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80 宴の始まり
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「今我々のこの世界は未曾有の危機に陥っている。尋常でない規模の魔巣窟が我が国の外れに生まれ、既に村一つを飲み込み周辺の町には魔獣の被害が蹟を絶たない。故に魔塔の力を結集し聖女召喚に踏み切った。紹介しよう。召喚された聖女、レイ・ザージェンだ」
やはり「財前」という名前は発音しづらいらしい。
国王の声を聞き、財前さんはカザール副神官長と共に扉の向こうへ歩いていった。
彼女のエスコートならエルウィン王子が名乗り出ると思ったけど、そこは神殿が認めなかったらしい。公式の場でのお披露目で、聖女は神官に属するものであることを見せつけたいらしい。魔巣窟での浄化が成功した後の祝宴で功績を称えて王子がエスコートすることで王家は引き下がった。
割れんばかりの拍手が轟き渡る。世界的ロックスターのコンサート会場を思い出す。
「そして、この偉業を成し遂げだ魔塔主マルシャル・ケイトスと魔塔主補佐、ロイド・アドキンス」
次いで魔塔の二人が扉の向こうに消えた。
「次は私達です。震えていますね」
「だって…」
「大丈夫です。傍にいますから」
震える私の手をアドルファスさんの大きな手が、握りしめる。温かい彼の体温が冷え切った私の手に血を通わせる。
「それから皆に報告すべきことがある。此度の召喚で、我らはもう一人聖女の世界から召喚した。たとえ聖女でなくとも、我らは彼女を保護し、国賓として接すべきだと判断した。皆も過去の悲劇を思い出せ。我らは誤ってここに召喚した彼女に最上の敬意と待遇を約束する。ユイナ・ムオサキ。それが彼女の名だ」
「行きましょう」
アドルファスさんに手を引かれ、私は一歩を踏み出した。
扉の前に何重にも掛かっていた重たいカーテンが次々と花道のように開かれる。本来なら手動なんだろうが、魔法がかかっているから、自動で開く。
明るい方に向かって行くと、豪華なシャンデリアが光り輝く広い空間に出た。
先に入場していた財前さんの脇を通り過ぎて、国王が手を差し伸べる場所まで歩く。
十段ほどの階段を降りた先に大勢の着飾った人々が立っている。天井から吊り下げられたシャンデリアの光を受けて、彼らの装飾品がキラキラと輝いて、一瞬目が眩んだ。
現れた私を見た人たちの間でざわめきが起こった。
「レインズフォード卿?」
「なぜ彼が?」
「いくつだ?」
「レインズフォード卿がエスコート?」
「珍しい、彼が宴に…」
「そういえば、レディ・シンクレアもお見かけしたな」
「聖女様とどのような関係だ?」
「あの腕輪・・」
私に対する感想がニ割ほど。後はエスコートしているのがアドルファスさんだと言うことへの驚きだった。
「あなたより私の方が話題になっているようですね」
「また、彼女のことは王家の一員であるレインズフォード家が後見を申し出て、余はそれを認めた」
国王陛下がアドルファスさんが私をエスコートする理由を告げたので、疑問の大半は解明できた。私の手首にある腕輪に注目した人も何人かいて、その答えを聞きたそうにしている。
「ゆえに彼女のことは聖女様の同郷の国賓として接するように。王家とレインズフォード公爵家が後ろ盾となっていることを忘れないように」
「こうしゃく?」
爵位の順番はわからないが、一番下は男爵だったと思う。あとは子爵や伯爵、侯爵や公爵?聞いただけでは公爵か侯爵かがわからないけど、上の方の位なのだということはわかる。
「先生」
財前さんが近寄ってきて私に抱きついた。それが一種のパフォーマンスだとわかる。国王が認めレインズフォード家が後見となり、聖女が大事にしている人物だと示すため。嘘ではないがわざわざここまでするのはそのため。
それは効果を示し、私のことでヒソヒソと話をする人はいなくなった。
