117 / 260
★★本編★★元戦闘奴隷なのに、チャイニーズマフィアの香主《跡取り》と原住民族の族長からの寵愛を受けて困っています
1
しおりを挟む虐められて気づいたけど僕の方が悪役令嬢【令息】だった
▲▲ sachio side ▲▲
昨日もいつも通り霊ヤラレ解消のセックスをして、今日もモーニングの準備から始まって少し遅めの休憩を取って業務に戻ろうとしたら……キッチンに引き摺り込まれた。
「………………!!?」
僕にこんな事を出来る奴は此処では一人しか居ない。
完全に気配も絶って、寧ろ厨房の一つの機械なんじゃ無いかって程壁に溶け込んでいる九鬼を思わず睨んだ。
「なにしてるんですか?」
「シーッ!シーッ!!気付かれるカラ……ッ!」
そう言って彼が死角から見上げた喫茶【シロフクロウ】の個室へと繋がる通路には絶世の美女が歩いていた。ただその視線は誰かを探しているかのように彷徨い、落ち着かない様子だった。
ピンクの髪の毛を三つ編みに結い、頭の高い位置で唐代風の中華二重お団子に綺麗に纏め上げている女性は服も仙女が着ているような漢服であった。体型も女性らしく大きな乳房とくびれた腰に男は誰でも二度見するような美貌だろうが、九鬼は目を背けていた。……美しさのみを取れば十分ストライクゾーンな筈なのだが。
「なんで、丹霞ちゃんがココ知ってるんダ……おかしい、ボクがココにいるのは龍鬼頭でも一部のニンゲンしか知らないはず……いのっち?いや、いのっちなら今こうやって来日していることを知らせてくれない訳無いだろうし……なんで来た?ゼッタイあの眼。ボクを探してる」
壁に同化しながらブツブツ言っているこの男はまさしく浮気現場がバレたかのような発言をしていて、そして其れを見ている僕は丹霞《だんしゃ》との名前にピンときた。確か九鬼の許嫁の名前が姚 丹霞である。成程、ならば彼女もマフィアの人間となるがそういった事が伺えない様子は流石といったところか。ただ少し服装が場違いな気もするが、婚約者に会いに来るのだから正装で来るのが当たり前かと肩を落としていると僕の胸元のボタンが飛び散った。
「──────!!?……なっ、に?」
「ゴメン、ちょーっと女の子に突貫工事♪左千夫クンじゃなくて、さっちゃん今からボクの恋人ネ~。ま、実際恋人なんだけど!」
「はぁ!?婚約者が来ているのでは?」
「んんんッ!?何で知って……。さっすが情報持ってるネ~。なら、助けて!ボクの為に修羅場に突っ込んで♪」
「い、意味が……!?って聞いてます!?あ゙!……ぃ、ぎょ、業務中に胸、裂くな……なんで、血が……!む、胸に塗らないでくだ……あ♡」
因みにカウンターを隔てた直ぐそこは喫茶店なのでかなり小声で会話をしている。そして、厨房にはキャストである巽くんが居るので物凄い白い目を向けられているのは分かっているが意図がわからないし、暴れもできないままピンキーリングを変形させた刃物で胸を横一文字に薄く裂かれるし、そのあとは九鬼も両掌を切り裂いてかなり多量出血させてから僕の胸を…………揉んだ。
べっとりと真っ赤な血液が胸へと張り付くが九鬼が〝能力〟を使ったようで赤い血の成分が僕の体内へと侵入していく。胸が熱い……途轍もなく熱いが違和感の方が凄い。
「あー、即興は難しそうだネ~。なら、シリコンバックで補うかな」
「……な、膨らんで……、……ッ」
「うんうん。見た目的には問題ないかな……後は感度───ッたい!もー殴らないでヨ!」
「何ですかこれは……、と、いいますか。僕この胸は多分維持が……」
「大丈夫、大丈夫~。丹霞ちゃん帰るまででいいから、で制服スリットロングスカートにして、エプロンは短く。そして、かるーくメイク♪完璧♪じゃ、あとヨロシク~なんで日本にきたか聞いといて~」
「は?……ちょっとこれは無理が……!」
「その辺は君のお得意の幻術でヨロシク♪ほら、ティータイムで混んできたからボクも頑張るから……!」
