45 / 63
第二章 回想編
第四十二話 揺れる心、静かな勝負
しおりを挟む
茉凜がゆっくりと明に近づいていく様子を見守りながら、私の心はじわじわと、不安の影に覆われていくのを感じた。その一歩一歩に、私の胸は重く沈み、でも、それでも「やめて」とは言えなかった。
彼女のまっすぐな気持ちを否定するような言葉を口にすることはできなかったし、何よりも、私自身が明と向き合う勇気を持てなかったからだ。あの距離感の中に踏み込む覚悟が、私にはなかった。
正直なところ、茉凜が私に代わって何とかしてくれることを、どこか期待していたのかもしれない。臆病な自分を責めながらも、茉凜に頼る思いが心の片隅にあったことを、私は否定できなかった。
彼女が明にどんな言葉をかけ、そして明がどんな反応を見せるのか、全く予測がつかない。そんな未知の出来事が、私の中でじわりじわりと心の平穏を蝕んでいく。まるで、胸の奥で小さな棘が引っかかっているかのような、ひどく居心地の悪い感覚だった。
茉凜がとうとう明の隣に立った瞬間、私の胸はさらに重く沈み、息が詰まる思いだった。明が彼女を受け入れるだろうか、それとも拒絶するのか。その結果がどう転ぶかを想像するだけで、私の心は暗い淵に飲み込まれるような気持ちになる。明の冷たい視線が彼女に向けられ、そのまま何も変わらなかったら──そんな不安ばかりが頭をよぎっていた。
予感は的中した。明は最初、茉凜を完全に無視した。視線すら合わせず、まるで彼女がそこに存在しないかのように振る舞った。茉凜が明に話しかけるたびに、明は肩をすくめ、まるで「どっか行け」とでも言いたげな、冷たく硬い表情を浮かべた。
その瞬間、私は思わず目を逸らしたくなった。今、ここに立っていることがひどく苦しくて、この場を離れたくて仕方がなかった。どうせ何も変わらない、茉凜がどれだけ頑張っても、明はきっと心を開かない──そんな諦めの感情が、私の心に忍び寄っていた。
けれど、そのときだった。茉凜の声に応えるように、明が突然顔を上げたのだ。その瞬間、私の中で何かが静かに揺れた。周りの音が一瞬止まり、二人だけの時間が流れ出したような感覚が私を包み込んだ。茉凜と明が向き合い、そしてお互いに座って話し始めている姿が、驚きと共に私の目に映った。
「え?」という声が、思わず口から漏れそうになった。何が起こったのか理解できないまま、二人のやり取りに目を奪われていた。茉凜は何を言ったのだろう。明の何を動かしたのだろうか。心の中で複雑な感情が渦巻きながらも、私はその光景に引き込まれ、ついには目を離すことができなくなっていた。
ほんの少し前まで、何も変わらないと諦めていたのに、今目の前で繰り広げられている二人の会話は、私に「もしかして」という希望の光を灯していた。
◇ ◇
茉凜が戻ってくると、私は彼女に何かを尋ねたい気持ちが胸の奥でふつふつと湧き上がったが、その話題には触れずにいた。無言のまま、目だけで彼女を見つめる私を、茉凜はまるで見透かすように、いつもの軽やかな口調で言った。
「心配しないで、話っていっても大したことじゃないよ。お互いの好きなこととか、興味があることを話してただけ」
その瞬間、胸の中に張り詰めていた緊張が一気に解け、ほっとした。思っていたより深刻な話にはならなかったのだと分かり、心の奥で安堵の息が漏れる。しかし、次の言葉が私の心を再び波立たせた。
「それから、弓鶴くんのことも少し訊かれたかな」
一瞬、時間が止まったかのような感覚に襲われた。私が話題に上がっていた――その事実に驚きと、不安が混ざり合う。茉凜の目に映る私は、どんな風に見えていたのだろう。そして、昔の私を知る明が、それをどう受け止めたのだろうか。
「明ちゃん、少し笑ってたよ。『そんなに変わってないな』って言ってた」
茉凜のその言葉は、私の心に深く響いた。明が笑った――それだけで、私の中に様々な感情が押し寄せてくる。懐かしさと共に、何かがこみ上げてきた。明は弓鶴に対してどんな思いを抱いているのか、その感情の深さを、私は茉凜の言葉を通して垣間見た。心の奥で、彼女が感じている思いの重さを痛感しながらも、同時にほっとする自分がいるのも事実だった。
明が私の存在にまだ勘づいていないこと。それが、わずかながら安堵となって、心の中で静かに広がっていった。
