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40. 今ならよくわかるというもの
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「はあ、はぁ、はぁっ、はっ……」
エドガールは野獣のような自分の息遣いを、まるで他人事のように聞いていた。
……体が、熱い。
全身の筋肉が痺れたみたいになって、燃え上がりそうだ。
全力疾走したときのように汗だくで、鼓動は轟き、酸素を求めて肺が張り裂けそうだ。
もう、何回……? 何回、果てたっけ? 何回だ……?
脳も痺れたようになってしまい、うまく数えられない。
とにかく、数えきれないほど彼女の中で果てたのに、いまだエドガールの精力は衰えず、歯止めが効かなかった。
エドガールは寝台のヘッドボードを背に、ミレーユはエドガールの腰にまたがる姿勢で向かい合い、抱き合っている。
猛々しく力を取り戻した巨杭は、ふたたび蜜壺に深々と突き刺さっていた。
これまで生きてきて性欲は少ないほうだと思っていたけど、どうやら相手によるらしい。
両腕に力を込め、彼女を抱き寄せると、この身に押しつけられる肌はふにゃりと柔らかく、頼りない。
「あぁ……」
張りつめた乳房の感触に官能を煽られ、あえぎともうめきともつかぬ声が漏れた。
彼女の腰を掴んで引き下げ、自らの腰は突き上げ、さらに奥のところまで巨杭を食い込ませる。
「あ……ん……。ふ、深くて……気持ちイイよぉ……」
彼女は聞こえないぐらいの声で啼き、媚肉がじわじわと締めつけてくる。
「……んくっ……」
イキそうになりながらも、どうにか寸前で踏みとどまり、大きく息を吸った。
クラリ、と目眩がする。
この、どうにも形容しがたい甘すぎる匂いのせいだ……
匂いのせいで狂おしいほど情欲を煽られ、むちゃくちゃに犯したくなる。
どろりと甘くて、抗いがたい毒があり、嗅いでいるだけで脳髄がとろけ、繋がっている性器も腰も背中も全身が、どろどろに溶け落ちていくようだった。
この身を削り、この魂も削り、この命が尽き果てるまで、やってやってやりまくりたくなる。まるで妙な媚薬でも盛られたかのように……
じんわりと睾丸に精が充溢し、痛みを覚えるほど竿に力がみなぎり、巨杭はますます硬くいきり立った。
我知らず腰が動いてしまい、蜜壺の奥のほうに擦りつけながら、とろとろの刺激に失神しそうになる……
あ、あ、こ、これ……あぁ……。気持ちよすぎて、おかしくなりそうだ……
「あ……匂いが……」
朦朧とした意識のせいで、考えていることが口からこぼれた。
すると、彼女は「あっ……」と小さく声を上げ、頬を赤らめる。
「匂い……。気づきましたか? あの……臭いですか……?」
……え? どういうことだ?
不思議に思い、少し体を離して彼女の顔をのぞき込む。
「……いや。臭くはないが……。なにかつけているの?」
彼女は申し訳なさそうに首を横に振った。
「実はこれ……体臭なんです。人狼の女性特有の。ごめんなさい。匂い、キツいですよね」
「人狼の女性特有の?」
驚いて聞き返すと、彼女は恥ずかしそうに視線を逸らして言う。
「レテの花の香りに似てると言われています。いつも匂うわけじゃないんですよ? その……特別なときだけ、匂うんです……」
「特別なときって……性交のときってこと?」
ずばり聞くと、彼女はモゴモゴと「そうなんですけど、そうじゃなくて」と続けた。
「そ、その……。つまり……発情期のときに……」
真っ赤になった彼女の声は、消え入りそうだった。
それを見ているこちらまで恥ずかしくなり、同時に激しく萌えてしまい、思わず声が上ずった。
「つまり、発情期になると雄を誘うために匂いをまき散らすってこと?」
彼女は困ったように眉尻を下げ、コクンとうなずく。
「ごめんなさい。ものすごく嫌なんですけど、自分ではどうしようもなくて。今、一番強くなってると思うんです。ほんとは匂いを消したいんですけど……」
「いやいやいや。そんなことない。そんなことないよ! 消す必要なんてない!」
勢い込んで言うと、彼女は「え?」と視線を上げる。
