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31 六年ぶりの帰還
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その日の朝早く、六頭だての豪奢な馬車が公爵邸の玄関に止まった。
使用人全員が玄関から左右に別れて立ち、花道をつくる。
斜め三十度に腰を曲げ、馬車から降りてくる公爵を待つ。
御者が踏み台を置き、執事が前へ進み出て馬車の扉を開ける。
「お待ちしておりました。旦那様」
扉を開けて斜め後ろに一歩下がった執事が、最初の出迎えの挨拶をする。
カツンと靴音がして、公爵が馬車から玄関ポーチに歩みを進めたことがわかる。
「急なことで皆には迷惑をかけたな。これからよろしく頼む」
決して大声でもなく、だが、良く通る声で公爵が使用人全員に向けて声をかけた。
数日前、自分の耳許で囁いた声とは違う、力強さがあった。
「とんでもございません。お気遣い痛み入ります。お部屋に入られますか?サロンにお茶でもご用意いたしましょうか」
「そうだな、六年ぶりだ。サロンでお茶をいただこう」
「畏まりました」
使用人が立ち並ぶ前を通り過ぎながら、見知った使用人を見つけては一人一人声をかけている。
シリアさん、ロッテさん、ルルさん、ジャックさん、マイクさん、ロイさんが以前から公爵邸に仕えていたメンバーだ。
後は公爵が不在の間に雇われたか、私のように今回新たに雇い入れられた面々だ。
「私の知らない者たちは、サロンに付いてきてくれ、ジャック、同席して彼らの紹介をしてくれ。シリア、お茶の用意を頼む。後の者は持ち場に戻っていい」
「承知いたしました。皆、聞こえましたね。旦那様のおっしゃるとおりに」
「「「「「「「畏まりました」」」」」」」
使用人全員が俯いたまま、答えた。
ずっと下を向いているので声ばかりで彼がどんな顔をしているのか全くわからない。
メイドのローリイとしての初めての対面に緊張し、両手の拳を握りしめる。
◇◇◇◇◇
ロイシュタールに帰ってくるのも、ナダルに来るのも、そしてエドワルド公爵を拝命してから賜ったこの邸宅に来るのも六年ぶりのことだった。
邸宅や領地の管理は兄や宰相のジークが優秀な人材を派遣してくれたお陰で、万事問題なく運営されていた。
兄たちに王宮を出て公爵邸に戻ると告げてから約一週間。
慌てて家具調度品を覆っていた布を取り払い、住めるように掃除をし、何人かの使用人たちを呼び戻し、新たに欠員を補充するなどの手配がされた。
その殆どを宰相が取り仕切ってくれた。
その労を労うため、できるだけ早く本当の黒幕を炙り出す必要がある。
すでにマイン国との紛争騒ぎに関わったとされる貴族たちには見張りを付けている。
宰相から第三近衛騎士団に指示が行っている。
馬車の窓から六年ぶりに見る公爵邸は、殆ど変わっていない。
門から玄関まで続く木々はかなり成長していたようだが。
執事のジャックが馬車の扉を開け、玄関先に降り立つ。
出迎える使用人たちを見回し、見覚えのない者も何人かいる。自分がいない間に何人かは年齢などの理由により辞めたり、他の屋敷に変わった者がいた。彼らはその補充として新たに雇った者たちだろう。
兄や宰相が、自分がここに住むに当たって何の手配もしていないとは考えにくい。
不要だとは言ったが、それでも身辺警護のために何人かを回している可能性は大いにある。
古参の者たちを除き、名前も知らない彼らをサロンに並ばせ、顔と名前を確認することにした。
「旦那様の向かって右から門番のベックス、料理見習いのシャルル、厩舎係の………」
ジャックが順にそれぞれの持ち場と名前を紹介する。
私の手元には誰が誰の紹介で来たのかや、直前の経歴などが書かれた書類があり、彼らの顔と書類を見比べた。
「そしてこちらがメイドのコニーと、ローリイです」
ジャックが最後に小柄なメイドと大柄なメイドを紹介した時、シリアがお茶を運んできた。
「旦那様のお好きな銘柄です」
そう言って、彼女はメルローという銘柄の紅茶をカップに注いだ。
「ありがとう」
