5 / 14
二章 周囲の目
体育祭前日
しおりを挟む
あの後結局俺たちとあの女子は和解した。
聞けばあの女子は大和のことが好きだったらしく、大和とハグをしていた俺に嫌なことを言ってやろうと思ったらしい。
なんというか
「いかにも女の子らしい理由だよね~」
つまらなさそうに大和が言う
「まぁそう言うなって。大和がモテてるのは事実なんだし。」
「ど、どういうこと?」
泡を食ったように大和が聞いてくる。
「いや大和結構女子人気高いからな?」
「僕は女子百人に好かれるより斗真くん一人に好かれる方が嬉しい。」
そんなことを言われて俺は机に顔を突伏する。
ねぇねぇ~、と大和が肩を揺すってくるが俺は熱くなった顔をあげる勇気はなかった。
そんなこんなしているうちに気がつけば体育祭前日になっていた。
「はいじゃあ終礼を始めます。明日は待ちに待った体育祭ですね。体操服で登校してください。秋なのでもし寒い人がいる場合は長袖、長ズボンのジャージを半袖、半ズボンの体操服の上から着用し、登校してきてください。水分は多めに持ってきてくださいね。また、明日は給食が来ないので各自お弁当を持ってきてください。8:20登校完了、15:30閉会予定です。以上で明日の連絡を終わります。さようなら。」
「大和!明日だぜ明日!」
「斗真くんってそんなに身体動かすイベント好きだったっけ?」
「嫌いだ。」
「でもすごい楽しみにしてない?」
「そりゃあ、大和と同じイベントに参加するってだけで俺にとっては最高の思い出になるからな。」
「あーそういうこと。てっきりここでかっこよく一位取って女子の視線かっさらおうとしてるのかと思った。」
からかうように大和がそんなことを言ってくるので俺も言い返す。
「へー、大和は俺が大和以外のやつに取られるかも知れないってのにそれでも良いんだ?」
慌てて首を横に振りながら大和が泣きそうな顔で言う。
「やだ!冗談だから!」
俺は わかってるよ、と大和の頭を撫でて落ち着かせることに尽力した。
帰宅後、俺は母さんに弁当の用意を頼んだ。
「斗真、明日のお弁当は一緒に食べる友達は居るのかい?」
しまった、大和と一緒に食べる約束してない...
まぁここで居るって言って最悪明日大和が他の人と食べるってなったら一人で食べればいいか。
「うん、居るよ。」
「どんな子?」
「それは性格の話?見た目の話?」
「どっちも教えてくれたりしない?」
「別にいいけど...そいつは小柄で髪の毛はちょっと栗色の猫っ毛、性格はなんだろう、優しいのかな?」
「あら、いい友達が出来たようね。斗真がこんなに友達の特徴言えるほど親しくなった子って初めてじゃないかしら。」
「あーたしかにそうかも。まぁそういうことだから明日お弁当よろしくね。」
「とびきり美味しいの作ったげるから楽しみにしてなさい!」
歌うように軽やかに告げられた母親の言葉を聞ききってから自室へと向かった。
大和からメッセージか来ている。
「いきなりごめん!明日のお弁当、一緒に食べない?」
...願ったり叶ったりだ。
「もちろんいいぜ、他の人も誘いたかったら誘ってもいいしそこは大和に任せるよ」
俺は少し勇気を出してハートマークのスタンプを送った。
アプリタブを消すより早く大和からメッセージが来た。
「ほんとに!?やったー!一緒に食べよう!僕二人きりで食べたいな!」
大和からは 月が綺麗ですね と書かれたスタンプが送られてきた。なんだこれ?
俺がメッセージを返すとすぐにまた大和から返ってくる。
「オッケー二人で食べよう、ところで月が綺麗ですねってどういうこと?確かに今日は晴れてて月がよく見えるけど。」
「違うんだ、斗真くん。月が綺麗ですねってあなたを愛してますって意味にもなるんだよ?」
「あ、そういうこと。月が綺麗ですねって言われたときはなんて返せば良いんだ?きっとこの月は隠れることはないでしょうとかか?」
「諸説あるみたいだけど ずっと前から月はきれいですよ って返すのが一般的らしいね。斗真くんのそれもなかなかよさそうだけどね。この恋心はきっと濁りません、みたいなさ?」
「そういうの考える人っておしゃれだよな。」
「僕は斗真くんの きっとこの月は隠れることはないでしょう もすごくおしゃれだと思うし好きだけどな。」
「ありがと、大和も何か月で告白みたいなの考えてみてよ。」
「えぇ!急な無茶振りだねぇ...」
「いいからいいから」
「君の周りの闇を全て光に変えることが出来なくとも、僕は君の周りの闇を照らす月にはなれる。 とかどうかな?」
「なんかずりぃ、それかっこよすぎる。」
「あ~、いま斗真くん僕にキュンってしたでしょ!」
「してませーん」
「嘘だぁ!絶対キュンってしてくれたはずだもん!」
怒ってるようなスタンプが送られてくる。
「正直に言うと...」
「言うと?」
「ちょっとした。」
「ほらぁやっぱり~」
ドヤ顔のスタンプが送られてくる。
大和のやつ一体何個スタンプ持ってんだよ。
「キュンってしましたーあまりに大和がかっこよすぎたからキュンってしましたー」
ダメ押しでこう送ってみると大和からは照れたようなスタンプが送られてきた。
続けて
「明日体育祭だから早めに寝るね、おやすみ斗真くん。」
「おやすみ、大和。」
俺もそろそろ風呂はいろ...
風呂から上がって歯磨きをしていると母親に話しかけられた。
「ちょうどいいとこにきたわ斗真、あんた体育祭なんの種目に出んの?」
「俺は借り物競争だよ、あんまり順位とか見られないから気楽だなって。」
「そ、なら良いけど。やるからには精一杯頑張んなさいよ?」
「うん、ありがと」
ここで父親が話しかけてきた。
「借り物競争っつったら俺らの時代は 恋人! とかのお題が鉄板だったが斗真はそのお題が出たらどうするんだ?」
多分俺は明日の体育祭が楽しみで浮かれてたんだと思う。つい口が滑った。
「どうするって、普通に恋人連れて行くけど...?」
母親と父親が開いた口が塞がらないとでもいった様子でこちらを見ている。
先に口を開いたのは母親だった。
「斗真、あんたいつの間に恋人が...?」
続けて父親も口を開く。
「女の子?男の子?どっちなんだ?」
「ちょ、父さんも母さんも落ち着いて。」
「おち、落ち着いてられるもんですか...」
「いつの間にって言われてもだいたい半年くらい前かなぁ、その子は男の子だよ。」
父親は そうかそうか と言わんばかりに満足そうにうなずいている。
母親は付き合ってるのが男だと聞いて更にびっくりしたようだ。
「斗真、あんた男と付き合ったの?信じられない。」
母さんまでそんな事言うのか。
頭がふわっとした刹那、以外にも父親が口を開いた。
「母ちゃん、斗真が誰と付き合おうが斗真の自由だろ。たかだか男の子同士で付き合ったくらいで何が信じられないんだ?今の発言は斗真の気持ちも、斗真の恋人の気持ちも踏みにじることになることがなんでわからない!」
親父がこんなに声を荒らげたのは初めて見た。更に親父は続ける。
「当人たちの幸せに親が介入するのは親子愛の形じゃないぞ、母ちゃん。本当に親が子を愛してるならするべき行動は一つ。息子が心から幸せに生きれるよう、たとえそれが人に迷惑をかけない形の幸せである限り全力でサポートをすることだ。」
「父さん...」
「それから斗真にも一つ言っておこう。父さんは斗真が誰と付き合おうが構わない。男の子同士で付き合うのはきっと周囲の好奇に満ちた目で後ろ指を指される茨の道になることはほぼ間違いないだろう。だけど父さんは、いや、俺たちは斗真の味方だからな。」
気がつくと俺は涙を流していた。
「父さん...ありがと。」
「いいんだよ、じゃあ斗真はもう寝なさい。明日体育祭なんだろ?」
「うん、おやすみ父さん。」
「あぁ、おやすみ。」
聞けばあの女子は大和のことが好きだったらしく、大和とハグをしていた俺に嫌なことを言ってやろうと思ったらしい。
なんというか
「いかにも女の子らしい理由だよね~」
つまらなさそうに大和が言う
「まぁそう言うなって。大和がモテてるのは事実なんだし。」
「ど、どういうこと?」
泡を食ったように大和が聞いてくる。
「いや大和結構女子人気高いからな?」
「僕は女子百人に好かれるより斗真くん一人に好かれる方が嬉しい。」
そんなことを言われて俺は机に顔を突伏する。
ねぇねぇ~、と大和が肩を揺すってくるが俺は熱くなった顔をあげる勇気はなかった。
そんなこんなしているうちに気がつけば体育祭前日になっていた。
「はいじゃあ終礼を始めます。明日は待ちに待った体育祭ですね。体操服で登校してください。秋なのでもし寒い人がいる場合は長袖、長ズボンのジャージを半袖、半ズボンの体操服の上から着用し、登校してきてください。水分は多めに持ってきてくださいね。また、明日は給食が来ないので各自お弁当を持ってきてください。8:20登校完了、15:30閉会予定です。以上で明日の連絡を終わります。さようなら。」
「大和!明日だぜ明日!」
「斗真くんってそんなに身体動かすイベント好きだったっけ?」
「嫌いだ。」
「でもすごい楽しみにしてない?」
「そりゃあ、大和と同じイベントに参加するってだけで俺にとっては最高の思い出になるからな。」
「あーそういうこと。てっきりここでかっこよく一位取って女子の視線かっさらおうとしてるのかと思った。」
からかうように大和がそんなことを言ってくるので俺も言い返す。
「へー、大和は俺が大和以外のやつに取られるかも知れないってのにそれでも良いんだ?」
慌てて首を横に振りながら大和が泣きそうな顔で言う。
「やだ!冗談だから!」
俺は わかってるよ、と大和の頭を撫でて落ち着かせることに尽力した。
帰宅後、俺は母さんに弁当の用意を頼んだ。
「斗真、明日のお弁当は一緒に食べる友達は居るのかい?」
しまった、大和と一緒に食べる約束してない...
まぁここで居るって言って最悪明日大和が他の人と食べるってなったら一人で食べればいいか。
「うん、居るよ。」
「どんな子?」
「それは性格の話?見た目の話?」
「どっちも教えてくれたりしない?」
「別にいいけど...そいつは小柄で髪の毛はちょっと栗色の猫っ毛、性格はなんだろう、優しいのかな?」
「あら、いい友達が出来たようね。斗真がこんなに友達の特徴言えるほど親しくなった子って初めてじゃないかしら。」
「あーたしかにそうかも。まぁそういうことだから明日お弁当よろしくね。」
「とびきり美味しいの作ったげるから楽しみにしてなさい!」
歌うように軽やかに告げられた母親の言葉を聞ききってから自室へと向かった。
大和からメッセージか来ている。
「いきなりごめん!明日のお弁当、一緒に食べない?」
...願ったり叶ったりだ。
「もちろんいいぜ、他の人も誘いたかったら誘ってもいいしそこは大和に任せるよ」
俺は少し勇気を出してハートマークのスタンプを送った。
アプリタブを消すより早く大和からメッセージが来た。
「ほんとに!?やったー!一緒に食べよう!僕二人きりで食べたいな!」
大和からは 月が綺麗ですね と書かれたスタンプが送られてきた。なんだこれ?
俺がメッセージを返すとすぐにまた大和から返ってくる。
「オッケー二人で食べよう、ところで月が綺麗ですねってどういうこと?確かに今日は晴れてて月がよく見えるけど。」
「違うんだ、斗真くん。月が綺麗ですねってあなたを愛してますって意味にもなるんだよ?」
「あ、そういうこと。月が綺麗ですねって言われたときはなんて返せば良いんだ?きっとこの月は隠れることはないでしょうとかか?」
「諸説あるみたいだけど ずっと前から月はきれいですよ って返すのが一般的らしいね。斗真くんのそれもなかなかよさそうだけどね。この恋心はきっと濁りません、みたいなさ?」
「そういうの考える人っておしゃれだよな。」
「僕は斗真くんの きっとこの月は隠れることはないでしょう もすごくおしゃれだと思うし好きだけどな。」
「ありがと、大和も何か月で告白みたいなの考えてみてよ。」
「えぇ!急な無茶振りだねぇ...」
「いいからいいから」
「君の周りの闇を全て光に変えることが出来なくとも、僕は君の周りの闇を照らす月にはなれる。 とかどうかな?」
「なんかずりぃ、それかっこよすぎる。」
「あ~、いま斗真くん僕にキュンってしたでしょ!」
「してませーん」
「嘘だぁ!絶対キュンってしてくれたはずだもん!」
怒ってるようなスタンプが送られてくる。
「正直に言うと...」
「言うと?」
「ちょっとした。」
「ほらぁやっぱり~」
ドヤ顔のスタンプが送られてくる。
大和のやつ一体何個スタンプ持ってんだよ。
「キュンってしましたーあまりに大和がかっこよすぎたからキュンってしましたー」
ダメ押しでこう送ってみると大和からは照れたようなスタンプが送られてきた。
続けて
「明日体育祭だから早めに寝るね、おやすみ斗真くん。」
「おやすみ、大和。」
俺もそろそろ風呂はいろ...