なかなか刺激的な真実だった。このやたらに股間を刺激してくる、とんでもなく淫らな香りを、発情期になった人狼女性が放っているなんて。
しかも、どうやらそれは人間の雄にも効果てきめんらしい。
「僕は好きだよ、この匂い。むちゃくちゃ好きだ。嗅いだことのない、いい匂いだ。すごく甘くて、中毒性があって、身体の芯に響くというか……」
正確には股間に響くんだが……
「と、とにかく、気にすることない! 僕は好きだよ。君の体も、顔も、性格も、この匂いもひっくるめて、全部大好きだ……」
「エドガール……ありがとう。うれしい」
彼女は恥じらいながら言い、可憐に微笑む。
口づけを乞うように舌を突き出すと、桜色の唇がふわりと開き、そっと咥えてくれた。
舌と舌を絡ませながら、小さな肢体をより深く抱きしめると、ゆっくりと腰が上下に動きはじめる……
発情期のミレーユとこうして交われるなんて、男として最高の気分だった。
初めてのときの彼女は未熟で、匂いも薄く、あらゆるところが硬かったのに……
何度も自分と抱き合ったおかげで、彼女は雌として成熟に近づき、発情期を迎えてまさに大輪の花を咲かせていた。
そのことを思うと、ものすごくゾクゾクした。
男冥利に尽きるというか、少女を育てて妾にする、古典的な男の欲望が今ならよくわかる。
それよりもなによりも、この甘い匂いは、狂おしいほどエドガールを発情させた。
あっ、あっ、はぁっ、ま、まずい、これは……く、クセになりそうだ……
とろとろのぐちゃぐちゃになった熱の沼に、繰り返し繰り返し雄杭を突き上げる。
「んっ、くっ、ミレーユ、すごく……み、淫らだ……」
あえぎながら漏れた言葉が、彼女の耳に届いた。
すると、彼女は左手でつとエドガールのうなじを捕らえる。
そうして、うっとりした声で夢見るようにつぶやいた。
「なら、よかった。あなたをそんな気持ちにさせたなら……。あなたになら、淫らなことをされてもいい……。されたいから、私……」
その扇情的な告白に、どうしようもなくドキドキしてしまう。
彼女は、媚肉で雄棒を包み込んだまま、両膝にぐっと力を入れた。
ほっそりした白い腰が、艶めかしくうねりはじめる。
うっ……わっ……
とっさに片目をつぶり、背中をを丸めてかばい、射精を抑えようとする。
しかし、白い腰の動きは止まらなかった。
グチャッ、ビチャッ、と溢れた和合液が、勢いよく飛び散る。
雄棒を根元まで咥えたまま、白い腰は縦横無尽に揺らめき、しゃくり上げた。まるで雄棒から精を搾ろうとするように……
剥き出しの雄棒が、とろりとした膣粘膜に擦り上げられ、ゾクゾクッと腰から這い上った。
堪える間もなく、どろりとした熱が尿道を駆け抜ける。
うくっ……で、出るっ……!
ビュウーッと勢いよく熱い精がほとばしり出た。
快感の鞭に鋭く打ち据えられ、意識が白く飛びそうになる。
あ……が……。き……気持ち……よすぎて……ああぁ……
むせかえるようなレテの花の香り。
腰から背骨から脳髄まで、どろどろに溶け落ちそうな快感。
無我夢中で彼女の尻を掴み、腰をわななかせながら精を放ち続けた。
「……エドガール……」
彼女のほうから顔を寄せてきて、二人の唇が重なる。
舌先を優しくしゃぶられながら、温かい膣内で吐精するのは、途方もなく素晴らしかった。
「ミレーユ……。好きだよ……。大好きだ……」
キスの合間にそう伝え続けた。君のことが、すごく好きなんだ。
好きな気持ちが、奔流となって彼女の中へ押し寄せていくみたいだ。
最後の一滴まで吐き尽くしながら、人間としての心も、動物としての本能も満たされていくのを感じた。
可愛くて、純粋で、素直で、なのに淫奔で、雄の劣情を掻き立てるミレーユ……
人狼だろうが、敵対してようが、関係ない。もうすでに彼女なしの人生なんて考えられなくなっていた。
それにしても……
劣情を放ったあと、小さな肢体を抱きしめながら、冷静になった頭で思う。
恐らく、月食の聖贄宴は発情期と無関係ではないんだろう。
これから妊娠出産を控えた人狼の女性のために、企図された儀式に違いない。
つまり、体力をつけるためだとか、精力をつけるために、食人の儀式があるのだ。
だが、どうも腑に落ちない点がある。
なぜ、人狼の男性に同じ儀式がないんだろう?
なぜ、人狼の女性にだけ、月食の聖贄宴が行われる?
エドガールは野獣のような自分の息遣いを、まるで他人事のように聞いていた。
……体が、熱い。
全身の筋肉が痺れたみたいになって、燃え上がりそうだ。
全力疾走したときのように汗だくで、鼓動は轟き、酸素を求めて肺が張り裂けそうだ。
もう、何回……? 何回、果てたっけ? 何回だ……?
脳も痺れたようになってしまい、うまく数えられない。
とにかく、数えきれないほど彼女の中で果てたのに、いまだエドガールの精力は衰えず、歯止めが効かなかった。
エドガールは寝台のヘッドボードを背に、ミレーユはエドガールの腰にまたがる姿勢で向かい合い、抱き合っている。
猛々しく力を取り戻した巨杭は、ふたたび蜜壺に深々と突き刺さっていた。
これまで生きてきて性欲は少ないほうだと思っていたけど、どうやら相手によるらしい。
両腕に力を込め、彼女を抱き寄せると、この身に押しつけられる肌はふにゃりと柔らかく、頼りない。
「あぁ……」
張りつめた乳房の感触に官能を煽られ、あえぎともうめきともつかぬ声が漏れた。
彼女の腰を掴んで引き下げ、自らの腰は突き上げ、さらに奥のところまで巨杭を食い込ませる。
「あ……ん……。ふ、深くて……気持ちイイよぉ……」
彼女は聞こえないぐらいの声で啼き、媚肉がじわじわと締めつけてくる。
「……んくっ……」
イキそうになりながらも、どうにか寸前で踏みとどまり、大きく息を吸った。
クラリ、と目眩がする。
この、どうにも形容しがたい甘すぎる匂いのせいだ……
匂いのせいで狂おしいほど情欲を煽られ、むちゃくちゃに犯したくなる。
どろりと甘くて、抗いがたい毒があり、嗅いでいるだけで脳髄がとろけ、繋がっている性器も腰も背中も全身が、どろどろに溶け落ちていくようだった。
この身を削り、この魂も削り、この命が尽き果てるまで、やってやってやりまくりたくなる。まるで妙な媚薬でも盛られたかのように……
じんわりと睾丸に精が充溢し、痛みを覚えるほど竿に力がみなぎり、巨杭はますます硬くいきり立った。
我知らず腰が動いてしまい、蜜壺の奥のほうに擦りつけながら、とろとろの刺激に失神しそうになる……
あ、あ、こ、これ……あぁ……。気持ちよすぎて、おかしくなりそうだ……
「あ……匂いが……」
朦朧とした意識のせいで、考えていることが口からこぼれた。
すると、彼女は「あっ……」と小さく声を上げ、頬を赤らめる。
「匂い……。気づきましたか? あの……臭いですか……?」
……え? どういうことだ?
不思議に思い、少し体を離して彼女の顔をのぞき込む。
「……いや。臭くはないが……。なにかつけているの?」
彼女は申し訳なさそうに首を横に振った。
「実はこれ……体臭なんです。人狼の女性特有の。ごめんなさい。匂い、キツいですよね」
「人狼の女性特有の?」
驚いて聞き返すと、彼女は恥ずかしそうに視線を逸らして言う。
「レテの花の香りに似てると言われています。いつも匂うわけじゃないんですよ? その……特別なときだけ、匂うんです……」
「特別なときって……性交のときってこと?」
ずばり聞くと、彼女はモゴモゴと「そうなんですけど、そうじゃなくて」と続けた。
「そ、その……。つまり……発情期のときに……」
真っ赤になった彼女の声は、消え入りそうだった。
それを見ているこちらまで恥ずかしくなり、同時に激しく萌えてしまい、思わず声が上ずった。
「つまり、発情期になると雄を誘うために匂いをまき散らすってこと?」
彼女は困ったように眉尻を下げ、コクンとうなずく。
「ごめんなさい。ものすごく嫌なんですけど、自分ではどうしようもなくて。今、一番強くなってると思うんです。ほんとは匂いを消したいんですけど……」
「いやいやいや。そんなことない。そんなことないよ! 消す必要なんてない!」
勢い込んで言うと、彼女は「え?」と視線を上げる。
なかなか刺激的な真実だった。このやたらに股間を刺激してくる、とんでもなく淫らな香りを、発情期になった人狼女性が放っているなんて。
しかも、どうやらそれは人間の雄にも効果てきめんらしい。
「僕は好きだよ、この匂い。むちゃくちゃ好きだ。嗅いだことのない、いい匂いだ。すごく甘くて、中毒性があって、身体の芯に響くというか……」
正確には股間に響くんだが……
「と、とにかく、気にすることない! 僕は好きだよ。君の体も、顔も、性格も、この匂いもひっくるめて、全部大好きだ……」
「エドガール……ありがとう。うれしい」
彼女は恥じらいながら言い、可憐に微笑む。
口づけを乞うように舌を突き出すと、桜色の唇がふわりと開き、そっと咥えてくれた。
舌と舌を絡ませながら、小さな肢体をより深く抱きしめると、ゆっくりと腰が上下に動きはじめる……
発情期のミレーユとこうして交われるなんて、男として最高の気分だった。
初めてのときの彼女は未熟で、匂いも薄く、あらゆるところが硬かったのに……
何度も自分と抱き合ったおかげで、彼女は雌として成熟に近づき、発情期を迎えてまさに大輪の花を咲かせていた。
そのことを思うと、ものすごくゾクゾクした。
男冥利に尽きるというか、少女を育てて妾にする、古典的な男の欲望が今ならよくわかる。
それよりもなによりも、この甘い匂いは、狂おしいほどエドガールを発情させた。
あっ、あっ、はぁっ、ま、まずい、これは……く、クセになりそうだ……
とろとろのぐちゃぐちゃになった熱の沼に、繰り返し繰り返し雄杭を突き上げる。
「んっ、くっ、ミレーユ、すごく……み、淫らだ……」
あえぎながら漏れた言葉が、彼女の耳に届いた。
すると、彼女は左手でつとエドガールのうなじを捕らえる。
そうして、うっとりした声で夢見るようにつぶやいた。
「なら、よかった。あなたをそんな気持ちにさせたなら……。あなたになら、淫らなことをされてもいい……。されたいから、私……」
その扇情的な告白に、どうしようもなくドキドキしてしまう。
彼女は、媚肉で雄棒を包み込んだまま、両膝にぐっと力を入れた。
ほっそりした白い腰が、艶めかしくうねりはじめる。
うっ……わっ……
とっさに片目をつぶり、背中をを丸めてかばい、射精を抑えようとする。
しかし、白い腰の動きは止まらなかった。
グチャッ、ビチャッ、と溢れた和合液が、勢いよく飛び散る。
雄棒を根元まで咥えたまま、白い腰は縦横無尽に揺らめき、しゃくり上げた。まるで雄棒から精を搾ろうとするように……
剥き出しの雄棒が、とろりとした膣粘膜に擦り上げられ、ゾクゾクッと腰から這い上った。
堪える間もなく、どろりとした熱が尿道を駆け抜ける。
うくっ……で、出るっ……!
ビュウーッと勢いよく熱い精がほとばしり出た。
快感の鞭に鋭く打ち据えられ、意識が白く飛びそうになる。
あ……が……。き……気持ち……よすぎて……ああぁ……
むせかえるようなレテの花の香り。
腰から背骨から脳髄まで、どろどろに溶け落ちそうな快感。
無我夢中で彼女の尻を掴み、腰をわななかせながら精を放ち続けた。
「……エドガール……」
彼女のほうから顔を寄せてきて、二人の唇が重なる。
舌先を優しくしゃぶられながら、温かい膣内で吐精するのは、途方もなく素晴らしかった。
「ミレーユ……。好きだよ……。大好きだ……」
キスの合間にそう伝え続けた。君のことが、すごく好きなんだ。
好きな気持ちが、奔流となって彼女の中へ押し寄せていくみたいだ。
最後の一滴まで吐き尽くしながら、人間としての心も、動物としての本能も満たされていくのを感じた。
可愛くて、純粋で、素直で、なのに淫奔で、雄の劣情を掻き立てるミレーユ……
人狼だろうが、敵対してようが、関係ない。もうすでに彼女なしの人生なんて考えられなくなっていた。
それにしても……
劣情を放ったあと、小さな肢体を抱きしめながら、冷静になった頭で思う。
恐らく、月食の聖贄宴は発情期と無関係ではないんだろう。
これから妊娠出産を控えた人狼の女性のために、企図された儀式に違いない。
つまり、体力をつけるためだとか、精力をつけるために、食人の儀式があるのだ。
だが、どうも腑に落ちない点がある。
なぜ、人狼の男性に同じ儀式がないんだろう?
なぜ、人狼の女性にだけ、月食の聖贄宴が行われる?
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