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第173話 魔法使いの集会
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「うわっアンナさん美人だ」
「そ、そうか・・・?」
女性らしい赤を基調としたドレスに身をまとい、猫背に険しい表情なのを覗けば誰もが振り向く美人だろう
「ほら!せすじ伸ばして!その眉間のしわやめて」
「お前も胸デカいんだから、猫背になるのわかるだろ・・・」
「それでも頑張るの、ほら伸ばして伸ばして」
「アンナさん綺麗ですよ」
「ククク、ノエルも私の魅力にいちころか」
「ふふ、そうですね。もし二号君がいたらアンナさんに夢中でしょうね」
アンナさんの服を手に入れると、次は僕らが着替える番になる為宿屋に戻ることに
「アンナさんどこで待ってますか?」
「あ?部屋いれてくれねーのか?」
「えー、ラウンジでまっててよ」
シスレーはダンジョンと今日の出来事でアンナさんに敬語を使わなくっていた。それをアンナさんも何も言わず受け入れているのは仲良くなった証拠なのだろう
「いいじゃねーか、なーノエル」
「いいですよ、僕は先にいってパッと着替えるので」
「別にゆっくりでいいんだぜニシシ」
「ほらノエル君早くいったいった!」
「はい」
シスレーに早くと促され、シスレーたちが部屋に来る頃にはインナーだけは全て着替え終わっていた
「はいるよー」
「どうぞー」
シスレーが一応声を掛けてきたので、返事をする
「うわ内装もすげなー。お前らいいとこ泊まってるなー。私も今日ここに泊まるかな」
「駄目、帰ってよ。ノエル君とイチャイチャできないじゃん」
「私も混ぜてくれていいんだぜ?」
「だめ!」
「シスレー、早く着替えないと待ち合わせに遅れますよ」
「おっと・・・」
「早く着替えろよシシシ」
アンナさんをソファに案内し、シスレーの着替えを待つ
「いつも行ってるんですか?」
「いや、今回初めてだぜ?」
「あっそうなんですね、なんで今回は参加しようと?」
「ノエル達がいるからだ、じゃねーといかねーよ」
「ふふ、そんなに僕達の事気に入ってくれてるんですね」
「だな、なんか木漏れ日のやつら堅いのが多いからな」
「それはCランクだから仕方ないのでは?」
「そりゃよ、依頼中なら分かるぜ?でも依頼が終わっても面白みがねーんだよ。飲みに誘っても誰もついてきやしねー」
「デックスさんやホルドさんなら来ると思いますが」
「私はあからさまに下心が見え透いたやつは大っ嫌いなんだよ」
「あぁ・・・じゃああの二人は無理ですね」
「だから王都にいる間だけでも、お前ら相手してくれよ~」
まぁそういう理由ならいいかと思って返事をしようとしたが
「ダメダメ、うちらは二人が好きなので」
着替えながらも僕らの会話はしっかり聞いていたシスレー
「シスレーもし、次木漏れ日と会った時に私が死んでたら、今ここで断った事後悔するからな」
「うげぇ・・・なんて事いうのよ」
「ふふ、シスレーまだアンナさんとカードの勝負も出来てないですし、いいじゃないですか」
「おっノエルは乗り気か!こういう優しい所だよな~、それも下心が一切見えない感じが私が気に入ってる証拠だぜ」
それはディティマールだからだろう・・・前世のままなら僕はホルドさんのような感じになっているに違いない
「仕方ないな~、いっちょカードで揉んでやりますか」
「ったく素直じゃねーよな、シスレー」
シスレーもドレスに着替えおわり
「シスレーお前、そんな恰好してると男に囲まれるだろ」
シスレーの姿にアンナさんなりに褒めている様子だ
「そんな事ないよ、それにうちには番犬がいるから」
そういい座っている僕の頭をぽんぽんと叩かれるので
「・・・がるるる」
「まぁ見た目とは裏腹に強いからなノエルは、じゃあ行くか」
「はい」
僕らの準備が整い、アルやサリアと待ち合わせ場所、魔法使いの勉強会の会場付近の広場へ向かった
僕達が着替えで時間をとってしまった為に、待ち合わせ場所には最後の到着となった
「おまたせしました」
「ううん、大丈夫よ。すぐ近くだからいきましょう」
アル、サーヤさん、サリア、ガナートさんの4人と僕ら3人合わさり7人で、魔法使いの勉強会へと向かった
「アル、ユベル子爵はどうでした?」
「あぁ、喜んでたぞ。謝礼金と困ったことがあれば手を貸してくれるそうだ」
「良かったですね」
「また見つけたら持ってきて欲しいと言われたがな」
「ふふ、もう見つかることはないですね」
「それはお前次第だろ」
ユベル子爵がどんな人か知らないが、アル達はうまくやってくれたようだ
「ところでなんでアルも勉強会に?」
「サーヤが居てくれっていうからよ、正直レインさんみたいなやつらは苦手なんだよな~。お前みたいなぶっとんだやつの方がまだましだぜ」
「レインさんと言えば、サーヤさんに欲求婚してるみたいですよ。だから側にいてほしいんですよ」
「・・・そういう事か・・・だりー・・・」
「なぜです?サーヤさん取られちゃうかもしれませんよ?」
「それでサーヤの気が変わったらそれは仕方ねーことだろ、相手より俺は魅力がなかったってことだよ」
これは自分に自信があるやつのセリフに間違いない・・・
「ん?じゃあ僕にサーヤさんがキスするのはなんで駄目なんです?」
「お前は俺より有能だってわかってるからだろ、実際他のやつには負けねー自信があるからな」
「うげっ褒められた!?」
「なんだよ、うげって!」
アルがたまに褒めてくるのは体が拒否反応してしまうのだ
「気味が悪かったので・・・」
アルと無駄話をしていると、ものの5分でついた場所は大きな家という印象の場所だった。門をくぐる前に身分証や生活魔法を使用している
「みんな着いたわ、パートナーと並んで、ノエル君とサリアは冒険者カードをだしておいてね」
サーヤさんの指示でシスレーが隣にきて、腕を組んできた
「もう、アル君がいるとすぐうちをほったらかしにするんだから」
「ユベル子爵の事が気になったので、すいません」
シスレーに小言を言われながら、サーヤさんの後ろに並ぶ
「ノエル君、あの受付で生活魔法使って魔法使いだって証明してね」
「分かりました」
生活魔法でいいって結構緩い制限だ、いや同伴者もありということはかなり緩い物なのかもしれない
サーヤさんに習い、ウォーターの呪文とギルドカードを提示し中へと入った
う~ん、お屋敷のようだけどここはどこだろうか?
最後のガナートさん達も入ってきたので、場所を聞いてみることにした
「ここはどこです?」
「今日はランスミリザ公爵のお庭での開催となっているわ、あら言わなかったかしら?」
「えっ公爵!?」
貴族と関り持ちたくないといったのに!
「シスレー帰りましょう」
「えっどうして?」
「どうやら貴族様のお宅のようです、僕は場違いなので失礼をと」
「ふ~ん、じゃあ帰る?」
「何言ってるのよノエル君、大丈夫だから」
「そうだぜノエル、なんでお前そんなに貴族を嫌うんだよ」
「いいイメージがないからですね、それでは」
列から出ようとすると
「逃がすかよ、ほらみろよ旨そうな飯もあるんだから少しぐらい我慢しろよ」
「別に貴族のお宅だからと言って、ランスミリザ公爵と会うわけじゃないのよ?」
アルが制止させ、サーヤさんも説得しようとしてくる
「アル、僕の側にいてくださいね。僕が喋りかけられたら相手をお願いします」
「なんで魔法使いと交流したいと思ってるやつの相手を俺がするんだよ、おかしいだろ」
譲歩して提案したのに・・・ブリンク使ってでも帰ろうかな
「もう・・・シスレー帰りましょう、宿で二人っきりになりましょうよ」
「仕方ないなー、ということなのでうちらは帰りますね」
「おいおい、シスレーもそれでいいのかよ」
アルの腕を振りほどく時に、アルも本気で嫌がっていると感じ簡単に掴んだ手を離した
来て早々滞在時間1分で僕らは魔法使いの会場を後に
「シスレー、折角お洒落してますし、どこかいいレストランでも行きましょうか」
「やった!そっちの方が嬉しいかも」
演技か本心か分からないが、シスレーは僕に気を使って笑顔でそう言ってくれた
シスレーと門をくぐり、僕らは貴族の屋敷を出たのだった
「ごめんねシスレー、折角お洒落してるのに」
「ううん、これから美味しい料理食べに連れて行ってくれるみたいだし気にしないよ」
「・・・シスレーと一緒でよかったですよ」
何も文句も言わず、僕の本当に嫌がっている事が強要しないシスレーが好きだ
「そ、そうか・・・?」
女性らしい赤を基調としたドレスに身をまとい、猫背に険しい表情なのを覗けば誰もが振り向く美人だろう
「ほら!せすじ伸ばして!その眉間のしわやめて」
「お前も胸デカいんだから、猫背になるのわかるだろ・・・」
「それでも頑張るの、ほら伸ばして伸ばして」
「アンナさん綺麗ですよ」
「ククク、ノエルも私の魅力にいちころか」
「ふふ、そうですね。もし二号君がいたらアンナさんに夢中でしょうね」
アンナさんの服を手に入れると、次は僕らが着替える番になる為宿屋に戻ることに
「アンナさんどこで待ってますか?」
「あ?部屋いれてくれねーのか?」
「えー、ラウンジでまっててよ」
シスレーはダンジョンと今日の出来事でアンナさんに敬語を使わなくっていた。それをアンナさんも何も言わず受け入れているのは仲良くなった証拠なのだろう
「いいじゃねーか、なーノエル」
「いいですよ、僕は先にいってパッと着替えるので」
「別にゆっくりでいいんだぜニシシ」
「ほらノエル君早くいったいった!」
「はい」
シスレーに早くと促され、シスレーたちが部屋に来る頃にはインナーだけは全て着替え終わっていた
「はいるよー」
「どうぞー」
シスレーが一応声を掛けてきたので、返事をする
「うわ内装もすげなー。お前らいいとこ泊まってるなー。私も今日ここに泊まるかな」
「駄目、帰ってよ。ノエル君とイチャイチャできないじゃん」
「私も混ぜてくれていいんだぜ?」
「だめ!」
「シスレー、早く着替えないと待ち合わせに遅れますよ」
「おっと・・・」
「早く着替えろよシシシ」
アンナさんをソファに案内し、シスレーの着替えを待つ
「いつも行ってるんですか?」
「いや、今回初めてだぜ?」
「あっそうなんですね、なんで今回は参加しようと?」
「ノエル達がいるからだ、じゃねーといかねーよ」
「ふふ、そんなに僕達の事気に入ってくれてるんですね」
「だな、なんか木漏れ日のやつら堅いのが多いからな」
「それはCランクだから仕方ないのでは?」
「そりゃよ、依頼中なら分かるぜ?でも依頼が終わっても面白みがねーんだよ。飲みに誘っても誰もついてきやしねー」
「デックスさんやホルドさんなら来ると思いますが」
「私はあからさまに下心が見え透いたやつは大っ嫌いなんだよ」
「あぁ・・・じゃああの二人は無理ですね」
「だから王都にいる間だけでも、お前ら相手してくれよ~」
まぁそういう理由ならいいかと思って返事をしようとしたが
「ダメダメ、うちらは二人が好きなので」
着替えながらも僕らの会話はしっかり聞いていたシスレー
「シスレーもし、次木漏れ日と会った時に私が死んでたら、今ここで断った事後悔するからな」
「うげぇ・・・なんて事いうのよ」
「ふふ、シスレーまだアンナさんとカードの勝負も出来てないですし、いいじゃないですか」
「おっノエルは乗り気か!こういう優しい所だよな~、それも下心が一切見えない感じが私が気に入ってる証拠だぜ」
それはディティマールだからだろう・・・前世のままなら僕はホルドさんのような感じになっているに違いない
「仕方ないな~、いっちょカードで揉んでやりますか」
「ったく素直じゃねーよな、シスレー」
シスレーもドレスに着替えおわり
「シスレーお前、そんな恰好してると男に囲まれるだろ」
シスレーの姿にアンナさんなりに褒めている様子だ
「そんな事ないよ、それにうちには番犬がいるから」
そういい座っている僕の頭をぽんぽんと叩かれるので
「・・・がるるる」
「まぁ見た目とは裏腹に強いからなノエルは、じゃあ行くか」
「はい」
僕らの準備が整い、アルやサリアと待ち合わせ場所、魔法使いの勉強会の会場付近の広場へ向かった
僕達が着替えで時間をとってしまった為に、待ち合わせ場所には最後の到着となった
「おまたせしました」
「ううん、大丈夫よ。すぐ近くだからいきましょう」
アル、サーヤさん、サリア、ガナートさんの4人と僕ら3人合わさり7人で、魔法使いの勉強会へと向かった
「アル、ユベル子爵はどうでした?」
「あぁ、喜んでたぞ。謝礼金と困ったことがあれば手を貸してくれるそうだ」
「良かったですね」
「また見つけたら持ってきて欲しいと言われたがな」
「ふふ、もう見つかることはないですね」
「それはお前次第だろ」
ユベル子爵がどんな人か知らないが、アル達はうまくやってくれたようだ
「ところでなんでアルも勉強会に?」
「サーヤが居てくれっていうからよ、正直レインさんみたいなやつらは苦手なんだよな~。お前みたいなぶっとんだやつの方がまだましだぜ」
「レインさんと言えば、サーヤさんに欲求婚してるみたいですよ。だから側にいてほしいんですよ」
「・・・そういう事か・・・だりー・・・」
「なぜです?サーヤさん取られちゃうかもしれませんよ?」
「それでサーヤの気が変わったらそれは仕方ねーことだろ、相手より俺は魅力がなかったってことだよ」
これは自分に自信があるやつのセリフに間違いない・・・
「ん?じゃあ僕にサーヤさんがキスするのはなんで駄目なんです?」
「お前は俺より有能だってわかってるからだろ、実際他のやつには負けねー自信があるからな」
「うげっ褒められた!?」
「なんだよ、うげって!」
アルがたまに褒めてくるのは体が拒否反応してしまうのだ
「気味が悪かったので・・・」
アルと無駄話をしていると、ものの5分でついた場所は大きな家という印象の場所だった。門をくぐる前に身分証や生活魔法を使用している
「みんな着いたわ、パートナーと並んで、ノエル君とサリアは冒険者カードをだしておいてね」
サーヤさんの指示でシスレーが隣にきて、腕を組んできた
「もう、アル君がいるとすぐうちをほったらかしにするんだから」
「ユベル子爵の事が気になったので、すいません」
シスレーに小言を言われながら、サーヤさんの後ろに並ぶ
「ノエル君、あの受付で生活魔法使って魔法使いだって証明してね」
「分かりました」
生活魔法でいいって結構緩い制限だ、いや同伴者もありということはかなり緩い物なのかもしれない
サーヤさんに習い、ウォーターの呪文とギルドカードを提示し中へと入った
う~ん、お屋敷のようだけどここはどこだろうか?
最後のガナートさん達も入ってきたので、場所を聞いてみることにした
「ここはどこです?」
「今日はランスミリザ公爵のお庭での開催となっているわ、あら言わなかったかしら?」
「えっ公爵!?」
貴族と関り持ちたくないといったのに!
「シスレー帰りましょう」
「えっどうして?」
「どうやら貴族様のお宅のようです、僕は場違いなので失礼をと」
「ふ~ん、じゃあ帰る?」
「何言ってるのよノエル君、大丈夫だから」
「そうだぜノエル、なんでお前そんなに貴族を嫌うんだよ」
「いいイメージがないからですね、それでは」
列から出ようとすると
「逃がすかよ、ほらみろよ旨そうな飯もあるんだから少しぐらい我慢しろよ」
「別に貴族のお宅だからと言って、ランスミリザ公爵と会うわけじゃないのよ?」
アルが制止させ、サーヤさんも説得しようとしてくる
「アル、僕の側にいてくださいね。僕が喋りかけられたら相手をお願いします」
「なんで魔法使いと交流したいと思ってるやつの相手を俺がするんだよ、おかしいだろ」
譲歩して提案したのに・・・ブリンク使ってでも帰ろうかな
「もう・・・シスレー帰りましょう、宿で二人っきりになりましょうよ」
「仕方ないなー、ということなのでうちらは帰りますね」
「おいおい、シスレーもそれでいいのかよ」
アルの腕を振りほどく時に、アルも本気で嫌がっていると感じ簡単に掴んだ手を離した
来て早々滞在時間1分で僕らは魔法使いの会場を後に
「シスレー、折角お洒落してますし、どこかいいレストランでも行きましょうか」
「やった!そっちの方が嬉しいかも」
演技か本心か分からないが、シスレーは僕に気を使って笑顔でそう言ってくれた
シスレーと門をくぐり、僕らは貴族の屋敷を出たのだった
「ごめんねシスレー、折角お洒落してるのに」
「ううん、これから美味しい料理食べに連れて行ってくれるみたいだし気にしないよ」
「・・・シスレーと一緒でよかったですよ」
何も文句も言わず、僕の本当に嫌がっている事が強要しないシスレーが好きだ
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