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魔王復活編
365.勇者の聖剣が消えたとの連絡が
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「すまん、雪乃。お前が嫌がっている素振りを見せた時点で、止めに入るべきだった」
カイは耳を折ってしょげたように雪乃の頭をゆっくりと撫でる。喜怒哀楽いずれの感情でも、彼は雪乃の頭を撫でずにはいられないようだ。
「しかし勇者の資格とは譲れるのもなのか? そういえばあの女の話でも、あの女が選定するとか言っていたな」
難しい顔をして考えにふけっていたアルフレッドだが、ふと眉間の皺を更に深めた。
「不味いな。先ほど勇者の聖剣が消えたとの連絡があったのだ。これで勇者と証明できるものはなくなった。ムダイ殿やナルツならばともかく、ユキノ嬢が勇者だなどと誰も信じまい」
どうやら聖剣の情報は、アルフレッドの耳に届いていたようだ。
その場にムダイがいて騒ぎを起こしていたのだが口にしなかったところを見ると、詳細までは伝えられていないのだろう。
ムダイの視線が雪乃に向かう。雪乃もムダイの視線の先へと顔を向けるが、そこには誰もいない。
「雪乃ちゃん、そろそろ腹を括ろうか?」
笑顔を向ける、赤い男。
雪乃はくうっと葉を食いしばると、渋々ポシェットを開けて、剣を引っ張り出す。樹人の子供と然して変わらぬほどの大きな勇者の聖剣が、小さなポシェットから出てきた。
「どうやって入っていたのだ?」
小さなぽシェットには、どう見ても入らない大きさの剣だ。思わずといった様子で、アルフレッドから声がこぼれた。
「私が眠っている間に、ノムルさんが伸縮魔法を掛けてくれていたみたいです。ほら、こんなに伸びるのに、きちんと戻るんです」
と、雪乃はポシェットの口をゴムのように伸ばして見せた。だがしかし、
「入り口ではなく、収納量の話をしたのだが?」
アルフレッドは容赦なく突っ込む。
ぽかんっと止まった雪乃は、
「空間魔法が掛かっていますよ?」
と、なんでもないことのように答えた。
ノムルの空間魔法を見慣れていた雪乃には、珍しい魔法という認識はなかったのだ。
「さ、さすがはノムル様。空間を歪ませる魔法は、コップ一杯分でもかなり高度な技術と大量の魔力を必要とするのに」
マグレーンがこぼした呟きに、なんだかとんでもない魔法だったようだと、雪乃はおもむろにポシェットを見つめた。
気を取り直した人間たちは視線をポシェットからテーブルの上に置かれた聖剣へと移すが、その顔は面白くゆがむ。
「本当に抜いちゃったんだ」
「見張りの兵がいたはずなのだが、どうやって目を盗んだ?」
驚きの声を上げたナルツに続き、アルフレッドが呆れと戸惑いを滲ませた。ナルツは騎士としての職務を一部放棄したようだ。
「抜いちゃいました。ムダイさんが戦闘狂になって皆さんの注目を集めている間に、こっそりと」
男たちの問いに、雪乃は順に答える。
「ムダイさん、何やってるんですか?」
マグレーンからムダイに、呆れた声が追加された。
最強と呼ばれるSランク冒険者、竜殺しのムダイに対する評価は、駄々下がりだ。
「勇者が現れたことは父上にも報告せねばなるまい。しかしユキノ嬢のことはどう伝えれば……。とりあえず、ナルツかムダイ殿を代理として……。いや、それではユキノ嬢に失礼か」
なんだかアルフレッドが禿げてしまいそうだと、雪乃は不安になってくる。
もう樹人の姿は見せてしまったのだ。育毛と抜け毛予防の薬草を生やしたほうが良いのではないかと、雪乃はぼんやり現実逃避した。
しかし伝えるべきことは伝えておいたほうが良いだろうと、雪乃は意識を引っ張り戻す。
「私は勇者だなどと、知られなくてもまったく問題ありません。むしろ大歓迎です」
勇者という役は受けても、これ以上の面倒はお断りしたい。アルフレッドの提案を受けようとした雪乃だったが、
「雪乃ちゃん、どんな馬鹿力なの?!」
「女の子に向かって失礼ですよ、ムダイさん。って、本当に重いですね」
「まったく動かない」
「よく持てたな、雪乃」
代役となるはずの男たちは、誰一人として聖剣を持ち上げることができなかったのだった。興味を持ったカイまで参戦している。
「くっ。なんと言うことでしょう。逃れられぬ運命……」
