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第3章 日々勉強
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「ん、んん」
止めどなくマリーベルの蜜口から溢れる液体が、べっとりとイヴォンヌの手を濡らす。
「あ、そこ……い、いい」
「イビィの指は、細くて長いな。だから細かい所まで届くようだ」
「そ、そうなの?」
「あ、あぁ」
イヴォンヌの指を咥えこんでいるマリーベルの蜜口がビクビクと痙攣し、中の膣壁が収縮するのが指に伝わった。
あれからマリーベルの広げた足の間に身を置き、アネカの指導のもとマリーベルの秘所に手を入れた。
男性の性器が外に飛び出ているのとは逆に、女性のものは殆どが内にある。
見ると小さな穴でしかないのに、一体どうしてあんな大きなものが入るのか。しかも赤児もここから出てくるのだ。
「この肛門までの間を会陰と言って、子供が生まれる時、ここが切れる。それで出産後は傷が塞がるまでは、傷口が染みる」
「女性は出産後も大変なのですね」
「だから男はもっと女を敬うべきだと、私は思う。欲望を満たすだけ満たして放置とか、自分の所有物のように思う者が多いのは、嘆かわしいことだよ」
「それは、同じ男として耳が痛い」
「エイドリアンは、そういう男にならないで」
「誓います。女性は敬うべき存在で、俺の生活を支える相手ですから」
真摯な言葉をエイドリアンは口にした。
「それから陰核は男性で言えば、ここと同じ」
アネカはエイドリアンの亀頭を指差す。
「女性はここで感じる人が多い。ここを軽く摘んでごらん。花の蕾を潰さないように摘む感じで」
「はい」
アネカに言われたとおり、イヴォンヌは陰核を指二本で挟んだ。
「ん…」
「強さはどうだい、マリーベル」
「ん、もっと強くてもいいかも」
「だってさ、じゃあもう少し強く」
促されて彼女はもう少し力を込めた。
「ふぁ」
マリーベルの腰が揺れ膣口が収縮し、そこからトロリとした液体が滲み出てきた。
「マリーベルも単純だな。俺のことを言えないぞ。もう蜜が溢れてきた」
「うるさい。これは至極普通の反応よ。ここを触られたら、女は感じるものなのよ」
「やせ我慢はよせ」
「何ですって!!」
「こらこら、喧嘩は止めなさい。エイドリアンも、マリーベルをからかうだけなら、出ていってもらうよ」
「すみません」
「ごめんなさい、アネカ」
アネカに諌められ、二人はシュンとなって謝った。
「わかればいい。そう、イビィ、そうやって同じ力でそこを刺激し続けてみて」
「わかりました」
真剣な面持ちで陰核を擦り続けると、まるで会話でもしているかのように、膣口が開閉してどんどん蜜が溢れてきた。
「これが愛液、陰茎と膣壁が擦れる際に、滑りを良くする」
「出ない人もあると、本にも書いてありました」
「稀にね。不感症とでも言うか。痛みや快楽に強い耐性があると、なかなか濡れないこともある。男の場合は勃たないことを不能と言うけど」
「勃たなくなったら、俺も廃業だ。気をつけないと」
エイドリアンがブルリと体を震わせる。自分がもしそうなったらと、想像しているのだろう。
「イビィ、そのままちょっと指を曲げて、アチコチ突いてごらん」
「え、あ、はい」
イヴォンヌは指を折り曲げ、マリーベルの中を場所を少しずつ変えながら突いていった。
「……!!」
ある場所に触れた時、マリーベルの反応が変わった。
「そこ、今のところを徹底的に触って」
アネカもそれを見逃さなかった。
「あ、…ん、あ」
緩急をつけながら、同じ場所を突くと、マリーベルが甘い声を出して、腰を浮かせた。どくどくと溢れた蜜がイヴォンヌの手を濡らし、シーツに染みをつくっていく。
「じゃあ、陰核も一緒に突いて」
「やだ、そんなことしたら…あぁ~」
さっきより膨らんだ蕾を反対側の手で摘むと、マリーベルは嬌声を上げて、腰を思い切り浮かせた。
「きゃっ!!」
瞬間、ブシュッという音と共に、マリーベルの尿道から愛液が噴き出した。
「あ、んんん」
ヒクヒクとイヴォンヌの指を咥えこんだ、マリーベルの膣口が痙攣する。
「なんだ、潮吹きか…ちょっと早すぎないか? こんな早々に潮を吹くなんて、マリーベルも人のことを言えないぞ」
「だ、だって…気持ち良かったんですもの。エイドリアンよりずっと上手だった、」
憎まれ口を言う元気もないのか、マリーベルは力なく呟いた。
「あらら、マリーベルまで。イヴィはかなりの手練れだね。普通、女は男ほどすぐにはいかないもんなんだけど」
「そ、そんなものなんですか」
誉められているのだろうが、喜んでいいのかわからず苦笑いする。
「もしかした、ここの仕事、あなたには天職なのかもね」
「『房中術』が天職…」
「素敵じゃないか。もう少し訓練を積めば、私より有名になるかも知れないね」
「弟子に簡単に追い抜かれそうなのに、そんな嬉しそうにする師匠なんて珍しいですよ」
「何言っているんだい、エイドリアン。もしイヴィが構わないなら、この店を暫く任せて、私は旅に出ることだって出来る。何より今よりたくさんの性に迷える人達を相手に出来る」
