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大学生編(受けの高校時代の記憶がありません。受け攻め共に他キャラと結ばれます)
忘れた懐かしさ②
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∞nayuta side∞
なんか、晴生が物凄いことを言い出した。
確かにムラムラする。
これがマスターの言っていた《霊ヤラレ》ってやつらしい。
頭がボーッとして思考がちゃんと働いていないのも何となく分かる。
でも、晴生の前で一人で自慰するほど理性がないわけではない。
「いや…でも…」
「………そしたら、俺もします。
AV鑑賞会みたいな感じで吐き出しちゃいましょう」
そか、晴生もすんのか。
晴生もするなら…って、え?え?なんかおかしくねぇ?
俺の部屋のテレビへと近づくと、「借りますね」と、携帯画面をテレビに映すように繋いであったHDMIケーブルと晴生の携帯を繋ぐ。
電気も明るさを落として薄暗くした後にテレビ画面には控えめな音量ながらも、爆乳のお姉さんが姿を表した。
晴生がソファーに戻ってきた。
「これでいいッスかねぇ…」
「あ、お、おう、何でもいいけど…晴生、爆乳が好きなのか?」
「いえ、姉貴を思い出すので……。それに相変わらず俺は女が苦手です。」
勿体無い、スゴーく勿体無い。
俺がこの容姿なら今頃彼女20人や30人。
そう思うほど晴生は整った容姿をしている。
彼に言い寄られて嫌な女性は居ないだろう、…ただ、性格的な問題はあるが。
ただ、俺に対して行えてることを女性に対しておこなえれば完璧だと思う。
ちょっとだけ控え目にしといてほしいが。
晴生のことを考えてると少し胸が痛んだ。
その不思議な懐かしさを感じる感覚に小首を傾げる。
そうしている間に画面のお姉さんは黒い下着を覗かせて、男優と絡み合い始めた。
確かにいつもはAVにお世話になってるけど、横に人が居るとどうもやりにくい。
薄暗い中横にいる晴生を覗き見ると既にイチモツを取り出して、まだ萎えているソレを上下に扱き始めていた。
仕方なく俺も覚悟を決め、自分の性器をひきずりだすと上下に柔く扱き始める。
《霊ヤラレ》のせいなのか、俺の性器は既に軽く熱を持ち勃ちあがりはじめている。
指を絡めるようにして上下に扱いて行くと腰が疼くような感覚が走り、なぜかいつもの数倍気持ちよく、少し混乱する。
そうなると手が止まらなくなり、画面に広がる卑猥な行為を見詰める余裕もなく、上下する手のスピードを速くしていく。
途端、頭が痺れるような快楽が背筋を駆け抜け、俺は長く息を吐いて横にいる晴生に頭を預けるように凭れかかる。
「は…………っ、晴生、なんか、やべぇかも、いつもと違う…ッ」
Ξharuki sideΞ
画面上に出てくる女性を見つめた。
この動画は女性恐怖症を治すためにだいぶお世話になった動画だ。
と、いっても治ったというよりは映像モノには慣れたというだけだが、これくらいで鼻血が出ることはなくなった。
自分の性器を引っ張り出してしごいて行くと、騎乗位での挿入場面が画面に映し出される。
あまり興奮しない画面を見ていると、不意に横に居る千星さんが動いた。
事もあろうが、俺にもたれ掛かって大胆不敵に性器を擦る彼に俺の耳は一気に紅潮する。
「……辛くないっすか?」
「辛くはない…けど、いつもより気持ちいい気がする。」
「俺も、いつもそんな感じッス。
これからも自慰は多めにしたほうがいいかもしれません。
ヤバくなったら、っ…手伝うんでいつでも言ってください。」
変な気持ちになり始めた俺の心臓はバクバクと音を立て始める。
正直画面の内容はもう頭に入ってこなくなってしまい、懐かしさを感じる横の彼の艶めかしい姿に俺の腰が疼き始めた。
そして、訪れる快楽に、前回の明智との行為で抜いていたため少しはマシだが俺もちゃんと軽い《霊ヤラレ》、要するに溜まっていることに気づいた。
自分の霊に対しての耐性の低さに心底腹が立つが、だからといってイデアさんのためのエネルギーを集めることをやめる訳にも行かない。
そして、再び彼の横に来ることもできたのでこの時間が長く続くようにしていきたい。
尊敬する千星さんの痴態を盗み見るように視線を流せば彼は両足をソファーへと上げ三角座りするかのようにして、激しくペニスを上下させている。
ペニスはヌルヌルと先走りを零し、とても卑猥な見た目をしていて俺は思わず生唾を飲み込む。
不意にこちらに凭れていた千星さんと視線が絡んだ。
盗み見ていたのがバレると嫌がるかと視線を逸らそうとしたが千星さんはへなりと表情を緩めた。
「晴生…めっちゃ、ヤらしい顔してる」
「……ッ、千星さん…も、揶揄わないでください。」
空いてる手で顔を隠すように覆う。
俺はやはりいろんな意味でこの人には勝てないと思う。
今だって昔のことを思い出させたくはないのに彼の行動一つで自分が翻弄されるのがわかる。
テレビ画面を向いていた身体を千星さんの方に向け直すと、俺はラストスパートを掛けるようにペニスを扱き、近くにあったティッシュを引き寄せ、1枚拝借した。
「は……ッ、俺、もう先にイきますね…………ッ」
千星さんの癖のある髪に、そっと鼻先を埋めるように身体を丸め指の動きを速くする。
普段より興奮したせいかヌルヌルと溢れる先走りを指に絡め、鼻腔を擽るシャンプーの香りに自然と艶めかしい溜息が溢れた。
限界を迎えた性器は吐精し、ティッシュの中へと白濁液を零していく、俺はたまらず目の前の彼の顳顬〈こめかみ〉にキスを落とした。
なんか、晴生が物凄いことを言い出した。
確かにムラムラする。
これがマスターの言っていた《霊ヤラレ》ってやつらしい。
頭がボーッとして思考がちゃんと働いていないのも何となく分かる。
でも、晴生の前で一人で自慰するほど理性がないわけではない。
「いや…でも…」
「………そしたら、俺もします。
AV鑑賞会みたいな感じで吐き出しちゃいましょう」
そか、晴生もすんのか。
晴生もするなら…って、え?え?なんかおかしくねぇ?