風呂から上がって歯磨きをしていると母親に話しかけられた。
「ちょうどいいとこにきたわ斗真、あんた体育祭なんの種目に出んの?」
「俺は借り物競争だよ、あんまり順位とか見られないから気楽だなって。」
「そ、なら良いけど。やるからには精一杯頑張んなさいよ?」
「うん、ありがと」
ここで父親が話しかけてきた。
「借り物競争っつったら俺らの時代は 恋人! とかのお題が鉄板だったが斗真はそのお題が出たらどうするんだ?」
多分俺は明日の体育祭が楽しみで浮かれてたんだと思う。つい口が滑った。
「どうするって、普通に恋人連れて行くけど...?」
母親と父親が開いた口が塞がらないとでもいった様子でこちらを見ている。
先に口を開いたのは母親だった。
「斗真、あんたいつの間に恋人が...?」
続けて父親も口を開く。
「女の子?男の子?どっちなんだ?」
「ちょ、父さんも母さんも落ち着いて。」
「おち、落ち着いてられるもんですか...」
「いつの間にって言われてもだいたい半年くらい前かなぁ、その子は男の子だよ。」
父親は そうかそうか と言わんばかりに満足そうにうなずいている。
母親は付き合ってるのが男だと聞いて更にびっくりしたようだ。
「斗真、あんた男と付き合ったの?信じられない。」
母さんまでそんな事言うのか。
頭がふわっとした刹那、以外にも父親が口を開いた。
「母ちゃん、斗真が誰と付き合おうが斗真の自由だろ。たかだか男の子同士で付き合ったくらいで何が信じられないんだ?今の発言は斗真の気持ちも、斗真の恋人の気持ちも踏みにじることになることがなんでわからない!」
親父がこんなに声を荒らげたのは初めて見た。更に親父は続ける。
「当人たちの幸せに親が介入するのは親子愛の形じゃないぞ、母ちゃん。本当に親が子を愛してるならするべき行動は一つ。息子が心から幸せに生きれるよう、たとえそれが人に迷惑をかけない形の幸せである限り全力でサポートをすることだ。」
「父さん...」
「それから斗真にも一つ言っておこう。父さんは斗真が誰と付き合おうが構わない。男の子同士で付き合うのはきっと周囲の好奇に満ちた目で後ろ指を指される茨の道になることはほぼ間違いないだろう。だけど父さんは、いや、俺たちは斗真の味方だからな。」
気がつくと俺は涙を流していた。
「父さん...ありがと。」
「いいんだよ、じゃあ斗真はもう寝なさい。明日体育祭なんだろ?」
「うん、おやすみ父さん。」
「あぁ、おやすみ。」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説


主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
ハンターがマッサージ?で堕とされちゃう話
あずき
BL
【登場人物】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ハンター ライト(17)
???? アル(20)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
後半のキャラ崩壊は許してください;;
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。


家事代行サービスにdomの溺愛は必要ありません!
灯璃
BL
家事代行サービスで働く鏑木(かぶらぎ) 慧(けい)はある日、高級マンションの一室に仕事に向かった。だが、住人の男性は入る事すら拒否し、何故かなかなか中に入れてくれない。
何度かの押し問答の後、なんとか慧は中に入れてもらえる事になった。だが、男性からは冷たくオレの部屋には入るなと言われてしまう。
仕方ないと気にせず仕事をし、気が重いまま次の日も訪れると、昨日とは打って変わって男性、秋水(しゅうすい) 龍士郎(りゅうしろう)は慧の料理を褒めた。
思ったより悪い人ではないのかもと慧が思った時、彼がdom、支配する側の人間だという事に気づいてしまう。subである慧は彼と一定の距離を置こうとするがーー。
みたいな、ゆるいdom/subユニバース。ふんわり過ぎてdom/subユニバースにする必要あったのかとか疑問に思ってはいけない。
※完結しました!ありがとうございました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる