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2章 後悔ルート、絶望ルート、失望ルート
番外編 美紗2
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「凱君………なんで信じてくれないの……」
凱君は私を軽蔑するような目をして私を見つめたあと、去っていった。
「美紗……大丈夫?」
落ち込んでる時に掛ける言葉の定番だよね?でも、大丈夫だと思う?でも、それを口にするのは、野望。折角心配してくれているのに、逆ギレみたいのは良くないよね。
「……うん大丈夫だよ」
「ホントに?」
「うん。あんな事言われても、仕方がないよね。嘘とは言え、騙したようなものだもの………」
「お父さん。なんであんなこと、言ったの?」
「お前らのためだ。どうせいつかああなる。遅かれ早かれ、な。あとは二人で好きにしなさい。私らは陽縞の部屋に行っている」
「………あぁ」
バタン。
「どうする?美紗?」
「ねぇ。さっきから何なの?」
「えっ?何が?」
とぼけるの?
「私と凱君が入ってきたときから、私のことを美紗美紗って……何時もは浜枝だったじゃん。何?零くんも実は望んでいたんじゃないの?こうなることを……」
「悪い?」
「えっ?」
本当に望んでいたの?
「酷いよ……零くん」
「自覚しなよ。君は、自覚をしていない」
「何のこと?」
意味分からない。嫌味?
「君は自分の容姿や性格、接し方を自覚していない」
「だから、何なの?本当に分からない」
「君はモテるってことだ!」
「…………」
それは、知ってる。嫌ってほど言い寄られたから。
「顔はとても整っていて、明るく、それでいて優しい。運動もできて勉強も出来る。君の身体は男子を魅了するんだ。君の存在が人をおかしくする。なんで分からないんだ?」
「…………だから何?」
何も言い返せない。自覚……とは違う。ただ、本当に知らなかった。もしかしたら、図星だったのかもしれない……。
「何より……」
「ん?…」
零くんの雰囲気が少しおかしい……
「無防備過ぎるんだよ。これは、君が悪い」
「えっ?」
そう言うと、床に押し倒された。
「きゅ、急に何?どうしたの?零くん。おかしいよ、さっきから」
「おかしいのは、君の方だろ?誘ってるんだろ?その格好は」
「えっ?違っ………」
確かに、少し着崩しているけど、これは、誘ってるんじゃ、ないんだよ……。凱君なら、良いけども……。凱君とだってキスもしてないのに!零くんとなんて……嫌!
「は、離してよ。なんでこんなことするの!」
「さっきも言ったろ。君が悪い」
「い、意味分かんないよ!お願い、離してよ………」
もう、ダメなんだ………。凱君を失って、私の……も失うんだ……。きっと、こんなんだから、凱君にも見捨てられたんだよね。ごめんね、凱君……。私が悪かったよね。幻滅したよね。失望したよね。ごめんね、ごめんね。私はもう、凱君が好きだった私では無いんだよね。今までありがと。私、この後死ぬよ。君がいない世界に生きる価値なんて、見出だせないから……。
~~~~~~~~~~~~~~~
ふむふむ。恋愛ものって、多少は年齢制限掛けた方が良くないかなぁ。そう言う展開にならないように結構頑張ってはいるんですけどね。これは、以外と難しいんですよ。もし嫌であれば飛ばしてください。このような展開になる場合は前話に書いておきます。本当に申し訳ありません。なるべく話を進めないようにします。話を進める場合は、何かで区切ります。ご理解お願いします。
面白いと思っていただけたらこれからもよろしくお願いします。
凱君は私を軽蔑するような目をして私を見つめたあと、去っていった。
「美紗……大丈夫?」
落ち込んでる時に掛ける言葉の定番だよね?でも、大丈夫だと思う?でも、それを口にするのは、野望。折角心配してくれているのに、逆ギレみたいのは良くないよね。
「……うん大丈夫だよ」
「ホントに?」
「うん。あんな事言われても、仕方がないよね。嘘とは言え、騙したようなものだもの………」
「お父さん。なんであんなこと、言ったの?」
「お前らのためだ。どうせいつかああなる。遅かれ早かれ、な。あとは二人で好きにしなさい。私らは陽縞の部屋に行っている」
「………あぁ」
バタン。
「どうする?美紗?」
「ねぇ。さっきから何なの?」
「えっ?何が?」
とぼけるの?
「私と凱君が入ってきたときから、私のことを美紗美紗って……何時もは浜枝だったじゃん。何?零くんも実は望んでいたんじゃないの?こうなることを……」
「悪い?」
「えっ?」
本当に望んでいたの?
「酷いよ……零くん」
「自覚しなよ。君は、自覚をしていない」
「何のこと?」
意味分からない。嫌味?
「君は自分の容姿や性格、接し方を自覚していない」
「だから、何なの?本当に分からない」
「君はモテるってことだ!」
「…………」
それは、知ってる。嫌ってほど言い寄られたから。
「顔はとても整っていて、明るく、それでいて優しい。運動もできて勉強も出来る。君の身体は男子を魅了するんだ。君の存在が人をおかしくする。なんで分からないんだ?」
「…………だから何?」
何も言い返せない。自覚……とは違う。ただ、本当に知らなかった。もしかしたら、図星だったのかもしれない……。
「何より……」
「ん?…」
零くんの雰囲気が少しおかしい……
「無防備過ぎるんだよ。これは、君が悪い」
「えっ?」
そう言うと、床に押し倒された。
「きゅ、急に何?どうしたの?零くん。おかしいよ、さっきから」
「おかしいのは、君の方だろ?誘ってるんだろ?その格好は」
「えっ?違っ………」
確かに、少し着崩しているけど、これは、誘ってるんじゃ、ないんだよ……。凱君なら、良いけども……。凱君とだってキスもしてないのに!零くんとなんて……嫌!
「は、離してよ。なんでこんなことするの!」
「さっきも言ったろ。君が悪い」
「い、意味分かんないよ!お願い、離してよ………」
もう、ダメなんだ………。凱君を失って、私の……も失うんだ……。きっと、こんなんだから、凱君にも見捨てられたんだよね。ごめんね、凱君……。私が悪かったよね。幻滅したよね。失望したよね。ごめんね、ごめんね。私はもう、凱君が好きだった私では無いんだよね。今までありがと。私、この後死ぬよ。君がいない世界に生きる価値なんて、見出だせないから……。
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ふむふむ。恋愛ものって、多少は年齢制限掛けた方が良くないかなぁ。そう言う展開にならないように結構頑張ってはいるんですけどね。これは、以外と難しいんですよ。もし嫌であれば飛ばしてください。このような展開になる場合は前話に書いておきます。本当に申し訳ありません。なるべく話を進めないようにします。話を進める場合は、何かで区切ります。ご理解お願いします。
面白いと思っていただけたらこれからもよろしくお願いします。
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