、三条麗華をそんな状態にしてみました。」
僕は一度顔を上げると、脱力している九鬼の両手をベッドヘッドに手錠で結ぶ。
そして、無表情のまま九鬼にアイマスクをしてしまう。
「九鬼。僕、六回もイける自信が無いので我慢して下さい。」
それだけ告げると、僕はまた彼の下半身に戻る。
道具の中からローションを見つけると彼の足を大きく開かせ両手で丁寧に揉んでからアナルの入口へと塗りつけた。
手っ取り早くイかせるには矢張りここを刺激するのがいい。
【神功左千夫】
「駄目ですよ…。麗華ちゃんにおねだり出来なかった九鬼さんは、このままです。」
どうやら九鬼も射精してしまったようだ。
これで僕達の差は5ポイント。
彼らがこの後の行為でイかなければの話だが。
後、二人合計で六回射精すれば、勝てる。
と、言いたいところだが既に僕は満身創痍だ。
ジョーが三条麗華を横抱きにして先程僕達が居たベッドへと向かう。
チラッとこちらを見たジョーと視線があった。
その時に既に僕の能力は発動していた。
そして、絡んでいる手を握り締める様にして僕は置き上がった。
「……九鬼、起きれないのですか?」
どうやら、九鬼は何かの能力に掛ったままのようだった。
僕は大きく溜息をつきながら九鬼の足の間へと入っていく。
「貴方のそういう抜けてるとこ、僕嫌いです。」
何だろうか、このふつふつとした感情は。
僕は表情無く九鬼のペニスを口で頬張っていった。
【九鬼】
やはり能力は解いてくれないか。
まぁ普通ならこのままの状態にしておく方が、相手にとっては好都合だ。
「うん、起きれない。介抱して~」
足の間に入りこんだ左千夫クンへと甘ったるい声を出す。
どうしようも無いので、ボクも能力を使うしかないだろう。
「……じゃあ抜けてる所以外は好きって事だネ」
彼が「嫌い」と言った言葉に、揚げ足を取る様にイタズラに微笑みながら返事をする。
ペニスを口に含まれると、身体がぶるりと震えた。
やはり彼の口淫が一番いい。
うっとりと熱の籠った息を吐いた瞬間、隣から男の悲鳴が上がった。
ジョーの声だ。
酷く錯乱しているのか、麗華ちゃんから目を逸らすようにして逃げようとしている。
「来るなっ!!やめろ!!麗華!!なんだこれは!!!!」
……左千夫クン、ジョーになんかしたな。
「かわいそー……何したの?」
【神功左千夫】
「その軽い頭も大嫌いです…、こんな面倒なことに巻き込まれるとこも嫌い、適当な性格も大嫌い、女好きなとこも、強請り上手なとこも、
……でも、僕は貴方自身を嫌いにはなれない」
ジュルジュルとペニスを吸い上げながら途中で唇を離し、告げて行く。
そう、結局僕は彼を嫌いにはなれないんだ。
ジョーの悲鳴が聞こえると一度視線をあちらに向ける。
ここからは通常通りにしか見えない。
しかし、今、ジョーが見ている三条麗華は片腕が無く、血みどろで、片眼も飛び出して、脳みそすら垂れ流し、女性器も真っ赤であろう。
「スプラッタ。彼が嫌いなジャンルだそうです。
そういう性癖も有りますので、三条麗華をそんな状態にしてみました。」
僕は一度顔を上げると、脱力している九鬼の両手をベッドヘッドに手錠で結ぶ。
そして、無表情のまま九鬼にアイマスクをしてしまう。
「九鬼。僕、六回もイける自信が無いので我慢して下さい。」
それだけ告げると、僕はまた彼の下半身に戻る。
道具の中からローションを見つけると彼の足を大きく開かせ両手で丁寧に揉んでからアナルの入口へと塗りつけた。
手っ取り早くイかせるには矢張りここを刺激するのがいい。
0
お気に入りに追加
312
あなたにおすすめの小説

美形×平凡の子供の話
めちゅう
BL
美形公爵アーノルドとその妻で平凡顔のエーリンの間に生まれた双子はエリック、エラと名付けられた。エリックはアーノルドに似た美形、エラはエーリンに似た平凡顔。平凡なエラに幸せはあるのか?
──────────────────
お読みくださりありがとうございます。
お楽しみいただけましたら幸いです。


いっぱい命じて〜無自覚SubはヤンキーDomに甘えたい〜
きよひ
BL
無愛想な高一Domヤンキー×Subの自覚がない高三サッカー部員
Normalの諏訪大輝は近頃、謎の体調不良に悩まされていた。
そんな折に出会った金髪の一年生、甘井呂翔。
初めて会った瞬間から甘井呂に惹かれるものがあった諏訪は、Domである彼がPlayする様子を覗き見てしまう。
甘井呂に優しく支配されるSubに自分を重ねて胸を熱くしたことに戸惑う諏訪だが……。
第二性に振り回されながらも、互いだけを求め合うようになる青春の物語。
※現代ベースのDom/Subユニバースの世界観(独自解釈・オリジナル要素あり)
※不良の喧嘩描写、イジメ描写有り
初日は5話更新、翌日からは2話ずつ更新の予定です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?


【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる