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160 夢から醒めて
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館に着いたときにはすでに夜が明けていた。
徹夜の仕事だった。
「わかっていると思うが……」
館が見える道に曲がる少し手前で、エリックさんが私たちに向き直る。
「ひととおり成功したとは言え、今回、お前がモリーの身代わりになった件で、殿下にお叱りを受けることを覚悟しておいた方がいい」
その言葉に私は身を固くした。
「………やっぱり……そう思いますか?」
終わりよければ全て良し。グスタフたちが現れなかったのは残念だが、ティモシーも無事(?)、グスタフらの仲間を捕らえた。髭の男の名前もわかった。彼らが王族に何らかの関係があるとわかった。
そして私には怪我ひとつない。(運ばれている間についた打ち身は不可抗力。おしりを叩かれたのも……私が話さなければわからない)
おしりのことは黙って、それ以外について話すとふたりは顔を見合せ首を左右に振る。
「まあ、俺らも一緒に反対もしなかったから、口添えはしてやらんわけでもないが、矛先はお前に行くかもな。もしそうなったら自分で言えよ」
反対されるかも、という杞憂もあったが、第一に本調子でない殿下に心配をかけたくなくて身代わりについて事前に相談しなかった。
けれどそんなことを言えば、殿下が傷つくのはわかっていた。余計な気を使って、と思われるかも知れない。
そっと馬を降りて厩舎に向かい、裏口から回ったが、入ってすぐにウィリアムさんが待ち構えていた。
「遅かったな」
床に敷かれた毛布を見て、扉の側でずっと待っていてくれたのだとわかった。
「それで首尾は?」
尋ねられ、ティモシーを生きて保護できたこと、モリーを拐わせようとした三人を拘束したことを伝える。
「…………疲れただろう。詳しいことはまた後で聞こう、……三人とも休んで」
「ありがとうございます」
「ああ、それと、王都からのジャックさんたちが今日の昼にも引き上げるそうだ」
「え?もう……ですか?」
「もともと収穫祭の増員として来たので、それが終われば王都で仕事もある。早目の昼食を取って発つそうだ」
後から増員として来た騎士団の人たちも、収穫祭が終わった翌日には戻っていった。
そうやってすべてが収穫祭前に戻っていく。
「それから、クリスたちとネヴィルさんは今朝早くに例の工房やデリヒ商会を含む顔役たちのところへ行った」
話ながら、ついてこいとウィリアムさんが私たちを裏口から表玄関の方へ案内する。
「?」
私たち三人は顔を見合せ、何だろうと思いながら黙ってついていく。
裏口から窓際の廊下をまわり、表玄関の広間へ辿り着いて、私たちは驚いた。
「「「「「「お帰りなさい!」」」」」
そこには領主館にいる使用人のほぼ全員と言っていい人たちが待ち構えていた。
彼らが現れた私たちの姿を見ると一斉に歓声を上げて、拍手をした。
「えええ!な、何ですか?」
驚いてウィリアムさんを見上げる。
「お前たちが何をしに行っていたのか知っていたのは、ほんの一部だが、警羅が先程報告に来て、それを聞いてこうやって皆で待っていたんだ」
「えええ!」
もう一度皆の方を振り向くと、皆の中からマリリンさんが駆け寄ってきて私にぎゅっと抱きついた。
「ローリィ、ありがとう………妹たちのために。家族を代表してお礼を言うわ」
一度ぎゅっとしてから少し体を離して涙を浮かべながらマリリンさんがそう言う。
「マリリンさん……」
「ずるいわ、マリリン……私たちだって」
すかさずフレアやミーシャさんも私の側に集まり、皆で交互に抱きつかれた。
前から後ろから横から三人に抱きつかれた。
「ほらほらあなたたち、それじゃあローリィが息が出来なくなるわ」
今度はマーサさんが近づき、注意された皆は渋々ながら私から離れた。
包容は解いてもまだ私の側にいる皆の頭越しにリディアさんとマーサさんを見る。
「どこも怪我はない?」
マーサさんが近づき、私の全身を眺め最後に顔を覗き込む。
「はい、大丈夫です」
「本当に?本当に本当にかすり傷ひとつないわよね」
