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40 ■ The Hanged Man,Upright 02 ■
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「殺す」
「ブラウニー落ち着け……」
さっきまでお母さん化してたくせに、アドルフさんも今は殺気を放っている。
「彼女、一目でもう死にそうな顔してるから、放っておけなくてね。ちなみに君らを襲ったエルフはギンコって名前なんだけど……彼も今は彼女をこっちへ返すのは賛成派だ」
「は……? あいつが?」
「ココリーネのやり方に疑問を覚えたみたい」
最初から犯罪だ、気づけよ……クソエルフ。
「しかし、それでその話を伝えにきてくれただけか? 何か預かったりしてないのか? 手紙とか」
アドルフさんが聞いた。敬語消えてる。
「ああ、うん、プラムからブラウニー宛てに手紙は預かってるよ。話の最後に渡すね。で、僕からの提案なんだけど落ち着いて聞いてくれる? 一応君たちの状況は調査してから来たから状況は知ってるつもり。それで、前提としてプラムをリーブス家の養子にすること、容認できる?」
「は? そんなの、できるわけ」
「……いいのか?!」
オレはえ、って顔でアドルフさんを見た。
アドルフさんは、オレの肩に手をのせた。
「ブラウニー。多分こういう事だ。プラムをリーブス公爵家の令嬢にすれば、プラムとココリーネの立場はほぼ同等になる。簡単に引き取れるはずだ。他の公爵家の令嬢を監禁するわけにはいかないからな。で、プラムがうちに嫁いでくれば元通りってわけだ」
「……そんな事ができるのか」
「うん。その通り。父上からも了承もらってるよ。父上もブルボンスの弱みを一個握るわけだから、メリットないわけじゃないしね。アドルフさんがうちに養子にだしますって書類を交わしてくれれば、それで終わりだよ。うちの子だから連れて帰るねー、であっさり解決。ココリーネがやってる事は犯罪だから公にはできないしうちの家に喧嘩は売れない、むしろあっちが不利だね。何も文句言えないと思うよ」
「なんでそんな事してくれるんだよ」
「さっきも言ったじゃない。プラムが酷く辛そうだからだよ。プラムはね、僕の死んだ妹に似ててね。それもあって……ちょっとしつこくしてた。それとレインツリーで突き飛ばしちゃったお詫び……かな。むしろプラムのためだね」
「そう、か……。……ありがとう」
オレは顔を覆って下を向いた。
「うん。ただね、我が家にもルールはあって、少なくとも15歳までは結婚させてあげられないんだけど、それは良い?」
「は?」
なん……だと……。
「すぐに解放してあげたいのは山々なんだけど、役所通して書類交わす以上、プラムはうちの子になるからね。うちは、結婚は少なくとも15歳未満ではさせないんだよ。ちゃんと学校いかせて勉強させて一人前の大人になってからリリース。あ、婚約はしていいよ。じゃないと心配でしょ?」
「……お、おう。……プラムはお前の家に住まなきゃいけないのか」
またプラムが遠くなる気がした。
「まあ、そうなるよね。でも、いつでも会いに来ていいよ。会いに行かせてもいいし」
「はは、まあいいじゃないか。おじさんはとりあえずお前達が泣かないですむ選択肢になるならそれでOKだ。オレ達じゃなにもできなかったし。な? ブラウニー」
「……そうっすね」
これは……仕方ないな。
「わー、楽しみだな。師匠とプラムの婚約式。兄として」
「あに」
「うん、兄」
「………おまえが」
「うん、君の将来の義兄、そしてプラムのお兄ちゃんになります!! え、何その死にそうな顔、怖いよ、師匠」
「よろしくおねがいします……」
オレは声をしぼりだした。
「ブラウニー。顔が全然よろしくしてないぞ……」
父親がうるさい。
「どうしたの、急にしおらしくなって。やだな、師匠らしくない! 今まで通り話してよ!」
リンデン、もうオレはお前に頭が上がらない。
「あと、アドルフさん。申し訳ないんだけど、父の方から一つ条件があって」
「ん? なんだ」
「錬金アイテムの権利を一つ譲ってくれる?、って。その代わりプラムは全力で守ってくれるって。ごめんね」
「あー……なるほど。でも確かにこのままじゃヒースが好条件すぎるからな。
わかった。一つとか言わないでくれ。譲れるものを幾つかピックアップしてくるわ。オレもその方が納得できるし、安心だ。その中から大公閣下に好きなの選んもらってくれ。その代わり、プラムをしっかりと頼む」
「勿論だよ。いや、嬉しいな。ヒースの技術はピカイチだからね」
アドルフさん、またオレ達のために、そんな切り売りを……。
どうしたら恩返しできるかわからないな……。
「じゃあ、アドルフさん、サインをいくつかちょうだい。あ、ここは割印で……うん、これを役所に提出したらプラムはうちの子だよ」
「ありがとうございます、リンデン坊っちゃん」
二人が書類をまとめていく。
オレはそれを横目で見ながら、リンデンが届けてくれたプラムからの手紙を開いた。
オレがプラムを助けたわけではない、というのが歯がゆい。
手紙は短かった。
『ブラウニーへ』
『きっともうすぐ会えるよね』
『大好き、愛してる』
――プラムの字だ。
「あ……」
愛してる、そうだ……愛してるって言ったことがなかった。
だめだ、涙がでそうだ。
オレも愛してる、プラム。
「さてと、そろそろ帰ろう。役所に書類提出に行きたいしね。迎えに行く日が決まったら連絡するよ。一緒に迎えに行こうね!」
「……本当にありがとう、リンデン」
アドルフさんが肩をぽん、と叩いて抱いてくれた。
リンデンはオレの礼にニッコリ微笑むと帰っていった。
あんなにうざいと思っていた相手に助けられ、早く戻ってきてほしいと思うなんて。
……反省する気持ちが出てきた。
そして、ずっと殺伐としてた事に気がついた。オレは……一体。
「良かったな、ブラウニー」
「うん。でも結局オレは何もできなかったけど。アドルフさんに権利払わせて、損をさせたし」
「……いいんだよ。前も言ったろ。利用できるものは利用しろって。全部自分でやろうと思うなって。
人に助けを求められるのも大事な事だ。
損をさせたなんて、そんな風に考えるなよ。オレだって自分の娘のためにオレが支払ったんだから」
「それに、お前はなにもしなかったわけじゃない。……耐えただろ。何かできることを考えようと頑張っていただろう。普通ならこんな状況、プラムのことあきらめるぞ? 相手は公爵家でこっちはほぼ平民みたいなもんだからな」
「……」
「なあ、これもお前の持ってる力の一つなんだよ。リンデンという知り合いがいて、オレという保護者を持ってる。オレがいう利用できるものは利用しろっていうのはこういう事も言ってるんだよ。
もし、リンデンやオレと縁がなかったらこうはならなかっただろ? ……そして耐えて状況が好転した。チャンスが向こうからやってきた。幸いプラムもなんとか無事なようだ」
頭をわしわし撫でられた。
少し涙がにじんだ。
「さて……と!」
アドルフさんはちょっとウキウキした感じで手をパン! と叩いた。
「プラムの位置情報教えてもらったし、おじさんちょっと、プラムの様子見に行ってくるわ。安心させたやりたい。リンデンがエルフに言ってくれてて、オレが行っても見逃してくれるってよ。マロ借りるわ」
「……は?位置情報!? いつのまに!? 行くならオレも一緒だろ。むしろあなたよりオレが行くべきだろ?! なんでだよ!?」
アドルフさんはジト目になり。
「おまえ、何するかわからないからな……さっき何回殺すって言葉発したよ」
呆れた顔でオレを見てきた。
「ぐう……!?」の音(ね)。
「……お前が行ったらさぁ、そのままプラムを連れて帰ろうとしたり、下手したらブルボンス公爵家でひと悶着おこしそうだから駄目。リンデン坊っちゃんも、オレなら行って良いって条件で教えてくれたしな」
「……!」
アドルフさんどころか、今ちょろっと会っただけのリンデンにそこまで読まれたのか?
あのふわっとしたリンデンにそんな洞察力があった事にも驚きだが……二人の思っている通り、ここ数ヶ月の自分の荒れっぷりを思い返すとオレは何も言えなかった。
「だからお前はもう少し我慢しなさいね。ブラウニー。マロ、来い」
「み」
ぺっ!、とオレの頭を蹴ってマロはアドルフさんの肩に飛び乗る。
畜生……。あ、いや。そうだ。
「あ、ちょっと待って。手紙ならいいだろ」
「お、それはグッドアイディア。書いてこい、絶対喜ぶぞ」
オレはアドルフさんに手早く手紙を書いて渡した。
「じゃあ、留守番頼む」
「おねがいします」
…………行ってらっしゃい。
「ブラウニー落ち着け……」
さっきまでお母さん化してたくせに、アドルフさんも今は殺気を放っている。
「彼女、一目でもう死にそうな顔してるから、放っておけなくてね。ちなみに君らを襲ったエルフはギンコって名前なんだけど……彼も今は彼女をこっちへ返すのは賛成派だ」
「は……? あいつが?」
「ココリーネのやり方に疑問を覚えたみたい」
最初から犯罪だ、気づけよ……クソエルフ。
「しかし、それでその話を伝えにきてくれただけか? 何か預かったりしてないのか? 手紙とか」
アドルフさんが聞いた。敬語消えてる。
「ああ、うん、プラムからブラウニー宛てに手紙は預かってるよ。話の最後に渡すね。で、僕からの提案なんだけど落ち着いて聞いてくれる? 一応君たちの状況は調査してから来たから状況は知ってるつもり。それで、前提としてプラムをリーブス家の養子にすること、容認できる?」
「は? そんなの、できるわけ」
「……いいのか?!」
オレはえ、って顔でアドルフさんを見た。
アドルフさんは、オレの肩に手をのせた。
「ブラウニー。多分こういう事だ。プラムをリーブス公爵家の令嬢にすれば、プラムとココリーネの立場はほぼ同等になる。簡単に引き取れるはずだ。他の公爵家の令嬢を監禁するわけにはいかないからな。で、プラムがうちに嫁いでくれば元通りってわけだ」
「……そんな事ができるのか」
「うん。その通り。父上からも了承もらってるよ。父上もブルボンスの弱みを一個握るわけだから、メリットないわけじゃないしね。アドルフさんがうちに養子にだしますって書類を交わしてくれれば、それで終わりだよ。うちの子だから連れて帰るねー、であっさり解決。ココリーネがやってる事は犯罪だから公にはできないしうちの家に喧嘩は売れない、むしろあっちが不利だね。何も文句言えないと思うよ」
「なんでそんな事してくれるんだよ」
「さっきも言ったじゃない。プラムが酷く辛そうだからだよ。プラムはね、僕の死んだ妹に似ててね。それもあって……ちょっとしつこくしてた。それとレインツリーで突き飛ばしちゃったお詫び……かな。むしろプラムのためだね」
「そう、か……。……ありがとう」
オレは顔を覆って下を向いた。
「うん。ただね、我が家にもルールはあって、少なくとも15歳までは結婚させてあげられないんだけど、それは良い?」
「は?」
なん……だと……。
「すぐに解放してあげたいのは山々なんだけど、役所通して書類交わす以上、プラムはうちの子になるからね。うちは、結婚は少なくとも15歳未満ではさせないんだよ。ちゃんと学校いかせて勉強させて一人前の大人になってからリリース。あ、婚約はしていいよ。じゃないと心配でしょ?」
「……お、おう。……プラムはお前の家に住まなきゃいけないのか」
またプラムが遠くなる気がした。
「まあ、そうなるよね。でも、いつでも会いに来ていいよ。会いに行かせてもいいし」
「はは、まあいいじゃないか。おじさんはとりあえずお前達が泣かないですむ選択肢になるならそれでOKだ。オレ達じゃなにもできなかったし。な? ブラウニー」
「……そうっすね」
これは……仕方ないな。
「わー、楽しみだな。師匠とプラムの婚約式。兄として」
「あに」
「うん、兄」
「………おまえが」
「うん、君の将来の義兄、そしてプラムのお兄ちゃんになります!! え、何その死にそうな顔、怖いよ、師匠」
「よろしくおねがいします……」
オレは声をしぼりだした。
「ブラウニー。顔が全然よろしくしてないぞ……」
父親がうるさい。
「どうしたの、急にしおらしくなって。やだな、師匠らしくない! 今まで通り話してよ!」
リンデン、もうオレはお前に頭が上がらない。
「あと、アドルフさん。申し訳ないんだけど、父の方から一つ条件があって」
「ん? なんだ」
「錬金アイテムの権利を一つ譲ってくれる?、って。その代わりプラムは全力で守ってくれるって。ごめんね」
