浪人生が元クラスメイトと異世界転移したら悪魔になりました

みっくす俺!!

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17~19わまとめ(勇者&天使視点)

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「佐渡いいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーーーー」


え、佐渡
マジで…マジで死んだのか?

急に…転移させられて…挙げ句の果てに死んだ
なんだよそれ
さすがにひどいよー

佐渡はすごいやつだったー
クラスのいじめにも勇敢に立ち向かってたしなー

加担してた自分が恥ずかしいなー
対して佐渡は器が大きくてー本当に仲間外れにして悪かったなー

…佐渡への後悔と親愛が超溢れてきたなー

「佐渡…佐渡!佐渡!佐渡!」

もう魔獣にぶつけようー
魔獣!殲滅しろーー

「佐渡!佐渡!佐渡!」

「ファイヤーボールー
 ウォーターボールー
 グラスボールー
 ウインドボールー
 サンダーボールー
 ダークボールー
 シャインボールー」

グオオォォォォォォォーーーーーーーー
グオオォォォォォォォーーーーーーーー
グオオォォォォォォォーーーーーーーー

「ウインドスライサー
 ファイヤーリングー
 サンダービームー」

グオオォォォォォォォーーーーーーーー
グオオォォォォォォォーーーーーーーー
ギャッギャッギャッー




わわっ
勇哉なんかすごいことになってるよ

佐渡!佐渡ってヤバいね

…もしかしてワタリ負けたのかな
ここからだとどうなってるかギリギリ見えないんだよね
さっきはぼくの魔法でなんとか助かったみたいだったけどどうなんだろう?

動いたら後で怒られるかなぁ
でも、緊急事態だし少しだけ…

あ、ワタリ…倒れてる
ゴングコングキングも一緒に倒れてる!

あれはヤバいね
『精神力耐性』なかったらぼくもう死にそう

でも、今のぼくならワタリを復活出来るよ

それを勇哉に教えないと…

「勇哉、ワタリなら大丈夫だよ」

「佐渡!佐渡!
ブラックデリートー
ブラックデリートー
ブラックデリートー」

あれ?聞こえないのかな

「勇哉、ぼくなら回復できるよ」

「佐渡!佐渡!
ファイヤージャッチメントーーーーー」

勇哉を中心に炎が広がる

ギャッギャッギャッ
ギャッギャッギャッ
グオオォォォォォォォーーーーーーーー

うわぁなにあの魔法
ここにいても暑いよ
離れよう





はぁはぁー

全部倒したかー
雪辱は果たしたよー
佐渡、安らかに眠ってー

「勇哉ー
大丈夫?
とりあえず回復するよ『ヒール(中)』」

「はぁー
ありがとー桃田
でも佐渡が…佐渡のところまで間に合わなかったー」

「泣かないでよ勇哉
大丈夫だよぼく回復頑張るから」

「ぐずっ
うん…でも桃田…魔力足りないと思うよー」

「あ、忘れてた…
じゃあワタリは…うそでしょ
ワタリ、ワタリーーーーーーーーー」

「ぐずっ
とりあえず佐渡のところに行こうー」

「うん…」

「ワタリ、ゴングコングキングと相討ちだったんだね
去り際もカッコいいしワタリらしいや」

「えー、相討ち?
叩かれて一方的に殺られたところ見たんだけどー」

「え、でも両方ともそこに…もしかして!」


『確認発動』

名前 佐渡翔
状態 正常
体力 520/520



「やっぱりワタリ生きてるよ」

「えー、本当かー!
よかったー」

抱きしめ合う二人

「もう!泣いちゃったよ
本当に心配かける親友だね
多分『犠牲』を使ったんだね
そんな感じのスキルだよ」

「本当ー
カッコいい委員長はいつも自分だけで走ってくからなー
もっと頼ってくれよなー」

「そうだよね
もっと頼ればいいのに
ふふ、でもそんなワタリをこれからも一緒に守って行こうね、勇哉」

「おー
もちろんだー
オレは二人の事大好きだー」

「あ、勇哉『オレ』って言った!
あんまり言わないのにね」

「感情が高ぶるとー
たまに言うんだよなー」

「そうなんだね
じゃあワタリ起きるまで食事の準備でもして待とっか」


それから結構経ってからワタリは起きた
なかなか起きなかったから心配になっちゃったよ

羽も使えるようになったしじゃあ目的地のギルドまでまた一緒に行こう

ぼくたちならなんでもできる気がするよ!
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