「な、まっ!……ぐ!!」
と、言った感じで二階の個室が並ぶスペースへ押し込まれた訳で……。
突貫工事との言葉のままに彼の〝体内創造〟の能力で胸は出来た。ただ、あの程度の血液量では乳房全てを造るのは不可能だったようで主に造ったのは皮膚だ。それにプラスして通常〝創造〟でキッチンにあるものでシリコンバッグの様なものを創り上げて整えると胸が出来た。大きさは小ぶりだが膨らみはでかい。巨乳よりは美乳と呼ばれるものだろうか。そこからの手際も完璧で制服も女物へと、そして化粧までされてしまうと……まぁ、女に見えなくはない。ここにプラス僕の幻術を足せば……。
頭を軽く振ると両側がアシンメトリーになっているピアスが揺れた。これでもう喫茶【シロフクロウ】の中は全てが僕のテリトリーである。僕はさながらモデル体型の女性といったところか。後は雰囲気と表情を女性に寄せれば完成で、姚 丹霞が入った個室をノックした。
「はい」
「失礼します、お待たせしま───」
「九鬼……!……す、すいません。彼の香りがしたので」
ジゥグゥイとは九鬼《くき》の中国での呼び名である。数名のボディーガードと一緒に部屋に居た姚 丹霞が僕の元へと走ってきた。……香り、……が移るほど一緒に居るつもりは無いのだが、いや毎日一緒に居るから生活用品は同じものを使ってはいる。だが、今日来たばかりの彼女がそれを分かるはずがないので根本的な体臭、フェロモンの事だろう。
どうするべきか、いや、九鬼は確か修羅場ってこいと言っていたので此処は……
「九鬼は僕の恋人ですがどうかなさいましたか?」
顔面に造形した笑顔を貼り付けながら告げた。
心がこんなにも冷めた笑顔を浮かべるのはいつぶりだろうか。
「九鬼の……恋人」
「はい、そうです。彼は今休憩中ですので呼んできましょうか?」
「い、いえ。お、お仕事の邪魔してはだめですので……」
「そうですか。それでは僕がご注文をお伺いしますね」
零れ落ちそうなくらい丸く大きな瞳が揺れた。けれどそれ以上は何も言われなかったので取り敢えずオーダーを通して厨房へと戻ると奥のそのまた奥に九鬼が居た。巽くんをフロアに出して彼がキッチンを回している様だったが僕が戻るなり飛んで来た。
「なんか言ってた?」
「まだ、聞けてません。一応僕が恋人だとは伝えました」
「え゙!?左千夫くん……じゃなくて、さっちゃんいきなりぶち込んだの?流石……ボクの恋人!」
「…………。取り敢えず日本にいらっしゃった理由を聞けばいいんですよね?」
「う、うん。だいたーいわかるけどそうしてくれると助かる……カナ?」
「分かりました」
人の恋路には首をつっこまない主義だが、喫茶【シロフクロウ】の中なので仕方がない。
九鬼が遊び人なのは中国でも日本でも有名な事なので許嫁が知らない訳は無いと思うのだが。
この喫茶店の中でも一番高級なコーヒーとケーキのセットをトレイに乗せて2階の個室へと運ぶと失礼の無い様に配膳する。
「お待たせしました。ケーキセットです」
「あの、少しよろしいですか?」
すると、彼女がボディーガードに外に出るように指示していたので……やはり、始まるのか……修羅場が。
流石に外は目立つので直ぐ横の個室が空いていた為付き人には其方を案内すると彼女が居る個室へと戻った。
「あ、あなたは九鬼の恋人と言ってましたが、……その、彼にはフィアンセがいる事はご、ごぞんじなのでしょうか?」
来た。
割とどっ直球な質問だ。結論は「なぜ、彼女が日本に来たか」に繋げたいので僕は頭の中で言葉を組み立てる。
「はい。知っていますよ。けれど親同士が決めた仲だとお聞きしております。今は一番僕のことが好きだと。ですから、恋人で居させて貰ってます」
「…………ッ!!そ、そのフィアンセは私なのです!」
「嗚呼、成程。道理でお綺麗な訳ですね……でも、残念ですね」
