367 / 402
魔王復活編
402.ぷすぷすと煙を上げて
しおりを挟む
舞台は消え、ジークとローレンはぷすぷすと煙を上げている。命の心配をしてしまう外見だが、なんとか生きているようだ。
観客にも大きな被害が出ている。
雪乃は火傷に効く薬草エセドクの葉を中心に調合すると、ぴょこんとハート型の葉っぱを生やした。緑のハートは、縁だけ桜色だ。
続いてポシェットからお爺ちゃんの杖を取り出し、エセドクの効能を拡散させる。闘技場内にいた負傷者は、ジークとローレンも含めて、あっと言う間に回復した。
「良かったの? 相手は敵だよ?」
「お客さんたちは何もしていませんから。それにノムルさんは魔法ギルドの人々を傷付けることなんて、望んでいないと思います」
ナルツに問われて雪乃は少し顔を俯けた。杖を握る小枝に力が入る。
神輿として担ぎ上げられても、ノムルは魔法ギルドを、――ラジン国を見捨てはしなかった。滅多に立ち寄らず、心を許しているようにも見えなかったが、それでも大切にしていたのだろう。
悪意から救い出したときに、自分が彼らを傷付けたのだと知ったら、きっと悲しむはずだ。
雪乃の気持ちを、ナルツたちは受け入れる。敵の数を減らしたほうが効率は良いが、彼らの目的は殲滅ではない。ノムルを正気に戻し、世界の危機を防ぐことだ。
雪乃たちは未だ衝撃が癒えきらぬ部屋を出て、ノムルの待つ部屋を目指した。
真っ白な廊下を、雪乃たちは歩いていく。その向こうから、人影が近付いてきた。かつかつと足音を立てる男の俯き気味の顔には、片眼鏡が光る。
「まったく、理解できないな」
緑のローブに身を包んだ男は、蔑みの眼差しで雪乃を射る。
「ノムル様の寵愛を頂いておきながら裏切るとは。許すまじ!」
叫び声と同時に、魔法が放たれた。先端が尖った巨大なドリル状の氷の塊が、風をまとって回転しながら廊下を進んでくる。
かわそうにもドリルと壁の隙間は四隅にわずか、床と壁に身を貼り付けて寝そべるほどしかない。
だがそんな無防備な姿を晒せば、氷のドリルがまとう風の刃で切り裂かれるだろう。
「マーちゃんっ!」
「わー!」
マグレーンが滝の壁を作り、ドリルを押し止める。打ち付ける水でドリルの先端が削れていくが、少しずつ浸食してくる。
「マンドラゴラ!」
「わーっ!」
カイの炎の龍が水の壁を抜け、氷のドリルを食らっていく。飲み込まれたドリルは熱い水蒸気となって、廊下に充満した。
「先ほどの人はディランさん? ご無事でしょうか?」
蒸し焼きになっていないかと雪乃は心配するが、助けに行くこともできない。
マグレーンの滝の壁も高温に熱せられた向こう側は、ふつふつと沸騰をしているのだ。
「心配ならムダイ殿に見てきてもらえばいいのではないか?」
「おお! なるほど」
カイの提案に、雪乃も賛同する。
「カイ君? あの高熱に入ったら、危険だって」
顔を引きつらせて断ろうとするムダイを、マンドラゴラを含む全員がじっと見つめた。その顔には言葉にせずともはっきりと分かるほどに、
「何言ってるんだ?」
と、書かれていた。
ノムルの放つ火炎魔法も落雷も平気なムダイが、この程度で命を落とすなどありえない。彼はきっと不死身だ。
「冷静になろう? そもそも向こう側を確認したところで、この状況は変わらないだろう? まずは熱を逃さないと。というより」
ムダイは一度言葉を切り、カイを見る。
「なんで火魔法を使ったの?」
室内で炎を使えば、熱がこもる。魔力による炎なので魔力を引っ込めることで炎自体は消せるが、水蒸気に残った熱までは消せない。
カイは何も言わずにムダイから視線を逃がした。
熱を逃がすというムダイの言葉は一理あると、それぞれにその方法を考え始める。廊下には大きな窓がついているが、何らかの魔法が施されているのかずいぶんと頑丈なようで、一向に割れる気配はない。
「熱は上に逃げると言います」
雪乃は天井を見上げる。屋上までぶち抜ければ、廊下にこもる熱も逃げるだろう。だがどうやって天井までの穴を開けるかが問題だ。
「ノムルさんがいれば、すぐに解決してくれるのに……」
そのノムルを取り戻すために、雪乃たちはここにいるのだが。型破りな魔法使いを思い出して寂しくなったのか、雪乃の葉が萎れる。
「わー……」
そんな雪乃の姿に、マンドラゴラたちも切なそうな声を上げた。根を見合わせ、スターベルが立ち上がる。
「わーっ!」
葉でナルツの腰に差した剣を示し、それから天井を見上げる。今度は身体を左にねじって下向くと、一気に振り仰いだ。
ラジオ体操で見かける動きである。小さく左右左右はしなかったが。
「剣で天井を?」
首を傾げるナルツに、スターベルは不満そうだ。
「とりあえず、スターベルの言うとおりにしてみなよ。もしかしたら何か魔法を使えるようにしてくれるのかもしれない。正直そろそろ限界だから」
そんな会話をしている間にも、水の壁はぶくぶくと泡立ち、廊下のこちら側にも少しずつ熱が侵入してきている。
マグレーンの切羽詰った声を聞きとめ、ナルツは水の壁の手前に立つと天井を睨み、剣を抜いた。その動きにスターベルが不満そうに葉を左右に振ったため、ナルツは困惑して動きを止める。
「さっきのスターベルの動きだと、単に斬ったっていうより居合いじゃないかな? 剣から風を放つとか」
「わー!」
ムダイの推測に、スターベルが正解だとばかりに飛び跳ねた。頷いたナルツは抜いた剣を腰の鞘に戻すと、左手を鞘に、右手を柄に掛けてから、重心を下げて呼吸を調える。
マグレーンもまた水の障壁の流れを止め、ナルツの剣が外へ抜け易くなるように操作する。
無我へと入り込んだナルツの瞳に強い光が宿ると同時に、腰から銀色の閃光が走った。
刃から放たれた風の渦が天井を突き破り、水蒸気を先導しながら空へと向かう。ぱらぱらと土の欠片が落ちてきて、白い天井には曇ったお空がこんにちはをしていた。
ナルツは抜き打ったまま、固まっている。他のメンバーも、天井に開いた穴から覗く曇り空を見上げている。
ぽっかりと、直径二メートルほどの大きな穴が空いていた。
なんとか動き始めたナルツは、剣をじいーっと穴が開きそうなほど見つめる。何度か瞬いた後、肩に陣取るスターベルへと顔を向けた。
自慢げに根を逸らす、小さな友達スターベル。
観客にも大きな被害が出ている。
雪乃は火傷に効く薬草エセドクの葉を中心に調合すると、ぴょこんとハート型の葉っぱを生やした。緑のハートは、縁だけ桜色だ。
続いてポシェットからお爺ちゃんの杖を取り出し、エセドクの効能を拡散させる。闘技場内にいた負傷者は、ジークとローレンも含めて、あっと言う間に回復した。
「良かったの? 相手は敵だよ?」
「お客さんたちは何もしていませんから。それにノムルさんは魔法ギルドの人々を傷付けることなんて、望んでいないと思います」
ナルツに問われて雪乃は少し顔を俯けた。杖を握る小枝に力が入る。
神輿として担ぎ上げられても、ノムルは魔法ギルドを、――ラジン国を見捨てはしなかった。滅多に立ち寄らず、心を許しているようにも見えなかったが、それでも大切にしていたのだろう。
悪意から救い出したときに、自分が彼らを傷付けたのだと知ったら、きっと悲しむはずだ。
雪乃の気持ちを、ナルツたちは受け入れる。敵の数を減らしたほうが効率は良いが、彼らの目的は殲滅ではない。ノムルを正気に戻し、世界の危機を防ぐことだ。
雪乃たちは未だ衝撃が癒えきらぬ部屋を出て、ノムルの待つ部屋を目指した。
真っ白な廊下を、雪乃たちは歩いていく。その向こうから、人影が近付いてきた。かつかつと足音を立てる男の俯き気味の顔には、片眼鏡が光る。
「まったく、理解できないな」
緑のローブに身を包んだ男は、蔑みの眼差しで雪乃を射る。
「ノムル様の寵愛を頂いておきながら裏切るとは。許すまじ!」
叫び声と同時に、魔法が放たれた。先端が尖った巨大なドリル状の氷の塊が、風をまとって回転しながら廊下を進んでくる。
かわそうにもドリルと壁の隙間は四隅にわずか、床と壁に身を貼り付けて寝そべるほどしかない。
だがそんな無防備な姿を晒せば、氷のドリルがまとう風の刃で切り裂かれるだろう。
「マーちゃんっ!」
「わー!」
マグレーンが滝の壁を作り、ドリルを押し止める。打ち付ける水でドリルの先端が削れていくが、少しずつ浸食してくる。
「マンドラゴラ!」
「わーっ!」
カイの炎の龍が水の壁を抜け、氷のドリルを食らっていく。飲み込まれたドリルは熱い水蒸気となって、廊下に充満した。
「先ほどの人はディランさん? ご無事でしょうか?」
蒸し焼きになっていないかと雪乃は心配するが、助けに行くこともできない。
マグレーンの滝の壁も高温に熱せられた向こう側は、ふつふつと沸騰をしているのだ。
「心配ならムダイ殿に見てきてもらえばいいのではないか?」
「おお! なるほど」
カイの提案に、雪乃も賛同する。
「カイ君? あの高熱に入ったら、危険だって」
顔を引きつらせて断ろうとするムダイを、マンドラゴラを含む全員がじっと見つめた。その顔には言葉にせずともはっきりと分かるほどに、
「何言ってるんだ?」
と、書かれていた。
ノムルの放つ火炎魔法も落雷も平気なムダイが、この程度で命を落とすなどありえない。彼はきっと不死身だ。
「冷静になろう? そもそも向こう側を確認したところで、この状況は変わらないだろう? まずは熱を逃さないと。というより」
ムダイは一度言葉を切り、カイを見る。
「なんで火魔法を使ったの?」
室内で炎を使えば、熱がこもる。魔力による炎なので魔力を引っ込めることで炎自体は消せるが、水蒸気に残った熱までは消せない。
カイは何も言わずにムダイから視線を逃がした。
熱を逃がすというムダイの言葉は一理あると、それぞれにその方法を考え始める。廊下には大きな窓がついているが、何らかの魔法が施されているのかずいぶんと頑丈なようで、一向に割れる気配はない。
「熱は上に逃げると言います」
雪乃は天井を見上げる。屋上までぶち抜ければ、廊下にこもる熱も逃げるだろう。だがどうやって天井までの穴を開けるかが問題だ。
「ノムルさんがいれば、すぐに解決してくれるのに……」
そのノムルを取り戻すために、雪乃たちはここにいるのだが。型破りな魔法使いを思い出して寂しくなったのか、雪乃の葉が萎れる。
「わー……」
そんな雪乃の姿に、マンドラゴラたちも切なそうな声を上げた。根を見合わせ、スターベルが立ち上がる。
「わーっ!」
葉でナルツの腰に差した剣を示し、それから天井を見上げる。今度は身体を左にねじって下向くと、一気に振り仰いだ。
ラジオ体操で見かける動きである。小さく左右左右はしなかったが。
「剣で天井を?」
首を傾げるナルツに、スターベルは不満そうだ。
「とりあえず、スターベルの言うとおりにしてみなよ。もしかしたら何か魔法を使えるようにしてくれるのかもしれない。正直そろそろ限界だから」
そんな会話をしている間にも、水の壁はぶくぶくと泡立ち、廊下のこちら側にも少しずつ熱が侵入してきている。
マグレーンの切羽詰った声を聞きとめ、ナルツは水の壁の手前に立つと天井を睨み、剣を抜いた。その動きにスターベルが不満そうに葉を左右に振ったため、ナルツは困惑して動きを止める。
「さっきのスターベルの動きだと、単に斬ったっていうより居合いじゃないかな? 剣から風を放つとか」
「わー!」
ムダイの推測に、スターベルが正解だとばかりに飛び跳ねた。頷いたナルツは抜いた剣を腰の鞘に戻すと、左手を鞘に、右手を柄に掛けてから、重心を下げて呼吸を調える。
マグレーンもまた水の障壁の流れを止め、ナルツの剣が外へ抜け易くなるように操作する。
無我へと入り込んだナルツの瞳に強い光が宿ると同時に、腰から銀色の閃光が走った。
刃から放たれた風の渦が天井を突き破り、水蒸気を先導しながら空へと向かう。ぱらぱらと土の欠片が落ちてきて、白い天井には曇ったお空がこんにちはをしていた。
ナルツは抜き打ったまま、固まっている。他のメンバーも、天井に開いた穴から覗く曇り空を見上げている。
ぽっかりと、直径二メートルほどの大きな穴が空いていた。
なんとか動き始めたナルツは、剣をじいーっと穴が開きそうなほど見つめる。何度か瞬いた後、肩に陣取るスターベルへと顔を向けた。
自慢げに根を逸らす、小さな友達スターベル。
0
お気に入りに追加
3,549
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
天才になるはずだった幼女は最強パパに溺愛される
雪野ゆきの
ファンタジー
記憶を失った少女は森に倒れていたところをを拾われ、特殊部隊の隊長ブレイクの娘になった。
スペックは高いけどポンコツ気味の幼女と、娘を溺愛するチートパパの話。
※誤字報告、感想などありがとうございます!
書籍はレジーナブックス様より2021年12月1日に発売されました!
電子書籍も出ました。
文庫版が2024年7月5日に発売されました!
異世界召喚に巻き込まれたおばあちゃん
夏本ゆのす(香柚)
ファンタジー
高校生たちの異世界召喚にまきこまれましたが、関係ないので森に引きこもります。
のんびり余生をすごすつもりでしたが、何故か魔法が使えるようなので少しだけ頑張って生きてみようと思います。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。