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4章 卑屈ルート、美紗の幸せルート、凱の超超超頑張りルート!
12話 凱の超超超頑張りルート 2
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あらゆる可能性を考えろ。
まず、僕がやり直しをしてることを言わない場合、今のまま変化はないだろう。問題は、言ってしまった場合だね。世界の理を壊す行為により災難が起こる場合がある。その場合、一番危険なのは美紗だ。だからと言って簡単にやり直しができるかと言われると不可能かもしれない。それがもう一つの問題。神の力を無関係の人に教えるという行為により不幸を神からの試験として課せられる場合がある。その場合、やり直しができるかどうか微妙なところになるんだよね。
神に聞くことはできないのだろうか?
セーブ
クロノス、クロノス、クロノス、クロノス、クロノス。
ここは?
『君から来たんじゃないか。それでどうしたの?問題は無さそうだったけど?』
「もし、美紗にこの事を言った場合ってどうなるの?」
『…………それを他言する覚悟はあるの?』
「あったとしても意味はなさないよ」
僕は知っている。たとて言ったとして、やり直し無くして越えられるほど簡単なものではないと。
『分かっているじゃんか。なのに聞きに来た理由は?』
「どんなことが起こるの?」
『その事実を知った人間を徹底的に落とし入れるとかかな』
ふむ。美紗が傷付くと言うことか。
『そうだよ?まぁ、君に選択肢をあげようかと思ったけどね?面白そうだから、やってみない?』
「……はっ?」
『勿論君が死にかけたら強制的にこちらに戻しやり直しをできるようにするよ』
「結末は見えるじゃないか」
『普通の人ならね』
「ん?どういうこと?」
『君にはずば抜けた身体能力があるじゃないか。頭も良いしね』
何を言っているんだろうか。
「やりたくないよ」
『過度な干渉は許されないけれど、一つ言っておくとね。彼女にはある運命があるからね。それを変える良い機会だと思うよ?』
ある運命。何となく分かる気がする。
『ぶっちゃけ言えば、なんで生きてるのか不思議なくらいにね』
「やっぱり、そういうことでしょ?」
『さぁ?なんだろうね?で、どうするの?』
「神の言う通りなら、やるしかないよね」
『わかったよ。じゃあ、早速………』
「それが本当ならね」
『………どういうことだい?』
「疑ってるわけではないよ。ただ少し違和感があってね」
『なんだい』
「そこまで僕にやらせたい理由は?そこまでこだわる?」
『………』
「予想だけどさ。もしかして結末を知ってるんじゃないの?」
『………どうだろうね』
「まぁ、今の僕には関係の無いことさ。けどね、もし今僕が言ったことが正しければ、僕は………自分の運命を予測できるからね」
『そっか…………』
「じゃ、よろしくね?できる限り負担は掛けないよ」
~~~~~~~~~~~~~~~
さぁて、どうなるんでしょうね?
いやぁ、この後の話しや章を知っているとゾクゾクしますねぇ。
面白いと思っていただけたらこれからもよろしくお願いします。
まず、僕がやり直しをしてることを言わない場合、今のまま変化はないだろう。問題は、言ってしまった場合だね。世界の理を壊す行為により災難が起こる場合がある。その場合、一番危険なのは美紗だ。だからと言って簡単にやり直しができるかと言われると不可能かもしれない。それがもう一つの問題。神の力を無関係の人に教えるという行為により不幸を神からの試験として課せられる場合がある。その場合、やり直しができるかどうか微妙なところになるんだよね。
神に聞くことはできないのだろうか?
セーブ
クロノス、クロノス、クロノス、クロノス、クロノス。
ここは?
『君から来たんじゃないか。それでどうしたの?問題は無さそうだったけど?』
「もし、美紗にこの事を言った場合ってどうなるの?」
『…………それを他言する覚悟はあるの?』
「あったとしても意味はなさないよ」
僕は知っている。たとて言ったとして、やり直し無くして越えられるほど簡単なものではないと。
『分かっているじゃんか。なのに聞きに来た理由は?』
「どんなことが起こるの?」
『その事実を知った人間を徹底的に落とし入れるとかかな』
ふむ。美紗が傷付くと言うことか。
『そうだよ?まぁ、君に選択肢をあげようかと思ったけどね?面白そうだから、やってみない?』
「……はっ?」
『勿論君が死にかけたら強制的にこちらに戻しやり直しをできるようにするよ』
「結末は見えるじゃないか」
『普通の人ならね』
「ん?どういうこと?」
『君にはずば抜けた身体能力があるじゃないか。頭も良いしね』
何を言っているんだろうか。
「やりたくないよ」
『過度な干渉は許されないけれど、一つ言っておくとね。彼女にはある運命があるからね。それを変える良い機会だと思うよ?』
ある運命。何となく分かる気がする。
『ぶっちゃけ言えば、なんで生きてるのか不思議なくらいにね』
「やっぱり、そういうことでしょ?」
『さぁ?なんだろうね?で、どうするの?』
「神の言う通りなら、やるしかないよね」
『わかったよ。じゃあ、早速………』
「それが本当ならね」
『………どういうことだい?』
「疑ってるわけではないよ。ただ少し違和感があってね」
『なんだい』
「そこまで僕にやらせたい理由は?そこまでこだわる?」
『………』
「予想だけどさ。もしかして結末を知ってるんじゃないの?」
『………どうだろうね』
「まぁ、今の僕には関係の無いことさ。けどね、もし今僕が言ったことが正しければ、僕は………自分の運命を予測できるからね」
『そっか…………』
「じゃ、よろしくね?できる限り負担は掛けないよ」
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さぁて、どうなるんでしょうね?
いやぁ、この後の話しや章を知っているとゾクゾクしますねぇ。
面白いと思っていただけたらこれからもよろしくお願いします。
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