ルート的にはこれであってる。これが一番早く九鬼が求めている回答に辿り着く。だが、此れは……このルートは。
そして僕は悪役さながらの人を見下した微笑を浮かべて綺麗に整っている彼女を見つめた。
「今、彼は僕のことを愛してますのでどうぞお引き取りください」
「…………ッ!?そんな……。ヒドイ。せっかく九鬼が誰とも遊んでないとの噂をききつけてとんできたのに……やっと、私と身を固める覚悟が出来たのかと……!」
「残念ですがそれは僕という恋人が出来たからです。彼は今は僕以外には興味が無いですから……」
「……ッあなたの体からは九鬼の匂いが致します。か、彼は本命は結婚するまで抱かない主義と言ってらしたので、あなたは遊ばれているだけなんですよ……!」
「それは、それはご忠告有難うございます。政略結婚の時期はまだ先の筈です。それまで九鬼は僕の恋人です。所詮親が決めた話なのですから彼の意思はそこにはありませんよ」
「……でも彼は……!!」
「すいません、他のお客様に呼ばれたので失礼致します」
かわいい顔が台無しになるほどに目を見開いて瞳を揺らす姚 丹霞の様子は可憐な女性そのものであった。整った顔はやはり歪んでも映画のように見れてしまうな、と思考の何処かで考えると同時に……よくよく考えなくてもどう考えたって僕が悪者であった。一般的に婚約者が居る相手と毎日セックスしているということ自体がまず倫理的にアウトだ。そして、あの様子じゃ姚 丹霞は九鬼のことを愛しているようだった。となると、ただの政略結婚の相手だけでは終わらなくなる訳で…………何度考えても今流行りの悪役令嬢という言葉が今の僕にピッタリと当てはまった。本当は男なので悪役令息だが。後……───。
『本命は結婚するまで抱かない主義』と言うのは初めて聞いた真実なのだが毎回の事ながらこの手の九鬼の情報は裏切られたと言う思いは全くなく、しっくりと僕の心に染み渡っていく。
▽▽ KUKi side ▽▽
姚 丹霞はボクの許嫁である。
勿論占い師のババァが勝手に連れてきた政略結婚の相手だ。
愛なんてそこには存在しないし、日々どうやって破棄してやろうかと考えてるケドまだ色々準備が整ってないだけである。整形顔ではあるがかなりの美女だ。ボクは左千夫クンを見つけるまでは割と無節操だったんだけど、彼女だけは抱いていない。
なんとなく、箱入り娘でもあるので抱いたら全てが終わりそうな気がしたからだ。兎に角穏便にことを済ませて中国に帰ってもらうのが一番いい。親がきめた政略結婚の日取りはまだまだ先なので早期決戦を仕掛ける必要はない。
ゼッタイ嫌がると思ったんだけど左千夫クンはボクの言う通りに動いて姚 丹霞と修羅場ってる。この辺のメンタルの強さは異常である。いつも通りに優雅に歩いて戻ってくる左千夫クンは相変わらずであったがボクを見た瞬間〝無〟表情になった。……この時の彼の感情は全く分からない。
「貴方が誰とも遊んでないとの噂を聞いて、自分と身を固めるつもりになったと思い中国から遥々いらしたそうですが?」
「そ、それが理由!?……って言うかなんでボクが遊んでないの中国の丹霞ちゃんまで知ってるの……!?」
「その理由は分かりませんが……。一応、九鬼は今現在僕の恋人で愛し合ってるのでお引き取りください。と、伝えましたが良かったですか?」
「……………………え?」
目の前の左千夫クンはものッッッッッッ凄い冷めた顔をしていたけど彼から落ちた言葉の内容を何度も反芻した。
ボクと彼は恋人で、……愛し合ってる!!…………あの、この、こんなに冷めた顔して、ボクに表情のひとつも作ってくれない左千夫クンがボクの許嫁に、ボクと左千夫クンがラブラブイチャイチャの恋仲だと暴露したと言うのか!?いつも思うが本当に彼はボクの想像を軽く超えて行く、……そんなこと言われたら興奮して…………勃起!!───したら汚物でも見るような目で見下された。それがまた……いい!!