「さあ、ユイナ、教わったとおり挨拶を」
財前さんが離れて、再びアドルファスさんが手を引いて私を一歩前に進ませる。
「ユイナです」
ドレスの横を摘まんで膝を曲げて習った通りの挨拶をする。
頭を上げた時、すぐ傍からパチパチと拍手が聞こえた。
振り向くとアドルファスさんが私に拍手を送ってくれている。すぐに財前さんも拍手を始め、カザールさんや魔塔の二人、そして会場の人々へと拍手の波は伝わっていった。
さっと国王が手を上げ、拍手が止んだ。
「では暫し談笑を」
国王陛下の宣言とともに人々が思い思いに会話を始めた。
「ユイナ、もういいよ」
アドルファスさんがすぐ隣に立って腕に触れた。一気に緊張が解けてポスリとアドルファスさんのもたれかかった。
「ありがとうございます」
「礼には及びません。歩けますか?」
「はい、大丈夫です。緊張していたみたいです」
「あちらでレディ・シンクレアが待っていますから行きましょう」
二人で階段を降りてレディ・シンクレアとレスタード卿が待っている場所へ向かった。
「ユイナさん、お上手でしたよ」
レスタード卿が褒めてくれた。レスタード卿は鼻の下に髭を生やしたイケおじ。
二人の間に漂う空気が素敵で、気心の知った男女の理想像のようだった。
「本当ですか」
「強いて上げるならもう少し笑顔が欲しかったところですが、仕草は完璧でした」
レディ・シンクレアがそこに厳しい言葉を挟んだ。
「レディは手厳しいですね」
レスタード卿が苦笑する。
「こういうことは最初が肝心です。作法がなっていないと侮られますから」
「ユイナをあまりいじめないでください」
「私はいじめてなどおりませんよ」
「そうですよ、アドルファスさん。レディは私のためを思って言ってくれているのです」
「ユイナがそう言うなら、そういうことにしておきましょう」
「失礼な言い方をしないで、ほら、飲み物と何か食べるものを取ってきなさい」
閉じた扇で軽くアドルファスさんを叩いてレディ・シンクレアが命令する。
「承知いたしました」
「私も行こう」
そう言ってアドルファスさんとレスタード卿で食事の並べられたテーブルの方へ向かった。
やはり「財前」という名前は発音しづらいらしい。
国王の声を聞き、財前さんはカザール副神官長と共に扉の向こうへ歩いていった。
彼女のエスコートならエルウィン王子が名乗り出ると思ったけど、そこは神殿が認めなかったらしい。公式の場でのお披露目で、聖女は神官に属するものであることを見せつけたいらしい。魔巣窟での浄化が成功した後の祝宴で功績を称えて王子がエスコートすることで王家は引き下がった。
割れんばかりの拍手が轟き渡る。世界的ロックスターのコンサート会場を思い出す。
「そして、この偉業を成し遂げだ魔塔主マルシャル・ケイトスと魔塔主補佐、ロイド・アドキンス」
次いで魔塔の二人が扉の向こうに消えた。
「次は私達です。震えていますね」
「だって…」
「大丈夫です。傍にいますから」
震える私の手をアドルファスさんの大きな手が、握りしめる。温かい彼の体温が冷え切った私の手に血を通わせる。
「それから皆に報告すべきことがある。此度の召喚で、我らはもう一人聖女の世界から召喚した。たとえ聖女でなくとも、我らは彼女を保護し、国賓として接すべきだと判断した。皆も過去の悲劇を思い出せ。我らは誤ってここに召喚した彼女に最上の敬意と待遇を約束する。ユイナ・ムオサキ。それが彼女の名だ」
「行きましょう」
アドルファスさんに手を引かれ、私は一歩を踏み出した。
扉の前に何重にも掛かっていた重たいカーテンが次々と花道のように開かれる。本来なら手動なんだろうが、魔法がかかっているから、自動で開く。
明るい方に向かって行くと、豪華なシャンデリアが光り輝く広い空間に出た。
先に入場していた財前さんの脇を通り過ぎて、国王が手を差し伸べる場所まで歩く。
