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過去編(高校生)
那由多の仕返し②
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【千星那由多】
晴生はどうやら諦めてくれたようだった。
ちょっと悪かったかなとも思ったが、晴生が自分でボタンを外しだすと全て吹き飛んでしまった。
白い肌が露出されると、思わず喉が鳴る。
最初は男にこんなに興奮するなんて思ってもみなかった。…もう俺戻れないのかな。
そんなことも思ったが、曝け出された胸元へと手を宛てると、晴生を見つめる。
「ごめんな、我儘聞いてくれて」
晴生のシャツを肩から降ろしていく、薄暗い照明でも白さと身体のラインは目立った。
日本人ではないせいか、俺とは違うその身体にまた下半身は反応していた。
見慣れているはずなのに、なんだか今日はいつもと違って物凄く緊張してしまう。
【日当瀬晴生】
こんな時まで謝る彼に思わず苦笑を零してしまった。
千星さんが脱がせやすいように自分から腕を引き抜く。
それから自分のズボンも自ら脱いで行く。
同じ男なので裸を晒すことは普通の筈なのに俺はなんだかとても緊張していた。
少しだけペニスも熱を持っていて、小さく息を吐いた。
【千星那由多】
「…ん…っ………」
舌を絡めたり吸い上げたりと、濃厚なキスを繰り返していく。
触れ合う肌が妙にくすぐったい。
次は順番的に乳首を触ればいいのだろうか。
そう思いながら晴生の胸元へと手を伸ばすと、乳輪をゆっくりとなぞった後、尖っている乳首へと指先を触れさせる。
いつも自分がされているようなことをしてあげればいいのかと思い、軽く摘まんでみたり、指先で抑えたままぐりぐりと優しく撫でてやった。
ああ、どうしても自分がうまくできているかが気になってしまう。
一旦唇を離すと、晴生の反応を見ながら、顔の輪郭や鎖骨へと口づけていった。
【日当瀬晴生】
たどたどしい動きが逆にもどかしい。
これなら、いきなり突っ込まれた方がマシかもしれないと言うくらい、千星さんの行為は恥ずかしかった。
「――――ッ」
乳首を触られるのも妙な気分だ、思わず奥歯を噛みしめ声を押さえる。
こちらを向く千星さんと瞳が合うが正直微笑む余裕は無かった。
徐々に芯を持つ乳首はコリコリとした感触を自分にまで伝える。
それが、恥ずかしくて視線を逸らした。
「せ、ん、ぼしさん……そんなところ、…さわらなくて…いい、ですよ……挿、れちゃって、…くださ―――ッ」
降るキスもくすぐったい。
これなら、痛い方がマシだと俺は千星さんに声を掛けた。
【千星那由多】
やばい。エロい。晴生がエロい!!
恥ずかしそうに視線を逸らし、いつもと違う反応を見ると、何か新しいものに目覚めてしまいそうだ。
「…いっつも晴生だって俺にやってんだろ…」
もちろんすぐに挿れるだなんて事はしない。…仕返しなんだ、仕返し!
