【創作BL】140字創作小説シリーズ

涼しい秋風

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【創作BL】140字創作小説『嫉妬』

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教室の斜め後ろから君の顔を見る。
 髪と、耳と、見えそうで見えない顔に、ふっくらした頬。僕は、この光景をただ一人だけで見ていたいと思った。
 しかし、この教室には他にも沢山の生徒が居る。僕は彼を観る特権を、自分だけの物にしたいと、空間に対して少し嫉妬した。
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