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過去編(高校生)
幸福な時間④
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【日当瀬 晴生】
千星さんが俺の言葉に反応するように俺のペニスを締め上げる。
正直、初めての俺にとってはこの快感は耐えがたく余り持たないだろう。
触れてくる唇を啄み返す、掠れた声に泣きそうなのかと思ったが、そこは聞かないで置いた。
「動きます、痛かったら言って下さいね。…と、言っても俺も余裕ないんで、出来れば、はやめに…
もう、止まらないかもしれません……」
我ながら情けないと思いつつも困ったように笑みながら告げる。
そうして、胎内にペニスが馴染むとゆっくりと突き上げを開始した。
「………ッ、千星さんの……中、とっても、気持ち……いいです……はっ」
自然と呼吸が弾む。
尊敬している相手を組みしだいているかと思うと、興奮で目頭が熱くなった。
今、俺は千星さんと繋がっている。
それは、本当に幸福以外の何物でもなかった。
初めは千星さんの前立腺を探る様にゆっくりと動いていたが、途端に抑えが利かなくなる。
そうなると、後は獣のように腰を揺らし始めた、甘く響く千星さんの声が官能を刺激する。
「……ん、と、……余裕ない……っす。」
なんとも言えない表情で俺は千星さんを見下ろした。
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【千星 那由多】
余裕の無さそうな表情と声に少し笑ってしまいそうになったが、小さく頷くと、晴生がゆっくりと腰を打ち付け始める。
ペニスが抜き差しされ始めると、快感で声があがった。
「んぅ、…っあ…!俺も…はるきの……すっごいきもち…っ」
熱を含んだ瞳で晴生の表情を見つめる。
白い肌が赤く染まり、それを見ているだけでも相当興奮しているのだとわかる。
俺も自分のペニスが硬く反り立ち始めたので、空いている手でゆっくりと上下に扱き始めた。
晴生に挿入されている幸せで頭がどうにかなってしまいそうだった。
彼はきっと俺のこんな気持ちに気づいてはいないだろう。
もちろん、好きだという感情もだ。
ゆっくりと前立腺を抉られていたが、急に晴生の腰つきが早くなった。
「んあッ!、んッ…!はる、きッ……はげ、しっ…!!」
ズンズンと奥を突かれ、自然と身体が反り上がる。
いつも余裕綽々な晴生の表情が、今はまったく違い余裕がない。
本能をむき出しにした彼の行動や仕草が更に興奮を誘い、アナルがペニスを捉まえるように収縮する。
自分もペニスを扱く手を速めて行った。
刺激や興奮は十分なのだが、さっき射精したばかりな上、扱き始めてそこまで時間が経っていない。
だけど晴生は今すぐにでもイってしまいそうな雰囲気だった。
「ッ…さきッ…んあッ!…イって……いーから…ッ」
片手を握ったまま、晴生の視界を遮っている前髪を掻きあげてその綺麗な顔を良く見えるようにする。
息を荒くしながら露わになったその瞳を、潤んだ目でじっと見つめた。
「はッ……イって…俺ん中、で……!」
正直自分でも言ってることが恥ずかしいと思っていたが、これが俺の素直な気持ちだった。
うまくできるかわからなかったが、射精を促すようにわざと胎内を締め付けてみる。
自分のことはどうでもよかった。
晴生が俺を本能で抱いてくれているそれだけで十分だ。
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【日当瀬 晴生】
「はッ……イって…俺ん中、で……!」
只でさえ余裕が無い俺に千星さんはそう言う。
しかも中を締め付けられてしまい、俺はあっけなく彼の中で果ててしまった。
「―――は……ン…………すいま、……せっ……っ」
まだまだ課題は有りそうだ、彼を気持ち良くするには自分の経験とテクが足りな過ぎると痛感した。
握っている手で握り締め、双眸でしっかりと彼を見つめながら射精後も腰を動かしたが、彼をイかせるには程遠い。
脱力感に反するようにペニスを引き抜くと、千星さんが自分で扱いてくれているモノへと唇を寄せた。
「後は、俺が……します、……ン」
千星さんの手の上から舌を這わして行く。
そうすると彼は手を退けてくれたのでそのまま深く唇に加えて顔を前後に揺する。
繋がって無い方の指を二本解れたアナルに挿入し、そのまま突き上げて行く。
もっともっと、俺の前で啼いてる彼を見たかった。
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【千星 那由多】