結局その日は丹霞ちゃんはボクに会うことなく去っていったがここからも問題が続く。
喫茶【シロフクロウ】のCLOSE作業を終えて、左千夫クンが敷地の幻術を解いた。女のさっちゃんが接客した相手には女装イベントデー的なものに置き換えてしまうだろう。そして他のキャストはこういった非現実な出来事は日常茶飯事なので驚きもしない。そこは問題は無いが別の問題はまだある。
ボクたちを除いたキャストが共同ルームにへと上がると、ボクと二人になった左千夫くんは厨房の包丁を手にした。
このまま、ボクが刺し殺されるとかそう言うことでは無いがその包丁を上から掴む。
「ストーップ!!」
「?……なぜ止めるんですか?」
「ゼッタイそれ胸取ろうとしてるよね……!?まだだって、ボクの許嫁だよ~そんな直ぐ帰ると思う?」
「……此れは……。そうですね、貴方の許嫁でした。マフィア関係の方ですよね?」
「そそ、結構でっかい勢力のとこ~。で、左千夫……さっちゃんも分かる通り監視されてる訳。これ、昔からそうなんだけど本当にボクの相手が君だけなのか見てると思うんだよネ~。昔もこうやってよく監視されながら遊び回ってたから♪」
「なら、その時同様に遊び回ればいいのでは?」
「え~、さっちゃん『九鬼は今、私にベタ惚れなんで、さっさと帰れこの当て馬ヤロウ』っていっちゃったんでショ?その辺矛盾したらさ、滞在長引くのは賢い君ならわかるよネ?」
「……く……、別の路線で行くべきでしたね」
「だからさ……」
左千夫くんの細い腰に腕を回して抱き寄せる。
丹霞ちゃんの部下が外から見張っている人前でこんな事が出来るなんてかなーりツイテイル。そして左千夫くんも喫茶【シロフクロウ】の周りにマフィアの幹部がずっと居る事は好ましく無いので抵抗出来なくて、無防備な口紅を塗った赤い唇に深くボクの唇を重ねた。
▲▲ sachio side ▲▲
とんでも無いことになってしまった。
僕は暫くこのハリボテの胸と生活をしなければならないらしい。
ハッキリ言って重いし、動きづらい。体内に創造された膣みたいには定着するのは難しそうだった。維持するのも割と神経を使う。
喫茶【シロフクロウ】はイベントの日が多いので、今日来たお客様の記憶はマスター女装DAYイベントにでも置き換えようと思ったが、こうなってしまうとWEEKイベントにする必要があるが仕方ない。人に見られながらするキスは好きでは無いが姚 丹霞の付き人の記憶は後で消してしまうので問題は無い。彼らは既に僕の幻術に堕ちているのだから。
九鬼とのキスを恋人のキスのように見せつけるため首に手を回して、何度も啄んで舌を絡め、じゅ……と音を立てて吸い付いてやる。彼の唇が僕のルージュで真っ赤に染まった頃合いで唇を引いて妖艶に微笑みを浮かべる。勿論此れは九鬼に対して浮かべている訳でなく、僕達を監視している相手に見せつけているだけだ。
九鬼も其れはわかっている…………と思ったのだが、とてつもなく興奮した男の眼差しが僕に向けられてそのまま抱き抱えられると一階にある応接室へと運び込まれた。
「え?な……」
「今のは左千夫……さっちゃんのせい!……あ。悪いケドさっちゃん暫く応接室ネ?」
「な……ぜ?」
「ンー、昔丹霞ちゃんに部屋に行ってみたいって言われた時に本命の子は結婚してからじゃないと部屋にあげないって言っちゃったカラ~」
「わかりました……」
「ボク達二人とも大きから暫く手狭だケド……よろしくネ~」
は…………?
横抱きにされて応接室の中に隣接している客用のベッド室へと運び込まれる。ここに運ばれる意味も分からないがそれ以上に九鬼が言った言葉が理解できなかった。
「僕だけ此処に居ればいいんですよね?」
「へ?何言ってんのボクも一緒に決まってるでしょ~両思いなんだから♪本当は本命だから部屋に連れて行きたいんだけど……いやーな予感がするカラ、丹霞ちゃんが帰るまではココと、後は倉庫くらいカナ♪」
「ちょっと、待ってください……思考が追いつきません……、ちょ、しかもどこ触って」
柔らかいがいつもよりはかなり手狭なベッドに連れてこられてそのまま制服のボタンを九鬼が外していく。
勿論視線を感じる。外からの視線をヒシヒシと感じる中見上げた九鬼は僕のルージュで真っ赤に染まった唇を舌舐めずりしていた。
「合意視姦プレイもたまにはイイネ♪」
今日ほど目の前の男に殺意を覚えた事はあるだろうか、と自問するだけ無駄であった。
▽▽ KUKi side ▽▽
ワザとやってるのはわかっているが、だからって興奮しないって言うのは直結しない。
と、言うか左千夫クンならなんでも興奮するんだからコレは彼が悪い。
狭いベッドに転がすとかなーり複雑そうな顔をしていたけど殴られたり、蹴られらりはしなかった。
それを了承の意として事を進めていく。女性用にウエイトのくびれを強調させるように作り直した制服のボタンを外し、左千夫クンの胸のところに穴が空いたその隙間から手を侵入させていく。いつもと違い、たわわなおっぱいがそこにはあるが紛い物でも皮膚はちゃんと造ったので感覚はあるだろう。
「九鬼……待って、シャワー浴びて無い」
「え~、さっちゃんそんなキャラじゃ無いでしょ?オフィスラブしちゃうようなタイプなんだカラ♪」
「……ッ、でも……ぁ…………」
「おまんこだけにしといてアゲルカラ、ね?ほら、胸、どう?」
「普通に嫌なんですが……。ッ、も、捥げそう……です」
「そ、ソレは困るナ……やっぱ丁寧に造らないとエッチには対応しないのか……でも、ココは……どう?」
「あ♡……な……!?なんで、そこだけ……!」
「ん?乳首だけ丁寧に造ったカラ♡」
「~~~~ッ!!!死ねッ!!」
「ほらほら、あんまりおっきい声出したら男ってバレちゃうよ?」
「誰のせ……はぁ♡」
▲▲ sachio side ▲▲
ゆっくりと作り物の乳房を服の上から揉まれると其れは捥げそうと言う感覚が一番あっていたのだが乳首だけは違った。普段の男の時の胸とまったく同じ感じ方をするのにいつもより感じる面積が大きくて腰が浮いてしまう。
ハイネックの胸の穴が空いている部分を無理矢理伸ばしてそこから双方の乳房を露わにされてしまった。九鬼が造ったブラジャーはフロントホックだった為簡単に外されてしまう。僕の視界に女性のおっぱいが入る違和感と九鬼がそれを揉んでいる日常に思考が錯乱してくる。
胸があったら挨拶がわりに揉む、が、許されているのが九鬼である。普通ならセクハラだ。勿論喫茶【シロフクロウ】では遠慮してもらっている。それを今彼が僕に……。
膨らみを外から、外からゆっくりとその柔らかさを僕まで伝えるかのように優しく揉まれる。ツンっと自然に先端の突起が固さを持っていくが焦らすように乳輪を辿り、張りのある肌を愉しむ様な指遣いが続く。
そして僕の肌がしっとりと汗ばんできた頃合いできゅっと先端を摘まれると背中が浮いた。
「は…………♡ん…………」
「はぁ、……この前調教して胸、感じるようにしといて正解だったネ?」
「本当に余計な事を……ッ、~~~~ぅ、吸ったら……ッんん!!♡」
「ん、ちゅぅ……乳首の面積、男のときより大きから、感じる?……はぁ、でもオンナノコにしたら小さめだけどネ」
「んん……十分感じる……ジンジンするから、優しくッ♡」
「ん。了解★」
矢張り視覚が倒錯的過ぎて酔いそうになる。
本当に九鬼の女になってしまった気がして嫌になってくる。しかも、しかも見られているので破廉恥に振る舞う必要もあって。毎日彼とセックスしてますと見せつける必要がある。いや、実際にやってることはヤってるんだが。
男の体であっても、女の体であっても九鬼の愛撫は的確に僕の熱を誘って、片方の乳首を唇で挟みながら先端を舌で舐って、もう片方は指の腹で撫でていた。すると自動的に片腕が空くのでスカートのスリットから手を忍ばせて、女性の下着から既にはみ出てしまっている…………陰茎を扱かれた。
「は?♡…………そこ、そこはッ♡」
「暴れたらバレるヨ~、ロングスカートで見えないから大丈夫♪ほら、どう?オンナノコの胸と、アソコ♪」
「はっ、ぅ♡混乱して♡♡あ、あ♡♡」
「気持ちよさそう……はぁ、ボクのも触って……」
胸を揉みながら服の中で陰茎を裏筋のプリンスアルバートピアスごと扱かれる。慣れた快楽があがると自然と其方にのめり込み、僕もされるがままは好きでは無いので言われた通り九鬼のズボンに手を伸ばしバックルを外すと彼の匂いが色濃く残る性器を引き摺り出して揉むように扱き上げる。
お互いに暫く陰茎を扱きあい、九鬼はずっと胸を舐めていたが、カリっと歯が立った瞬間僕の限界が来た。
「ッ、出る……は、ぁ♡イく……んんん♡」
ビュルっとロングスカートの中で、女として振る舞っているのに精液を吐き出す事はとても背徳的に思えて腰を震わせながら柔らかく扱く手付きのままに長い射精を続ける。はぁ、……ととても気持ちよくて快楽に染まった瞳で九鬼を見ると自然と目が合った。
▽▽ KUKI side ▽▽
ホントにオンナを抱いてると錯覚してしまうくらいにボクの恋人は妖艶だった。こんなに女性らしくもなってしまう事を改めて知った。ホントのホントに飽きる事のない魅力にかなり不安になる。今この部屋を覗き見してるヤロウも興奮し過ぎて自慰をおっ始めてるとこだろう。
着衣はこれ以上は崩せないので面積を少なく造ったランジェリーをずらすようにして膣口を確かめる。既に入口はぐちゅぐちゅに濡れそぼっていたがそこでは無く陰嚢の下に隠れている陰核へと左千夫クンの精液で濡れた指を伸ばす。
「さっちゃんってドMだよネ~……痛いほうが感じるんじゃない?」
「違う……ッ……ッん、あ♡そこ、……ぅ、気持ちいい……」
「………………ッ、ちょ、反則なんだけど……!それ!」
「……ぅ……久々だから……敏感に……っんんん♡」
確かに、確かに。最近は霊ヤラレ解消の為の男の彼とのアナルセックスしかしてなかったけど!それにしたってこれは卑猥過ぎる。ロングスカートで上手く恥部を隠しながら左千夫クンは大きく脚を広げていた。中を見なくてもボクは彼の陰部は覚えているので問題ない親指と人差し指で摘むように陰核を刺激していたがソレをクリトリスの根本に付けているピアスに押し付けるように親指で押し潰して左右に擦る。そして同時にトロットロの膣内に指を二本入れてしまってバラバラと動かした。
シャワーも浴びていないので左千夫クンの匂いに酔いそうでボクの興奮がヤバイ。胸の谷間ちゅっ♡と吸い付くと沢山キスマークを刻んでいった。左千夫クンがずっと扱いてくれている性器は既に臨戦態勢を通り越してバキバキでピアスが引っ張って痛いくらいだったが、もう少しこの誘うように収縮する内襞を指で楽しみたくて気を散らすためにキスマークを刻みながらGスポットを押し上げて擦った。
「う♡うー♡ッッンン♡九鬼ぃ……く、きぃ♡」
「ぅ゙……いつもそんなふうに呼んでくれないのに……ッ」
「だ……ッて、……ッ貴方がオンナになれって、恋人になれって……だから僕……勘違い……してッ♡……はぁ、頭が、勘違い……を起こして……ッ、あ♡♡」
膣の中をバラバラと擦っているとビクンッ♡ビクンッ♡と左千夫くんの体は何度も跳ねて軽くイっているようだった。色々な事が重なって感度が上がっているのか、いつもは言わないだけでちゃんと感じてくれてるのかは分からなかったが普通の愛撫でこんなに反応してくれたらオトコは単純なので調子に乗る。グリュっと指を押し込んで、掌で陰嚢を持ち上げ、クリトリスを押しつぶしてグチュングチュングチュン♡♡♡と陰嚢を震わせながら膣内を激しく掻き回す。すると左千夫クンは上体を起こしてきて首を横に振っていた。
「だ、ぁ♡♡♡め、です、出るッ♡♡♡はぁ、だめ、だめっ♡♡♡」
「もう何回も出てるから……ほら見てる人もいるんだからサービスサービス♡」
「や、これは、……他の人に見られたく…………ッんんんんん♡♡♡♡」
めちゃくちゃ可愛いこと言いながら左千夫クンは盛大に潮吹きしたけどロングスカートの中なので全て布に吸い取られていって残念だった。ぐちゅ、ぐちゅ……と手の動きをゆっくりにしていくとはぁ……と大きく息を抜いて起き上がってきた。何をするのかと思ったらボクに跨って、既にエラが膨らみきっているボクのペニスを軽く絶頂したばかりの膣に宛てがっていた。
「え?……さ、ち、……っ、さっちゃん……?」
「見られたくないって……言ったのに……っ、ふ、ああああ♡あん…………」
「す、スカートの中だか……らっ、っ、……あ、中締まって」
「ふ、……ッ……ッッんんん♡」
アナルセックスの騎乗位はたまにやってくれるけど、女性器のセックスの騎乗位を進んでされる事はほぼ無いのでボクは更に興奮した。
喫茶【シロフクロウ】の制服が乱れて、形の良い胸だけが外に放り出されて上下に揺れる。艶めかしい白く妖艶な肢体を持て余して、眉を下げながらも口角は静かに上げて、ボクの陰茎を濡れた膣が貪っていく。
「─────ッッッん♡…………く、はぁ……出ちゃう、出ちゃう……ッ」
「は、……ッん♡はぁ……おっき、……い」
「おっきいのイイでしょ?さっちゃん……の、あけてくれたピアスで、ほら、裏側から表側まで……ッ!」
「あ……ん♡う、動いたらッ……我慢できなくッッッ」
