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第80話 運という能力値の無駄遣い
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12月にせまろうとしている頃、アルはPTを招集した
「今後の活動方針を決めようと思うが今回は何も決まっていない。各自どうやって冬を過ごすか教えて欲しい」
「どうやってとはどういうことですか?」
アルの言っている意味が分からず僕だけ?マークだった
「これから冬が終わるまでPTとして活動は無いと伝えておく。だから故郷に帰ったりする可能性もあるだろ、自由にすごして構わないが、一応予定を教えて欲しい」
「へー、かなりの長期休暇なんですね」
「お前ここの土地の寒さ本当にしらねーんだな、冬が越せるか越せないかってやつらも出るくらいだからな」
「冬の間で溜まめた分、ほとんどなくなっちゃうんだよねー」
だからシスレーもDランクなのにそんなに溜まっていなかったんだと、気づいた
「それって、冬の間ならどこへでも行っていいってことですか?」
「・・・どっかいくのか?」
「いえ、予定は立ててませんが、突然出かけても怒られないのかなと」
僕はそんなに時間があるなら一人でホーク火山に行って、探索でもしようかなと考えていたりしていた。なぜならあそこはネバースノー、寒さとは無縁だ
「・・・」
僕の意見にみんま黙っている
「私はずっと拠点かな~」
「わたくしもですわ」
「うちも帰ったりはないよ」
「俺もそうだ、ということはみんな出かけないって事でいいんだな?」
アルがまとめようとしているので
「あっ!一応僕は外出予定にしておいてください」
ふー危ない危ない、これ言っておかないと後で叩かれるからね。そんな事を思いながら、最近叩かれなくなったなと気づいた
「みんな出かけないって事でいいよ」
「ですわね」
「うんうん」
あれ聞こえなかったのかなと思い、もう一度伝えようとして
「えっ・・・外出よて」
「「「出かけないよね!」」」
女性3人がこっちに圧力をかけた感じで僕に言っている様に感じた
「あっはい・・・」
この打ち合わせ、最初から僕を縛る為にあったんじゃないかと思ってしまう・・・
さよならホーク火山温泉・・・
「クククッじゃあ決まりだな」
そこで各自部屋に戻っていき、僕はこの冬どうやって過ごせばいいのか一人リビングに残り考えた・・・
魔法、料理、絵、このぐらいしかできない・・・もっと錬金術とか暇つぶしになりそうなアビリティをとっておくんだと後悔する
「どうしたの一人で?」
「あっシスレー、何か出かけちゃいけないみたいなのでどうやって冬を過ごそうかと思いまして」
「そう」
シスレーは正面に座るので
「シスレーはどうやって今まで冬を過ごしてました?」
「う~ん、本読んだり、昼の間に少し外で絵を描いたりとかかな」
「う~ん・・・楽しそうですが、それを2~3か月となると飽きそうですね」
「そうだね、ふふ今回はノエル君もいるしいいことしちゃう?」
「いいこと?」
「うちの口から言わせないないでよ、今からノエル君の部屋でやってもいいんだよ?」
「ごふっ!なにいってるんですか・・」
飲んでいた紅茶がむせてしまった
「あれー何考えてのかな?んー?」
シスレーはいつも通り、からかうような態度で聞いてくる
「だって、男女2人でいいことって・・・それは駄目だって言ったじゃないですか」
「別にアル君やティアちゃんも誘ってもいいよ」
「だっ駄目ですよ!アルに見られてくないですし、ティアは・・・駄目です!」
「やらしいこと考えてるー」
「だってシスレーが言ったんじゃないですか!」
「うち?いいことって言っただけだよ。カードやろうってアハハハ」
シスレーはそういってトランプのような物を出した
「・・・もう寝ますおやすみなさい」
このー!こっちはDTだぞ!
「ごめんごめんって、久しぶりにノエル君の焦ってる顔みれてつい調子に乗っちゃった」
「もう!僕はこの冬どう過ごすか一生懸命考えていたのに!」
席を立って自分の部屋に戻るが、シスレーも後をついてきていた
「シスレー?」
「お邪魔しまーす」
「僕は一生懸命考えていると・・・」
「そうだけど、可愛い彼女と一緒なら何しても楽しいよ」
ニコニコしているシスレーだが
「・・・確かにそう考えたらそうですが、彼女ではないです」
万年独り身でクリスマスなどは無縁なものだったが、この異世界にクリスマスがあるのかも知らないが彼女がいたら楽しいだろうなとは思っていた。でもシスレーはまだ彼女ではない
「ぶー、そうだけど・・・きっぱり言わなくても・・・」
「でも彼女はともかく、シスレーと一緒なら何でも楽しいかもしれませんね」
落ち込んだシスレーの顔は僕の心に刺さる
「でしょ、ふふ最初からそういえばいいのにー」
「カードも楽しそうですね、ルールを知らないので教えてください」
「ふふうちが教えてあげましょう、でもその前にチャージして」
シスレーは両手を開いてハグを求めるが
「駄目ですよ、それはさっきからかったから無しです」
僕は根に持つタイプなのだ
「えぇー、毎日してくれるって約束だったのに!」
「カードで僕に勝ったらしますよ」
そういうとシスレーは
「ほほう、うちにカードで勝負を挑むとはいい度胸じゃん。ルールも知らない初心者がうちに勝ったらとはねー」
なぜかシスレーの勝負師の火をつけたようなので
「ふふ、魔法使いは遊びでも賢い事を教えてあげましょう。僕も勝ったら何かしてもらいますよ」
「のった!じゃあ今日だけ、その人のいう事聞くってことでいいね!」
「いいですが、過激な事や一線超えることは無しですよ・・・」
「あれ?弱気になったかな?いいよ怖くなったならハグしてくれたら」
「・・・シスレーが後で恥をかかないように言ってあげたのに」
教えて貰ったルールはババ抜きだった、幸運ボーイに死角はなく配られた状態で0枚にするという圧倒的勝利をしてしまった
「えっ・・・うそ・・・」
「ぷぷぷ、何やってもらおうかな」
これが彼女とゲームする感覚なのかな?カードを配っただけなのに楽しかった
「ちょっと!今のなしだよ!ありえないもん!」
「じゃあ僕が勝つとまた明日もいう事聞いてくれますか?そしたらもう一度勝負しますよ?」
「くっ・・・のった!」
もう一度やっても結果は同じ、配られた状態で0枚になってしまい、シスレーだけジョーカーが1枚残るのみだった
「アハハハ、シスレー弱いですね」
「え?え?こんな事ありえるの!?」
2回連続のありえない光景に頭を抱えている
「今日と明日何してもらいましょうかね」
「ちょっと!もう一回お願い!違うの教えるから!ねっ!」
「ふふ、いいですよ。もう賭けは無しで普通にやりましょ、今のでも楽しかったので」
「えー・・・もう一回だけ明後日もいう事きくから!最後!」
シスレーの為を思っていったのだが、勝負ごとに熱くなるタイプのようだった
「哀れシスレー、身の程をわきまえないとは・・・」
次に教えて貰うのはポーカーだった、こっちはある程度ルールをしっているのでもう少し詳しく教えて貰い
もう一勝負はポーカーになった
「フフフ・・・ノエル!君に引導を渡してあげるわ、エースのスリーカードよ!」
「僕は綺麗な女性が悲しむ顔は苦手なのですが・・・今日だけは仕方ないですね!キングと7とフルハウスです!」
「そんな・・・」
「ふふシスレーに何してもらうかな~」
「うちはカードじゃほぼ負けなしだったのに・・・」
「シスレー、勝ち負けはもういいじゃないですか、普通に楽しみましょうよ」
シスレーは立ち上がると
「ちょっとノエル君リビングにいれくれる?」
「えっちょっと!約束!」
シスレーは僕の言うことを聞かず部屋を出て行った、胸ぐらいなら触ってもいいかと思っていたのに・・・
シスレーに言われるままリビングに行くと、2階からティアとナタリー、そしてアルが出てきた
まさか・・・
「なんだよ会議は終わったのに、シスレーが集合って」
「みんなノエル君がカードでいかさましてないか見ててくれる!」
「えぇー!?シスレー疑ってました!?」
でもそうか・・・僕には運が人よりいいからそう思うのは仕方ないことか
「お前らカードやってたのか?俺もまぜろよ、つよいんだぞ俺」
「私もやりたーい、エルフの森じゃまけなしだよ!」
「わたくしもよく子供達とやってますので、自信がありますわ」
審判役につれてきたようだが、みんなやる気になってしまったようだ
「いいね!みんなでやろうよ!みんながいるとノエル君もいかさましないでしょ」
「はぁー・・・よろしい皆まとめて対峙してやりますよ!」
そこからヒューマン、エルフとディティマールの壁を分からせた。たまに負けるのは仕方ないが、8割は僕がかつのだ。どのルールでもだ
「ぐっ・・・」
「私がまけた・・・」
「精進しませんといけませんね・・・」
「うちがこんなに負けるなんて・・・」
「アッハッハ、こんなことなら何か賭けておけばよかったですね。あっそんな事したらみんなお金無くなりますか」
オンラインでなく、こうやって顔を合わせてやるだけでこんなに楽しいんだと知り、冬もいいのかもと思ったのだ
「こいつ!明日は賭けてやってやるよ!」
「絶対私が勝つんだから、今日は調子がわるかったの!」
「わたくしも子供達と特訓しますわ」
始めたのが8時ぐらいだったが、もう12時を過ぎてみんな部屋に戻っていった
「ではシスレー、楽しい事を教えて頂きありがとうございます。冬の目標もみんなを文無しにするってことができました」
「くぅー・・・こんなはずじゃ・・・」
「おやすみなさい、あっそうそう明日9時には起きてきて僕のいうこと聞いてくださいね」
本当に悔しがっているシスレーを後に部屋に戻り、何かカード以外にもボードゲームとかないか調べようと思ったのだった
「今後の活動方針を決めようと思うが今回は何も決まっていない。各自どうやって冬を過ごすか教えて欲しい」
「どうやってとはどういうことですか?」
アルの言っている意味が分からず僕だけ?マークだった
「これから冬が終わるまでPTとして活動は無いと伝えておく。だから故郷に帰ったりする可能性もあるだろ、自由にすごして構わないが、一応予定を教えて欲しい」
「へー、かなりの長期休暇なんですね」
「お前ここの土地の寒さ本当にしらねーんだな、冬が越せるか越せないかってやつらも出るくらいだからな」
「冬の間で溜まめた分、ほとんどなくなっちゃうんだよねー」
だからシスレーもDランクなのにそんなに溜まっていなかったんだと、気づいた
「それって、冬の間ならどこへでも行っていいってことですか?」
「・・・どっかいくのか?」
「いえ、予定は立ててませんが、突然出かけても怒られないのかなと」
僕はそんなに時間があるなら一人でホーク火山に行って、探索でもしようかなと考えていたりしていた。なぜならあそこはネバースノー、寒さとは無縁だ
「・・・」
僕の意見にみんま黙っている
「私はずっと拠点かな~」
「わたくしもですわ」
「うちも帰ったりはないよ」
「俺もそうだ、ということはみんな出かけないって事でいいんだな?」
アルがまとめようとしているので
「あっ!一応僕は外出予定にしておいてください」
ふー危ない危ない、これ言っておかないと後で叩かれるからね。そんな事を思いながら、最近叩かれなくなったなと気づいた
「みんな出かけないって事でいいよ」
「ですわね」
「うんうん」
あれ聞こえなかったのかなと思い、もう一度伝えようとして
「えっ・・・外出よて」
「「「出かけないよね!」」」
女性3人がこっちに圧力をかけた感じで僕に言っている様に感じた
「あっはい・・・」