カップを受け取り、まずその匂いを堪能する。
さっぱりとして甘すぎない香りとは逆に味は濃紺で、飲んだ後に鼻に抜けるような酸味が残る。
ミルクを入れて飲む人もいるが、自分はストレートで飲むことが多い。
二口ほど飲んで、改めて居並ぶ使用人たちを再度見た。
あの馬丁とあちらの男二人は、宰相の差し金だろう。
背筋をピンと立て、胸を張っている。
命令を待っている騎士のようだ。
門番だという男は、背中を丸め、だらだらと立っている。
メイドの二人は、一人は小柄で、もじもじしている。
もう一人は、女にも関わらず、隣に立つジャックとほとんど変わらないくらいの背丈で、心なしか緊張しているように見えるが、もじもじはしていない。
「急なことで色々準備が間に合わず、人手の確保も十分とは言えない。大変だろうが徐々に人は増やしていくので、それまで何とかやって欲しい」
それだけ言ってジャックとシリアには残るよう命じ、他は持ち場に戻らせた。
ぞろぞろと退出する使用人たちの背中を見送り、最後に背の高い方のメイドがこちらを向いて一礼してから扉を閉めた。
明るい赤の色が濃い金髪、銀縁の眼鏡に隠れているのと、少しうつむき加減になっているため、瞳の色は分かりにくい。
他の女性より群を抜いて背が高いメイドを見て、この前の踊り子のことを思い出した。
てっきり返却のために自分に目通りを請うてくるかと思ったが、貸し与えたマントはあっさりと侍従を通じて返却されていた。
身分の貴賤に関係なく、男を金の成る木、自分を飾るアクセサリーか何かと思っている女性はどうも苦手だ。
その点、彼女は服が破れるというトラブルがあっても、動揺することなく最後まで踊りきり、媚びるためでなく、純粋に舞に取り組もうとする姿勢が伺え、好感が持てた。
もちろん、その対価として報酬を得ることは当然の権利だ。
あの日から、例の夢に出てくる女に顔が付いた。
日が経つにつれ、記憶も朧気になりつつあるが、時折夢には見ていた。
あれが誰かわからないから、いつまでも気になるのだと自分に言い聞かせ、決して顔もわからない相手に恋い焦がれているわけではない。……と思う。
「では、ジャック、シリア、これからのことを指示するので、そのとおりに進めてくれ」
残った執事とメイド長に自分の予定と屋敷内での仕事について指示を出す。
朝は8時には朝食を用意する。
その後、公爵として執務を行い、昼食のあとは王宮に行き、特別何もなければ夕刻には戻る。
夕餉は夜8時。
食事が終われば残りの執務を行い、真夜中には就寝する。
六年前と変わらない習慣だった。
公爵として賜った領地は王都からすぐの所にあるため、時折そちらへ視察に行くこともあったが、しばらく管財人を呼び寄せて近況をきくことに留めるつもりだった。
「それから、当分、王宮主催と侯爵以上の者から以外の誘いは断ってくれ」
「承知いたしました。そのように取り計らいます」
管財人にはこの六年の間の報告書に目を通してから改めて話を聞くと連絡をするようにジャックに指示し、昼食が済んでから屋敷内を見回ることを伝え、二人を下がらせた。
一人になり、残りの茶を飲みきると、サロンから中庭に続くドアを開け、部屋に風を入れた。
六年前になかった自分の顔の傷を見て、昔からいる使用人たちの顔に一瞬の戸惑いを見た。
はじめの頃に比べるとずいぶん赤みも引き、髪で隠せば見えにくいため、自分でも時折傷のことは忘れてしまうが、相対する者の反応に、六年前とは異なる自分を思い知らされる。
そっと左脇腹に手をやる。
そこには一番新しい傷がある。
あの時、包帯として自分に巻かれていた布は、丁寧に縫われ体に巻き付けるために使われていたようだが、元々何のために用意されたものなのか。
それに横たえられていた敷物も、布団のように柔らかくはないが、地面の固さからいくらか護ってくれるようにできていた。
それらは持ち帰り、今も大事に残してある。
陽光が降り注ぐ中庭を眺めながら、その人物を探す手がかりもなく、途方にくれていた。
世話になったことに礼を言いたいだけだ。
ただ礼を言い、相手が望むものを報奨として、渡す。
本当に自分がしたいことはそれだけなのか、会えたら、自分はその時、どうするのか、答えはまだ出ない。
使用人全員が玄関から左右に別れて立ち、花道をつくる。
斜め三十度に腰を曲げ、馬車から降りてくる公爵を待つ。
御者が踏み台を置き、執事が前へ進み出て馬車の扉を開ける。
「お待ちしておりました。旦那様」
扉を開けて斜め後ろに一歩下がった執事が、最初の出迎えの挨拶をする。
カツンと靴音がして、公爵が馬車から玄関ポーチに歩みを進めたことがわかる。
「急なことで皆には迷惑をかけたな。これからよろしく頼む」
決して大声でもなく、だが、良く通る声で公爵が使用人全員に向けて声をかけた。
数日前、自分の耳許で囁いた声とは違う、力強さがあった。
「とんでもございません。お気遣い痛み入ります。お部屋に入られますか?サロンにお茶でもご用意いたしましょうか」
「そうだな、六年ぶりだ。サロンでお茶をいただこう」
「畏まりました」
使用人が立ち並ぶ前を通り過ぎながら、見知った使用人を見つけては一人一人声をかけている。
シリアさん、ロッテさん、ルルさん、ジャックさん、マイクさん、ロイさんが以前から公爵邸に仕えていたメンバーだ。
後は公爵が不在の間に雇われたか、私のように今回新たに雇い入れられた面々だ。
「私の知らない者たちは、サロンに付いてきてくれ、ジャック、同席して彼らの紹介をしてくれ。シリア、お茶の用意を頼む。後の者は持ち場に戻っていい」
「承知いたしました。皆、聞こえましたね。旦那様のおっしゃるとおりに」
「「「「「「「畏まりました」」」」」」」
使用人全員が俯いたまま、答えた。
ずっと下を向いているので声ばかりで彼がどんな顔をしているのか全くわからない。
メイドのローリイとしての初めての対面に緊張し、両手の拳を握りしめる。
◇◇◇◇◇
ロイシュタールに帰ってくるのも、ナダルに来るのも、そしてエドワルド公爵を拝命してから賜ったこの邸宅に来るのも六年ぶりのことだった。
邸宅や領地の管理は兄や宰相のジークが優秀な人材を派遣してくれたお陰で、万事問題なく運営されていた。
兄たちに王宮を出て公爵邸に戻ると告げてから約一週間。
慌てて家具調度品を覆っていた布を取り払い、住めるように掃除をし、何人かの使用人たちを呼び戻し、新たに欠員を補充するなどの手配がされた。
その殆どを宰相が取り仕切ってくれた。
その労を労うため、できるだけ早く本当の黒幕を炙り出す必要がある。
すでにマイン国との紛争騒ぎに関わったとされる貴族たちには見張りを付けている。
宰相から第三近衛騎士団に指示が行っている。
馬車の窓から六年ぶりに見る公爵邸は、殆ど変わっていない。
門から玄関まで続く木々はかなり成長していたようだが。
執事のジャックが馬車の扉を開け、玄関先に降り立つ。
出迎える使用人たちを見回し、見覚えのない者も何人かいる。自分がいない間に何人かは年齢などの理由により辞めたり、他の屋敷に変わった者がいた。彼らはその補充として新たに雇った者たちだろう。
兄や宰相が、自分がここに住むに当たって何の手配もしていないとは考えにくい。
不要だとは言ったが、それでも身辺警護のために何人かを回している可能性は大いにある。
古参の者たちを除き、名前も知らない彼らをサロンに並ばせ、顔と名前を確認することにした。
「旦那様の向かって右から門番のベックス、料理見習いのシャルル、厩舎係の………」
ジャックが順にそれぞれの持ち場と名前を紹介する。
私の手元には誰が誰の紹介で来たのかや、直前の経歴などが書かれた書類があり、彼らの顔と書類を見比べた。
「そしてこちらがメイドのコニーと、ローリイです」
ジャックが最後に小柄なメイドと大柄なメイドを紹介した時、シリアがお茶を運んできた。
「旦那様のお好きな銘柄です」
そう言って、彼女はメルローという銘柄の紅茶をカップに注いだ。
「ありがとう」
カップを受け取り、まずその匂いを堪能する。
さっぱりとして甘すぎない香りとは逆に味は濃紺で、飲んだ後に鼻に抜けるような酸味が残る。
ミルクを入れて飲む人もいるが、自分はストレートで飲むことが多い。
二口ほど飲んで、改めて居並ぶ使用人たちを再度見た。
あの馬丁とあちらの男二人は、宰相の差し金だろう。
背筋をピンと立て、胸を張っている。
命令を待っている騎士のようだ。
門番だという男は、背中を丸め、だらだらと立っている。
メイドの二人は、一人は小柄で、もじもじしている。
もう一人は、女にも関わらず、隣に立つジャックとほとんど変わらないくらいの背丈で、心なしか緊張しているように見えるが、もじもじはしていない。
「急なことで色々準備が間に合わず、人手の確保も十分とは言えない。大変だろうが徐々に人は増やしていくので、それまで何とかやって欲しい」
それだけ言ってジャックとシリアには残るよう命じ、他は持ち場に戻らせた。
ぞろぞろと退出する使用人たちの背中を見送り、最後に背の高い方のメイドがこちらを向いて一礼してから扉を閉めた。
明るい赤の色が濃い金髪、銀縁の眼鏡に隠れているのと、少しうつむき加減になっているため、瞳の色は分かりにくい。
他の女性より群を抜いて背が高いメイドを見て、この前の踊り子のことを思い出した。
てっきり返却のために自分に目通りを請うてくるかと思ったが、貸し与えたマントはあっさりと侍従を通じて返却されていた。
身分の貴賤に関係なく、男を金の成る木、自分を飾るアクセサリーか何かと思っている女性はどうも苦手だ。
その点、彼女は服が破れるというトラブルがあっても、動揺することなく最後まで踊りきり、媚びるためでなく、純粋に舞に取り組もうとする姿勢が伺え、好感が持てた。
もちろん、その対価として報酬を得ることは当然の権利だ。
あの日から、例の夢に出てくる女に顔が付いた。
日が経つにつれ、記憶も朧気になりつつあるが、時折夢には見ていた。
あれが誰かわからないから、いつまでも気になるのだと自分に言い聞かせ、決して顔もわからない相手に恋い焦がれているわけではない。……と思う。
「では、ジャック、シリア、これからのことを指示するので、そのとおりに進めてくれ」
残った執事とメイド長に自分の予定と屋敷内での仕事について指示を出す。
朝は8時には朝食を用意する。
その後、公爵として執務を行い、昼食のあとは王宮に行き、特別何もなければ夕刻には戻る。
夕餉は夜8時。
食事が終われば残りの執務を行い、真夜中には就寝する。
六年前と変わらない習慣だった。
公爵として賜った領地は王都からすぐの所にあるため、時折そちらへ視察に行くこともあったが、しばらく管財人を呼び寄せて近況をきくことに留めるつもりだった。
「それから、当分、王宮主催と侯爵以上の者から以外の誘いは断ってくれ」
「承知いたしました。そのように取り計らいます」
管財人にはこの六年の間の報告書に目を通してから改めて話を聞くと連絡をするようにジャックに指示し、昼食が済んでから屋敷内を見回ることを伝え、二人を下がらせた。
一人になり、残りの茶を飲みきると、サロンから中庭に続くドアを開け、部屋に風を入れた。
六年前になかった自分の顔の傷を見て、昔からいる使用人たちの顔に一瞬の戸惑いを見た。
はじめの頃に比べるとずいぶん赤みも引き、髪で隠せば見えにくいため、自分でも時折傷のことは忘れてしまうが、相対する者の反応に、六年前とは異なる自分を思い知らされる。
そっと左脇腹に手をやる。
そこには一番新しい傷がある。
あの時、包帯として自分に巻かれていた布は、丁寧に縫われ体に巻き付けるために使われていたようだが、元々何のために用意されたものなのか。
それに横たえられていた敷物も、布団のように柔らかくはないが、地面の固さからいくらか護ってくれるようにできていた。
それらは持ち帰り、今も大事に残してある。
陽光が降り注ぐ中庭を眺めながら、その人物を探す手がかりもなく、途方にくれていた。
世話になったことに礼を言いたいだけだ。
ただ礼を言い、相手が望むものを報奨として、渡す。
本当に自分がしたいことはそれだけなのか、会えたら、自分はその時、どうするのか、答えはまだ出ない。
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