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放課後の秘めごと
第一話 少女たちの秘密の時間
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黒百合女学園は、かつては高貴な身分の女子だけが通うことを許された、高名な私立女学校であった。
現在は広く門戸を開いているものの、厳しい試験と高額な学費によっていわゆる「お嬢様」と呼ばれるような女子だけが通学している。
制服は清楚な白ブラウスに、深い紺色のリボンタイ。プリーツスカートは黒。白いハイソックスが映える。
地味だけれど少女の可憐さを引き立てると、保護者からはなかなかの評判だ。
教師も全員女性。
可憐な少女たちが美しい女教師に守られた、秘められた園。
そこが黒百合女学園だった。
◆
「絵利子ちゃん、今日図書委員のお当番の日でしょ?」
最後の授業が終って帰りの会が始まるまでの僅かな時間。
長い髪を三つ編みのお下げにした絵利子に後ろから声がかけられた。
机の上に乗せた黒のランドセルに教科書を入れようとしていた絵利子に寄ってきたのは、仲良しの祥子、マリイ、真澄の3人だった。
祥子は4人のリーダー格で、級長にもなっている。
長いつややかなロングヘアで前髪を紺のヘアバンドで上げていた。
美人で運動もできる彼女は下級生にもファンが多い美少女だ。
マリイは母親がフランス人で金茶の髪が天使のようにふわふわカールしている可愛い系。おっとりとしているが意外と大胆だったりする。
真澄はポニーテールで、面白いことを言ってみんなを笑わせるのが好きな人気者。
絵利子は4人の中では一番控えめでおとなしく、みんなの後をついていくタイプだった。
「じゃ、あたしたちも掃除終わったらみんなで図書館行くね」
「え? えっと……」
口ごもって頬を染めてしまった絵利子の顔を、真澄が覗き込む。
「いいよね!?」
念を押されて、絵利子は赤面する頬を隠すようにコクリと頷いた。
◆
放課後の図書室は訪れる生徒の姿もなく、夕日を浴びて静まり返っていた。
カウンターに座っているべき図書委員の絵利子もいない。
その代わりに、誰も入れないはずの司書室からひそやかな人の気配がしていた。
「今日の絵利子のパンツ可愛いいなぁ」
「マリイちゃんのも可愛いよ」
「真澄ちゃんのパンツ、初めて見るわ」
「うん、昨日ママが買ってきてくれたの。祥子も見せてよぉ」
いたるところに本の置かれた部屋の片隅に、4人の少女が集まり、スカートを捲り上げてパンツを見せあっていた。
最初は「今日のパンツどんなの?」というお洒落心からきたちょっとした悪戯だった。
それが、次第にいけない事をしているという背徳感を生み出し、性に敏感な年頃の少女達を更なる行為へと駆り立てる。
「やんっ、祥子ちゃん。触っちゃダメよぉ」
白地にピンクの水玉模様の小さなパンツを見せていた絵利子は、突然股間に触れられてスカートを押さえた。
「だって、ココ触った時の絵利子の声、可愛いんだもの。いいでしょ? ちょっとだけ…ね?」
じりじり寄ってきた祥子の手が、再び絵利子の股間へと伸ばされる。
スカートの下へもぐり込み、パンツの上から腿の間をさする指に、絵利子はぶるりと背中を震わせた。
「あっ、なんか変……やっぱりダメえっ」
「祥子ずるいわぁー 抜け駆けしてる!」
二人の様子に気付いた真澄が後ろから近付き、負けじとばかりに絵利子の小さなお尻を撫でまわす。
「じゃあアタシはこっちから~ 絵利子のおしり、ぷりっとしててちっちゃくて気持ちいい」
「おしりなんか触っちゃダメよぉ、あんっ!」
前と後ろからさわさわ撫でる手が次第に敏感な部分まで指でなぞってきて、絵利子は思わず自分の口を押さえた。
「みんなで楽しいことしてるー。絵利子ちゃん、オッパイ大きくなった?」
「んっ、やめてマリイちゃんっ」
「ね、おっぱい見せて?」
「アタシ絵利子のオッパイも見たいな~」
マリイの手で黒いスカートのウエストから引き抜かれたブラウスが、3人ががりでシュミーズごと乳首の上まで大胆にまくり上げられた。
ほんの少しだけ、僅かに膨らんだ絵利子の小さなおっぱいを見て、おお~っと皆から声が上がる。
「ちょっと膨らんでるヨ。絵利子ちゃんエッチ~」
「みんなでモミモミしたらもっと大きくなるんじゃない?」
「あぁ…んっ、わたしばっかり…ずるいよぅ。みんなも見せてくれなきゃ…やぁん」
少女達の手がほのかな膨らみを確かめるように撫で、絵利子はビクビクッと細い姿態をひっきりなしに震わせた。
「絵利子かわいい……気持ちいいの? その声もっと出してみて」
祥子が胸を撫でまわしながら耳元でささやく。
「なんか…ヘンな感じになっちゃ……あんっ、みんなでおっぱい触っちゃいやぁ」
「絵利子ちゃんのオッパイ見てると、もっといじりたくなっちゃう。我慢できないよぉ」
マリイは夢中でほんのりした膨らみを揉んでた。
「ほんと絵利子のお肌すべすべで気持ちいいわぁ、フルフルしちゃってさ…おっぱい、気持ちいいんだねぇ」
「んっ! みんなのいじわる…っ、あぁ…ん」
少女達の小さな手が夢中になって絵利子の身体中を撫でまわし、可愛いらしい喘ぎが本の山積みになった埃っぽい部屋を隠微な空間に変える。
図書室との間に取られた小窓の、カーテンの隙間から投げられる視線に気付いた者は、誰もいなかった。
現在は広く門戸を開いているものの、厳しい試験と高額な学費によっていわゆる「お嬢様」と呼ばれるような女子だけが通学している。
制服は清楚な白ブラウスに、深い紺色のリボンタイ。プリーツスカートは黒。白いハイソックスが映える。
地味だけれど少女の可憐さを引き立てると、保護者からはなかなかの評判だ。
教師も全員女性。
可憐な少女たちが美しい女教師に守られた、秘められた園。
そこが黒百合女学園だった。
◆
「絵利子ちゃん、今日図書委員のお当番の日でしょ?」
最後の授業が終って帰りの会が始まるまでの僅かな時間。
長い髪を三つ編みのお下げにした絵利子に後ろから声がかけられた。
机の上に乗せた黒のランドセルに教科書を入れようとしていた絵利子に寄ってきたのは、仲良しの祥子、マリイ、真澄の3人だった。
祥子は4人のリーダー格で、級長にもなっている。
長いつややかなロングヘアで前髪を紺のヘアバンドで上げていた。
美人で運動もできる彼女は下級生にもファンが多い美少女だ。
マリイは母親がフランス人で金茶の髪が天使のようにふわふわカールしている可愛い系。おっとりとしているが意外と大胆だったりする。
真澄はポニーテールで、面白いことを言ってみんなを笑わせるのが好きな人気者。
絵利子は4人の中では一番控えめでおとなしく、みんなの後をついていくタイプだった。
「じゃ、あたしたちも掃除終わったらみんなで図書館行くね」
「え? えっと……」
口ごもって頬を染めてしまった絵利子の顔を、真澄が覗き込む。
「いいよね!?」
念を押されて、絵利子は赤面する頬を隠すようにコクリと頷いた。
◆
放課後の図書室は訪れる生徒の姿もなく、夕日を浴びて静まり返っていた。
カウンターに座っているべき図書委員の絵利子もいない。
その代わりに、誰も入れないはずの司書室からひそやかな人の気配がしていた。
「今日の絵利子のパンツ可愛いいなぁ」
「マリイちゃんのも可愛いよ」
「真澄ちゃんのパンツ、初めて見るわ」
「うん、昨日ママが買ってきてくれたの。祥子も見せてよぉ」
いたるところに本の置かれた部屋の片隅に、4人の少女が集まり、スカートを捲り上げてパンツを見せあっていた。
最初は「今日のパンツどんなの?」というお洒落心からきたちょっとした悪戯だった。
それが、次第にいけない事をしているという背徳感を生み出し、性に敏感な年頃の少女達を更なる行為へと駆り立てる。
「やんっ、祥子ちゃん。触っちゃダメよぉ」
白地にピンクの水玉模様の小さなパンツを見せていた絵利子は、突然股間に触れられてスカートを押さえた。
「だって、ココ触った時の絵利子の声、可愛いんだもの。いいでしょ? ちょっとだけ…ね?」
じりじり寄ってきた祥子の手が、再び絵利子の股間へと伸ばされる。
スカートの下へもぐり込み、パンツの上から腿の間をさする指に、絵利子はぶるりと背中を震わせた。
「あっ、なんか変……やっぱりダメえっ」
「祥子ずるいわぁー 抜け駆けしてる!」
二人の様子に気付いた真澄が後ろから近付き、負けじとばかりに絵利子の小さなお尻を撫でまわす。
「じゃあアタシはこっちから~ 絵利子のおしり、ぷりっとしててちっちゃくて気持ちいい」
「おしりなんか触っちゃダメよぉ、あんっ!」
前と後ろからさわさわ撫でる手が次第に敏感な部分まで指でなぞってきて、絵利子は思わず自分の口を押さえた。
「みんなで楽しいことしてるー。絵利子ちゃん、オッパイ大きくなった?」
「んっ、やめてマリイちゃんっ」
「ね、おっぱい見せて?」
「アタシ絵利子のオッパイも見たいな~」
マリイの手で黒いスカートのウエストから引き抜かれたブラウスが、3人ががりでシュミーズごと乳首の上まで大胆にまくり上げられた。
ほんの少しだけ、僅かに膨らんだ絵利子の小さなおっぱいを見て、おお~っと皆から声が上がる。
「ちょっと膨らんでるヨ。絵利子ちゃんエッチ~」
「みんなでモミモミしたらもっと大きくなるんじゃない?」
「あぁ…んっ、わたしばっかり…ずるいよぅ。みんなも見せてくれなきゃ…やぁん」
少女達の手がほのかな膨らみを確かめるように撫で、絵利子はビクビクッと細い姿態をひっきりなしに震わせた。
「絵利子かわいい……気持ちいいの? その声もっと出してみて」
祥子が胸を撫でまわしながら耳元でささやく。
「なんか…ヘンな感じになっちゃ……あんっ、みんなでおっぱい触っちゃいやぁ」
「絵利子ちゃんのオッパイ見てると、もっといじりたくなっちゃう。我慢できないよぉ」
マリイは夢中でほんのりした膨らみを揉んでた。
「ほんと絵利子のお肌すべすべで気持ちいいわぁ、フルフルしちゃってさ…おっぱい、気持ちいいんだねぇ」
「んっ! みんなのいじわる…っ、あぁ…ん」
少女達の小さな手が夢中になって絵利子の身体中を撫でまわし、可愛いらしい喘ぎが本の山積みになった埃っぽい部屋を隠微な空間に変える。
図書室との間に取られた小窓の、カーテンの隙間から投げられる視線に気付いた者は、誰もいなかった。
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