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4章 卑屈ルート、美紗の幸せルート、凱の超超超頑張りルート!
9話 美紗の幸せルート 3
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「皿、洗わないとね」
「だね。手伝う?」
「いや、大丈夫だよ」
「そう?」
「うん」
「じゃあ、お願いするね。はい、お皿」
「ありがと」
僕の幸せか。そうだなぁ…美紗と一緒に過ごしている時間とか?うぅん……何か違うな。そうか、美紗が関わってるからか。少し美紗から離れて探してみるか。
「春とは言えまだ水は冷たいな」
冬の手洗いは地獄の一言に尽きる。だが、全体的に寒い日は地獄だってことを言いたい。
体を動かすのは好きだし、自分だけで出来るようなスポーツとかかな?ランニングとか?
「業務的になったらダメだしな……」
やる分には問題ないけど、ずっとやってるといつか慣れみたいで趣味とか充実とは離れちゃうし。好きだから続けられる。けど、度が過ぎるのは良くない、か。
「充実って難しいな」
美紗と一緒に居ると会話が多いせいか、少し独り言が増えたな。けど、こんな幸せな独り言なら、良いんじゃないかな。
「美紗、なに見てるの?」
指が寒さで凍るかと思った。
「ん?適当につけた番組だけど、意外と面白いんだよ」
「あまりテレビは見ないから何がなんだか」
「そうなの?意外………ではないかな。凱君が電子機器を触ってるのって想像つかないよ」
「どんなイメージなの?」
「凱君って運動神経良いじゃん?だから、スポーツしてるイメージが結構強いんだよね」
「そうかな?」
自分のことは自分が一番知っていると言うが、実際は長年一緒に居る人の方が知ってるかもしれない。
「そういえば、凱君」
「ん?」
「幸せで思い出したんだけどね」
「うん」
幸せで思い出すこと、か。一体なんだろうか?
「付き合ってるだけだとやっぱり繋がりが弱いと思うんだ」
「ん?…………」
この展開。予想できる。反射的に眉間にシワがよる。
「それでね………婚約、しない?」
言い方は違うけど、ほぼまんまだね。
「いいけど………やっぱり男子として、僕から言いたかったな。プロポーズって、憧れない?」
「まぁ、女の子としてはね」
「でしょ?いつか僕からさせてもらうよ」
「婚約の予約が出来たね」
「だね」
ああいうのがほとんど反射的に出るということは、やはり美紗と結婚して幸せになりたいと言うことなのだろうか?少し想像が行き過ぎだね。障害がないとは言い切れない。実際に僕は形は違えど何回も体験したからね。そして、二回も美紗を………。こんなにやって、幸せに感じたのはホントに一握り程度だ。
「雰囲気も欲しいし、君にプレゼントするものも。まだない。少し時間が欲しいんだけど、いい?」
「勿論だよ。けど、プレゼントは別に良いよ?私は婚約をしたかったの。それを叶えてくれるってことは、凱君が私に愛をくれるってことでしょ?こんなものを、もらっておいてもっと欲しいなんて、傲慢だよ。それに、物よりも行動の方が嬉しいし」
「そっか。今回はその言葉に甘えさせて貰うよ」
「そうしてよ」
この人は僕には勿体無いぐらいに出来た人だ。
~~~~~~~~~~~~~~~
あと一話程度です。
いまからウズウズしてます。少しペースが早いような気もしますが、この高揚は結構すごいです。
面白いと思っていただけたらこれからもよろしくお願いします。
「だね。手伝う?」
「いや、大丈夫だよ」
「そう?」
「うん」
「じゃあ、お願いするね。はい、お皿」
「ありがと」
僕の幸せか。そうだなぁ…美紗と一緒に過ごしている時間とか?うぅん……何か違うな。そうか、美紗が関わってるからか。少し美紗から離れて探してみるか。
「春とは言えまだ水は冷たいな」
冬の手洗いは地獄の一言に尽きる。だが、全体的に寒い日は地獄だってことを言いたい。
体を動かすのは好きだし、自分だけで出来るようなスポーツとかかな?ランニングとか?
「業務的になったらダメだしな……」
やる分には問題ないけど、ずっとやってるといつか慣れみたいで趣味とか充実とは離れちゃうし。好きだから続けられる。けど、度が過ぎるのは良くない、か。
「充実って難しいな」
美紗と一緒に居ると会話が多いせいか、少し独り言が増えたな。けど、こんな幸せな独り言なら、良いんじゃないかな。
「美紗、なに見てるの?」
指が寒さで凍るかと思った。
「ん?適当につけた番組だけど、意外と面白いんだよ」
「あまりテレビは見ないから何がなんだか」
「そうなの?意外………ではないかな。凱君が電子機器を触ってるのって想像つかないよ」
「どんなイメージなの?」
「凱君って運動神経良いじゃん?だから、スポーツしてるイメージが結構強いんだよね」
「そうかな?」
自分のことは自分が一番知っていると言うが、実際は長年一緒に居る人の方が知ってるかもしれない。
「そういえば、凱君」
「ん?」
「幸せで思い出したんだけどね」
「うん」
幸せで思い出すこと、か。一体なんだろうか?
「付き合ってるだけだとやっぱり繋がりが弱いと思うんだ」
「ん?…………」
この展開。予想できる。反射的に眉間にシワがよる。
「それでね………婚約、しない?」
言い方は違うけど、ほぼまんまだね。
「いいけど………やっぱり男子として、僕から言いたかったな。プロポーズって、憧れない?」
「まぁ、女の子としてはね」
「でしょ?いつか僕からさせてもらうよ」
「婚約の予約が出来たね」
「だね」
ああいうのがほとんど反射的に出るということは、やはり美紗と結婚して幸せになりたいと言うことなのだろうか?少し想像が行き過ぎだね。障害がないとは言い切れない。実際に僕は形は違えど何回も体験したからね。そして、二回も美紗を………。こんなにやって、幸せに感じたのはホントに一握り程度だ。
「雰囲気も欲しいし、君にプレゼントするものも。まだない。少し時間が欲しいんだけど、いい?」
「勿論だよ。けど、プレゼントは別に良いよ?私は婚約をしたかったの。それを叶えてくれるってことは、凱君が私に愛をくれるってことでしょ?こんなものを、もらっておいてもっと欲しいなんて、傲慢だよ。それに、物よりも行動の方が嬉しいし」
「そっか。今回はその言葉に甘えさせて貰うよ」
「そうしてよ」
この人は僕には勿体無いぐらいに出来た人だ。
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あと一話程度です。
いまからウズウズしてます。少しペースが早いような気もしますが、この高揚は結構すごいです。
面白いと思っていただけたらこれからもよろしくお願いします。
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