そう言うと、鎖骨から右の乳首へと舌を這わせていく。
左は爪先で引っ掻きながら、右は舌先でころころと転がし、徐々にピンと尖り始めた乳首に、わざと音を立てながら吸い付いた。
ほんとやばい、やばいやばい。
相手は男なんだけど…攻めるのも興奮するんだな、俺。
「乳首…晴生の味する…」
熱の籠った息を吐く様にそう小さく呟いた。
【日当瀬晴生】
「……く、……せん…ぼし、さ……はっ」
自分の味がすると言われて無理矢理にでもシャワーを浴びなかったことを後悔した。
しかも、千星さんがやる気満々になってきた気がする。
正直乳首が気持ちいいかどうかは良く分からなかったが、千星さんが雄の顔で俺に覆いかぶさってきていることに不覚にも興奮してしまった。
駄目だ、辛い。
俺は興奮を押さえようと大きく呼吸を繰り返し、彼の頭を軽く押した。
「そこばかり…やめて…下さい。」
更に俺のペニスは下着の中で膨らんだ。
【千星那由多】
軽く頭を押されると、乳首から口が離れる。
気持ちよくないんだろうか。…でも、嫌だと言われたら責めたくなってしまう気持ちがあるのも確かだった。
「…じゃあ、…ここがいいの?」
相変わらず恥ずかしそうな晴生を見ながら、下半身へと手を伸ばす。
触れるとペニスが膨らんでいることに気づき、更に俺の興奮が増したのがわかった。
「晴生…ちんこ勃ち始めてるじゃん…」
多分この時俺は小さく笑っていたと思う。
ぎゅっとペニスを掴んでやると、そのまま優しく揉んでやりながら晴生の耳元へと顔を落とした。
晴生の匂いを嗅ぎ、耳の形をなぞる様に舌を這わせると、俺のペニスも硬くなっていく。
自分は挿れる立場になっても変態だなと思ったが、そんな事をじっくり考える余裕も実際あまりなかった。
【日当瀬晴生】
千星さんの言葉に羞恥が煽られる。
これなら、自分で扱いてイったほうがマシかもしれない。
今すぐ色々叫びたい気持ちを押さえながら千星さんの愛撫を受ける。
「千星さんが…触ったら、流石に、そうなります。――ッん!」
耳たぶに舌が這うと息が引き攣る、敏感な其処に思わず小さく声が漏れた。
このままされてるままでは恥ずかしさに耐えきれなかった俺は千星さんのペニスも下着の上から扱き始めた。
【千星那由多】
「ちょ、…アッ……っん……!」
晴生に下着の上からペニスを扱かれると、思わず腰を引いてしまった。
扱かれるとなんだか流れがかわってしまいそうに思ったので、晴生の手を制止させる。
「…集中できなくなるから…ちんこ触るな!」
なんとも意味のわからない制止の仕方だが、晴生の恥ずかしい気持ちもわかる。
だからと言って弄られると俺の思考が違う方へと乱れてしまう。
晴生は困っていたようだが、構わずに顔を下半身へと落として行った。
下着の上からペニスを咥え、唇だけで上下で扱いた後、下着へと指をかける。
「ぬ、脱がすから…!」
そして徐にボクサーパンツを引っぺがしてやった。
【日当瀬晴生】
どうやら触らして貰えないらしい。
なんとも手持ち無沙汰だ。
そして、出来れば言わないで脱がしてほしい。
変な気恥かしさが募る。
下着の上を唇が滑ると自然とペニスが震える。
「……ど、どうぞ。」
露わになったペニスは既に完全に勃起しており。
変に焦らされた体は的確な刺激を求めていた。
【千星那由多】
完全に勃起したペニスが露わになると、胸が高鳴った。
ペニスと晴生を交互に見つめながら、息を飲む。
下着を足から抜いてやると、晴生は完全に裸になった。
畳の部屋に金髪の晴生というのは、なんともミスマッチな雰囲気で更に興奮が増していくのがわかる。
俺のペニスは下着の下からでもわかるほどに反り立っていた。
顔を股の間に持っていくと、太ももを支えるように足を曲げさせた。
そのまま何も言わずに勃起したペニスへと口づけを落とす。
裏筋を舌でなぞり上げながら先端に軽く吸い付いた後、大きく口を開き、喉奥まで一気に咥えてやった。
【日当瀬晴生】
そんなに性器と俺を見つめられても正直困る。
千星さんの興奮がこちらにまで伝わってきて自然と体に力が入った。
下着を抜きやすいように腰を上げる、何も纏わなくなると一気に不安になる。
足を開かされてしまったので視線を逸らした瞬間生温かさを感じた。
「あ、ちょっと、…千星さん!!きたない、ですから、…だめ、で…す。っ、ン」
抵抗が有り過ぎる。
それでも根元までペニスを咥えられると気持ち良くて、千星さんの頭を抱く様に体を丸めた。
妙な興奮が渦巻いて余り長く持ちそうにない、そんな気がする。
【千星那由多】
「んぅ、…っ……んッ」
汚いと言われてもやめるつもりは無かった。
頬を窄ませながら、上下に大きく抜き差ししていく。
反り立った晴生のペニスが咥内に感じられるだけで、アナルがきゅっと締まる。
これを…挿れたい……じゃない!今はそうじゃない!