この打ち合わせ、最初から僕を縛る為にあったんじゃないかと思ってしまう・・・
さよならホーク火山温泉・・・
「クククッじゃあ決まりだな」
そこで各自部屋に戻っていき、僕はこの冬どうやって過ごせばいいのか一人リビングに残り考えた・・・
魔法、料理、絵、このぐらいしかできない・・・もっと錬金術とか暇つぶしになりそうなアビリティをとっておくんだと後悔する
「どうしたの一人で?」
「あっシスレー、何か出かけちゃいけないみたいなのでどうやって冬を過ごそうかと思いまして」
「そう」
シスレーは正面に座るので
「シスレーはどうやって今まで冬を過ごしてました?」
「う~ん、本読んだり、昼の間に少し外で絵を描いたりとかかな」
「う~ん・・・楽しそうですが、それを2~3か月となると飽きそうですね」
「そうだね、ふふ今回はノエル君もいるしいいことしちゃう?」
「いいこと?」
「うちの口から言わせないないでよ、今からノエル君の部屋でやってもいいんだよ?」
「ごふっ!なにいってるんですか・・」
飲んでいた紅茶がむせてしまった
「あれー何考えてのかな?んー?」
シスレーはいつも通り、からかうような態度で聞いてくる
「だって、男女2人でいいことって・・・それは駄目だって言ったじゃないですか」
「別にアル君やティアちゃんも誘ってもいいよ」
「だっ駄目ですよ!アルに見られてくないですし、ティアは・・・駄目です!」
「やらしいこと考えてるー」
「だってシスレーが言ったんじゃないですか!」
「うち?いいことって言っただけだよ。カードやろうってアハハハ」
シスレーはそういってトランプのような物を出した
「・・・もう寝ますおやすみなさい」
このー!こっちはDTだぞ!
「ごめんごめんって、久しぶりにノエル君の焦ってる顔みれてつい調子に乗っちゃった」
「もう!僕はこの冬どう過ごすか一生懸命考えていたのに!」
席を立って自分の部屋に戻るが、シスレーも後をついてきていた
「シスレー?」
「お邪魔しまーす」
「僕は一生懸命考えていると・・・」
「そうだけど、可愛い彼女と一緒なら何しても楽しいよ」
ニコニコしているシスレーだが
「・・・確かにそう考えたらそうですが、彼女ではないです」
万年独り身でクリスマスなどは無縁なものだったが、この異世界にクリスマスがあるのかも知らないが彼女がいたら楽しいだろうなとは思っていた。でもシスレーはまだ彼女ではない
「ぶー、そうだけど・・・きっぱり言わなくても・・・」
「でも彼女はともかく、シスレーと一緒なら何でも楽しいかもしれませんね」
落ち込んだシスレーの顔は僕の心に刺さる
「でしょ、ふふ最初からそういえばいいのにー」
「カードも楽しそうですね、ルールを知らないので教えてください」
「ふふうちが教えてあげましょう、でもその前にチャージして」
シスレーは両手を開いてハグを求めるが
「駄目ですよ、それはさっきからかったから無しです」
僕は根に持つタイプなのだ
「えぇー、毎日してくれるって約束だったのに!」
「カードで僕に勝ったらしますよ」
そういうとシスレーは
「ほほう、うちにカードで勝負を挑むとはいい度胸じゃん。ルールも知らない初心者がうちに勝ったらとはねー」
なぜかシスレーの勝負師の火をつけたようなので
「ふふ、魔法使いは遊びでも賢い事を教えてあげましょう。僕も勝ったら何かしてもらいますよ」
「のった!じゃあ今日だけ、その人のいう事聞くってことでいいね!」
「いいですが、過激な事や一線超えることは無しですよ・・・」
「あれ?弱気になったかな?いいよ怖くなったならハグしてくれたら」
「・・・シスレーが後で恥をかかないように言ってあげたのに」
教えて貰ったルールはババ抜きだった、幸運ボーイに死角はなく配られた状態で0枚にするという圧倒的勝利をしてしまった
「えっ・・・うそ・・・」
「ぷぷぷ、何やってもらおうかな」
これが彼女とゲームする感覚なのかな?カードを配っただけなのに楽しかった
「ちょっと!今のなしだよ!ありえないもん!」
「じゃあ僕が勝つとまた明日もいう事聞いてくれますか?そしたらもう一度勝負しますよ?」
「くっ・・・のった!」
もう一度やっても結果は同じ、配られた状態で0枚になってしまい、シスレーだけジョーカーが1枚残るのみだった
「アハハハ、シスレー弱いですね」
「え?え?こんな事ありえるの!?」
2回連続のありえない光景に頭を抱えている
「今日と明日何してもらいましょうかね」
「ちょっと!もう一回お願い!違うの教えるから!ねっ!」
「ふふ、いいですよ。もう賭けは無しで普通にやりましょ、今のでも楽しかったので」
「えー・・・もう一回だけ明後日もいう事きくから!最後!」
シスレーの為を思っていったのだが、勝負ごとに熱くなるタイプのようだった
「哀れシスレー、身の程をわきまえないとは・・・」
次に教えて貰うのはポーカーだった、こっちはある程度ルールをしっているのでもう少し詳しく教えて貰い
もう一勝負はポーカーになった
「フフフ・・・ノエル!君に引導を渡してあげるわ、エースのスリーカードよ!」
「僕は綺麗な女性が悲しむ顔は苦手なのですが・・・今日だけは仕方ないですね!キングと7とフルハウスです!」
「そんな・・・」
「ふふシスレーに何してもらうかな~」
「うちはカードじゃほぼ負けなしだったのに・・・」
「シスレー、勝ち負けはもういいじゃないですか、普通に楽しみましょうよ」
シスレーは立ち上がると
「ちょっとノエル君リビングにいれくれる?」
「えっちょっと!約束!」
シスレーは僕の言うことを聞かず部屋を出て行った、胸ぐらいなら触ってもいいかと思っていたのに・・・
シスレーに言われるままリビングに行くと、2階からティアとナタリー、そしてアルが出てきた
まさか・・・
「なんだよ会議は終わったのに、シスレーが集合って」
「みんなノエル君がカードでいかさましてないか見ててくれる!」
「えぇー!?シスレー疑ってました!?」
でもそうか・・・僕には運が人よりいいからそう思うのは仕方ないことか
「お前らカードやってたのか?俺もまぜろよ、つよいんだぞ俺」
「私もやりたーい、エルフの森じゃまけなしだよ!」
「わたくしもよく子供達とやってますので、自信がありますわ」
審判役につれてきたようだが、みんなやる気になってしまったようだ
「いいね!みんなでやろうよ!みんながいるとノエル君もいかさましないでしょ」
「はぁー・・・よろしい皆まとめて対峙してやりますよ!」
そこからヒューマン、エルフとディティマールの壁を分からせた。たまに負けるのは仕方ないが、8割は僕がかつのだ。どのルールでもだ
「ぐっ・・・」
「私がまけた・・・」
「精進しませんといけませんね・・・」
「うちがこんなに負けるなんて・・・」
「アッハッハ、こんなことなら何か賭けておけばよかったですね。あっそんな事したらみんなお金無くなりますか」
オンラインでなく、こうやって顔を合わせてやるだけでこんなに楽しいんだと知り、冬もいいのかもと思ったのだ
「こいつ!明日は賭けてやってやるよ!」
「絶対私が勝つんだから、今日は調子がわるかったの!」
「わたくしも子供達と特訓しますわ」
始めたのが8時ぐらいだったが、もう12時を過ぎてみんな部屋に戻っていった
「ではシスレー、楽しい事を教えて頂きありがとうございます。冬の目標もみんなを文無しにするってことができました」
「くぅー・・・こんなはずじゃ・・・」
「おやすみなさい、あっそうそう明日9時には起きてきて僕のいうこと聞いてくださいね」
本当に悔しがっているシスレーを後に部屋に戻り、何かカード以外にもボードゲームとかないか調べようと思ったのだった
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