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台湾奪還支援作戦
爆轟
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「魚雷命中までの時間は」
「残り18分」
「伊勢から艦偵を出してもらえ
奴らから撃たれたらたまらん」
「宜候」
5月6日1743時
伊勢より瑞天艦偵発艦
敵艦隊への触接を開始
1759分 高速で航行中の水雷戦隊に
伊勢より入電
魚雷命中によりフリゲート3隻撃沈
輸送艦4隻撃沈 敵艦隊撃破
駆逐艦の乗員たちが湧き上がる
伊勢より艦隊へ戻れとの命令で
第二警戒航行序列に移る
戦艦伊勢艦橋
「基隆までの距離は?」
「残り500000 この速度だと10分で射程内」
「主砲対地砲戦 主砲二七式対空砲弾改二装填
主砲要員戦闘配置 瑞天帰艦させ、別機を基隆上空へ弾着観測へ派遣」
4基の四一式35.6糎連装砲に二七式対空砲弾改二が8発装填される
飛行甲板から瑞天がカタパルトで打ち出される
「瑞天、基隆上空到達 対空砲火が撃ってきてますがまぁ当たらないでしょう」
「主砲右砲戦 目標敵基地 主砲撃ち方用意」
「主砲発射用意よし!」
「てっ!」
巡航ミサイルなど比べ物にならない質量の砲弾が
基隆へ向けて宙を駆ける
「弾着確認 命中3 至近5」
「民間地区への着弾は」
「ありません!」
「よし、そのまま続けろ」
「次弾装填 上げ三」
「てっ」
「瑞天に攻撃任務与えましょうか
一応JDAMは積んでます」
「そうだな アルファ地区の目標への精密誘導爆撃を命じる」
瑞天は爆弾を抱えたまま
高度を8000まで急上昇させて
そこから反転して真っ逆さまに突っ込む
キィィィィィィイイイ
機体にGがかかって
遠隔で動かしている操縦桿が重くなる
高度が7000、6500、6000とどんどん下がっていく
速度は約700km/h
高度2000の地点で主翼と胴体上部のエアブレーキを展開
速度を500km/hまで落とす
「投下」
元のコースから直撃コースを描いた爆弾は
少しの機動変更をして目標の倉庫に寸分違わず着弾した
「命中確認」
ドォン、ドォンと轟音を響かせながら
二隻の戦艦は最大火力を投射し
基隆沖を反航する………が
「シータ地区 火災発生!民間区への延焼の可能性があります!」
「射撃やめェ!」
二隻の咆哮がやみ
静かに砲口が基隆を睨む
「目標は撃破したのか」
「一応、目標は全て撃破済です」
「なら、もうやめだ 帰るぞ」
「承知しました」
遠目に見える炎を見ながら
艦隊は帰っていく
「残り18分」
「伊勢から艦偵を出してもらえ
奴らから撃たれたらたまらん」
「宜候」
5月6日1743時
伊勢より瑞天艦偵発艦
敵艦隊への触接を開始
1759分 高速で航行中の水雷戦隊に
伊勢より入電
魚雷命中によりフリゲート3隻撃沈
輸送艦4隻撃沈 敵艦隊撃破
駆逐艦の乗員たちが湧き上がる
伊勢より艦隊へ戻れとの命令で
第二警戒航行序列に移る
戦艦伊勢艦橋
「基隆までの距離は?」
「残り500000 この速度だと10分で射程内」
「主砲対地砲戦 主砲二七式対空砲弾改二装填
主砲要員戦闘配置 瑞天帰艦させ、別機を基隆上空へ弾着観測へ派遣」
4基の四一式35.6糎連装砲に二七式対空砲弾改二が8発装填される
飛行甲板から瑞天がカタパルトで打ち出される
「瑞天、基隆上空到達 対空砲火が撃ってきてますがまぁ当たらないでしょう」
「主砲右砲戦 目標敵基地 主砲撃ち方用意」
「主砲発射用意よし!」
「てっ!」
巡航ミサイルなど比べ物にならない質量の砲弾が
基隆へ向けて宙を駆ける
「弾着確認 命中3 至近5」
「民間地区への着弾は」
「ありません!」
「よし、そのまま続けろ」
「次弾装填 上げ三」
「てっ」
「瑞天に攻撃任務与えましょうか
一応JDAMは積んでます」
「そうだな アルファ地区の目標への精密誘導爆撃を命じる」
瑞天は爆弾を抱えたまま
高度を8000まで急上昇させて
そこから反転して真っ逆さまに突っ込む
キィィィィィィイイイ
機体にGがかかって
遠隔で動かしている操縦桿が重くなる
高度が7000、6500、6000とどんどん下がっていく
速度は約700km/h
高度2000の地点で主翼と胴体上部のエアブレーキを展開
速度を500km/hまで落とす
「投下」
元のコースから直撃コースを描いた爆弾は
少しの機動変更をして目標の倉庫に寸分違わず着弾した
「命中確認」
ドォン、ドォンと轟音を響かせながら
二隻の戦艦は最大火力を投射し
基隆沖を反航する………が
「シータ地区 火災発生!民間区への延焼の可能性があります!」
「射撃やめェ!」
二隻の咆哮がやみ
静かに砲口が基隆を睨む
「目標は撃破したのか」
「一応、目標は全て撃破済です」
「なら、もうやめだ 帰るぞ」
「承知しました」
遠目に見える炎を見ながら
艦隊は帰っていく
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