茉凜の次の言葉は、私を驚愕させた。
「アキラちゃん、明日もいるんだって。それでね、わたしと一勝負しようって話になったんだ」
「勝負だと!?」
驚きのあまり、私は思わず声を上げてしまった。二人が言い争う姿が頭に浮かび、不安が胸に押し寄せてきた。こんな場所で彼女たちが対立するなんて、心の準備が全くできていない私はどうすればいいのか全然わからなかった。
混乱した思考の中、焦燥感が胸を締めつける。一体、何の勝負をするというのだろうか。剣や格闘のような激しい戦いが繰り広げられるのではないか、そんな荒々しい光景が茉凜とアキラの間で繰り広げられるのは信じがたかったが、不安が心を占めていった。
茉凜の穏やかな微笑みと、アキラの冷たい視線が頭の中で交錯する。まるで二人の間に見えない緊張の糸が張り詰めているかのような感覚が私を覆う。もし本当に二人が力を競い合うのなら──その考えが脳裏をよぎるたび、私はますます不安に飲み込まれていった。
争いが起きたら、どうすればいいのだろうか。止めるべきなのか、それとも黙って見守るべきなのか――その二つの選択肢が頭を巡るたび、答えは見つからないまま、ただ焦燥が募っていく。「一体何を考えているんだ?」と問い詰めたい気持ちを必死に抑え、私は茉凜の言葉を待つしかなかった。
青ざめた私の顔を見て、茉凜は小さくくすっと笑った。
「え? 勝負っていっても、『スイカ割り』だよ?」
その言葉が耳に入った瞬間、私は張り詰めていた心が一気にほぐれていくのを感じた。なんてことだ、こんなに心配していた自分が馬鹿みたいだ。まさか、そんな平和な遊びだったなんて。
「そうか、スイカ割り……だったのか。なんだ、良かった……」
ほっと胸を撫で下ろし、心の中で笑いがこぼれる。緊張が解け、気づけば茉凜を見つめ返していた。彼女のからかうような視線に、少し恥ずかしさを感じながらも、安堵した気持ちで茉凜の笑顔を受け入れた。
彼女のまっすぐな気持ちを否定するような言葉を口にすることはできなかったし、何よりも、私自身が明と向き合う勇気を持てなかったからだ。あの距離感の中に踏み込む覚悟が、私にはなかった。
正直なところ、茉凜が私に代わって何とかしてくれることを、どこか期待していたのかもしれない。臆病な自分を責めながらも、茉凜に頼る思いが心の片隅にあったことを、私は否定できなかった。
彼女が明にどんな言葉をかけ、そして明がどんな反応を見せるのか、全く予測がつかない。そんな未知の出来事が、私の中でじわりじわりと心の平穏を蝕んでいく。まるで、胸の奥で小さな棘が引っかかっているかのような、ひどく居心地の悪い感覚だった。
茉凜がとうとう明の隣に立った瞬間、私の胸はさらに重く沈み、息が詰まる思いだった。明が彼女を受け入れるだろうか、それとも拒絶するのか。その結果がどう転ぶかを想像するだけで、私の心は暗い淵に飲み込まれるような気持ちになる。明の冷たい視線が彼女に向けられ、そのまま何も変わらなかったら──そんな不安ばかりが頭をよぎっていた。
予感は的中した。明は最初、茉凜を完全に無視した。視線すら合わせず、まるで彼女がそこに存在しないかのように振る舞った。茉凜が明に話しかけるたびに、明は肩をすくめ、まるで「どっか行け」とでも言いたげな、冷たく硬い表情を浮かべた。
その瞬間、私は思わず目を逸らしたくなった。今、ここに立っていることがひどく苦しくて、この場を離れたくて仕方がなかった。どうせ何も変わらない、茉凜がどれだけ頑張っても、明はきっと心を開かない──そんな諦めの感情が、私の心に忍び寄っていた。
けれど、そのときだった。茉凜の声に応えるように、明が突然顔を上げたのだ。その瞬間、私の中で何かが静かに揺れた。周りの音が一瞬止まり、二人だけの時間が流れ出したような感覚が私を包み込んだ。茉凜と明が向き合い、そしてお互いに座って話し始めている姿が、驚きと共に私の目に映った。
「え?」という声が、思わず口から漏れそうになった。何が起こったのか理解できないまま、二人のやり取りに目を奪われていた。茉凜は何を言ったのだろう。明の何を動かしたのだろうか。心の中で複雑な感情が渦巻きながらも、私はその光景に引き込まれ、ついには目を離すことができなくなっていた。