俺の部屋のテレビへと近づくと、「借りますね」と、携帯画面をテレビに映すように繋いであったHDMIケーブルと晴生の携帯を繋ぐ。
電気も明るさを落として薄暗くした後にテレビ画面には控えめな音量ながらも、爆乳のお姉さんが姿を表した。
晴生がソファーに戻ってきた。
「これでいいッスかねぇ…」
「あ、お、おう、何でもいいけど…晴生、爆乳が好きなのか?」
「いえ、姉貴を思い出すので……。それに相変わらず俺は女が苦手です。」
勿体無い、スゴーく勿体無い。
俺がこの容姿なら今頃彼女20人や30人。
そう思うほど晴生は整った容姿をしている。
彼に言い寄られて嫌な女性は居ないだろう、…ただ、性格的な問題はあるが。
ただ、俺に対して行えてることを女性に対しておこなえれば完璧だと思う。
ちょっとだけ控え目にしといてほしいが。
晴生のことを考えてると少し胸が痛んだ。
その不思議な懐かしさを感じる感覚に小首を傾げる。
そうしている間に画面のお姉さんは黒い下着を覗かせて、男優と絡み合い始めた。
確かにいつもはAVにお世話になってるけど、横に人が居るとどうもやりにくい。
薄暗い中横にいる晴生を覗き見ると既にイチモツを取り出して、まだ萎えているソレを上下に扱き始めていた。
仕方なく俺も覚悟を決め、自分の性器をひきずりだすと上下に柔く扱き始める。
《霊ヤラレ》のせいなのか、俺の性器は既に軽く熱を持ち勃ちあがりはじめている。
指を絡めるようにして上下に扱いて行くと腰が疼くような感覚が走り、なぜかいつもの数倍気持ちよく、少し混乱する。
そうなると手が止まらなくなり、画面に広がる卑猥な行為を見詰める余裕もなく、上下する手のスピードを速くしていく。
途端、頭が痺れるような快楽が背筋を駆け抜け、俺は長く息を吐いて横にいる晴生に頭を預けるように凭れかかる。
「は…………っ、晴生、なんか、やべぇかも、いつもと違う…ッ」
Ξharuki sideΞ
画面上に出てくる女性を見つめた。
この動画は女性恐怖症を治すためにだいぶお世話になった動画だ。
と、いっても治ったというよりは映像モノには慣れたというだけだが、これくらいで鼻血が出ることはなくなった。
自分の性器を引っ張り出してしごいて行くと、騎乗位での挿入場面が画面に映し出される。
あまり興奮しない画面を見ていると、不意に横に居る千星さんが動いた。
事もあろうが、俺にもたれ掛かって大胆不敵に性器を擦る彼に俺の耳は一気に紅潮する。
「……辛くないっすか?」
「辛くはない…けど、いつもより気持ちいい気がする。」
「俺も、いつもそんな感じッス。
これからも自慰は多めにしたほうがいいかもしれません。
ヤバくなったら、っ…手伝うんでいつでも言ってください。」
変な気持ちになり始めた俺の心臓はバクバクと音を立て始める。
正直画面の内容はもう頭に入ってこなくなってしまい、懐かしさを感じる横の彼の艶めかしい姿に俺の腰が疼き始めた。
そして、訪れる快楽に、前回の明智との行為で抜いていたため少しはマシだが俺もちゃんと軽い《霊ヤラレ》、要するに溜まっていることに気づいた。
自分の霊に対しての耐性の低さに心底腹が立つが、だからといってイデアさんのためのエネルギーを集めることをやめる訳にも行かない。
そして、再び彼の横に来ることもできたのでこの時間が長く続くようにしていきたい。
尊敬する千星さんの痴態を盗み見るように視線を流せば彼は両足をソファーへと上げ三角座りするかのようにして、激しくペニスを上下させている。
ペニスはヌルヌルと先走りを零し、とても卑猥な見た目をしていて俺は思わず生唾を飲み込む。
不意にこちらに凭れていた千星さんと視線が絡んだ。
盗み見ていたのがバレると嫌がるかと視線を逸らそうとしたが千星さんはへなりと表情を緩めた。
「晴生…めっちゃ、ヤらしい顔してる」
「……ッ、千星さん…も、揶揄わないでください。」
空いてる手で顔を隠すように覆う。
俺はやはりいろんな意味でこの人には勝てないと思う。
今だって昔のことを思い出させたくはないのに彼の行動一つで自分が翻弄されるのがわかる。
テレビ画面を向いていた身体を千星さんの方に向け直すと、俺はラストスパートを掛けるようにペニスを扱き、近くにあったティッシュを引き寄せ、1枚拝借した。
「は……ッ、俺、もう先にイきますね…………ッ」
千星さんの癖のある髪に、そっと鼻先を埋めるように身体を丸め指の動きを速くする。
普段より興奮したせいかヌルヌルと溢れる先走りを指に絡め、鼻腔を擽るシャンプーの香りに自然と艶めかしい溜息が溢れた。
限界を迎えた性器は吐精し、ティッシュの中へと白濁液を零していく、俺はたまらず目の前の彼の顳顬〈こめかみ〉にキスを落とした。
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