止めどなくマリーベルの蜜口から溢れる液体が、べっとりとイヴォンヌの手を濡らす。
「あ、そこ……い、いい」
「イビィの指は、細くて長いな。だから細かい所まで届くようだ」
「そ、そうなの?」
「あ、あぁ」
イヴォンヌの指を咥えこんでいるマリーベルの蜜口がビクビクと痙攣し、中の膣壁が収縮するのが指に伝わった。
あれからマリーベルの広げた足の間に身を置き、アネカの指導のもとマリーベルの秘所に手を入れた。
男性の性器が外に飛び出ているのとは逆に、女性のものは殆どが内にある。
見ると小さな穴でしかないのに、一体どうしてあんな大きなものが入るのか。しかも赤児もここから出てくるのだ。
「この肛門までの間を会陰と言って、子供が生まれる時、ここが切れる。それで出産後は傷が塞がるまでは、傷口が染みる」
「女性は出産後も大変なのですね」
「だから男はもっと女を敬うべきだと、私は思う。欲望を満たすだけ満たして放置とか、自分の所有物のように思う者が多いのは、嘆かわしいことだよ」
「それは、同じ男として耳が痛い」
「エイドリアンは、そういう男にならないで」
「誓います。女性は敬うべき存在で、俺の生活を支える相手ですから」
真摯な言葉をエイドリアンは口にした。
「それから陰核は男性で言えば、ここと同じ」
アネカはエイドリアンの亀頭を指差す。
「女性はここで感じる人が多い。ここを軽く摘んでごらん。花の蕾を潰さないように摘む感じで」
「はい」
アネカに言われたとおり、イヴォンヌは陰核を指二本で挟んだ。
「ん…」
「強さはどうだい、マリーベル」
「ん、もっと強くてもいいかも」
「だってさ、じゃあもう少し強く」
促されて彼女はもう少し力を込めた。
「ふぁ」
マリーベルの腰が揺れ膣口が収縮し、そこからトロリとした液体が滲み出てきた。
「マリーベルも単純だな。俺のことを言えないぞ。もう蜜が溢れてきた」
「うるさい。これは至極普通の反応よ。ここを触られたら、女は感じるものなのよ」
「やせ我慢はよせ」
「何ですって!!」
「こらこら、喧嘩は止めなさい。エイドリアンも、マリーベルをからかうだけなら、出ていってもらうよ」
「すみません」
「ごめんなさい、アネカ」
アネカに諌められ、二人はシュンとなって謝った。
「わかればいい。そう、イビィ、そうやって同じ力でそこを刺激し続けてみて」
「わかりました」
真剣な面持ちで陰核を擦り続けると、まるで会話でもしているかのように、膣口が開閉してどんどん蜜が溢れてきた。
「これが愛液、陰茎と膣壁が擦れる際に、滑りを良くする」
「出ない人もあると、本にも書いてありました」
「稀にね。不感症とでも言うか。痛みや快楽に強い耐性があると、なかなか濡れないこともある。男の場合は勃たないことを不能と言うけど」
「勃たなくなったら、俺も廃業だ。気をつけないと」
エイドリアンがブルリと体を震わせる。自分がもしそうなったらと、想像しているのだろう。
「イビィ、そのままちょっと指を曲げて、アチコチ突いてごらん」
「え、あ、はい」
イヴォンヌは指を折り曲げ、マリーベルの中を場所を少しずつ変えながら突いていった。
「……!!」
ある場所に触れた時、マリーベルの反応が変わった。
「そこ、今のところを徹底的に触って」
アネカもそれを見逃さなかった。
「あ、…ん、あ」
緩急をつけながら、同じ場所を突くと、マリーベルが甘い声を出して、腰を浮かせた。どくどくと溢れた蜜がイヴォンヌの手を濡らし、シーツに染みをつくっていく。
「じゃあ、陰核も一緒に突いて」
「やだ、そんなことしたら…あぁ~」
さっきより膨らんだ蕾を反対側の手で摘むと、マリーベルは嬌声を上げて、腰を思い切り浮かせた。
「きゃっ!!」
瞬間、ブシュッという音と共に、マリーベルの尿道から愛液が噴き出した。
「あ、んんん」
ヒクヒクとイヴォンヌの指を咥えこんだ、マリーベルの膣口が痙攣する。
「なんだ、潮吹きか…ちょっと早すぎないか? こんな早々に潮を吹くなんて、マリーベルも人のことを言えないぞ」
「だ、だって…気持ち良かったんですもの。エイドリアンよりずっと上手だった、」
憎まれ口を言う元気もないのか、マリーベルは力なく呟いた。
「あらら、マリーベルまで。イヴィはかなりの手練れだね。普通、女は男ほどすぐにはいかないもんなんだけど」
「そ、そんなものなんですか」
誉められているのだろうが、喜んでいいのかわからず苦笑いする。
「もしかした、ここの仕事、あなたには天職なのかもね」
「『房中術』が天職…」
「素敵じゃないか。もう少し訓練を積めば、私より有名になるかも知れないね」
「弟子に簡単に追い抜かれそうなのに、そんな嬉しそうにする師匠なんて珍しいですよ」
「何言っているんだい、エイドリアン。もしイヴィが構わないなら、この店を暫く任せて、私は旅に出ることだって出来る。何より今よりたくさんの性に迷える人達を相手に出来る」
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