晴生は俺の中で果ててしまった。
イッた瞬間の顔がたまらなく愛おしく、晴生が射精した後も胎内が収縮し腰が疼く。
それだけで嬉しかったのだが、結局イケなかった俺をどうにかしたいと思ったのか晴生は俺の手の上から舌を這わせた。
「ひッ…ちょっ…」
俺も同時に果てれなかったことに後悔してしまう。
もちろんものすごく満足していたけれど、多分晴生はまたいらないことを考えているんだろう。
なんだか申し訳ないことをしてしまった。
もうすでに手だけでもイきそうだったので、舌を這わしてきた晴生を止めようとするが、好意を拒むわけにもいかなかったので手を離した。
するとアナルへと指も突っ込まれてしまったので、再び身体が跳ねあがる。
突き上げられながらペニスを咥内で扱かれると、そこまで来ていた射精感が更に煽られる。
「あっ!んんっ…!も、すぐ、イきそ…だ、からッ…!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら扱かれるペニスに熱が集中していく。
前立腺も同時に突き上げられると大きく声があがった。
「あッ、あっもッ!離せ…ッ出る…っ口ッ…!」
晴生の口の中に吐きだしてしまいそうだったので、顔を離させようとするが、一向に口の動きも指の動きも止まらない。
それを熱の籠った瞳で見下げながら息を荒くしていく。
「はっ…ぁ…あッ…はるきッもうっ…!イっ…――――――んぅッ」
身体がビクビクと震えながら結局晴生の口内へと精子を吐きだしてしまった。
二度目の射精で量は少ないだろうが、やっぱりこの恥ずかしさには慣れない。
顔を赤くし乱れる息を整えながら、絡めている指先をぎゅっと強く握った。
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【日当瀬 晴生】
唇で千星さんのペニスを扱きあげていると、直ぐに彼は絶頂に向かって行った。
もうちょっと頑張れれば一緒にイけたかもしれない。
そんなことを思っていた矢先、千星さんは吐精した。
「は……ン。」
じゅるっと、残滓まで吸い取る様に頬を窄める。
離せと途中で言われたがそんな勿体無いことはしない。
この、恥ずかしそうな顔も俺は好きだからだ。
「ン。……ごちそうさまでした。
……このまま、寝ちゃっていいですよ?」
ペニスのコンドームをゴミ箱に放り込む、それから枕を低くしてやり、繋がって無い手を綺麗に拭ってから髪を撫でる。
「千星さんが、…可愛すぎて、俺……癖になりそうです。
もし、また、お手伝いできそうなら……その、誘ってくださいね。」
小さく笑みを浮かべながらその額にキスをする。
この、くるっと巻いた髪すら愛おしかった。
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【千星 那由多】
射精後も全て飲み込んでしまうように、ペニスを吸い上げられ甘く籠った声が漏れた。
ごちそう様でした、という晴生に視線を向けることができずに顔を赤くして俯く。
眠っていいと言われたが、晴生といる時間がもったいなくてそんなことはしたくなかった。
永遠に続きそうなこの時間は、いつか終わってしまうから。
一分一秒でも晴生と寄り添っていたい。
髪を撫でられるとどこか安心した。
誰であっても感じることができないだろうこの安心感に、全身が包まれるような暖かさを覚える。
俺も同じように晴生の金の毛先をいじるように指を絡めた。
「千星さんが、…可愛すぎて、俺……癖になりそうです。
もし、また、お手伝いできそうなら……その、誘ってくださいね。」
そう言われると、また恥ずかしくなってきてしまう。
男に可愛いと言われることにはもちろん抵抗があるが、晴生に言われると胸の奥がぎゅっと締め付けられた。
口づけられた部分が酷く熱くなる。
なんとも言えない幸福感。
「ん、誘う……もうずっとこうしてたいぐらい、す―――――」
好き、と言ってしまいそうな自分の言葉を堪えると、じわじわと罪悪感が押し寄せてくる。
小さく唇を噛みしめ、感情がばれないように微笑みを向けた。
「すごい、幸せだった……」
そう言葉を伝えるとどちらともなく唇へとキスを落とす。
酷く甘い幸せな時間。
一生続くことがない時間。
これもきっと、また巽に奪われ、消され、そしてまた晴生に上書きされる。
何度こんなことを続けていくんだろうか。
どうしようもない巽とのセックスは、俺の身体に染みついてしまっている。
そこに心などないのに。
俺は、晴生を好きになっていいんだろうか。
目尻に溜まりそうになった涙を見せないように、晴生の背中へと腕を回し抱きつく。
