249 / 402
ルモン大帝国編2
284.ノートに書かれていたのは
しおりを挟む
ノートに書かれていたのは、どうすればフレックたちを攻略できるかという、ゲーム感覚的な内容である。
そこに心はなく、ただ物のようにフレックを誘導し、彼の心を奪っていく。そして目的を遂げれば、使い捨ての駒のように捨てるのだ。
「フレックは何も言わなかったけど、そんなに酷かったんだ」
ソファから立ち上がったナルツは、ノートを拾うと、そっと優しく撫でた。それから不思議そうにしているローズマリナに、悲しそうに笑う。
「ユリア嬢は私と出会うために、フレックたちを利用したそうです」
「まあ、そんなことって……」
想いを寄せている素振りを見せながら、本命は別にいるのだ。しかもその男達が友人とあればなおさらに、心の傷は深くなるだろう。
ローズマリナは眉を下げながら、なぐさめるようにナルツの腕に手を添えた。
「勇者と魔王について書かれている部分だけでも、読んでくれないか?」
アルフレッドから非情な命令が下るが、雪乃は頬葉を膨らませて顔を背ける。
「私はこれ以上、読みたくありません。ムダイさんに読んでもらってください。ムダイさんだって読めるんですから」
カップル四人の視線がムダイに向かう。咎めるような険のある視線だ。
「確かに読めなくはないですけど、本当に読み辛いんですよ? 暗号を解読するような……はい、読みます。読ませていただきます」
四人の圧力に負けて、ムダイはフレックのノートを受け取る。表紙を開くなり顔をしかめているが、彼の味方をするものはいなかった。
フランソワにじとりと睨まれながら、ムダイは一文字一文字追っていく。
「残るはマグレーンか。読めるところだけで良いので、頼めないか? 嫌だと思ったら、そこで止めてくれていい」
最後のノートを手に取ったアルフレッドは、雪乃の前に来て、膝を折った。目線を合わせ、丁寧に頼む。
大国の皇太子が平民の子供に対する態度ではないが、人払いをしているこの場において、彼は雪乃に対して真摯な対応を取った。
不貞腐れていた雪乃だったが、真っ直ぐに向けられたアルフレッドの瞳に渋々頷くと、マグレーンのノートを手に取った。
表紙をめくる雪乃に小声で礼を述べると、アルフレッドは席に戻る。
不満気に文字を追っていた雪乃だが、後半に差し掛かったところで手が止まる。走るようにページをめくると、再び戻り出した。
今までに無かった行動に、暗号解読に集中するムダイを除く、四人の目が厳しくなる。
静かに見守られる中、小さな樹人はぽつりと呟く。
「どういうことでしょう? マグレーンさんは実は、ノムルさんよりお年?」
予想とは大きく異なる発言に、注目していた四人の顔が、面白いほど歪んだ。困惑が、ありありと眉間の皺に現れている。
「ノムルさんの方が、間違いなく年上だと思うよ?」
戸惑いながらも、ナルツが答えた。
「では、この騒動が起きたのは、マグレーンさんが幼児の頃?」
ぽてりと幹を傾げる雪乃だが、聞いている四人のほうが意味が分からない。
互いの顔を見合わせてアイコンタクトを取る。誰も理解できていないと確認するなり、雪乃へと顔を戻した。
「どうしてそう思った?」
上ずりながらも、代表してアルフレッドが問う。
「だってこのノートには、マグレーンさんが男爵令嬢さんとアラージ国を解放して、魔法使いの王様になるって書かれているんです」
「「「「はあ?!」」」」
四人の声が揃った。
暗号解読に勤しんでいたムダイも、驚いて顔を上げる。
「待て。どういうことだ? 件の騒動が起こったときには、アラージ国はすでにラジン国だったぞ?」
「そもそもアラージ国が滅んだ時、私たちはまだ生まれていなかったのよ? ありえないわ」
皇太子夫妻の言葉に、ナルツとローズマリナも、しっかりと頷いた。
「つまりノートの中では、ノムル・クラウ殿が存在していないということか?」
