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第四章
⑦★
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オークレールの街から王都へ向かう途中、山賊に襲われて万事休すと思ったら、翼竜に乗ったルウの出現により、何とか危機を脱することが出来た。
それからルウに連れ去られるようにきて、「竜の寝床」に他撮り着いてから、何度イかされたかわからない。
化け物級の体力のルウに付き合うのは、並大抵の体力では無理だ。
他の女性たちよりは体力があると自負する私でも、強化魔法と回復魔法がなければ、とうに事切れていた。死因が腹上死というのだけは避けたい。
「ルウ…らめ…もう、ああ、んん…」
「そんなこと言って、デルフィーヌも腰が止まらないじゃないか。オレのをどんだけ締め上げるつもり?」
「ら、らって…あ、ん…ルウ…」
仰向けになったルウに跨がり、ルウのを咥えながら彼の胸に手を置いて、自ら気持ちいいと思うところを擦る。
そんな私の様子を下から至極ご満悦にルウは眺めている。
「デルフィーヌ、好きだ。オレのすべてを受け止めて」
達する瞬間、ルウが叫ぶ。
「ルウ…あああ○✕▲☆」
「私も」と言おうとしたが、それより襲ってきた絶頂の波に翻弄されて、言葉にならない喘ぎ声を上げて、その瞬間私は昇りつめた。
「ごめ…もう、だめ…許して…まほー、もう…」
また魔法で回復されたり強化されたりは止めてほしいと、途切れ途切れに訴えた。
いくら体力を回復させられても、これ以上のルウとの交わりは、私の精神をおかしくさせる。
快楽の波にとっぷりとハマり、そこから抜け出せなくなりそうだ。
「わかった。あまり無理にやって嫌われたくないからね」
倒れ込んだ私の中から、絶好調の状態とは言わないまでも、まだしっかりした状態の陰茎を引き抜く。
それと同時にとろりと中のものが溢れ出す。
どれだけルウが私の中に放出したのか。
だらりと弛緩した体にルウが寄り添い、後ろから抱きしめてくれた。
「デルフィーヌ、何があっても君を守る。あの時誓ったんだ。オレは勇者になってこの世界と、デルフィーヌを救うって」
意識の落ちた私の耳に、そんなルウの言葉は聞こえなかった。
何かにペロペロと顔を舐められている。
「う…ん、ルウ…やめて」
『デルフィーヌ』
「オレがいいのか、デルフィーヌ」
前と後ろから声が聞こえて、はっと目を覚ます。
「え」
目の前には金色の瞳で覗き込むポチタマの顔がある。
『デルフィーヌ! おはよー』
小さな牙を見せてポチタマが挨拶する。
「オレはこっちだ」
後ろを振り返り、爽やかな顔のルウがいた。
「おはよう、デルフィーヌ」
振り向いた私の鼻先に、ルウがキスする。
『ずるい、ボクも』
「お前、馴れ馴れしいぞ」
飛び付こうとするポチタマを、ルウが手で押し退ける。
『ボクもデルフィーヌに、チュッしたい~』
言葉が通じているのかいないのか、不思議とルウとポチタマのやり取りは自然だ。
「あなた達、お互いの言葉がわかるの?」
「まったく」『ぜんぜん』
彼らが同時に答える。互いに牽制しあっていても、妙に息がぴったりなので、思わず笑ってしまう。
人と竜、種族は違っても通ずるものがあるんだろうか。
「だが、何を言っているのか大体わかる。こいつからはデルフィーヌ好き好きオーラがだだもれだからな。もっともデルフィーヌへの想いはオレが一番大きくて重いけど」
『デルフィーヌはボクの契約者だもん。デルフィーヌ大好き』
共通項が私への好意なのがくすぐったい気持ちになる。
「ポチタマは、私と契約してよかったの?」
ルウとは違い、ポチタマには他に選択肢がなかったのではないだろうか。
偶然とは言え、いくら幼くて弱っていたとしても、人の使役獣になるなど、この子にとっては本意でなかったとしたら、ふと、そんな不安が過ぎった。
「デルフィーヌ、嫌なら契約を解除してもいいんだぞ。お前がいなければ、デルフィーヌがドラゴンテイマーだって知られる危険性はなくなるからな」
『え』
ルウの言うことは一理ある。ドラゴンが側にいなければ、私の能力も知られることはない。
『ボ、ボク…デルフィーヌ…捨てられちゃうの?』
ぶるぶる震え、ポチタマの目に涙が浮かび、忽ちこぼれ落ちた。
『ボク、い、いらない…子? デルフィーヌ、ボクのこと、キライ?』
大粒の涙をこぼしながら、私を見上げるポチタマに、私の心は罪悪感に苛まれた。
そして多くの愛犬家や愛猫家など、動物愛護家の陥る沼に私はハマってしまった。
いわゆる「うちのこカワイイ! うちのこ最高!♡」というやつだ。
「ポチタマ、泣かないで、捨てたりしないわ。もう、ルウったら、酷いこと言わないで」
「チッ」
『ほ、ほんとー?』
ルウから舌打ちが聞こえたが、まだ涙目の状態で見上げてくるポチタマに、私のハートはズギュンと撃ち抜かれた。
「ルウ、私もどうすればいいか考えるから、お願い」
正直苦手なおねだりモードの顔で、ルウを見上げる。
「はあ~しょうがないなぁ」
頭をかきながらルウがため息と共に呟いた。
「そいつに言っとけ、オレとデルフィーヌの仲を邪魔したら、即刻皮をはぐからな。それに、デルフィーヌを困らせたら、丸焼きだって」
「それは酷すぎない?」
「どこがだ。オレにとって一番大事なのはデルフィーヌ。それから義父様達だ。その一番大事なデルフィーヌの頼みだから、何とかするんだ」
鋭い眼光でポチタマを睨む。
そのまま伝えるのもどうかと思い、「邪魔したり困らせたりしなかったら、守ってくれるって」と濁して言った。
それからルウに連れ去られるようにきて、「竜の寝床」に他撮り着いてから、何度イかされたかわからない。
化け物級の体力のルウに付き合うのは、並大抵の体力では無理だ。
他の女性たちよりは体力があると自負する私でも、強化魔法と回復魔法がなければ、とうに事切れていた。死因が腹上死というのだけは避けたい。
「ルウ…らめ…もう、ああ、んん…」
「そんなこと言って、デルフィーヌも腰が止まらないじゃないか。オレのをどんだけ締め上げるつもり?」
「ら、らって…あ、ん…ルウ…」
仰向けになったルウに跨がり、ルウのを咥えながら彼の胸に手を置いて、自ら気持ちいいと思うところを擦る。
そんな私の様子を下から至極ご満悦にルウは眺めている。
「デルフィーヌ、好きだ。オレのすべてを受け止めて」
達する瞬間、ルウが叫ぶ。
「ルウ…あああ○✕▲☆」
「私も」と言おうとしたが、それより襲ってきた絶頂の波に翻弄されて、言葉にならない喘ぎ声を上げて、その瞬間私は昇りつめた。
「ごめ…もう、だめ…許して…まほー、もう…」
また魔法で回復されたり強化されたりは止めてほしいと、途切れ途切れに訴えた。
いくら体力を回復させられても、これ以上のルウとの交わりは、私の精神をおかしくさせる。
快楽の波にとっぷりとハマり、そこから抜け出せなくなりそうだ。
「わかった。あまり無理にやって嫌われたくないからね」
倒れ込んだ私の中から、絶好調の状態とは言わないまでも、まだしっかりした状態の陰茎を引き抜く。
それと同時にとろりと中のものが溢れ出す。
どれだけルウが私の中に放出したのか。
だらりと弛緩した体にルウが寄り添い、後ろから抱きしめてくれた。
