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タキガワ(俺)×サトウ(恋敵)
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俺、タキガワには恋人がいる。彼の名前は、カネキ。イケメンで運動神経が良くて、とっても優しい!そんな彼の様子が、最近おかしい気がする……
放課後、俺はカネキのクラスに行き、掃除をしていたカネキに声をかけた。
「カネキー!今日一緒に帰ろう!」
カネキは俺を見ると、
「わ、悪りぃ…。この後委員会あるから先帰ってろ。」
と言って、また掃除を続けた。
「そっか…。わかった。じゃあね。」
“あやしい…。”
俺がそう思った理由はいくつかある。
まず第1に、今日、カネキの委員会は放課後ない!保健委員の仕事は、昨日だ!2日連続なんてありえない!
第2に、カネキが俺の方に駆け寄って来ない。こんなこと前はなかった!
第3は…カンだ。
俺のカンはよく当たる…。前にテストを全てカンで答えたら…、全部当たってたこともある。
そんな俺のカンが、《カネキハアヤシイ!》と言う判断をしたから、俺はこれに従う。
“尾行してやる!”
僕はサトウ。最近、彼氏ができた!彼の名前は、カネキくん。とっても優しいんだ!
今日は、彼氏と一緒に帰る約束をしているから、校門で待ってた。すると、後者の方から駆け足でこっちに向かってくる長身の男がいた。
“カネキくんだ!”
僕は嬉しくてニコニコして待っていた。
「はぁ、はぁ…待たせて…はぁ…ごめん…。」
カネキくんは息を切らしながら謝ってきた。
「そんなに待ってないから大丈夫だよ!」
「そっか、よかった。」
そう言ってカネキくんは、笑顔を向けてくれた。
「じゃあ、帰るか!」
「うん!」
僕たちは、他愛のない話をしながら帰った……
次の日…
タキガワは、サトウに話しかけた。
「ねぇねぇサトウくん?君さ…カネキと付き合ってんの?」
タキガワにそう聞かれ、サトウは顔を真っ赤にしてうなづいた。その瞬間、タキガワはサトウの肩を掴んで、
「俺たち…あいつに騙されてる。」
と言った。サトウは驚いていた。当たり前だ、急にそんなことを言われて、理解できるはずがない。
「え?…何が騙されてるの?」
「実はな…サトウ…。俺もカネキと付き合ってるんだ。」
サトウは頭に?が見えそうなほど混乱していた。
「どう…言う事?」
「俺たち…カネキに二股されてたんだ。」
その言葉を聞いて、いくら鈍感…いや…純粋なサトウは、理解した。そして、膝から崩れ落ちた。
「そんな…。ぅ…初めて…の…ひっく…彼氏だった…のに……。」
「俺もだよ。サトウ…。だから、仕返ししてやろうぜ?」
タキガワは、座り込んだサトウに手を差し出した。サトウは、タキガワの手をそっと握り、うなづく。
「サトウ!お前…なんで急に別れるだなんて言うんだよ!」
学校の帰り道、人気のないところでサトウとカネキはもめていた。別れ話だ。
「ごめん…。でも…ほかに好きな人ができたんだ。だから、もう一度言うけど…僕と別れて。」
真剣な眼差しで、サトウはカネキを見つめる。カネキはうつむき、拳を握りしめると、
「…今までずっと……。我慢してきたのに…。お前を傷つけないよう…してなのに…。もう我慢できねぇ!」
と言って、サトウを壁に押さえつけた。
「な、何するの!やめてよ!」
「俺はなぁ…。可愛いお前を襲いたくて仕方なかったんだよ。でも、傷つけたくないから我慢してなのに……」
カネキは、サトウにキスする。サトウは暴れるが、力の差は歴然だ。
カネキの手がサトウのズボンの中に入る。そして、アナを見つけて指を入れようとする……
____キキーーー!!____
自転車のブレーキ音がした。
「カネキィィィー!!!!」
男の叫び声とともに、カネキが吹っ飛んだ。
「タ、タキガワ!?お前…なんでこんなとこに!」
「うるさいわ!このクズが!」
タキガワがカネキをもう一度殴る。
「ご、誤解なんだ!な!タキガワ!」
「これのどこに誤解が?現場だろ!」
顔を抑えて後ずさるカネキに、タキガワが蹴りを入れる。
「サトウ!誤解を解いてくれ!」
「うるさい!!この二股男!」
サトウがカネキの顔面に蹴りを入れた。
そのあと、タキガワとサトウは、気がすむまでカネキをいたぶった。
「ずみまぜんでじだ!!!」
顔の原型をとどめていないカネキが土下座した。
『2度と姿をあらわすな!』
タキガワとサトウがそう言うと、カネキは走り去った。
「ナイス演技サトウ!」
「ナイスタイミング!タキガワくん!」
_ライバルが手を組む日(昨日)
間に合いませんでした…。
誠にすみません。
放課後、俺はカネキのクラスに行き、掃除をしていたカネキに声をかけた。
「カネキー!今日一緒に帰ろう!」
カネキは俺を見ると、
「わ、悪りぃ…。この後委員会あるから先帰ってろ。」
と言って、また掃除を続けた。
「そっか…。わかった。じゃあね。」
“あやしい…。”
俺がそう思った理由はいくつかある。
まず第1に、今日、カネキの委員会は放課後ない!保健委員の仕事は、昨日だ!2日連続なんてありえない!