十段ほどの階段を降りた先に大勢の着飾った人々が立っている。天井から吊り下げられたシャンデリアの光を受けて、彼らの装飾品がキラキラと輝いて、一瞬目が眩んだ。
現れた私を見た人たちの間でざわめきが起こった。
「レインズフォード卿?」
「なぜ彼が?」
「いくつだ?」
「レインズフォード卿がエスコート?」
「珍しい、彼が宴に…」
「そういえば、レディ・シンクレアもお見かけしたな」
「聖女様とどのような関係だ?」
「あの腕輪・・」
私に対する感想がニ割ほど。後はエスコートしているのがアドルファスさんだと言うことへの驚きだった。
「あなたより私の方が話題になっているようですね」
「また、彼女のことは王家の一員であるレインズフォード家が後見を申し出て、余はそれを認めた」
国王陛下がアドルファスさんが私をエスコートする理由を告げたので、疑問の大半は解明できた。私の手首にある腕輪に注目した人も何人かいて、その答えを聞きたそうにしている。
「ゆえに彼女のことは聖女様の同郷の国賓として接するように。王家とレインズフォード公爵家が後ろ盾となっていることを忘れないように」
「こうしゃく?」
爵位の順番はわからないが、一番下は男爵だったと思う。あとは子爵や伯爵、侯爵や公爵?聞いただけでは公爵か侯爵かがわからないけど、上の方の位なのだということはわかる。
「先生」
財前さんが近寄ってきて私に抱きついた。それが一種のパフォーマンスだとわかる。国王が認めレインズフォード家が後見となり、聖女が大事にしている人物だと示すため。嘘ではないがわざわざここまでするのはそのため。
それは効果を示し、私のことでヒソヒソと話をする人はいなくなった。
「さあ、ユイナ、教わったとおり挨拶を」
財前さんが離れて、再びアドルファスさんが手を引いて私を一歩前に進ませる。
「ユイナです」
ドレスの横を摘まんで膝を曲げて習った通りの挨拶をする。
頭を上げた時、すぐ傍からパチパチと拍手が聞こえた。
振り向くとアドルファスさんが私に拍手を送ってくれている。すぐに財前さんも拍手を始め、カザールさんや魔塔の二人、そして会場の人々へと拍手の波は伝わっていった。
さっと国王が手を上げ、拍手が止んだ。
「では暫し談笑を」
国王陛下の宣言とともに人々が思い思いに会話を始めた。
「ユイナ、もういいよ」
アドルファスさんがすぐ隣に立って腕に触れた。一気に緊張が解けてポスリとアドルファスさんのもたれかかった。
「ありがとうございます」
「礼には及びません。歩けますか?」
「はい、大丈夫です。緊張していたみたいです」
「あちらでレディ・シンクレアが待っていますから行きましょう」
二人で階段を降りてレディ・シンクレアとレスタード卿が待っている場所へ向かった。
「ユイナさん、お上手でしたよ」
レスタード卿が褒めてくれた。レスタード卿は鼻の下に髭を生やしたイケおじ。
二人の間に漂う空気が素敵で、気心の知った男女の理想像のようだった。
「本当ですか」
「強いて上げるならもう少し笑顔が欲しかったところですが、仕草は完璧でした」
レディ・シンクレアがそこに厳しい言葉を挟んだ。
「レディは手厳しいですね」
レスタード卿が苦笑する。
「こういうことは最初が肝心です。作法がなっていないと侮られますから」
「ユイナをあまりいじめないでください」
「私はいじめてなどおりませんよ」
「そうですよ、アドルファスさん。レディは私のためを思って言ってくれているのです」
「ユイナがそう言うなら、そういうことにしておきましょう」
「失礼な言い方をしないで、ほら、飲み物と何か食べるものを取ってきなさい」
閉じた扇で軽くアドルファスさんを叩いてレディ・シンクレアが命令する。
「承知いたしました」
「私も行こう」
そう言ってアドルファスさんとレスタード卿で食事の並べられたテーブルの方へ向かった。
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