「デルフィーヌ、何があっても君を守る。あの時誓ったんだ。オレは勇者になってこの世界と、デルフィーヌを救うって」
意識の落ちた私の耳に、そんなルウの言葉は聞こえなかった。
何かにペロペロと顔を舐められている。
「う…ん、ルウ…やめて」
『デルフィーヌ』
「オレがいいのか、デルフィーヌ」
前と後ろから声が聞こえて、はっと目を覚ます。
「え」
目の前には金色の瞳で覗き込むポチタマの顔がある。
『デルフィーヌ! おはよー』
小さな牙を見せてポチタマが挨拶する。
「オレはこっちだ」
後ろを振り返り、爽やかな顔のルウがいた。
「おはよう、デルフィーヌ」
振り向いた私の鼻先に、ルウがキスする。
『ずるい、ボクも』
「お前、馴れ馴れしいぞ」
飛び付こうとするポチタマを、ルウが手で押し退ける。
『ボクもデルフィーヌに、チュッしたい~』
言葉が通じているのかいないのか、不思議とルウとポチタマのやり取りは自然だ。
「あなた達、お互いの言葉がわかるの?」
「まったく」『ぜんぜん』
彼らが同時に答える。互いに牽制しあっていても、妙に息がぴったりなので、思わず笑ってしまう。
人と竜、種族は違っても通ずるものがあるんだろうか。
「だが、何を言っているのか大体わかる。こいつからはデルフィーヌ好き好きオーラがだだもれだからな。もっともデルフィーヌへの想いはオレが一番大きくて重いけど」
『デルフィーヌはボクの契約者だもん。デルフィーヌ大好き』
共通項が私への好意なのがくすぐったい気持ちになる。
「ポチタマは、私と契約してよかったの?」
ルウとは違い、ポチタマには他に選択肢がなかったのではないだろうか。
偶然とは言え、いくら幼くて弱っていたとしても、人の使役獣になるなど、この子にとっては本意でなかったとしたら、ふと、そんな不安が過ぎった。
「デルフィーヌ、嫌なら契約を解除してもいいんだぞ。お前がいなければ、デルフィーヌがドラゴンテイマーだって知られる危険性はなくなるからな」
『え』
ルウの言うことは一理ある。ドラゴンが側にいなければ、私の能力も知られることはない。
『ボ、ボク…デルフィーヌ…捨てられちゃうの?』
ぶるぶる震え、ポチタマの目に涙が浮かび、忽ちこぼれ落ちた。
『ボク、い、いらない…子? デルフィーヌ、ボクのこと、キライ?』
大粒の涙をこぼしながら、私を見上げるポチタマに、私の心は罪悪感に苛まれた。
そして多くの愛犬家や愛猫家など、動物愛護家の陥る沼に私はハマってしまった。
いわゆる「うちのこカワイイ! うちのこ最高!♡」というやつだ。
「ポチタマ、泣かないで、捨てたりしないわ。もう、ルウったら、酷いこと言わないで」
「チッ」
『ほ、ほんとー?』
ルウから舌打ちが聞こえたが、まだ涙目の状態で見上げてくるポチタマに、私のハートはズギュンと撃ち抜かれた。
「ルウ、私もどうすればいいか考えるから、お願い」
正直苦手なおねだりモードの顔で、ルウを見上げる。
「はあ~しょうがないなぁ」
頭をかきながらルウがため息と共に呟いた。
「そいつに言っとけ、オレとデルフィーヌの仲を邪魔したら、即刻皮をはぐからな。それに、デルフィーヌを困らせたら、丸焼きだって」
「それは酷すぎない?」
「どこがだ。オレにとって一番大事なのはデルフィーヌ。それから義父様達だ。その一番大事なデルフィーヌの頼みだから、何とかするんだ」
鋭い眼光でポチタマを睨む。
そのまま伝えるのもどうかと思い、「邪魔したり困らせたりしなかったら、守ってくれるって」と濁して言った。
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