下から突き上げるとたゆん♡と形のいい胸が上下揺れた。両手で確りと支えて指先でコリコリと先端を擦ると甘い声がひっきりなしに漏れる。声が外まで聞こえそうだが左千夫クンがこれだけ乱れているって事はボク達を監視してるオトコは既に左千夫クンの〝精神〟の能力に侵されているので、逆に聞かせてやって調度いい。と、言うのはいい訳だ。これ、我慢できるやつ居ないと思う。
陰茎はスカートに隠れているが細いだが鍛えられた両足はスリットから惜しみなくボクの視界に晒されて、腰をくねらせて絶妙なタッチでボクの息子を根本から先端まで膣で舐る技術はハッキリ言って性奴隷よりも卓越している。自分がジッとしているのにこんなにも興奮するのは左千夫クンしかなくて、乱れて感じてる様を見て壊したくなるほど興奮する。まあ、それが勢い余ってよく壊すんだけど。
「さっちゃん…………好き…………愛してるッ……はっ」
「っんんんん♡あ、っ♡はぁ、んん……ふっ、……あぁ♡♡」
好きと告げるとキュぅぅっ♡と中が返事をするように締め上げてくるのはアナルセックスも膣内も同じだ。胸の先端ばかり弄っていると腰使いが乱れて、苦しそうに呼吸を始めたので、パツンっ♡♡と下から思いっきり突き上げてあげると背中を撓らせて射精なしの絶頂をしたようで中が怪しく蠢いた。
「……ッ……あああああっ♡♡……はぁ、少し待って……イきましたっ♡」
「残念っ……ボクまだイッて無い……っっん」
「うはぁあ♡奥、ゴリって……っっっっ!♡開かれてっっっ♡♡♡く、んん♡♡」
「はぁ、きもちっ……ッ゙、……く、搾り取られるっ」
「……ぁ、待って、……少し、すこ……う、胸がっ引っ張られてっ」
寝転んでいた自分の上半身を起こして座位の騎乗位に変えると細い腰を掴んで下から体が浮くほど突き上げてやる。胸の形が歪むほど揺れると取れそうなのか、左千夫クンは両腕を胸の下に入れて自分を抱き締めるようにして支えていた。まぁ、そうすると色々無防備になるので突き上げながらロングスカートの中の陰茎のピアスに手を伸ばして、能力で尿道の中へと長くして、鈴口から出た部分を握ると長くしながら更に押し入れるというダブルの摩擦を与えてやると目を見開いていた。
「……そ、そこっ……!!」
「変に動いたら、バレるし危ないからねぇ~」
「あっ♡♡待って……っっっん、す、すぐ、すぐにイってしまうッ」
「だめ……、イかすのが目的だから……ッ。は、締め付けえっぐい……ッ」
膣の中からも前立腺とGスポットを抉ってやり、尿道からも排出しようとする動きに逆らって、指輪の金属を作り変えたブジーをどんどん押し進めて行く。外尿道括約筋を無理矢理広げて膀胱手前まで来たところに前立腺はある。外括約筋はペニス側に繋がる尿道とクリトリスの下に繋がる尿道と別だがこの前立腺部分は一本に統一されておりしかも左千夫クンがとても感じる場所である。尿道の内部からクリの付け根、前立腺、そしてこちら側に押しつぶされているGスポット全てを擦りあげる。
「ッッ゙ッ゙ッ゙あ゙!ああああっっっっん♡♡♡」
自分を抱きしめながら左千夫クンは凄い声を上げながら絶頂した。これが堪らなくてやめられない。首を振って目を見開いてるのは逆効果だ。
「だ、だめ、で、す♡幻術が……ッ♡♡」
「ほら、ちゃんと能力にも集中して、セックスに集中しないと……バレるよ?いつもより感度良いんじゃない?見られて興奮してるよね?変態で……ドMだよネ……さっちゃんって♪」
「まっ、まだ、また、入っていっ……て、あ、あああああっ♡っんんん♡♡」
「ほら、こっちも……ッ」
「あ、奥の子宮の入口……ッ抉らないで……っんん♡♡」
「はぁ………………そんな、締めちゃう子にはお仕置き……ッ」
「ッ゙ッ゙ッ゙ッ゙ッ゙ッ゙んんんん♡♡♡だめ、だめ、そっち、焼けるッ♡はぁ、戻ってッッッモラ、漏らすッ♡」
「漏らしてもいいけど片付け大変だヨ?」
「や、やだ、……だめ、ば、バレッ♡♡♡」
「だから、イくだけにしとこうネ~」
「は、ぁああああっ♡♡♡んん♡♡♡」
ズリぃぃぃとブジーで余すことなくチンコの尿道を擦るたびに全身が震えている。本当にこの内側は彼の弱点であり感じる部分でもあるようだ、何回かズリぃぃぃとズリぃぃぃと擦っていると背中を撓らせたり、横に倒れそうになったりしていたが結局はボクにしなだれ掛かる形に落ち着いて、形のいい胸が押し付けられて、ボクからもギュッ抱きしめた。
「我爱你……朱華」