第2に、カネキが俺の方に駆け寄って来ない。こんなこと前はなかった!
第3は…カンだ。
俺のカンはよく当たる…。前にテストを全てカンで答えたら…、全部当たってたこともある。
そんな俺のカンが、《カネキハアヤシイ!》と言う判断をしたから、俺はこれに従う。
“尾行してやる!”
僕はサトウ。最近、彼氏ができた!彼の名前は、カネキくん。とっても優しいんだ!
今日は、彼氏と一緒に帰る約束をしているから、校門で待ってた。すると、後者の方から駆け足でこっちに向かってくる長身の男がいた。
“カネキくんだ!”
僕は嬉しくてニコニコして待っていた。
「はぁ、はぁ…待たせて…はぁ…ごめん…。」
カネキくんは息を切らしながら謝ってきた。
「そんなに待ってないから大丈夫だよ!」
「そっか、よかった。」
そう言ってカネキくんは、笑顔を向けてくれた。
「じゃあ、帰るか!」
「うん!」
僕たちは、他愛のない話をしながら帰った……
次の日…
タキガワは、サトウに話しかけた。
「ねぇねぇサトウくん?君さ…カネキと付き合ってんの?」
タキガワにそう聞かれ、サトウは顔を真っ赤にしてうなづいた。その瞬間、タキガワはサトウの肩を掴んで、
「俺たち…あいつに騙されてる。」
と言った。サトウは驚いていた。当たり前だ、急にそんなことを言われて、理解できるはずがない。
「え?…何が騙されてるの?」
「実はな…サトウ…。俺もカネキと付き合ってるんだ。」
サトウは頭に?が見えそうなほど混乱していた。
「どう…言う事?」
「俺たち…カネキに二股されてたんだ。」
その言葉を聞いて、いくら鈍感…いや…純粋なサトウは、理解した。そして、膝から崩れ落ちた。
「そんな…。ぅ…初めて…の…ひっく…彼氏だった…のに……。」
「俺もだよ。サトウ…。だから、仕返ししてやろうぜ?」
タキガワは、座り込んだサトウに手を差し出した。サトウは、タキガワの手をそっと握り、うなづく。
「サトウ!お前…なんで急に別れるだなんて言うんだよ!」
学校の帰り道、人気のないところでサトウとカネキはもめていた。別れ話だ。
「ごめん…。でも…ほかに好きな人ができたんだ。だから、もう一度言うけど…僕と別れて。」
真剣な眼差しで、サトウはカネキを見つめる。カネキはうつむき、拳を握りしめると、
「…今までずっと……。我慢してきたのに…。お前を傷つけないよう…してなのに…。もう我慢できねぇ!」
と言って、サトウを壁に押さえつけた。
「な、何するの!やめてよ!」
「俺はなぁ…。可愛いお前を襲いたくて仕方なかったんだよ。でも、傷つけたくないから我慢してなのに……」
カネキは、サトウにキスする。サトウは暴れるが、力の差は歴然だ。
カネキの手がサトウのズボンの中に入る。そして、アナを見つけて指を入れようとする……
____キキーーー!!____
自転車のブレーキ音がした。
「カネキィィィー!!!!」
男の叫び声とともに、カネキが吹っ飛んだ。
「タ、タキガワ!?お前…なんでこんなとこに!」
「うるさいわ!このクズが!」
タキガワがカネキをもう一度殴る。
「ご、誤解なんだ!な!タキガワ!」
「これのどこに誤解が?現場だろ!」
顔を抑えて後ずさるカネキに、タキガワが蹴りを入れる。
「サトウ!誤解を解いてくれ!」
「うるさい!!この二股男!」
サトウがカネキの顔面に蹴りを入れた。
そのあと、タキガワとサトウは、気がすむまでカネキをいたぶった。
「ずみまぜんでじだ!!!」
顔の原型をとどめていないカネキが土下座した。
『2度と姿をあらわすな!』
タキガワとサトウがそう言うと、カネキは走り去った。
「ナイス演技サトウ!」
「ナイスタイミング!タキガワくん!」
_ライバルが手を組む日(昨日)
間に合いませんでした…。
誠にすみません。
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