強気なお前に愛してるが伝わらない!

さくらんこ

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無理だって、聞いてる?③

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ΞΞ haruki side ΞΞ


何がどうなってこうなったのか訳が分かんねぇ。
《紅魂》を倒してた筈なのに気づいたら目の前に明智が居るしキスされるし、突っ込まれるし。
いい事は一つもないが、明智が酷い《霊ヤラレ》 に陥っている事はわかる。
何やかんやで俺の分まで《食霊》を熟していたからだろうが、てっきりどこかで発散していると思っていた。

身長差があるし、コイツのはデカイので一番根本まで挿入されるとキツくてたまらない。
額から汗を滴らせ、圧迫感に赤い舌を覗かせてしまいながら耐える。
自然と地面についている足は爪先立ちになってしまっているので木に深く凭れて挿入を浅くしようとするが殆ど意味を為さない。

串刺しにされてしまうのではないかと思うほど臓器に圧迫感を感じながら受け入れると、長く息を落とした。
明智は俺の前髪を掻き揚げ額にキスを落としてから無遠慮に腰を打ち付け始めた。
愉悦に顔が歪むのが抑えられない。
この前のセックスから奥が疼いてヤバイ。

「はぁっ♡あ!ぁあ♡♡あ…く、あ、まて、痛いっ、背中っ、い、はぁ!!」
「あー、もー、ごめん、んと、はっ、ごめん、…ぅしょっ、と、これでいい?」
「ひゃぁあああ!!!奥ッ、奥ダメッ…んあ゙!!あ、ぅあ!」

いきなり激しい抜き差しに背中にあったマントがズレ上がり、服が腐敗してしまったため直接地肌が木に擦れて悲鳴を上げる。
抗議の声を上げたため直ぐに木に押し付けなくなったが、立ったまま両膝裏に手を回され担ぎ上げられる。
そして、逆に体を引かれすぎて俺の体は木に触れることはなくなり自重で深くペニスを咥えてしまうし、膝裏とケツをしっかり抱えられているものの不安定な体勢に明智の肩を掴むしかなかった。
しかも明智は密着してくれず、背を反るようにして腰を無遠慮に上下させてくる。

「んぁあああ゙!!あ、落ちっ!ん、あっ!く、ん!!深いッ、あけ、明智ッん!ぁあああっ♡」
「ちと、ッん!い、かい、イってから、はっ、聞くっ…」

駅弁の密着していない体位の不安定さに体を丸めたいんだけどゴリゴリと前立腺を突き上げられてしまうので背が撓る。
必死に肩に爪を立てるように手でしがみついて落ちないようにするしか無い上に、好き勝手に腸壁を突き上げられて目を見開きながら生理的な涙と射精感が押し寄せてくる。

「ひぁぁっ!ムリっ、明智ッ、抜けッ、イく!い、ぅあああああ゙!!」
「ん、俺も……………はっ……ぅ!!」
「あ゙ぁあああああっ♡♡♡♡♡♡♡」

下着とズボンの中で窮屈に持ち上がって居るペニスから白濁液が飛び散る。
汗で蒸れた中に吐き出してしまい不快感にぐっと眉を寄せた。
それでも明智にしがみつくしかなくて、首に手を回し直すと密着する様にギューッと抱きついた。

「………………最悪ッだ、…くっそ…」
「ゴメン…て…、ゴメン、…マジで…ちょっとだけ反省してる」
「はぁ!!死ぬ気で反省しやがれ…!!ぁ!まて、今、俺イったとこ…あ!やぁ!!♡♡♡」
「ん。俺もイったとこ…はっ」
「ばっ……かっ!!も、んあっ♡あ、あっあ!!」

片手は背中に回され次はギュッと密着するように抱き上げられながら、明智が腰と膝を屈伸させるように上下させる。
片足が支えられなくなってしまい、慌てて明智の背中に回すようにしてしがみつく。
相手に身を委ねるしかない体勢にキツ過ぎる快楽を感じて全身を痙攣させ体が震えた。

「あっ、……やべ、日当瀬、しー、な。人がいる。」
「は!?……う、あッ」

急な明智の言葉にビクッと体が震える。
明智は俺のマントを外すと、俺の頭から掛けるようにしてマントの機能であるステルス機能を発動させる。
明智が壁に背中を付けるとマントが大きくなり俺と明智二人を包むようにして壁に同化する。

「いやーん、こわーい!♡おばけでそうじゃんここ!」
「ま、心霊スポットだからな!マジで出たらおもしれぇんだけど」
「えー、私は見たくないなぁ。だって怖いもんっ」

この工場を心霊スポット代わりにしてるカップルだろう。
背中を向けているので正確な距離は分からなかったがそこまで近くはないと思われる。
緊張に繋がったままの秘部が勝手に収縮してしまう。
それに反応するように明智がビクッと大きく揺れて俺の耳元で艶かしく息を吐いた。

「悪ィ、無理だわ……」
「は!?お、やめ、ん────!!っん!!♡♡」
「日当瀬こんなとこにもホクロあるぜ?っ……は、弱いよなぁ耳………」
「ふざけ……んな、っ……ま、まて、ふ、………ああっ!!」

「あれ~、今なんか、聞こえなかったか?」
「え!?どこどこ!めっちゃ怖いんだけど!!」

まだ気配は完全に遠ざかってないのに明智が腰を打ち付け始めた。
しかも性感帯である耳の耳輪を分厚い舌で舐め上げられ、思わず俺から甘い声が上がる。
慌てて首に回した手で口を塞ぐと悪戯な笑みを浮かべている明智が横にいた。

「日当瀬……我慢……なっ……ッ!!」
「~~~~~~~ッんんん!!♡♡」

唇でフクロウのピアスを揺らされてから突き上げるのではなく俺を揺さぶるようにして、腸壁の中をペニスが広げるように前後する。
我慢なんて出来るはずもなく涙目になりながら肩に噛み付いてやった。

「……ッて……」

「んー?なにもいないよー。早く中はいろうよ♡」
「だなー。本番はやっぱ工場の中だよな」

足音と声が遠くなりホッと力が抜けた瞬間、拡げる動きからは一変し最奥まで突き上げられた。

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