今日は俺が挿れる側なの!!
違う思考に飛びそうになる自分を制止させながら、もっと晴生を嫌がらせるように、味わう様にペニスを頬張り、舌先で尿道口を弄ってやる。
もちろんシャワーを浴びてなくても味などしなかったが、シャワー後とは違う興奮があるのか、自分の息が荒くなっていくのがわかった。
そして陰嚢へと手を降ろしていくと、アナルを軽く刺激するように指で周りをなぞってやる。
【日当瀬晴生】
積極的な口淫に息が上がり始める。
もう駄目だと根を上げてしまいそうだった。
先走りが千星さんの中に零れたのが分かる、引き剥がしたかったが怒られるだろうと俺は髪を撫でるだけにした。
「は……ぅー……本当にッ、する…んですよね……」
決心がつかない俺はそう言葉を漏らした。
途轍もなく困った表情で今、俺は千星さんを見下ろしているだろう。
嫌過ぎるし気持ちよすぎるし、俺の回路はもはやショート寸前だ。
【千星那由多】
いつもより激しく貪り続けていると、髪を撫でられた。
弱音を吐いている晴生の声に腰が疼いてしまう。
べちゃべちゃになったペニスから口を引き抜くと、濡れた口元に少し笑みを浮かべながら晴生を見上げた。
「する」
それだけ告げると、上体を起こしていた晴生を寝かせる。
ついでに枕元にあったローションへと手を伸ばすと、それを晴生に見せつけた。
「…なるべく痛くしないようにするから…」
正直俺には余裕がなかった。
でもここからはちゃんと優しくしてあげなきゃ、絶対に痛い。
経験しているからこそわかる痛みだ。
再び晴生の足元へと戻ると、もう一つの枕を腰の間に入れ、徐に太腿をぐっと持ち上げ、腰を曲げさせた。
目の前に広がるのは晴生のアナルだ。
初めて晴生のアナルを見た。というか、人のアナルを見る事自体が初めてかもしれない。
白い肌のせいか、ピンク色でかわいく見えてしまい、思わず喉を鳴らした。
「……はるきのお尻の穴、綺麗だな」
晴生はどうやら諦めてくれたようだった。
ちょっと悪かったかなとも思ったが、晴生が自分でボタンを外しだすと全て吹き飛んでしまった。
白い肌が露出されると、思わず喉が鳴る。
最初は男にこんなに興奮するなんて思ってもみなかった。…もう俺戻れないのかな。
そんなことも思ったが、曝け出された胸元へと手を宛てると、晴生を見つめる。
「ごめんな、我儘聞いてくれて」
晴生のシャツを肩から降ろしていく、薄暗い照明でも白さと身体のラインは目立った。
日本人ではないせいか、俺とは違うその身体にまた下半身は反応していた。
見慣れているはずなのに、なんだか今日はいつもと違って物凄く緊張してしまう。
【日当瀬晴生】
こんな時まで謝る彼に思わず苦笑を零してしまった。
千星さんが脱がせやすいように自分から腕を引き抜く。
それから自分のズボンも自ら脱いで行く。
同じ男なので裸を晒すことは普通の筈なのに俺はなんだかとても緊張していた。
少しだけペニスも熱を持っていて、小さく息を吐いた。
【千星那由多】
「…ん…っ………」
舌を絡めたり吸い上げたりと、濃厚なキスを繰り返していく。
触れ合う肌が妙にくすぐったい。
次は順番的に乳首を触ればいいのだろうか。
そう思いながら晴生の胸元へと手を伸ばすと、乳輪をゆっくりとなぞった後、尖っている乳首へと指先を触れさせる。
いつも自分がされているようなことをしてあげればいいのかと思い、軽く摘まんでみたり、指先で抑えたままぐりぐりと優しく撫でてやった。
ああ、どうしても自分がうまくできているかが気になってしまう。
一旦唇を離すと、晴生の反応を見ながら、顔の輪郭や鎖骨へと口づけていった。
【日当瀬晴生】
たどたどしい動きが逆にもどかしい。
これなら、いきなり突っ込まれた方がマシかもしれないと言うくらい、千星さんの行為は恥ずかしかった。
「――――ッ」
乳首を触られるのも妙な気分だ、思わず奥歯を噛みしめ声を押さえる。
こちらを向く千星さんと瞳が合うが正直微笑む余裕は無かった。
徐々に芯を持つ乳首はコリコリとした感触を自分にまで伝える。
それが、恥ずかしくて視線を逸らした。
「せ、ん、ぼしさん……そんなところ、…さわらなくて…いい、ですよ……挿、れちゃって、…くださ―――ッ」
降るキスもくすぐったい。
これなら、痛い方がマシだと俺は千星さんに声を掛けた。
【千星那由多】
やばい。エロい。晴生がエロい!!
