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過去編
地区『性』戦①
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[chapter:【地区『性』戦①】]
【神功左千夫】
今日は僕はイデアから任された特別な任務についていた。
その帰り、高校に向かっている途中だった。
九鬼と、その九鬼と対峙している男女の姿が見えた。
品の良い、セミロングの女性がこちらを見て微笑んでいた。
僕のブレスレッドは言うまでもなく警告音を響かせている。
「こんにちわ神功さん。お久しぶりですね。」
「お久しぶりです、三条麗華さん。貴方も地区聖戦に参加されていたのですね。」
「はい。今調度、九鬼さんに勝負を挑んでいたところです。」
「そうですか、それでは、愛輝凪会長神功左千夫、この勝負に助太刀を申し入れます。」
相手が二人だったので不要かと思ったが一応助太刀宣言をしておいた。
これ以上愛輝凪のポイントを減らしたくないと言うことも有ったが。
僕達の周りに結界がはられて行く。
敵のもう一人の名前はジョーっとだけ表示されていた。
コードネームを使っての参加だろう。
特殊戦闘とだけ明記されたこの戦いに僕が参加したことを後悔するのはこの後直ぐのことだった。
【九鬼】
「左千夫クーン来てくれたんだ!助かった~!!」
左千夫クンが助太刀で参戦してくれるようだ。
この競技の内容が内容だったので、どうしようかと困っていたのだが、左千夫クンが来てくれたらボクは自分を酷使させなくて済む。
ボクの喜び様に、左千夫クンはまだ意味がわかっていないようだった。
「では、先ほど通達した競技内容でよろしいですね?」
「もちろん!!」
三条ちゃんが薄らと微笑むと、ボクは親指を立てて大きく頷いた。
左千夫クンと向き合うと、少し眉を顰めてボクを見ている。
一応説明しておかなければと思い、彼の肩へと両手を置いた。
「……今から、散々イってもらうから♪」
それだけ告げると、口角をあげて笑みを零し、彼を軽く抱きしめた。
【神功左千夫】
三条とは財閥の一つであり、彼女は由緒正しきお嬢様だ。
きっと三条だけではなく金持ち関係の子はこの戦いに参加させられているのだろうと思うと複雑な気分になった。
そんな感傷に浸っている間に話が進んでいく。
この競技は特殊戦闘とだけ表記されていたので九鬼に詳しく聞かなければならない。
その時に彼から落ちた言葉に瞠目した。
いく?
行く、逝く、往く、イ…く?
軽い抱擁の後首に何か装置を付けられた。
そして、ヒューマノイドがあたり一帯に大人の玩具をばらまいていく。
しかもベッドが用意されていった。
ベビードールを着た、小悪魔ッぽいヒューマノイドがルールを説明していく。
「二対二になったので、初めの二時間は自分のパートナ、そして、次の一時間は相手のパートナーを交換。
ここはまた詳しく言うわね。で、最後の一時間はまた自分のパートナーに戻る。それじゃあ、始めるよ♪レディーGO☆」
待て…まだ心の準備が。
いや、これっぽっちも目の間の九鬼から視線を外しながら棄権しようかと本気で悩んだ。
【神功左千夫】
今日は僕はイデアから任された特別な任務についていた。
その帰り、高校に向かっている途中だった。
九鬼と、その九鬼と対峙している男女の姿が見えた。
品の良い、セミロングの女性がこちらを見て微笑んでいた。
僕のブレスレッドは言うまでもなく警告音を響かせている。
「こんにちわ神功さん。お久しぶりですね。」
「お久しぶりです、三条麗華さん。貴方も地区聖戦に参加されていたのですね。」
「はい。今調度、九鬼さんに勝負を挑んでいたところです。」
「そうですか、それでは、愛輝凪会長神功左千夫、この勝負に助太刀を申し入れます。」
相手が二人だったので不要かと思ったが一応助太刀宣言をしておいた。
これ以上愛輝凪のポイントを減らしたくないと言うことも有ったが。
僕達の周りに結界がはられて行く。
敵のもう一人の名前はジョーっとだけ表示されていた。
コードネームを使っての参加だろう。
特殊戦闘とだけ明記されたこの戦いに僕が参加したことを後悔するのはこの後直ぐのことだった。
【九鬼】
「左千夫クーン来てくれたんだ!助かった~!!」
左千夫クンが助太刀で参戦してくれるようだ。
この競技の内容が内容だったので、どうしようかと困っていたのだが、左千夫クンが来てくれたらボクは自分を酷使させなくて済む。
ボクの喜び様に、左千夫クンはまだ意味がわかっていないようだった。
「では、先ほど通達した競技内容でよろしいですね?」
「もちろん!!」
三条ちゃんが薄らと微笑むと、ボクは親指を立てて大きく頷いた。
左千夫クンと向き合うと、少し眉を顰めてボクを見ている。
一応説明しておかなければと思い、彼の肩へと両手を置いた。
「……今から、散々イってもらうから♪」
それだけ告げると、口角をあげて笑みを零し、彼を軽く抱きしめた。
【神功左千夫】
三条とは財閥の一つであり、彼女は由緒正しきお嬢様だ。
きっと三条だけではなく金持ち関係の子はこの戦いに参加させられているのだろうと思うと複雑な気分になった。
そんな感傷に浸っている間に話が進んでいく。
この競技は特殊戦闘とだけ表記されていたので九鬼に詳しく聞かなければならない。
その時に彼から落ちた言葉に瞠目した。
いく?
行く、逝く、往く、イ…く?
軽い抱擁の後首に何か装置を付けられた。
そして、ヒューマノイドがあたり一帯に大人の玩具をばらまいていく。
しかもベッドが用意されていった。
ベビードールを着た、小悪魔ッぽいヒューマノイドがルールを説明していく。
「二対二になったので、初めの二時間は自分のパートナ、そして、次の一時間は相手のパートナーを交換。
ここはまた詳しく言うわね。で、最後の一時間はまた自分のパートナーに戻る。それじゃあ、始めるよ♪レディーGO☆」
待て…まだ心の準備が。
いや、これっぽっちも目の間の九鬼から視線を外しながら棄権しようかと本気で悩んだ。
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