身体は火照っているのに、心が冷え始める音が静かに聞こえた。
【日当瀬 晴生】
千星さんが俺の言葉に反応するように俺のペニスを締め上げる。
正直、初めての俺にとってはこの快感は耐えがたく余り持たないだろう。
触れてくる唇を啄み返す、掠れた声に泣きそうなのかと思ったが、そこは聞かないで置いた。
「動きます、痛かったら言って下さいね。…と、言っても俺も余裕ないんで、出来れば、はやめに…
もう、止まらないかもしれません……」
我ながら情けないと思いつつも困ったように笑みながら告げる。
そうして、胎内にペニスが馴染むとゆっくりと突き上げを開始した。
「………ッ、千星さんの……中、とっても、気持ち……いいです……はっ」
自然と呼吸が弾む。
尊敬している相手を組みしだいているかと思うと、興奮で目頭が熱くなった。
今、俺は千星さんと繋がっている。
それは、本当に幸福以外の何物でもなかった。
初めは千星さんの前立腺を探る様にゆっくりと動いていたが、途端に抑えが利かなくなる。
そうなると、後は獣のように腰を揺らし始めた、甘く響く千星さんの声が官能を刺激する。
「……ん、と、……余裕ない……っす。」
なんとも言えない表情で俺は千星さんを見下ろした。
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【千星 那由多】
余裕の無さそうな表情と声に少し笑ってしまいそうになったが、小さく頷くと、晴生がゆっくりと腰を打ち付け始める。
ペニスが抜き差しされ始めると、快感で声があがった。
「んぅ、…っあ…!俺も…はるきの……すっごいきもち…っ」
熱を含んだ瞳で晴生の表情を見つめる。
白い肌が赤く染まり、それを見ているだけでも相当興奮しているのだとわかる。
俺も自分のペニスが硬く反り立ち始めたので、空いている手でゆっくりと上下に扱き始めた。
晴生に挿入されている幸せで頭がどうにかなってしまいそうだった。
彼はきっと俺のこんな気持ちに気づいてはいないだろう。
もちろん、好きだという感情もだ。
ゆっくりと前立腺を抉られていたが、急に晴生の腰つきが早くなった。
「んあッ!、んッ…!はる、きッ……はげ、しっ…!!」
ズンズンと奥を突かれ、自然と身体が反り上がる。
いつも余裕綽々な晴生の表情が、今はまったく違い余裕がない。
本能をむき出しにした彼の行動や仕草が更に興奮を誘い、アナルがペニスを捉まえるように収縮する。
自分もペニスを扱く手を速めて行った。
刺激や興奮は十分なのだが、さっき射精したばかりな上、扱き始めてそこまで時間が経っていない。
だけど晴生は今すぐにでもイってしまいそうな雰囲気だった。
「ッ…さきッ…んあッ!…イって……いーから…ッ」
片手を握ったまま、晴生の視界を遮っている前髪を掻きあげてその綺麗な顔を良く見えるようにする。
息を荒くしながら露わになったその瞳を、潤んだ目でじっと見つめた。
「はッ……イって…俺ん中、で……!」
正直自分でも言ってることが恥ずかしいと思っていたが、これが俺の素直な気持ちだった。
うまくできるかわからなかったが、射精を促すようにわざと胎内を締め付けてみる。
自分のことはどうでもよかった。
晴生が俺を本能で抱いてくれているそれだけで十分だ。
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【日当瀬 晴生】
「はッ……イって…俺ん中、で……!」
只でさえ余裕が無い俺に千星さんはそう言う。
しかも中を締め付けられてしまい、俺はあっけなく彼の中で果ててしまった。
「―――は……ン…………すいま、……せっ……っ」
まだまだ課題は有りそうだ、彼を気持ち良くするには自分の経験とテクが足りな過ぎると痛感した。
握っている手で握り締め、双眸でしっかりと彼を見つめながら射精後も腰を動かしたが、彼をイかせるには程遠い。
脱力感に反するようにペニスを引き抜くと、千星さんが自分で扱いてくれているモノへと唇を寄せた。
「後は、俺が……します、……ン」
千星さんの手の上から舌を這わして行く。
そうすると彼は手を退けてくれたのでそのまま深く唇に加えて顔を前後に揺する。
繋がって無い方の指を二本解れたアナルに挿入し、そのまま突き上げて行く。
もっともっと、俺の前で啼いてる彼を見たかった。
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【千星 那由多】
晴生は俺の中で果ててしまった。
イッた瞬間の顔がたまらなく愛おしく、晴生が射精した後も胎内が収縮し腰が疼く。
