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第11話「そうだったのか、胡桃沢家」
そうだったのか、胡桃沢家(4)
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「頼むよ。あの部屋、元はといや姉ちゃんの部屋だし。どうしようっ! グチャグチャにしてたら姉ちゃんキレる。死ぬ! 残酷な方法で殺される!」
「だから言ってんじゃん。日頃からきちんと整理整頓して散らかさないようにって。散らかしたとしても、その時にきちんと片付けたてたら慌てる必要ないんだからね?」
「それを今言うか!?」
「ご、ごめん……って、何で俺が悪いみたいになってんの?」
「ゾヴジのズベジャリズドぉぉぉぉ……」
「もういいって、それは。それにあのゴミ屋敷は2日程度じゃどうしようもないってば。で、お姉さんってどれ?」
どれとは失礼な言い方だが。
「響華姉だよ」
「えっと……」
「上から2番目の」
「ああ……。有夏んとこって、えっと……何人お姉さんがいるんだっけ」
恐ろしい話でも聞いたかのように有夏がますますしがみついてくる。
「ろ……ろくにん。いや、六匹!」
「だから言ってんじゃん。日頃からきちんと整理整頓して散らかさないようにって。散らかしたとしても、その時にきちんと片付けたてたら慌てる必要ないんだからね?」
「それを今言うか!?」
「ご、ごめん……って、何で俺が悪いみたいになってんの?」
「ゾヴジのズベジャリズドぉぉぉぉ……」
「もういいって、それは。それにあのゴミ屋敷は2日程度じゃどうしようもないってば。で、お姉さんってどれ?」
どれとは失礼な言い方だが。
「響華姉だよ」
「えっと……」
「上から2番目の」
「ああ……。有夏んとこって、えっと……何人お姉さんがいるんだっけ」
恐ろしい話でも聞いたかのように有夏がますますしがみついてくる。
「ろ……ろくにん。いや、六匹!」
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