彼だけが聞こえる小さな声で耳元で伝えると全身が小さく震えていた。
「僕も、愛してる……」
濡れて掠れた声が返ってくるとボクも我慢の限界が来て、直ぐ目の前の乳首に噛み付いて、激しく腰を打ちつけながら上で乱れる左千夫クンを見上げた。
▲▲ sachio side ▲▲
「ッんんん♡」
激しく動かれると胸が離脱しそうな感覚がする。けどそれのせいで上にハリボテを乗せていて、僕本来の乳首が引っ張られるような感覚があるので変に感じる。意味のわからない快感は処理できなくてしかも人の視線を感じているのに除外も出来ない。見られている事を分かっているのに知らない振りをするのは更に自分を追い詰める事になって……。
ガリっと出来合いの胸に噛み付かれると普通に痛みを感じた。感覚神経を繋がれてしまっているようでギリギリと歯で乳首の先を刺激してくる悪戯な眼差しと僕の視線が絡んで緩く首を振る。尿道をグリグリされながら膣道を余す事なく擦り上げ、突き上げられてもう限界なのに腰の手が尻を広げて掴みながらアナルの入口を指で引っ掻かれるともう堪らなくて僕は背中を撓らせながら尿道のブジーの隙間から射精した。
「ふ、ぁあああ♡♡♡ん、んん♡……ッ、ん!」
「ッ、……ふっ、…………と、危なーい……はぁ」
九鬼も僕の膣口をこじ開ける様に深く挿入しながら射精したようで体を震わせていたが、僕が後ろにのけ反り過ぎたので其れを支えるように抱きしめられた。
そしてそのまま情けない顔をした九鬼が僕に口付けてくる。
「ん…………ッ……」
シャワーまで遠いというのに二人とも体液に塗れていてどうやって移動しようかと思ったらそのままこの男は立ち上がった。
「……ッ!!?な!に……して」
「え?シャワー浴びるでしょ?流石にそこまでは覗けないだろうし!それともココで服脱いじゃう?」
「バレる……そして、面倒になるから、いや……で」
「だから運んであげる~」
「~~ッ!!ば、っか、動くなッ♡♡」
「さっちゃん、胸押し付けてきてやらし~♪お風呂でもいっぱい可愛がってあげるね♡」
「は、ま、なか、……擦れ……んん♡」
結局駅弁のまま九鬼は3階の倉庫にあるシャワー室に向かった。エレベーターで他のキャストに会わないかヒヤヒヤしたがこの時間には全員私室に戻っているので大丈夫だった。
そして、口だけだと思っていたのにシャワー室でもたっぷりと中を愛撫されて、出来合いの胸のアフターケアまでされて人の視線を感じているのに彼の腕の中で眠ってしまった自分を次の日深く呪った。
0
お気に入りに追加
303
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
双葉病院小児病棟
moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。
病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。
この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。
すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。
メンタル面のケアも大事になってくる。
当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。
親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。
【集中して治療をして早く治す】
それがこの病院のモットーです。
※この物語はフィクションです。
実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
お兄ちゃんはお医者さん!?
すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。
如月 陽菜(きさらぎ ひな)
病院が苦手。
如月 陽菜の主治医。25歳。
高橋 翔平(たかはし しょうへい)
内科医の医師。
※このお話に出てくるものは
現実とは何の関係もございません。
※治療法、病名など
ほぼ知識なしで書かせて頂きました。
お楽しみください♪♪
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる