上 下
168 / 260
過去編

15

しおりを挟む
【神功左千夫】

「は……ぅ……ッ、ん!……あ、あ……んんん!ふ、ぁ?……んー、リン……?」

褒められるとそのまま体液を舐め切る。
美味しい筈が無いのに、まるで中毒症状に陥ったかのように夢中で舐めた。

リンが僕の背後に回ると少し嫌な予感がしたが、ライネスと同じように裏筋に掛けてを擦るだけだったのでホッとした。
その時だった。

「ッ!?あ、駄目、……や、それ、……挿れちゃ……はう、ぁ、あ、あ、あああっ!!!ぁあああああッ!!!」

腰はリンの両腕でがっちりホールドされている。
リンは上手く僕の胎内を細長く、芯のあるペニスを使って犯してきた。
撓りのあるペニスは抜けてしまいそうなのにそこは器用なのか執拗に奥へ奥へと入ってくる。

「奥……ッ、そんな、奥まで…挿れないで、……リン、……リンッ!」

九鬼の残った精液に頬をこすりつけるようにしながら喘いだ。
しかし、これだけされてもまだ僕は絶頂しなかった。
本当に辛くて、ガリガリとタイルを引っ掻いた。

【九鬼】

犬の交尾は長い。
これから先、左千夫クンはイけない身体のままリンに犯され続ける事になる。

「仲良しだネ~…左千夫クン気持ちよさそう」

結合した彼とリンを横で見ながら、ケラケラと笑った。
そのまま二人の側へと座ると、再び尿道バイブを手に取り彼の尿道口へと挿入していく。
スイッチを入れたり切ったりを繰り返しながら、喘ぎ苦しんでいる彼へと視線を移した。

「どう?リンのおちんちん。なかなか癖になるんじゃない?」

前立腺を徐に突いてやったが、これでもきっと彼はイけないだろう。
リンは息を荒げながら、がっしりと左千夫クンの腰にしがみ付き、涎を垂らしながら腰を振り乱している。

「……今なら君の能力解いてあげてもいいケド……どうする?」

犬の交尾は長くて1時間は要する。
その間大量の射精があり、このタイミングで彼を延々イかせるとどうなるのか興味があった。
もちろん左千夫クンはイけない状態を解放した後、絶頂し続ける事を知らないのだが。

【神功左千夫】

気持ちいい。
気持ち良過ぎるくらいだ。
腰に周る前足の爪が体に傷を付けるがそれすら快感だった。
口がふさがらないので流れる涎が止まらない。

「はぅッ!!ぁ、あ゛!!ひぃッ!!だめ、だッ……め、イかせて…あぐ!ひぅ!!ッ!!!ヒィ!!!ぁあああああッ!!!」

横で悠長に笑っている九鬼に顔を向け必死に言葉を紡ぐ。
上体は崩れ、尻だけ上げている状態になり、さらに尿道まで犯されると余力なんてものはなく、僕はギリギリタイルを引っ掻いた。

グイグイとリンのペニスを奥へと誘い込むようにアナルは収縮し、尿道もバイブにくらいつくかのように痙攣してるのにイけない。
全身から噴き出る汗はタイルをどんどん濡らして行った。
喉が渇いて死にそうだ。

叫びに叫んでいると、九鬼から漸く許しの言葉が落ちた。

「お、お願い……お願い……しま、ひぅ!!おねが、ぁああああああッ、リ……ん、待って、ッ!!!!」

次に待っている絶頂地獄の事など露知らず僕は必死に九鬼にお願いした。
その間もリンは僕に腰を打ち付けてくる為、声が掠れる。
その中でも九鬼の方へと額を擦り寄せながら僕は哀願する。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない

月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。 人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。 2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事) 。 誰も俺に気付いてはくれない。そう。 2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。 もう、全部どうでもよく感じた。

双葉病院小児病棟

moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。 病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。 この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。 すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。 メンタル面のケアも大事になってくる。 当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。 親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。 【集中して治療をして早く治す】 それがこの病院のモットーです。 ※この物語はフィクションです。 実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。

お兄ちゃんはお医者さん!?

すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。 如月 陽菜(きさらぎ ひな) 病院が苦手。 如月 陽菜の主治医。25歳。 高橋 翔平(たかはし しょうへい) 内科医の医師。 ※このお話に出てくるものは 現実とは何の関係もございません。 ※治療法、病名など ほぼ知識なしで書かせて頂きました。 お楽しみください♪♪

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!

霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。 でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。 けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。 同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。 そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?

月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~

真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。

処理中です...