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第一章
第十一話 記憶の中の父さまの姿
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突然、暗闇の視界の中に白い靄に包まれたヴィルの姿が浮かび上がった。
───来る。
並行世界の少し先を覗いているだろう視覚情報が、コマ送りの断片のようになって不確かに揺れながら動き出す。その猛烈な圧力が私に向かって迫る。
察するに上段に構えた突きだろう。それは片方の手を剣先に添えて、身体の勢いそのままを乗せて、まるで鋭い雷撃のように突進してくる。
考える暇もなく、私の身体は勝手に反応していた。引くのではなく前に進み、その突きをかいくぐって懐に入り込もうと動く。
私は不思議な感覚に包まれていた。
予知の視界から反射する動作の間には、ほとんどラグが感じられなかった。まるで一つの流れの中に全てが溶け込んでいるようだった。
一つ一つの動作が明確に浮かび上がる。ヴィルの動き、風の流れ、空気の圧力、全てが一体となって、私の中で一つの映像として描かれていた。思考の余地がなく、ただ本能的に動くことで、身体の反応が鋭く、正確に連動していた。
心臓が激しく鼓動する中、血潮が全身を駆け巡る。突きをかわそうと身をかがめ、至近距離から剣先に場裏を纏わせたバーストエアを叩きつけようとした瞬間、目にした映像に違和感が走る。
突如としてヴィルの剣の存在がかき消すように視界から消えてしまったのだ。目に映っていたのは、突き出された剣に添えられていた腕だけ。
即座に全身に危機感が走る。
突きと見せかけたのは見せかけに過ぎなかった。前に突き出された腕に目を引かせて、剣を持つ側の腕を巧みにひねりながら、斬り払いするのが本命だったのだ。
彼の身体の中心に固められていた溜めは、そのまま剣先の側に誘導されて烈風のように私の胴を狙う。
絶望的な状況が頭を真っ白にする。けれど、こんなところで終わるわけにはいかない。かわすんだという必死な願いだけが私を支配していた。
その瞬間、私の心の奥底で眠る強い願いが、私の異能【黒鶴】を覚醒させた。
背中に展開した黒い翼は瞬く間に輝き、その光は周囲の闇を切り裂くように広がっていく。
体内には言葉にできないほどの力が流れ込み、奥深くから押し寄せる感覚が全身を満たしていった。それは、狂気と歓喜が交錯する、胸の奥から響くような感覚だった。
「もっと速く、もっと鋭く。ヴィルに追いつかなければ」
その願いが私を突き動かし、瞬く間に無数の小さな場裏が私の周りに展開された。
そこから放たれるバーストエアの猛烈な空気が私の身体を押し上げ、骨が軋むほどの凄まじい加速感が全身を襲った。
私は、わずかに瞬時で横に弾け飛ぶように加速し、ヴィルの刃がわずかに掠めるだけで回避する。
猛烈な空気が吹き荒れ、肌をひりひりと刺し、緊張感が私の体内を満たす。この狭く、濃密な時間の中で息をする余裕などない。
予知の視覚が絶え間なく情報を映し出す。
ヴィルは流れるように間髪を入れず、斬り払いから剣先を巧みに捻り、逆手で次々と剣を振り上げてくる。
私は下からの斬撃を避けるため、苦し紛れにバーストエアを使ってジャンプしようとするが、その試みもまた彼の計略に組み込まれていることに、宙に舞い上がった瞬間に気づいた。
その時、私は愕然とする。このままでは着地を取られてしまうことは確実だった。諦めかけたその瞬間、心の奥底に突然光が走り、時間が止まったかのような感覚が広がった。
まばゆい光の中に浮かび上がってきたのは、過去の情景だった。
鮮明に蘇るのは、巨大なベアウルフと対峙する父さまの姿。それはまるで華麗な舞いのように素早く、巧みに攻撃を回避していく。その動きは優雅で、圧倒的な強さと技術が感じられる。その姿を目の当たりにし、私は自分の中に灯る希望の光を確かに感じた。
それはまるで、研ぎ澄まされたフィギュアスケートのステップのように見えた。そして、宙に飛び上がった父さまが見せた技は、まさに鮮烈だった。
捻りを入れた宙返りからの回転体術。その後に続く連続の剣戟は、華麗でありながらも圧倒的な力強さを持っていた。アクロバティックな動きは、まるで超一流の体操選手が舞うようで、変幻自在に敵を翻弄しながら確実に勝利を掴んでいくその姿に、私はただただ目を奪われていた。