ぽてぽてと歩いて窓辺に立った小さな樹人は、外を見つめてたそがれた。哀愁漂う少女の背中を、男たちは憐憫の眼差しで見守りながらも、口元には困ったような硬い笑みが見える。
そんな中で動き出したのは、やはり彼らだ。小さな種族たちはアルフレッドに見つからないように相棒の服の下から根元を覗かせ、頷きあう。
静かにカイのローブの裾から抜け出したマンドラゴラは、ソファやテーブルの陰に身を隠しつつ、移動を開始した。
気付いたカイとナルツは気になりつつも、マンドラゴラの意思を尊重して見ないふりをする。油断すると目が追ってしまいそうになるのを、全力で押さえて視界から外す。
雪乃から視線を外したアルフレッドが、湯飲みに手を伸ばした。
マンドラゴラは素早くテーブルの足にぴたりと身を寄せて隠れた。わずかに緑の葉っぱが覗いているが、ナルツとカイは必死に見えていないことにする。
アルフレッドの視界がお茶を飲むために湯呑の中へと狭まると、マンドラゴラはほふく前進でソファの陰へと進む。
ここまで辿りつけばもう、アルフレッドの視界に入る危険はない。起き上がったマンドラゴラは、ナルツに向かって一直線に駆けた。そしてナルツの足にタッチするなり、再びカイの下を目指して戻っていく。
たそがれていた雪乃が諦めたように小さく頭を左右に振り、窓から室内へと向きを変えた。視界の先に映る、ほふく前進中のマンドラゴラ。
思わず固まってしまった雪乃だが、まあ彼らのことだから考えても仕方がないと、気にせずカイの下に戻る。
カイに抱き上げられて膝の上にちょこんと座ると、勇者の聖剣を抜いたときに天啓があったのだと、アルフレッドに伝えた。皇子、騎士、魔法使い、その他を仲間にするようにと。
「つまり、その身分に該当する者を集めて勇者の仲間にすれば良いわけだな。問題ない。兄上は継承権は失ったが、皇子であることに変わりはない。騎士と魔法使いに関しては団長たちを……いや」
雪乃のお願いに話を戻したアルフレッドは、後ろに控えるナルツとマグレーンに視線を向ける。
その隙に、マンドラゴラはカイのローブの裾に滑り込んだ。必死に笑いを堪えているカイとナルツが、ぷるぷると震える。
アルフレッドは訝しげにナルツを見るが、ナルツは平静を保とうと腿に爪を立てて口を真一文字に引き結び、正面を見据えたままアルフレッドには視線を向けなかった。
カイは耳を折ってしょげたように雪乃の頭をゆっくりと撫でる。喜怒哀楽いずれの感情でも、彼は雪乃の頭を撫でずにはいられないようだ。
「しかし勇者の資格とは譲れるのもなのか? そういえばあの女の話でも、あの女が選定するとか言っていたな」
難しい顔をして考えにふけっていたアルフレッドだが、ふと眉間の皺を更に深めた。
「不味いな。先ほど勇者の聖剣が消えたとの連絡があったのだ。これで勇者と証明できるものはなくなった。ムダイ殿やナルツならばともかく、ユキノ嬢が勇者だなどと誰も信じまい」
どうやら聖剣の情報は、アルフレッドの耳に届いていたようだ。
その場にムダイがいて騒ぎを起こしていたのだが口にしなかったところを見ると、詳細までは伝えられていないのだろう。
ムダイの視線が雪乃に向かう。雪乃もムダイの視線の先へと顔を向けるが、そこには誰もいない。
「雪乃ちゃん、そろそろ腹を括ろうか?」
笑顔を向ける、赤い男。
雪乃はくうっと葉を食いしばると、渋々ポシェットを開けて、剣を引っ張り出す。樹人の子供と然して変わらぬほどの大きな勇者の聖剣が、小さなポシェットから出てきた。
「どうやって入っていたのだ?」
小さなぽシェットには、どう見ても入らない大きさの剣だ。思わずといった様子で、アルフレッドから声がこぼれた。
「私が眠っている間に、ノムルさんが伸縮魔法を掛けてくれていたみたいです。ほら、こんなに伸びるのに、きちんと戻るんです」
と、雪乃はポシェットの口をゴムのように伸ばして見せた。だがしかし、
「入り口ではなく、収納量の話をしたのだが?」
アルフレッドは容赦なく突っ込む。
ぽかんっと止まった雪乃は、
「空間魔法が掛かっていますよ?」
と、なんでもないことのように答えた。
ノムルの空間魔法を見慣れていた雪乃には、珍しい魔法という認識はなかったのだ。
「さ、さすがはノムル様。空間を歪ませる魔法は、コップ一杯分でもかなり高度な技術と大量の魔力を必要とするのに」
マグレーンがこぼした呟きに、なんだかとんでもない魔法だったようだと、雪乃はおもむろにポシェットを見つめた。
気を取り直した人間たちは視線をポシェットからテーブルの上に置かれた聖剣へと移すが、その顔は面白くゆがむ。
「本当に抜いちゃったんだ」
「見張りの兵がいたはずなのだが、どうやって目を盗んだ?」
驚きの声を上げたナルツに続き、アルフレッドが呆れと戸惑いを滲ませた。ナルツは騎士としての職務を一部放棄したようだ。
「抜いちゃいました。ムダイさんが戦闘狂になって皆さんの注目を集めている間に、こっそりと」
男たちの問いに、雪乃は順に答える。
「ムダイさん、何やってるんですか?」
マグレーンからムダイに、呆れた声が追加された。
最強と呼ばれるSランク冒険者、竜殺しのムダイに対する評価は、駄々下がりだ。
「勇者が現れたことは父上にも報告せねばなるまい。しかしユキノ嬢のことはどう伝えれば……。とりあえず、ナルツかムダイ殿を代理として……。いや、それではユキノ嬢に失礼か」
なんだかアルフレッドが禿げてしまいそうだと、雪乃は不安になってくる。
もう樹人の姿は見せてしまったのだ。育毛と抜け毛予防の薬草を生やしたほうが良いのではないかと、雪乃はぼんやり現実逃避した。
しかし伝えるべきことは伝えておいたほうが良いだろうと、雪乃は意識を引っ張り戻す。
「私は勇者だなどと、知られなくてもまったく問題ありません。むしろ大歓迎です」
勇者という役は受けても、これ以上の面倒はお断りしたい。アルフレッドの提案を受けようとした雪乃だったが、
「雪乃ちゃん、どんな馬鹿力なの?!」
「女の子に向かって失礼ですよ、ムダイさん。って、本当に重いですね」
「まったく動かない」
「よく持てたな、雪乃」
代役となるはずの男たちは、誰一人として聖剣を持ち上げることができなかったのだった。興味を持ったカイまで参戦している。
「くっ。なんと言うことでしょう。逃れられぬ運命……」
ぽてぽてと歩いて窓辺に立った小さな樹人は、外を見つめてたそがれた。哀愁漂う少女の背中を、男たちは憐憫の眼差しで見守りながらも、口元には困ったような硬い笑みが見える。
そんな中で動き出したのは、やはり彼らだ。小さな種族たちはアルフレッドに見つからないように相棒の服の下から根元を覗かせ、頷きあう。
静かにカイのローブの裾から抜け出したマンドラゴラは、ソファやテーブルの陰に身を隠しつつ、移動を開始した。
気付いたカイとナルツは気になりつつも、マンドラゴラの意思を尊重して見ないふりをする。油断すると目が追ってしまいそうになるのを、全力で押さえて視界から外す。
雪乃から視線を外したアルフレッドが、湯飲みに手を伸ばした。
マンドラゴラは素早くテーブルの足にぴたりと身を寄せて隠れた。わずかに緑の葉っぱが覗いているが、ナルツとカイは必死に見えていないことにする。
アルフレッドの視界がお茶を飲むために湯呑の中へと狭まると、マンドラゴラはほふく前進でソファの陰へと進む。
ここまで辿りつけばもう、アルフレッドの視界に入る危険はない。起き上がったマンドラゴラは、ナルツに向かって一直線に駆けた。そしてナルツの足にタッチするなり、再びカイの下を目指して戻っていく。
たそがれていた雪乃が諦めたように小さく頭を左右に振り、窓から室内へと向きを変えた。視界の先に映る、ほふく前進中のマンドラゴラ。
思わず固まってしまった雪乃だが、まあ彼らのことだから考えても仕方がないと、気にせずカイの下に戻る。
カイに抱き上げられて膝の上にちょこんと座ると、勇者の聖剣を抜いたときに天啓があったのだと、アルフレッドに伝えた。皇子、騎士、魔法使い、その他を仲間にするようにと。
「つまり、その身分に該当する者を集めて勇者の仲間にすれば良いわけだな。問題ない。兄上は継承権は失ったが、皇子であることに変わりはない。騎士と魔法使いに関しては団長たちを……いや」
雪乃のお願いに話を戻したアルフレッドは、後ろに控えるナルツとマグレーンに視線を向ける。
その隙に、マンドラゴラはカイのローブの裾に滑り込んだ。必死に笑いを堪えているカイとナルツが、ぷるぷると震える。
アルフレッドは訝しげにナルツを見るが、ナルツは平静を保とうと腿に爪を立てて口を真一文字に引き結び、正面を見据えたままアルフレッドには視線を向けなかった。
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