恥ずかしそうに視線を逸らし、いつもと違う反応を見ると、何か新しいものに目覚めてしまいそうだ。
「…いっつも晴生だって俺にやってんだろ…」
もちろんすぐに挿れるだなんて事はしない。…仕返しなんだ、仕返し!
そう言うと、鎖骨から右の乳首へと舌を這わせていく。
左は爪先で引っ掻きながら、右は舌先でころころと転がし、徐々にピンと尖り始めた乳首に、わざと音を立てながら吸い付いた。
ほんとやばい、やばいやばい。
相手は男なんだけど…攻めるのも興奮するんだな、俺。
「乳首…晴生の味する…」
熱の籠った息を吐く様にそう小さく呟いた。
【日当瀬晴生】
「……く、……せん…ぼし、さ……はっ」
自分の味がすると言われて無理矢理にでもシャワーを浴びなかったことを後悔した。
しかも、千星さんがやる気満々になってきた気がする。
正直乳首が気持ちいいかどうかは良く分からなかったが、千星さんが雄の顔で俺に覆いかぶさってきていることに不覚にも興奮してしまった。
駄目だ、辛い。
俺は興奮を押さえようと大きく呼吸を繰り返し、彼の頭を軽く押した。
「そこばかり…やめて…下さい。」
更に俺のペニスは下着の中で膨らんだ。
【千星那由多】
軽く頭を押されると、乳首から口が離れる。
気持ちよくないんだろうか。…でも、嫌だと言われたら責めたくなってしまう気持ちがあるのも確かだった。
「…じゃあ、…ここがいいの?」
相変わらず恥ずかしそうな晴生を見ながら、下半身へと手を伸ばす。
触れるとペニスが膨らんでいることに気づき、更に俺の興奮が増したのがわかった。
「晴生…ちんこ勃ち始めてるじゃん…」
多分この時俺は小さく笑っていたと思う。
ぎゅっとペニスを掴んでやると、そのまま優しく揉んでやりながら晴生の耳元へと顔を落とした。
晴生の匂いを嗅ぎ、耳の形をなぞる様に舌を這わせると、俺のペニスも硬くなっていく。
自分は挿れる立場になっても変態だなと思ったが、そんな事をじっくり考える余裕も実際あまりなかった。
【日当瀬晴生】
千星さんの言葉に羞恥が煽られる。
これなら、自分で扱いてイったほうがマシかもしれない。
今すぐ色々叫びたい気持ちを押さえながら千星さんの愛撫を受ける。
「千星さんが…触ったら、流石に、そうなります。――ッん!」
耳たぶに舌が這うと息が引き攣る、敏感な其処に思わず小さく声が漏れた。
このままされてるままでは恥ずかしさに耐えきれなかった俺は千星さんのペニスも下着の上から扱き始めた。
【千星那由多】
「ちょ、…アッ……っん……!」
晴生に下着の上からペニスを扱かれると、思わず腰を引いてしまった。
扱かれるとなんだか流れがかわってしまいそうに思ったので、晴生の手を制止させる。
「…集中できなくなるから…ちんこ触るな!」
なんとも意味のわからない制止の仕方だが、晴生の恥ずかしい気持ちもわかる。
だからと言って弄られると俺の思考が違う方へと乱れてしまう。
晴生は困っていたようだが、構わずに顔を下半身へと落として行った。
下着の上からペニスを咥え、唇だけで上下で扱いた後、下着へと指をかける。
「ぬ、脱がすから…!」
そして徐にボクサーパンツを引っぺがしてやった。
【日当瀬晴生】
どうやら触らして貰えないらしい。
なんとも手持ち無沙汰だ。
そして、出来れば言わないで脱がしてほしい。
変な気恥かしさが募る。
下着の上を唇が滑ると自然とペニスが震える。
「……ど、どうぞ。」
露わになったペニスは既に完全に勃起しており。
変に焦らされた体は的確な刺激を求めていた。
【千星那由多】