これが父さまの戦い方。これが私の中に繋がれている力だというのか。時が止まったかのような世界の中で、父さまの姿と技が明確なイメージとなり、私の心と身体に深く刻まれていくのを感じた。
そして、心の中で何かが弾けた瞬間、時が再び動き出した。
全身に配置された場裏からのバーストエアが、私の願う動きに応じてすべてを加速させる。剣の動きに合わせて、私の身体は流れるように滑らかに動き、バーストエアの力を最大限に引き出しながら、捻りを入れて回転する姿勢制御を行った。
天と地がひっくり返るような視界の中で、私は下方に振り上げられたヴィルの剣を確実に捉えた。そして、その剣に向けてマウザーグレイルの剣先を突き出し、滑らせるように交わす。
剣と剣が擦れ合い、火花が散る。
茉凜が持つマウザーグレイル由来の予知の視覚情報、私の本能的な願望に応じた黒鶴の場裏から放たれる、幾重にも重なった複雑なバーストエアによる超人的な加速と高機動姿勢制御、そして記憶に刻まれたユベル・グロンダイルの変幻自在な体術が融合し、そのすべてが一つの流れとして統合される。バラバラだった要素が調和した結果、優雅でありながら圧倒的な力を発揮し、戦場のあらゆる状況に瞬時に対応する。
私は確信した。この力こそが、私が切望していたものなのだと。
ヴィルの剣が空を切る音が響く中、彼がそのまま私にタックルをかけようとしているのがはっきりと分かった。私は一瞬の隙間も逃さず、その巨躯が私を捉える直前で身を翻す。
剣先が皮膚を掠める感触を感じながら、バーストエアの姿勢制御で空中を流れるように滑らかに動く。急激な加減速Gの影響で、意識が遠くへと飛びそうになっても、私は自分の力を信じて動き続けた。
バーストエアの力を最大限に引き出し、迫る剣の刃の勢いを利用して、横方向に急加速する。私は滑るように横移動しながら、ヴィルの体に激突しないよう巧みに避けた。
強烈な加速に伴う風圧が肌を刺し、耳鳴りが心に響くが、私はどうにか着地を果たした。着地の瞬間、バーストエアの噴出が慣性を緩和し、私の身体はふわりと地面に降り立った。
次の攻撃に備えて身構えたその時、ヴィルの声が静かに響いた。
「ここまでだ」
その一言が、私の全身に安堵の波をもたらし、目を開けると暗闇から現実へと引き戻された。しかし、視界は霞んでほとんど何も見えない。ほっと息をつくも、呼吸は浅く激しく、心臓が胸の中で痛むほどに打ち付けていた。頭の中でドクンドクンと脈拍の音が強く鳴り響き、打ち付ける心臓の鼓動で胸が苦しい。
この一瞬の時間が、どれほど重く長く感じられたことか。その時、ヴィルが深く息を吸い込み、突然、豪快に笑い出した。
「わっはっはっ!」
その笑い声が、私の心の奥深くを揺さぶる。私は驚きのまま、彼を見つめた。
「どうして? どうして笑うの?」
私は戸惑いながら問いかけた。ヴィルはにこやかに笑いながら答えた。
「いや、すまん。嬉しくて、ついな。お前の動きを見ていたら、まるで昔のユベルが帰ってきたみたいに思えたんだ。」
その言葉とともに、ヴィルの笑顔が私を包み込むと、抑え続けていた感情が突然、内側から炸裂した。
「え……」
ぽかんと口を開けたまま、私の胸の奥でくすぶっていた感情が一気に噴き出してきた。涙が自然と目の縁から次々に溢れ出し、頬を伝い、止まることなく流れ落ちていった。心の中で溢れる感情が、まるで津波のように私を飲み込み、全身を震わせた。
「うっ、うっ……うわあぁーんっ!」
私はもう自分を抑えきれなかった。湧き上がる感情が押し寄せ、張り裂けんばかりの大声を上げて泣き叫んでいた。涙はとどまることを知らず、頬を流れ続けた。顔を両手で覆いながら、身体は震え、息は乱れ、胸の中で感じる熱が私を圧倒していた。
「父さま……父さま、わたし……」
そう繰り返すたびに、涙はますます激しくこぼれ落ち、感情が解き放たれていく。抑えきれない感情が、涙とともに溢れ出し、私はただただ泣き続けるしかなかった。
「父さま……会いたかった……ずっと会いたかったの……」
その言葉とともに、私はさらに涙を流し、心の奥底から止めどもなく湧き上がる感情を解放し、ただその奔流に身を委ねていた。涙が頬を伝い、息が荒くなる中、心の深いところでかき鳴らされていた音が、ようやく外に溢れ出していた。
それは、前世の私が押し込めてきた、この世界で生まれ育った私が抱えている感情だったのかもしれない。
───来る。
並行世界の少し先を覗いているだろう視覚情報が、コマ送りの断片のようになって不確かに揺れながら動き出す。その猛烈な圧力が私に向かって迫る。
察するに上段に構えた突きだろう。それは片方の手を剣先に添えて、身体の勢いそのままを乗せて、まるで鋭い雷撃のように突進してくる。
考える暇もなく、私の身体は勝手に反応していた。引くのではなく前に進み、その突きをかいくぐって懐に入り込もうと動く。
私は不思議な感覚に包まれていた。
予知の視界から反射する動作の間には、ほとんどラグが感じられなかった。まるで一つの流れの中に全てが溶け込んでいるようだった。
一つ一つの動作が明確に浮かび上がる。ヴィルの動き、風の流れ、空気の圧力、全てが一体となって、私の中で一つの映像として描かれていた。思考の余地がなく、ただ本能的に動くことで、身体の反応が鋭く、正確に連動していた。
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突如としてヴィルの剣の存在がかき消すように視界から消えてしまったのだ。目に映っていたのは、突き出された剣に添えられていた腕だけ。
即座に全身に危機感が走る。
突きと見せかけたのは見せかけに過ぎなかった。前に突き出された腕に目を引かせて、剣を持つ側の腕を巧みにひねりながら、斬り払いするのが本命だったのだ。
彼の身体の中心に固められていた溜めは、そのまま剣先の側に誘導されて烈風のように私の胴を狙う。
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その瞬間、私の心の奥底で眠る強い願いが、私の異能【黒鶴】を覚醒させた。
背中に展開した黒い翼は瞬く間に輝き、その光は周囲の闇を切り裂くように広がっていく。
体内には言葉にできないほどの力が流れ込み、奥深くから押し寄せる感覚が全身を満たしていった。それは、狂気と歓喜が交錯する、胸の奥から響くような感覚だった。
「もっと速く、もっと鋭く。ヴィルに追いつかなければ」
その願いが私を突き動かし、瞬く間に無数の小さな場裏が私の周りに展開された。
そこから放たれるバーストエアの猛烈な空気が私の身体を押し上げ、骨が軋むほどの凄まじい加速感が全身を襲った。
私は、わずかに瞬時で横に弾け飛ぶように加速し、ヴィルの刃がわずかに掠めるだけで回避する。
猛烈な空気が吹き荒れ、肌をひりひりと刺し、緊張感が私の体内を満たす。この狭く、濃密な時間の中で息をする余裕などない。
予知の視覚が絶え間なく情報を映し出す。
ヴィルは流れるように間髪を入れず、斬り払いから剣先を巧みに捻り、逆手で次々と剣を振り上げてくる。
私は下からの斬撃を避けるため、苦し紛れにバーストエアを使ってジャンプしようとするが、その試みもまた彼の計略に組み込まれていることに、宙に舞い上がった瞬間に気づいた。
その時、私は愕然とする。このままでは着地を取られてしまうことは確実だった。諦めかけたその瞬間、心の奥底に突然光が走り、時間が止まったかのような感覚が広がった。
まばゆい光の中に浮かび上がってきたのは、過去の情景だった。
鮮明に蘇るのは、巨大なベアウルフと対峙する父さまの姿。それはまるで華麗な舞いのように素早く、巧みに攻撃を回避していく。その動きは優雅で、圧倒的な強さと技術が感じられる。その姿を目の当たりにし、私は自分の中に灯る希望の光を確かに感じた。
それはまるで、研ぎ澄まされたフィギュアスケートのステップのように見えた。そして、宙に飛び上がった父さまが見せた技は、まさに鮮烈だった。
捻りを入れた宙返りからの回転体術。その後に続く連続の剣戟は、華麗でありながらも圧倒的な力強さを持っていた。アクロバティックな動きは、まるで超一流の体操選手が舞うようで、変幻自在に敵を翻弄しながら確実に勝利を掴んでいくその姿に、私はただただ目を奪われていた。
これが父さまの戦い方。これが私の中に繋がれている力だというのか。時が止まったかのような世界の中で、父さまの姿と技が明確なイメージとなり、私の心と身体に深く刻まれていくのを感じた。
そして、心の中で何かが弾けた瞬間、時が再び動き出した。
全身に配置された場裏からのバーストエアが、私の願う動きに応じてすべてを加速させる。剣の動きに合わせて、私の身体は流れるように滑らかに動き、バーストエアの力を最大限に引き出しながら、捻りを入れて回転する姿勢制御を行った。
天と地がひっくり返るような視界の中で、私は下方に振り上げられたヴィルの剣を確実に捉えた。そして、その剣に向けてマウザーグレイルの剣先を突き出し、滑らせるように交わす。
剣と剣が擦れ合い、火花が散る。
茉凜が持つマウザーグレイル由来の予知の視覚情報、私の本能的な願望に応じた黒鶴の場裏から放たれる、幾重にも重なった複雑なバーストエアによる超人的な加速と高機動姿勢制御、そして記憶に刻まれたユベル・グロンダイルの変幻自在な体術が融合し、そのすべてが一つの流れとして統合される。バラバラだった要素が調和した結果、優雅でありながら圧倒的な力を発揮し、戦場のあらゆる状況に瞬時に対応する。
私は確信した。この力こそが、私が切望していたものなのだと。
ヴィルの剣が空を切る音が響く中、彼がそのまま私にタックルをかけようとしているのがはっきりと分かった。私は一瞬の隙間も逃さず、その巨躯が私を捉える直前で身を翻す。
剣先が皮膚を掠める感触を感じながら、バーストエアの姿勢制御で空中を流れるように滑らかに動く。急激な加減速Gの影響で、意識が遠くへと飛びそうになっても、私は自分の力を信じて動き続けた。
バーストエアの力を最大限に引き出し、迫る剣の刃の勢いを利用して、横方向に急加速する。私は滑るように横移動しながら、ヴィルの体に激突しないよう巧みに避けた。
強烈な加速に伴う風圧が肌を刺し、耳鳴りが心に響くが、私はどうにか着地を果たした。着地の瞬間、バーストエアの噴出が慣性を緩和し、私の身体はふわりと地面に降り立った。
次の攻撃に備えて身構えたその時、ヴィルの声が静かに響いた。
「ここまでだ」
その一言が、私の全身に安堵の波をもたらし、目を開けると暗闇から現実へと引き戻された。しかし、視界は霞んでほとんど何も見えない。ほっと息をつくも、呼吸は浅く激しく、心臓が胸の中で痛むほどに打ち付けていた。頭の中でドクンドクンと脈拍の音が強く鳴り響き、打ち付ける心臓の鼓動で胸が苦しい。
この一瞬の時間が、どれほど重く長く感じられたことか。その時、ヴィルが深く息を吸い込み、突然、豪快に笑い出した。
「わっはっはっ!」
その笑い声が、私の心の奥深くを揺さぶる。私は驚きのまま、彼を見つめた。
「どうして? どうして笑うの?」
私は戸惑いながら問いかけた。ヴィルはにこやかに笑いながら答えた。
「いや、すまん。嬉しくて、ついな。お前の動きを見ていたら、まるで昔のユベルが帰ってきたみたいに思えたんだ。」
その言葉とともに、ヴィルの笑顔が私を包み込むと、抑え続けていた感情が突然、内側から炸裂した。
「え……」
ぽかんと口を開けたまま、私の胸の奥でくすぶっていた感情が一気に噴き出してきた。涙が自然と目の縁から次々に溢れ出し、頬を伝い、止まることなく流れ落ちていった。心の中で溢れる感情が、まるで津波のように私を飲み込み、全身を震わせた。
「うっ、うっ……うわあぁーんっ!」
私はもう自分を抑えきれなかった。湧き上がる感情が押し寄せ、張り裂けんばかりの大声を上げて泣き叫んでいた。涙はとどまることを知らず、頬を流れ続けた。顔を両手で覆いながら、身体は震え、息は乱れ、胸の中で感じる熱が私を圧倒していた。
「父さま……父さま、わたし……」
そう繰り返すたびに、涙はますます激しくこぼれ落ち、感情が解き放たれていく。抑えきれない感情が、涙とともに溢れ出し、私はただただ泣き続けるしかなかった。
「父さま……会いたかった……ずっと会いたかったの……」
その言葉とともに、私はさらに涙を流し、心の奥底から止めどもなく湧き上がる感情を解放し、ただその奔流に身を委ねていた。涙が頬を伝い、息が荒くなる中、心の深いところでかき鳴らされていた音が、ようやく外に溢れ出していた。
それは、前世の私が押し込めてきた、この世界で生まれ育った私が抱えている感情だったのかもしれない。
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