落馬や、パレードでの怪我のことがあり、マーサさんはなかなか信じてはくれない。
「本当です」
苦笑混じりにそう言うと、ようやく納得した顔をして私に抱きつく。
「ま、マーサさん」
ぽっちゃりしていて私の胸の辺りの背丈の彼女の体は、少し震えていた。
「モリーさんの身代わりに行ったと聞いて、肝が冷えましたよ。今でも震えが止まらないわ」
「………心配をおかけしてすいません」
「あなたのお母様も、きっと同じ気持ちになったでしょう。もう無茶はしないでね」
母さまが生きていたら……きっとマーサさんのように心配してくれただろう。
母さまを思いだし、父さまのことも思い出した。
そして再び父さまを死に追いやった奴らのことを思い起こした。
「ローリィ?」
私が身を強張らせたのを感じとり、マーサさんが私の顔を見上げ声を掛ける。
「あ、すいません……」
体に走らせた緊張を慌てて解いて謝ると、彼女は何か問いたそうにしたが、すぐに思い直して私から離れた。
「さあさあ、皆、三人を休ませてあげて私たちは仕事に戻りましょう!」
マーサさんの掛け声とともに、皆がもう一度私たちに拍手をしてそれぞれの持ち場へ散っていった。
「あなたはこちらへいらっしゃい」
エリックさんたちはウィリアムさんに連れられてどこかへ行き、部屋に戻ろうとした私はマーサさんに二階へ案内された。
「あの、どこへ?」
私がフレアたちと使っている部屋は一階にある。なぜ二階へ案内するのだろうと首を傾げる。
「身体をさっぱりさせたいでしょう?客間に湯浴みの支度をしてあります」
「え!」
驚いて思わず声を出した。
「殿下のご指示です。湯浴みをしてそのまま客間で休んでもらうようにと。後で軽食も届けます」
「そんな……」
「遠慮はなしですよ」
断ろうとして先にマーサさんにピシリと言われてしまった。
「あなたには何でもないことなのかも知れませんが、それでも大変なことだった筈です。お湯に浸かって身体を解して疲れを取りなさい。それくらいの待遇は当然です」
「ローリィ、ローゼリア」
日溜まりの中で母さまが私の名前を呼ぶ。
たおやかで美しい母は私の自慢だ。まだ顔色も良く元気だった頃の母さま。
「もう、また怪我をしたの?鍛練もいいけど、レディとしての嗜みもきちんとね」
「クレア、ローゼリアは君に似て美人なんだから、心配しなくても大丈夫だよ」
「いいえ、こういうことは普段からキチンとしていないといざという時に失敗するものです。父親が甘やかすから、母親がしっかりしないと」
母さまの教育ママぶりに父さまも肩を竦めてやれやれという顔をする。
幸せだった頃の思い出。
それが次第に色褪せ、花が散るようにかき消え、私はひとりぼっちになった。
前後左右、上も下も真っ白な空間。ずっと先にぽつんと何かの影が見える。
そこに行きたいのに体が鉛のように重い。手足を何かで拘束されているようで自分で思うように動かすこともできない。
四つん這いになり体を引き摺るように辿り着いて見れば、それはあお向けになり目を瞑るキルヒライル様がいた。
街道で見かけた短い外套を羽織り、両手の指を組んで静かに横たわっている。銀髪が縁取るその顔色は紙のように白く、唇も血色を失いまるで死人のようだ。
(………で)
その顔に触れ、氷のように冷たい頬を掌で包み込み、顔を覗き込む。
(死なないで)
声に出そうとするが声にならない。
背後に誰かの気配を感じ振り向くと、そこには剣を持った男……グスタフとマーティンらしき男が立っていた。
マーティンの顔は目も鼻も見えず、顎髭だけが目立つ。
(……駄目)
ギラギラ光る刃と殿下の間に身を置き庇う。
見下ろす鳶色の瞳は私を通り越し殿下に注がれている。
(駄目)
マーティンの持つ剣には既に血が滴り、その向こうにもう一人横たわっている。
(父さま)
それが父だとなぜかわかった。
グスタフとマーティンの向こうに父さま……駆け寄りたいのに、私がここを動くと殿下を護れない。
どうしたらいい………早くしなければ父さまが……でも動けば殿下が………
二人を助けるなら、目の前の二人を倒さなければならない。でも、鉛のように重い体は言うことをきかない。
必死で手足を持ち上げ立ち上がる。
「きゃっ」
小さい悲鳴ではっと我に返り、自分が誰かを組伏せていることに気づいた。