それだけで嬉しかったのだが、結局イケなかった俺をどうにかしたいと思ったのか晴生は俺の手の上から舌を這わせた。
「ひッ…ちょっ…」
俺も同時に果てれなかったことに後悔してしまう。
もちろんものすごく満足していたけれど、多分晴生はまたいらないことを考えているんだろう。
なんだか申し訳ないことをしてしまった。
もうすでに手だけでもイきそうだったので、舌を這わしてきた晴生を止めようとするが、好意を拒むわけにもいかなかったので手を離した。
するとアナルへと指も突っ込まれてしまったので、再び身体が跳ねあがる。
突き上げられながらペニスを咥内で扱かれると、そこまで来ていた射精感が更に煽られる。
「あっ!んんっ…!も、すぐ、イきそ…だ、からッ…!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音を立てながら扱かれるペニスに熱が集中していく。
前立腺も同時に突き上げられると大きく声があがった。
「あッ、あっもッ!離せ…ッ出る…っ口ッ…!」
晴生の口の中に吐きだしてしまいそうだったので、顔を離させようとするが、一向に口の動きも指の動きも止まらない。
それを熱の籠った瞳で見下げながら息を荒くしていく。
「はっ…ぁ…あッ…はるきッもうっ…!イっ…――――――んぅッ」
身体がビクビクと震えながら結局晴生の口内へと精子を吐きだしてしまった。
二度目の射精で量は少ないだろうが、やっぱりこの恥ずかしさには慣れない。
顔を赤くし乱れる息を整えながら、絡めている指先をぎゅっと強く握った。
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【日当瀬 晴生】
唇で千星さんのペニスを扱きあげていると、直ぐに彼は絶頂に向かって行った。
もうちょっと頑張れれば一緒にイけたかもしれない。
そんなことを思っていた矢先、千星さんは吐精した。
「は……ン。」
じゅるっと、残滓まで吸い取る様に頬を窄める。
離せと途中で言われたがそんな勿体無いことはしない。
この、恥ずかしそうな顔も俺は好きだからだ。
「ン。……ごちそうさまでした。
……このまま、寝ちゃっていいですよ?」
ペニスのコンドームをゴミ箱に放り込む、それから枕を低くしてやり、繋がって無い手を綺麗に拭ってから髪を撫でる。
「千星さんが、…可愛すぎて、俺……癖になりそうです。
もし、また、お手伝いできそうなら……その、誘ってくださいね。」
小さく笑みを浮かべながらその額にキスをする。
この、くるっと巻いた髪すら愛おしかった。
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【千星 那由多】
射精後も全て飲み込んでしまうように、ペニスを吸い上げられ甘く籠った声が漏れた。
ごちそう様でした、という晴生に視線を向けることができずに顔を赤くして俯く。
眠っていいと言われたが、晴生といる時間がもったいなくてそんなことはしたくなかった。
永遠に続きそうなこの時間は、いつか終わってしまうから。
一分一秒でも晴生と寄り添っていたい。
髪を撫でられるとどこか安心した。
誰であっても感じることができないだろうこの安心感に、全身が包まれるような暖かさを覚える。
俺も同じように晴生の金の毛先をいじるように指を絡めた。
「千星さんが、…可愛すぎて、俺……癖になりそうです。
もし、また、お手伝いできそうなら……その、誘ってくださいね。」
そう言われると、また恥ずかしくなってきてしまう。
男に可愛いと言われることにはもちろん抵抗があるが、晴生に言われると胸の奥がぎゅっと締め付けられた。
口づけられた部分が酷く熱くなる。
なんとも言えない幸福感。
「ん、誘う……もうずっとこうしてたいぐらい、す―――――」
好き、と言ってしまいそうな自分の言葉を堪えると、じわじわと罪悪感が押し寄せてくる。
小さく唇を噛みしめ、感情がばれないように微笑みを向けた。
「すごい、幸せだった……」
そう言葉を伝えるとどちらともなく唇へとキスを落とす。
酷く甘い幸せな時間。
一生続くことがない時間。
これもきっと、また巽に奪われ、消され、そしてまた晴生に上書きされる。
何度こんなことを続けていくんだろうか。
どうしようもない巽とのセックスは、俺の身体に染みついてしまっている。
そこに心などないのに。
俺は、晴生を好きになっていいんだろうか。
目尻に溜まりそうになった涙を見せないように、晴生の背中へと腕を回し抱きつく。
身体は火照っているのに、心が冷え始める音が静かに聞こえた。
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