ほんの少し前まで、何も変わらないと諦めていたのに、今目の前で繰り広げられている二人の会話は、私に「もしかして」という希望の光を灯していた。
◇ ◇
茉凜が戻ってくると、私は彼女に何かを尋ねたい気持ちが胸の奥でふつふつと湧き上がったが、その話題には触れずにいた。無言のまま、目だけで彼女を見つめる私を、茉凜はまるで見透かすように、いつもの軽やかな口調で言った。
「心配しないで、話っていっても大したことじゃないよ。お互いの好きなこととか、興味があることを話してただけ」
その瞬間、胸の中に張り詰めていた緊張が一気に解け、ほっとした。思っていたより深刻な話にはならなかったのだと分かり、心の奥で安堵の息が漏れる。しかし、次の言葉が私の心を再び波立たせた。
「それから、弓鶴くんのことも少し訊かれたかな」
一瞬、時間が止まったかのような感覚に襲われた。私が話題に上がっていた――その事実に驚きと、不安が混ざり合う。茉凜の目に映る私は、どんな風に見えていたのだろう。そして、昔の私を知る明が、それをどう受け止めたのだろうか。
「明ちゃん、少し笑ってたよ。『そんなに変わってないな』って言ってた」
茉凜のその言葉は、私の心に深く響いた。明が笑った――それだけで、私の中に様々な感情が押し寄せてくる。懐かしさと共に、何かがこみ上げてきた。明は弓鶴に対してどんな思いを抱いているのか、その感情の深さを、私は茉凜の言葉を通して垣間見た。心の奥で、彼女が感じている思いの重さを痛感しながらも、同時にほっとする自分がいるのも事実だった。
明が私の存在にまだ勘づいていないこと。それが、わずかながら安堵となって、心の中で静かに広がっていった。
茉凜の次の言葉は、私を驚愕させた。
「アキラちゃん、明日もいるんだって。それでね、わたしと一勝負しようって話になったんだ」
「勝負だと!?」
驚きのあまり、私は思わず声を上げてしまった。二人が言い争う姿が頭に浮かび、不安が胸に押し寄せてきた。こんな場所で彼女たちが対立するなんて、心の準備が全くできていない私はどうすればいいのか全然わからなかった。
混乱した思考の中、焦燥感が胸を締めつける。一体、何の勝負をするというのだろうか。剣や格闘のような激しい戦いが繰り広げられるのではないか、そんな荒々しい光景が茉凜とアキラの間で繰り広げられるのは信じがたかったが、不安が心を占めていった。
茉凜の穏やかな微笑みと、アキラの冷たい視線が頭の中で交錯する。まるで二人の間に見えない緊張の糸が張り詰めているかのような感覚が私を覆う。もし本当に二人が力を競い合うのなら──その考えが脳裏をよぎるたび、私はますます不安に飲み込まれていった。
争いが起きたら、どうすればいいのだろうか。止めるべきなのか、それとも黙って見守るべきなのか――その二つの選択肢が頭を巡るたび、答えは見つからないまま、ただ焦燥が募っていく。「一体何を考えているんだ?」と問い詰めたい気持ちを必死に抑え、私は茉凜の言葉を待つしかなかった。
青ざめた私の顔を見て、茉凜は小さくくすっと笑った。
「え? 勝負っていっても、『スイカ割り』だよ?」
その言葉が耳に入った瞬間、私は張り詰めていた心が一気にほぐれていくのを感じた。なんてことだ、こんなに心配していた自分が馬鹿みたいだ。まさか、そんな平和な遊びだったなんて。
「そうか、スイカ割り……だったのか。なんだ、良かった……」
ほっと胸を撫で下ろし、心の中で笑いがこぼれる。緊張が解け、気づけば茉凜を見つめ返していた。彼女のからかうような視線に、少し恥ずかしさを感じながらも、安堵した気持ちで茉凜の笑顔を受け入れた。
81
お気に入りに追加
54
あなたにおすすめの小説
さくらと遥香
youmery
恋愛
国民的な人気を誇る女性アイドルグループの4期生として活動する、さくらと遥香(=かっきー)。
さくら視点で描かれる、かっきーとの百合恋愛ストーリーです。
◆あらすじ
さくらと遥香は、同じアイドルグループで活動する同期の2人。
さくらは"さくちゃん"、
遥香は名字にちなんで"かっきー"の愛称でメンバーやファンから愛されている。
同期の中で、加入当時から選抜メンバーに選ばれ続けているのはさくらと遥香だけ。
ときに"4期生のダブルエース"とも呼ばれる2人は、お互いに支え合いながら数々の試練を乗り越えてきた。
同期、仲間、戦友、コンビ。
2人の関係を表すにはどんな言葉がふさわしいか。それは2人にしか分からない。
そんな2人の関係に大きな変化が訪れたのは2022年2月、46時間の生配信番組の最中。
イラストを描くのが得意な遥香は、生配信中にメンバー全員の似顔絵を描き上げる企画に挑戦していた。
配信スタジオの一角を使って、休む間も惜しんで似顔絵を描き続ける遥香。
さくらは、眠そうな顔で頑張る遥香の姿を心配そうに見つめていた。
2日目の配信が終わった夜、さくらが遥香の様子を見に行くと誰もいないスタジオで2人きりに。
遥香の力になりたいさくらは、
「私に出来ることがあればなんでも言ってほしい」
と申し出る。
そこで、遥香から目をつむるように言われて待っていると、さくらは唇に柔らかい感触を感じて…
◆章構成と主な展開
・46時間TV編[完結]
(初キス、告白、両想い)
・付き合い始めた2人編[完結]
(交際スタート、グループ内での距離感の変化)
・かっきー1st写真集編[完結]
(少し大人なキス、肌と肌の触れ合い)
・お泊まり温泉旅行編[完結]
(お風呂、もう少し大人な関係へ)
・かっきー2回目のセンター編[完結]
(かっきーの誕生日お祝い)
・飛鳥さん卒コン編[完結]
(大好きな先輩に2人の関係を伝える)
・さくら1st写真集編[完結]
(お風呂で♡♡)
・Wセンター編[不定期更新中]
※女の子同士のキスやハグといった百合要素があります。抵抗のない方だけお楽しみください。
神様のミスで女に転生したようです
結城はる
ファンタジー
34歳独身の秋本修弥はごく普通の中小企業に勤めるサラリーマンであった。
いつも通り起床し朝食を食べ、会社へ通勤中だったがマンションの上から人が落下してきて下敷きとなってしまった……。
目が覚めると、目の前には絶世の美女が立っていた。
美女の話を聞くと、どうやら目の前にいる美女は神様であり私は死んでしまったということらしい
死んだことにより私の魂は地球とは別の世界に迷い込んだみたいなので、こっちの世界に転生させてくれるそうだ。
気がついたら、洞窟の中にいて転生されたことを確認する。
ん……、なんか違和感がある。股を触ってみるとあるべきものがない。
え……。
神様、私女になってるんですけどーーーー!!!
小説家になろうでも掲載しています。
URLはこちら→「https://ncode.syosetu.com/n7001ht/」
(R18)ふたなりお嬢様の性活
HIIRAGI
恋愛
生まれつきふたなりの体で生活するお嬢様・白石結衣(しらいしゆい)はある日、買い物の帰り道で親に捨てられた松成汐里という少女を拾い自らの使用人として住み込みで雇い入れる。
順調に新たな生活が始まったように見えた2人だったが………。
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
男女比:1:450のおかしな世界で陽キャになることを夢見る
卯ノ花
恋愛
妙なことから男女比がおかしな世界に転生した主人公が、元いた世界でやりたかったことをやるお話。
〔お知らせ〕
※この作品は、毎日更新です。
※1 〜 3話まで初回投稿。次回から7時10分から更新
※お気に入り登録してくれたら励みになりますのでよろしくお願いします。
ただいま作成中
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
[完結済み]男女比1対99の貞操観念が逆転した世界での日常が狂いまくっている件
森 拓也
キャラ文芸
俺、緒方 悟(おがた さとる)は意識を取り戻したら男女比1対99の貞操観念が逆転した世界にいた。そこでは男が稀少であり、何よりも尊重されていて、俺も例外ではなかった。
学校の中も、男子生徒が数人しかいないからまるで雰囲気が違う。廊下を歩いてても、女子たちの声だけが聞こえてくる。まるで別の世界みたいに。
そんな中でも俺の周りには優しいな女子たちがたくさんいる。特に、幼馴染の美羽はずっと俺のことを気にかけてくれているみたいで……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる