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真相編
417.俺の知る限り
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「駄目ですよ、フレックさん、突然つっこんだりしたら。相手を刺激せずに静かに退散すれば、こんな怪我はしなかったはずですよ? まったく、飛竜と戦う前に手足がもげちゃっても知りませんからね」
城勤めの魔法使いたちでも治癒に数日は掛かりそうな怪我を、雪乃は一瞬にして完治させてしまったのだった。
腹に開いていた穴は止血のみならず、穴自体も塞がり、綺麗な皮膚に戻っている。
ありえないレベルの治癒魔法を前にして、四人とも目を瞬かせることしかできない。呆気にとられている間に、アルフレッドの怪我も治っていた。
「なあマグレーン。俺、騎士団にも顔を出したりしてるから治癒魔法は何度か見たことあるんだけどさ、こんな一瞬で完治するものなの?」
未だに感情の抜け落ちた顔のフレックは、牙にえぐられていたはずの脇腹を、何度も撫でては不思議そうにマグレーンを見つめる。
「いえ、俺の知る限り、あんな威力の治癒魔法は存在しません」
「じゃあ、さっきのは何?」
「さあ?」
マグレーンはフクロウのように、大きく首を傾げた。
「ま、まあ、みんな無事だったのですから、良かったと思いましょう」
「そ、そうだよね、フランソワ義姉様の言うとおりだよ。それにしても、どうしてヤマイノブタは逃げていったんだろう?」
可愛らしく人差し指を顎に当てて、アルフレッドはうーんっと呻く。猫被りショタ発動である。
そうっと、マグレーンは三人から逃げるように、森の奥を眺める。そんなマグレーンへと、三人は首を回す。視線が突き刺さり、マグレーンの胃はじくじくと痛み出した。
「マグレーン?」
「教えてくださいますよね? マグレーン様?」
「僕も知りたいなー。マグレーン?」
三者三様の笑顔を浮かべて、マグレーンを威圧する。マグレーンの胃がきりきりと悲鳴を上げたところで、雪乃が顔だけ振り向いた。
「ニクニクの根とビーサの根を摩り下ろしたものを乾燥させ、そこに乾燥させて粉末にしたカラカラの実を混ぜたものを、マグレーンさんの水魔法に加えて飛ばしてもらっただけですよ」
雪乃から答えをもらった三人は、何とも複雑な表情となる。
疑問が解けてすっきりした気もしなくもないが、騎士団を動員しなければ討伐できそうにないレベルの危険な魔物を、あっさり退けるアイテムを用意していたことにまず驚いた。
そしてその内容に、もしも食らったら悲鳴を上げてのた打ち回るだけでは済まないであろう状況を想像し、そっとあの森のヌシのようなヤマイノブタに同情したのだった。
お通夜のように静まり返ってしまった四人を連れて、雪乃はどんどん進んで行く。
「あ、ジューゴの実がありますよ。休憩にしませんか?」
フランソワの足が遅れ出した所を見て、雪乃は声を掛けた。現在は先頭からフレック、雪乃、フランソワ、アルフレッド、マグレーンの順で歩いている。
ちなみにジューゴの実は苺に似た、小さな赤い実である。
「そうだな。ここまで順調に進んでいるし、少しゆっくり休もうか」
先頭のフレックが足を止めた。
「フランソワ義姉様、大丈夫? 僕が荷物を持とうか?」
「ありがとうございます、アルフレッド様。ですが大丈夫ですわ。ユキノ様や他の令嬢方も耐えているのですもの。私が音を上げるわけにはいきません」
「フランソワ義姉様……」
木陰に腰を下ろしたフランソワと、彼女をかいがいしく世話していたアルフレッドは、いつの間にか見つめ合っている。
「ユキノちゃんの魔物除けのお蔭で魔物も寄ってこなくなったし、体力的には拍子抜けするほど楽なんだけどさ」
「言いたいことはわかります。胃に穴が開きそうです」
フレックとマグレーンは空を見上げながら心情をこぼす。
「お似合いのお二人です」
「「それ、人前で言っちゃ駄目だからね?!」」
雪乃はフレックとマグレーンに、しっかりと釘を刺されてしまった。
皇太子の婚約者が第二皇子と恋仲かもしれないなどという噂が広まってしまったら、大問題である。
「お似合いなのに」
未来の皇太子夫妻となるアルフレッドとフランソワを知っている雪乃は、不満げに口を尖らせるが、男二人からぎっと睨まれて首を竦めた。
「心配しなくても大丈夫ですよ。二人の仲を邪魔するつもりなんてありませんし、私には友達がいませんから、言う相手がいませんもの」
雪乃はフレックとマグレーンに、なんだか可愛そうな目で見られてしまった。
「くっ! どうして人間は群れたがるのでしょう? 別に一人だっていいじゃないですか。愛想笑いやおべっかって苦手なんですよ」
不満そうに口を尖らせる雪乃に、フレックとマグレーンは苦く笑う。
特に問題もなく目的地の広場まで辿り着くと、他の生徒たちが到着するまで自由時間となった。全員が揃ったら昼食となる。
生徒たちが休憩している間に騎士希望の生徒が集められ、待機していた騎士が狩ってきたヤマイノブタを捌く行程を見学し、時には実践していた。
騎士候補たちによって用意された肉と香辛料が配られ、グループごとに火を熾して焼いて食べる。
「気のせいかもしれないんですけどさ」
「もう気のせいってことにしておきなさい」
「僕もフランソワ義姉様にさんせーい」
フレックの問いかけにフランソワはこめかみを抑え、アルフレッドは猫が脱げかけて棒読みになっていた。
「そうしたいのは山々なんですけど、一応確認させてもらえませんか?」
「……。どうぞ」
重ねて言われて、フランソワは渋々先を促す。
「俺たちのグループだけ、メニューが違いません? この食材はどっから出てきたんですか? アルフレッド様?」
「濡れ衣だよ。僕じゃない」
フレック、フランソワ、アルフレッドの視線が向かう先には、ご機嫌な様子で料理の準備をしている少女の姿があった。
他の班は火熾しから手間取っているというのに、マグレーンの魔法があるとはいえ、さっさと火を熾し、中が空洞になっている竹のようなケタケタを鍋代わりに湯を沸かし、縦に割ったケタケタで炒め物まで作っている。
「今日は大漁です。ケタケタノコが森に生えているとは。白子が人数分取れるとは幸運ですね。森の中で涼しいからか、季節外れのツチペンもありましたし」
魚はないので大漁とは言わないはずなのだが、雪乃の気分なのだろう。
城勤めの魔法使いたちでも治癒に数日は掛かりそうな怪我を、雪乃は一瞬にして完治させてしまったのだった。
腹に開いていた穴は止血のみならず、穴自体も塞がり、綺麗な皮膚に戻っている。
ありえないレベルの治癒魔法を前にして、四人とも目を瞬かせることしかできない。呆気にとられている間に、アルフレッドの怪我も治っていた。
「なあマグレーン。俺、騎士団にも顔を出したりしてるから治癒魔法は何度か見たことあるんだけどさ、こんな一瞬で完治するものなの?」
未だに感情の抜け落ちた顔のフレックは、牙にえぐられていたはずの脇腹を、何度も撫でては不思議そうにマグレーンを見つめる。
「いえ、俺の知る限り、あんな威力の治癒魔法は存在しません」
「じゃあ、さっきのは何?」
「さあ?」
マグレーンはフクロウのように、大きく首を傾げた。
「ま、まあ、みんな無事だったのですから、良かったと思いましょう」
「そ、そうだよね、フランソワ義姉様の言うとおりだよ。それにしても、どうしてヤマイノブタは逃げていったんだろう?」
可愛らしく人差し指を顎に当てて、アルフレッドはうーんっと呻く。猫被りショタ発動である。
そうっと、マグレーンは三人から逃げるように、森の奥を眺める。そんなマグレーンへと、三人は首を回す。視線が突き刺さり、マグレーンの胃はじくじくと痛み出した。
「マグレーン?」
「教えてくださいますよね? マグレーン様?」
「僕も知りたいなー。マグレーン?」
三者三様の笑顔を浮かべて、マグレーンを威圧する。マグレーンの胃がきりきりと悲鳴を上げたところで、雪乃が顔だけ振り向いた。
「ニクニクの根とビーサの根を摩り下ろしたものを乾燥させ、そこに乾燥させて粉末にしたカラカラの実を混ぜたものを、マグレーンさんの水魔法に加えて飛ばしてもらっただけですよ」
雪乃から答えをもらった三人は、何とも複雑な表情となる。
疑問が解けてすっきりした気もしなくもないが、騎士団を動員しなければ討伐できそうにないレベルの危険な魔物を、あっさり退けるアイテムを用意していたことにまず驚いた。
そしてその内容に、もしも食らったら悲鳴を上げてのた打ち回るだけでは済まないであろう状況を想像し、そっとあの森のヌシのようなヤマイノブタに同情したのだった。
お通夜のように静まり返ってしまった四人を連れて、雪乃はどんどん進んで行く。
「あ、ジューゴの実がありますよ。休憩にしませんか?」
フランソワの足が遅れ出した所を見て、雪乃は声を掛けた。現在は先頭からフレック、雪乃、フランソワ、アルフレッド、マグレーンの順で歩いている。
ちなみにジューゴの実は苺に似た、小さな赤い実である。
「そうだな。ここまで順調に進んでいるし、少しゆっくり休もうか」
先頭のフレックが足を止めた。
「フランソワ義姉様、大丈夫? 僕が荷物を持とうか?」
「ありがとうございます、アルフレッド様。ですが大丈夫ですわ。ユキノ様や他の令嬢方も耐えているのですもの。私が音を上げるわけにはいきません」
「フランソワ義姉様……」
木陰に腰を下ろしたフランソワと、彼女をかいがいしく世話していたアルフレッドは、いつの間にか見つめ合っている。
「ユキノちゃんの魔物除けのお蔭で魔物も寄ってこなくなったし、体力的には拍子抜けするほど楽なんだけどさ」
「言いたいことはわかります。胃に穴が開きそうです」
フレックとマグレーンは空を見上げながら心情をこぼす。
「お似合いのお二人です」
「「それ、人前で言っちゃ駄目だからね?!」」
雪乃はフレックとマグレーンに、しっかりと釘を刺されてしまった。
皇太子の婚約者が第二皇子と恋仲かもしれないなどという噂が広まってしまったら、大問題である。
「お似合いなのに」
未来の皇太子夫妻となるアルフレッドとフランソワを知っている雪乃は、不満げに口を尖らせるが、男二人からぎっと睨まれて首を竦めた。
「心配しなくても大丈夫ですよ。二人の仲を邪魔するつもりなんてありませんし、私には友達がいませんから、言う相手がいませんもの」
雪乃はフレックとマグレーンに、なんだか可愛そうな目で見られてしまった。
「くっ! どうして人間は群れたがるのでしょう? 別に一人だっていいじゃないですか。愛想笑いやおべっかって苦手なんですよ」
不満そうに口を尖らせる雪乃に、フレックとマグレーンは苦く笑う。
特に問題もなく目的地の広場まで辿り着くと、他の生徒たちが到着するまで自由時間となった。全員が揃ったら昼食となる。
生徒たちが休憩している間に騎士希望の生徒が集められ、待機していた騎士が狩ってきたヤマイノブタを捌く行程を見学し、時には実践していた。
騎士候補たちによって用意された肉と香辛料が配られ、グループごとに火を熾して焼いて食べる。
「気のせいかもしれないんですけどさ」
「もう気のせいってことにしておきなさい」
「僕もフランソワ義姉様にさんせーい」
フレックの問いかけにフランソワはこめかみを抑え、アルフレッドは猫が脱げかけて棒読みになっていた。
「そうしたいのは山々なんですけど、一応確認させてもらえませんか?」
「……。どうぞ」
重ねて言われて、フランソワは渋々先を促す。
「俺たちのグループだけ、メニューが違いません? この食材はどっから出てきたんですか? アルフレッド様?」
「濡れ衣だよ。僕じゃない」
フレック、フランソワ、アルフレッドの視線が向かう先には、ご機嫌な様子で料理の準備をしている少女の姿があった。
他の班は火熾しから手間取っているというのに、マグレーンの魔法があるとはいえ、さっさと火を熾し、中が空洞になっている竹のようなケタケタを鍋代わりに湯を沸かし、縦に割ったケタケタで炒め物まで作っている。
「今日は大漁です。ケタケタノコが森に生えているとは。白子が人数分取れるとは幸運ですね。森の中で涼しいからか、季節外れのツチペンもありましたし」
魚はないので大漁とは言わないはずなのだが、雪乃の気分なのだろう。
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