完全に勃起したペニスが露わになると、胸が高鳴った。
ペニスと晴生を交互に見つめながら、息を飲む。
下着を足から抜いてやると、晴生は完全に裸になった。
畳の部屋に金髪の晴生というのは、なんともミスマッチな雰囲気で更に興奮が増していくのがわかる。
俺のペニスは下着の下からでもわかるほどに反り立っていた。
顔を股の間に持っていくと、太ももを支えるように足を曲げさせた。
そのまま何も言わずに勃起したペニスへと口づけを落とす。
裏筋を舌でなぞり上げながら先端に軽く吸い付いた後、大きく口を開き、喉奥まで一気に咥えてやった。
【日当瀬晴生】
そんなに性器と俺を見つめられても正直困る。
千星さんの興奮がこちらにまで伝わってきて自然と体に力が入った。
下着を抜きやすいように腰を上げる、何も纏わなくなると一気に不安になる。
足を開かされてしまったので視線を逸らした瞬間生温かさを感じた。
「あ、ちょっと、…千星さん!!きたない、ですから、…だめ、で…す。っ、ン」
抵抗が有り過ぎる。
それでも根元までペニスを咥えられると気持ち良くて、千星さんの頭を抱く様に体を丸めた。
妙な興奮が渦巻いて余り長く持ちそうにない、そんな気がする。
【千星那由多】
「んぅ、…っ……んッ」
汚いと言われてもやめるつもりは無かった。
頬を窄ませながら、上下に大きく抜き差ししていく。
反り立った晴生のペニスが咥内に感じられるだけで、アナルがきゅっと締まる。
これを…挿れたい……じゃない!今はそうじゃない!
今日は俺が挿れる側なの!!
違う思考に飛びそうになる自分を制止させながら、もっと晴生を嫌がらせるように、味わう様にペニスを頬張り、舌先で尿道口を弄ってやる。
もちろんシャワーを浴びてなくても味などしなかったが、シャワー後とは違う興奮があるのか、自分の息が荒くなっていくのがわかった。
そして陰嚢へと手を降ろしていくと、アナルを軽く刺激するように指で周りをなぞってやる。
【日当瀬晴生】
積極的な口淫に息が上がり始める。
もう駄目だと根を上げてしまいそうだった。
先走りが千星さんの中に零れたのが分かる、引き剥がしたかったが怒られるだろうと俺は髪を撫でるだけにした。
「は……ぅー……本当にッ、する…んですよね……」
決心がつかない俺はそう言葉を漏らした。
途轍もなく困った表情で今、俺は千星さんを見下ろしているだろう。
嫌過ぎるし気持ちよすぎるし、俺の回路はもはやショート寸前だ。
【千星那由多】
いつもより激しく貪り続けていると、髪を撫でられた。
弱音を吐いている晴生の声に腰が疼いてしまう。
べちゃべちゃになったペニスから口を引き抜くと、濡れた口元に少し笑みを浮かべながら晴生を見上げた。
「する」
それだけ告げると、上体を起こしていた晴生を寝かせる。
ついでに枕元にあったローションへと手を伸ばすと、それを晴生に見せつけた。
「…なるべく痛くしないようにするから…」
正直俺には余裕がなかった。
でもここからはちゃんと優しくしてあげなきゃ、絶対に痛い。
経験しているからこそわかる痛みだ。
再び晴生の足元へと戻ると、もう一つの枕を腰の間に入れ、徐に太腿をぐっと持ち上げ、腰を曲げさせた。
目の前に広がるのは晴生のアナルだ。
初めて晴生のアナルを見た。というか、人のアナルを見る事自体が初めてかもしれない。
白い肌のせいか、ピンク色でかわいく見えてしまい、思わず喉を鳴らした。
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