「あー……なるほど。でも確かにこのままじゃヒースが好条件すぎるからな。
わかった。一つとか言わないでくれ。譲れるものを幾つかピックアップしてくるわ。オレもその方が納得できるし、安心だ。その中から大公閣下に好きなの選んもらってくれ。その代わり、プラムをしっかりと頼む」
「勿論だよ。いや、嬉しいな。ヒースの技術はピカイチだからね」
アドルフさん、またオレ達のために、そんな切り売りを……。
どうしたら恩返しできるかわからないな……。
「じゃあ、アドルフさん、サインをいくつかちょうだい。あ、ここは割印で……うん、これを役所に提出したらプラムはうちの子だよ」
「ありがとうございます、リンデン坊っちゃん」
二人が書類をまとめていく。
オレはそれを横目で見ながら、リンデンが届けてくれたプラムからの手紙を開いた。
オレがプラムを助けたわけではない、というのが歯がゆい。
手紙は短かった。
『ブラウニーへ』
『きっともうすぐ会えるよね』
『大好き、愛してる』
――プラムの字だ。
「あ……」
愛してる、そうだ……愛してるって言ったことがなかった。
だめだ、涙がでそうだ。
オレも愛してる、プラム。
「さてと、そろそろ帰ろう。役所に書類提出に行きたいしね。迎えに行く日が決まったら連絡するよ。一緒に迎えに行こうね!」
「……本当にありがとう、リンデン」
アドルフさんが肩をぽん、と叩いて抱いてくれた。
リンデンはオレの礼にニッコリ微笑むと帰っていった。
あんなにうざいと思っていた相手に助けられ、早く戻ってきてほしいと思うなんて。
……反省する気持ちが出てきた。
そして、ずっと殺伐としてた事に気がついた。オレは……一体。
「良かったな、ブラウニー」
「うん。でも結局オレは何もできなかったけど。アドルフさんに権利払わせて、損をさせたし」
「……いいんだよ。前も言ったろ。利用できるものは利用しろって。全部自分でやろうと思うなって。
人に助けを求められるのも大事な事だ。
損をさせたなんて、そんな風に考えるなよ。オレだって自分の娘のためにオレが支払ったんだから」
「それに、お前はなにもしなかったわけじゃない。……耐えただろ。何かできることを考えようと頑張っていただろう。普通ならこんな状況、プラムのことあきらめるぞ? 相手は公爵家でこっちはほぼ平民みたいなもんだからな」
「……」
「なあ、これもお前の持ってる力の一つなんだよ。リンデンという知り合いがいて、オレという保護者を持ってる。オレがいう利用できるものは利用しろっていうのはこういう事も言ってるんだよ。
もし、リンデンやオレと縁がなかったらこうはならなかっただろ? ……そして耐えて状況が好転した。チャンスが向こうからやってきた。幸いプラムもなんとか無事なようだ」
頭をわしわし撫でられた。
少し涙がにじんだ。
「さて……と!」
アドルフさんはちょっとウキウキした感じで手をパン! と叩いた。
「プラムの位置情報教えてもらったし、おじさんちょっと、プラムの様子見に行ってくるわ。安心させたやりたい。リンデンがエルフに言ってくれてて、オレが行っても見逃してくれるってよ。マロ借りるわ」
「……は?位置情報!? いつのまに!? 行くならオレも一緒だろ。むしろあなたよりオレが行くべきだろ?! なんでだよ!?」
アドルフさんはジト目になり。
「おまえ、何するかわからないからな……さっき何回殺すって言葉発したよ」
呆れた顔でオレを見てきた。
「ぐう……!?」の音(ね)。
「……お前が行ったらさぁ、そのままプラムを連れて帰ろうとしたり、下手したらブルボンス公爵家でひと悶着おこしそうだから駄目。リンデン坊っちゃんも、オレなら行って良いって条件で教えてくれたしな」
「……!」
アドルフさんどころか、今ちょろっと会っただけのリンデンにそこまで読まれたのか?
あのふわっとしたリンデンにそんな洞察力があった事にも驚きだが……二人の思っている通り、ここ数ヶ月の自分の荒れっぷりを思い返すとオレは何も言えなかった。
「だからお前はもう少し我慢しなさいね。ブラウニー。マロ、来い」
「み」
ぺっ!、とオレの頭を蹴ってマロはアドルフさんの肩に飛び乗る。
畜生……。あ、いや。そうだ。
「あ、ちょっと待って。手紙ならいいだろ」
「お、それはグッドアイディア。書いてこい、絶対喜ぶぞ」
オレはアドルフさんに手早く手紙を書いて渡した。
「じゃあ、留守番頼む」
「おねがいします」
…………行ってらっしゃい。
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