「………あ」
ぱちくりと目をしばたき、目の前で自分を見上げる緑色の大きな瞳とぶつかった。
徹夜の仕事だった。
「わかっていると思うが……」
館が見える道に曲がる少し手前で、エリックさんが私たちに向き直る。
「ひととおり成功したとは言え、今回、お前がモリーの身代わりになった件で、殿下にお叱りを受けることを覚悟しておいた方がいい」
その言葉に私は身を固くした。
「………やっぱり……そう思いますか?」
終わりよければ全て良し。グスタフたちが現れなかったのは残念だが、ティモシーも無事(?)、グスタフらの仲間を捕らえた。髭の男の名前もわかった。彼らが王族に何らかの関係があるとわかった。
そして私には怪我ひとつない。(運ばれている間についた打ち身は不可抗力。おしりを叩かれたのも……私が話さなければわからない)
おしりのことは黙って、それ以外について話すとふたりは顔を見合せ首を左右に振る。
「まあ、俺らも一緒に反対もしなかったから、口添えはしてやらんわけでもないが、矛先はお前に行くかもな。もしそうなったら自分で言えよ」
反対されるかも、という杞憂もあったが、第一に本調子でない殿下に心配をかけたくなくて身代わりについて事前に相談しなかった。
けれどそんなことを言えば、殿下が傷つくのはわかっていた。余計な気を使って、と思われるかも知れない。
そっと馬を降りて厩舎に向かい、裏口から回ったが、入ってすぐにウィリアムさんが待ち構えていた。
「遅かったな」
床に敷かれた毛布を見て、扉の側でずっと待っていてくれたのだとわかった。
「それで首尾は?」
尋ねられ、ティモシーを生きて保護できたこと、モリーを拐わせようとした三人を拘束したことを伝える。
「…………疲れただろう。詳しいことはまた後で聞こう、……三人とも休んで」
「ありがとうございます」
「ああ、それと、王都からのジャックさんたちが今日の昼にも引き上げるそうだ」
「え?もう……ですか?」
「もともと収穫祭の増員として来たので、それが終われば王都で仕事もある。早目の昼食を取って発つそうだ」
後から増員として来た騎士団の人たちも、収穫祭が終わった翌日には戻っていった。
そうやってすべてが収穫祭前に戻っていく。
「それから、クリスたちとネヴィルさんは今朝早くに例の工房やデリヒ商会を含む顔役たちのところへ行った」
話ながら、ついてこいとウィリアムさんが私たちを裏口から表玄関の方へ案内する。
「?」
私たち三人は顔を見合せ、何だろうと思いながら黙ってついていく。
裏口から窓際の廊下をまわり、表玄関の広間へ辿り着いて、私たちは驚いた。
「「「「「「お帰りなさい!」」」」」
そこには領主館にいる使用人のほぼ全員と言っていい人たちが待ち構えていた。
彼らが現れた私たちの姿を見ると一斉に歓声を上げて、拍手をした。
「えええ!な、何ですか?」
驚いてウィリアムさんを見上げる。
「お前たちが何をしに行っていたのか知っていたのは、ほんの一部だが、警羅が先程報告に来て、それを聞いてこうやって皆で待っていたんだ」
「えええ!」
もう一度皆の方を振り向くと、皆の中からマリリンさんが駆け寄ってきて私にぎゅっと抱きついた。
「ローリィ、ありがとう………妹たちのために。家族を代表してお礼を言うわ」
一度ぎゅっとしてから少し体を離して涙を浮かべながらマリリンさんがそう言う。
「マリリンさん……」
「ずるいわ、マリリン……私たちだって」
すかさずフレアやミーシャさんも私の側に集まり、皆で交互に抱きつかれた。
前から後ろから横から三人に抱きつかれた。
「ほらほらあなたたち、それじゃあローリィが息が出来なくなるわ」
今度はマーサさんが近づき、注意された皆は渋々ながら私から離れた。
包容は解いてもまだ私の側にいる皆の頭越しにリディアさんとマーサさんを見る。
「どこも怪我はない?」
マーサさんが近づき、私の全身を眺め最後に顔を覗き込む。
「はい、大丈夫です」
「本当に?本当に本当にかすり傷ひとつないわよね」
落馬や、パレードでの怪我のことがあり、マーサさんはなかなか信じてはくれない。
「本当です」
苦笑混じりにそう言うと、ようやく納得した顔をして私に抱きつく。
「ま、マーサさん」
ぽっちゃりしていて私の胸の辺りの背丈の彼女の体は、少し震えていた。
「モリーさんの身代わりに行ったと聞いて、肝が冷えましたよ。今でも震えが止まらないわ」
「………心配をおかけしてすいません」
「あなたのお母様も、きっと同じ気持ちになったでしょう。もう無茶はしないでね」
母さまが生きていたら……きっとマーサさんのように心配してくれただろう。
母さまを思いだし、父さまのことも思い出した。
そして再び父さまを死に追いやった奴らのことを思い起こした。
「ローリィ?」
私が身を強張らせたのを感じとり、マーサさんが私の顔を見上げ声を掛ける。
「あ、すいません……」
体に走らせた緊張を慌てて解いて謝ると、彼女は何か問いたそうにしたが、すぐに思い直して私から離れた。
「さあさあ、皆、三人を休ませてあげて私たちは仕事に戻りましょう!」
マーサさんの掛け声とともに、皆がもう一度私たちに拍手をしてそれぞれの持ち場へ散っていった。
「あなたはこちらへいらっしゃい」
エリックさんたちはウィリアムさんに連れられてどこかへ行き、部屋に戻ろうとした私はマーサさんに二階へ案内された。
「あの、どこへ?」
私がフレアたちと使っている部屋は一階にある。なぜ二階へ案内するのだろうと首を傾げる。
「身体をさっぱりさせたいでしょう?客間に湯浴みの支度をしてあります」
「え!」
驚いて思わず声を出した。
「殿下のご指示です。湯浴みをしてそのまま客間で休んでもらうようにと。後で軽食も届けます」
「そんな……」
「遠慮はなしですよ」
断ろうとして先にマーサさんにピシリと言われてしまった。
「あなたには何でもないことなのかも知れませんが、それでも大変なことだった筈です。お湯に浸かって身体を解して疲れを取りなさい。それくらいの待遇は当然です」
「ローリィ、ローゼリア」
日溜まりの中で母さまが私の名前を呼ぶ。
たおやかで美しい母は私の自慢だ。まだ顔色も良く元気だった頃の母さま。
「もう、また怪我をしたの?鍛練もいいけど、レディとしての嗜みもきちんとね」
「クレア、ローゼリアは君に似て美人なんだから、心配しなくても大丈夫だよ」
「いいえ、こういうことは普段からキチンとしていないといざという時に失敗するものです。父親が甘やかすから、母親がしっかりしないと」
母さまの教育ママぶりに父さまも肩を竦めてやれやれという顔をする。
幸せだった頃の思い出。
それが次第に色褪せ、花が散るようにかき消え、私はひとりぼっちになった。
前後左右、上も下も真っ白な空間。ずっと先にぽつんと何かの影が見える。
そこに行きたいのに体が鉛のように重い。手足を何かで拘束されているようで自分で思うように動かすこともできない。
四つん這いになり体を引き摺るように辿り着いて見れば、それはあお向けになり目を瞑るキルヒライル様がいた。
街道で見かけた短い外套を羽織り、両手の指を組んで静かに横たわっている。銀髪が縁取るその顔色は紙のように白く、唇も血色を失いまるで死人のようだ。
(………で)
その顔に触れ、氷のように冷たい頬を掌で包み込み、顔を覗き込む。
(死なないで)
声に出そうとするが声にならない。
背後に誰かの気配を感じ振り向くと、そこには剣を持った男……グスタフとマーティンらしき男が立っていた。
マーティンの顔は目も鼻も見えず、顎髭だけが目立つ。
(……駄目)
ギラギラ光る刃と殿下の間に身を置き庇う。
見下ろす鳶色の瞳は私を通り越し殿下に注がれている。
(駄目)
マーティンの持つ剣には既に血が滴り、その向こうにもう一人横たわっている。
(父さま)
それが父だとなぜかわかった。
グスタフとマーティンの向こうに父さま……駆け寄りたいのに、私がここを動くと殿下を護れない。
どうしたらいい………早くしなければ父さまが……でも動けば殿下が………
二人を助けるなら、目の前の二人を倒さなければならない。でも、鉛のように重い体は言うことをきかない。
必死で手足を持ち上げ立ち上がる。
「きゃっ」
小さい悲鳴ではっと我に返り、自分が誰かを組伏せていることに気づいた。
「………あ」
ぱちくりと目をしばたき、目の前で自分を見上げる緑色の大きな瞳とぶつかった。
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