「もしくは暴走しなかったのでしょうか?」
「暴走?」
何気なく発した雪乃の台詞に、アルフレッドが食いつく。
「ん?」
言ってはいけないことだったのかと、雪乃はそうっと幹を回して顔を逸らす。
「アラージ国の崩壊は、ノムル・クラウ殿が中心となり、魔法使いたちが革命を起こしたのではないのか?」
どうやら真実は、少し形を変えて世界に知らされていたようだ。
雪乃は黙秘を貫く。これ以上、ノムルに迷惑を掛けるわけにはいかない。
じいっと視線が刺さり続けるが、雪乃は答えない。
「まあいい。その話は置いておこう。ラジン国を敵に回す気は無いからな」
嘆息するアルフレッドに、雪乃はほっと胸をなでおろす。
「しかし妙だな。このノートが書かれた頃には、すでにアラージ国は滅んでいたはずだ。未来が変化することは理解できるが、過去を誤るとは……。予知ではないのか?」
雪乃とムダイは、逃げるようにノートに視線を戻す。
予知ではなくゲーム知識なのだが、それを話し出すと二人にも疑いの目を向けられかねない。
なんとか雪乃がノートを読み終わり、説明を終えたところで、扉が叩かれた。すでに時間は昼も近くなっていた。
「時間となったようだ。また呼び出すかもしれないから、その心積もりでいてくれ」
立ち上がった皇太子夫妻に合わせて、雪乃たちも立ち上がる。ナルツとローズマリナに倣うように、雪乃とムダイも、礼を取って夫妻を見送った。
「じゃあ俺たちも行こうか?」
皇太子夫妻が退室してから、ナルツに促がされるように、雪乃たちも部屋を出た。
階段に着くと、雪乃は一段一段、慎重に飛び下りる。
「えいっ」
今日はノムルもぴー助もカイもいないため、自力で下りていくのだ。
「とうっ」
人間三人は眉間に指を添え、肩をぷるぷると震わせる。
「雪乃ちゃん、普通に下りれないの?」
「これが普通です。根……じゃなくて、足が短いから仕方ないんです」
むっとムダイを振り返る雪乃だが、階段で気を散らしてはいけない。
「わわわっ?!」
バランスを崩しかけた雪乃を、慌ててナルツが抱き上げた。
「面目もありません」
「まだ小さいんだから、遠慮しなくていいんだよ?」
仄かに紅葉しながら萎れる雪乃に、ナルツは苦笑をこぼす。
小さな雪乃を抱き抱えて階段を下りていくナルツを、ローズマリナは目尻を下げて微笑ましく眺めている。
そこに心はなく、ただ物のようにフレックを誘導し、彼の心を奪っていく。そして目的を遂げれば、使い捨ての駒のように捨てるのだ。
「フレックは何も言わなかったけど、そんなに酷かったんだ」
ソファから立ち上がったナルツは、ノートを拾うと、そっと優しく撫でた。それから不思議そうにしているローズマリナに、悲しそうに笑う。
「ユリア嬢は私と出会うために、フレックたちを利用したそうです」
「まあ、そんなことって……」
想いを寄せている素振りを見せながら、本命は別にいるのだ。しかもその男達が友人とあればなおさらに、心の傷は深くなるだろう。
ローズマリナは眉を下げながら、なぐさめるようにナルツの腕に手を添えた。
「勇者と魔王について書かれている部分だけでも、読んでくれないか?」
アルフレッドから非情な命令が下るが、雪乃は頬葉を膨らませて顔を背ける。
「私はこれ以上、読みたくありません。ムダイさんに読んでもらってください。ムダイさんだって読めるんですから」
カップル四人の視線がムダイに向かう。咎めるような険のある視線だ。
「確かに読めなくはないですけど、本当に読み辛いんですよ? 暗号を解読するような……はい、読みます。読ませていただきます」
四人の圧力に負けて、ムダイはフレックのノートを受け取る。表紙を開くなり顔をしかめているが、彼の味方をするものはいなかった。
フランソワにじとりと睨まれながら、ムダイは一文字一文字追っていく。
「残るはマグレーンか。読めるところだけで良いので、頼めないか? 嫌だと思ったら、そこで止めてくれていい」
最後のノートを手に取ったアルフレッドは、雪乃の前に来て、膝を折った。目線を合わせ、丁寧に頼む。
大国の皇太子が平民の子供に対する態度ではないが、人払いをしているこの場において、彼は雪乃に対して真摯な対応を取った。
不貞腐れていた雪乃だったが、真っ直ぐに向けられたアルフレッドの瞳に渋々頷くと、マグレーンのノートを手に取った。
表紙をめくる雪乃に小声で礼を述べると、アルフレッドは席に戻る。
不満気に文字を追っていた雪乃だが、後半に差し掛かったところで手が止まる。走るようにページをめくると、再び戻り出した。
今までに無かった行動に、暗号解読に集中するムダイを除く、四人の目が厳しくなる。
静かに見守られる中、小さな樹人はぽつりと呟く。
「どういうことでしょう? マグレーンさんは実は、ノムルさんよりお年?」
予想とは大きく異なる発言に、注目していた四人の顔が、面白いほど歪んだ。困惑が、ありありと眉間の皺に現れている。
「ノムルさんの方が、間違いなく年上だと思うよ?」
戸惑いながらも、ナルツが答えた。
「では、この騒動が起きたのは、マグレーンさんが幼児の頃?」
ぽてりと幹を傾げる雪乃だが、聞いている四人のほうが意味が分からない。
互いの顔を見合わせてアイコンタクトを取る。誰も理解できていないと確認するなり、雪乃へと顔を戻した。
「どうしてそう思った?」
上ずりながらも、代表してアルフレッドが問う。
「だってこのノートには、マグレーンさんが男爵令嬢さんとアラージ国を解放して、魔法使いの王様になるって書かれているんです」
「「「「はあ?!」」」」
四人の声が揃った。
暗号解読に勤しんでいたムダイも、驚いて顔を上げる。
「待て。どういうことだ? 件の騒動が起こったときには、アラージ国はすでにラジン国だったぞ?」
「そもそもアラージ国が滅んだ時、私たちはまだ生まれていなかったのよ? ありえないわ」
皇太子夫妻の言葉に、ナルツとローズマリナも、しっかりと頷いた。
「つまりノートの中では、ノムル・クラウ殿が存在していないということか?」
「もしくは暴走しなかったのでしょうか?」
「暴走?」
何気なく発した雪乃の台詞に、アルフレッドが食いつく。
「ん?」
言ってはいけないことだったのかと、雪乃はそうっと幹を回して顔を逸らす。
「アラージ国の崩壊は、ノムル・クラウ殿が中心となり、魔法使いたちが革命を起こしたのではないのか?」
どうやら真実は、少し形を変えて世界に知らされていたようだ。
雪乃は黙秘を貫く。これ以上、ノムルに迷惑を掛けるわけにはいかない。
じいっと視線が刺さり続けるが、雪乃は答えない。
「まあいい。その話は置いておこう。ラジン国を敵に回す気は無いからな」
嘆息するアルフレッドに、雪乃はほっと胸をなでおろす。
「しかし妙だな。このノートが書かれた頃には、すでにアラージ国は滅んでいたはずだ。未来が変化することは理解できるが、過去を誤るとは……。予知ではないのか?」
雪乃とムダイは、逃げるようにノートに視線を戻す。
予知ではなくゲーム知識なのだが、それを話し出すと二人にも疑いの目を向けられかねない。
なんとか雪乃がノートを読み終わり、説明を終えたところで、扉が叩かれた。すでに時間は昼も近くなっていた。
「時間となったようだ。また呼び出すかもしれないから、その心積もりでいてくれ」
立ち上がった皇太子夫妻に合わせて、雪乃たちも立ち上がる。ナルツとローズマリナに倣うように、雪乃とムダイも、礼を取って夫妻を見送った。
「じゃあ俺たちも行こうか?」
皇太子夫妻が退室してから、ナルツに促がされるように、雪乃たちも部屋を出た。
階段に着くと、雪乃は一段一段、慎重に飛び下りる。
「えいっ」
今日はノムルもぴー助もカイもいないため、自力で下りていくのだ。
「とうっ」
人間三人は眉間に指を添え、肩をぷるぷると震わせる。
「雪乃ちゃん、普通に下りれないの?」
「これが普通です。根……じゃなくて、足が短いから仕方ないんです」
むっとムダイを振り返る雪乃だが、階段で気を散らしてはいけない。
「わわわっ?!」
バランスを崩しかけた雪乃を、慌ててナルツが抱き上げた。
「面目もありません」
「まだ小さいんだから、遠慮しなくていいんだよ?」
仄かに紅葉しながら萎れる雪乃に、ナルツは苦笑をこぼす。
小さな雪乃を抱き抱えて階段を下りていくナルツを、ローズマリナは目尻を下げて微笑ましく眺めている。
0
お気に入りに追加
3,549
あなたにおすすめの小説
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と叫んだら長年の婚約者だった新妻に「気持ち悪い」と言われた上に父にも予想外の事を言われた男とその浮気女の話
ラララキヲ
恋愛
長年の婚約者を欺いて平民女と浮気していた侯爵家長男。3年後の白い結婚での離婚を浮気女に約束して、新妻の寝室へと向かう。
初夜に「俺がお前を抱く事は無い!」と愛する夫から宣言された無様な女を嘲笑う為だけに。
しかし寝室に居た妻は……
希望通りの白い結婚と愛人との未来輝く生活の筈が……全てを周りに知られていた上に自分の父親である侯爵家当主から言われた言葉は──
一人の女性を蹴落として掴んだ彼らの未来は……──
<【ざまぁ編】【イリーナ編】【コザック第二の人生編(ザマァ有)】となりました>
◇テンプレ浮気クソ男女。
◇軽い触れ合い表現があるのでR15に
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇ご都合展開。矛盾は察して下さい…
◇なろうにも上げてます。
※HOTランキング入り(1位)!?[恋愛::3位]ありがとうございます!恐縮です!期待に添えればよいのですがッ!!(;><)
私が死んで満足ですか?
マチバリ
恋愛
王太子に婚約破棄を告げられた伯爵令嬢ロロナが死んだ。
ある者は面倒な婚約破棄の手続きをせずに済んだと安堵し、ある者はずっと欲しかった物が手に入ると喜んだ。
全てが上手くおさまると思っていた彼らだったが、ロロナの死が与えた影響はあまりに大きかった。
書籍化にともない本編を引き下げいたしました
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
〈完結〉この女を家に入れたことが父にとっての致命傷でした。
江戸川ばた散歩
ファンタジー
「私」アリサは父の後妻の言葉により、家を追い出されることとなる。
だがそれは待ち望んでいた日がやってきたでもあった。横領の罪で連座蟄居されられていた祖父の復活する日だった。
十年前、八歳の時からアリサは父と後妻により使用人として扱われてきた。
ところが自分の代わりに可愛がられてきたはずの異母妹ミュゼットまでもが、義母によって使用人に落とされてしまった。義母は自分の周囲に年頃の女が居ること自体が気に食わなかったのだ。
元々それぞれ自体は仲が悪い訳ではなかった二人は、お互い使用人の立場で二年間共に過ごすが、ミュゼットへの義母の仕打ちの酷さに、アリサは彼女を乳母のもとへ逃がす。
そして更に二年、とうとうその日が来た……
一宿一飯の恩義で竜伯爵様に抱かれたら、なぜか監禁されちゃいました!
当麻月菜
恋愛
宮坂 朱音(みやさか あかね)は、電車に跳ねられる寸前に異世界転移した。そして異世界人を保護する役目を担う竜伯爵の元でお世話になることになった。
しかしある日の晩、竜伯爵当主であり、朱音の保護者であり、ひそかに恋心を抱いているデュアロスが瀕死の状態で屋敷に戻ってきた。
彼は強い媚薬を盛られて苦しんでいたのだ。
このまま一晩ナニをしなければ、死んでしまうと知って、朱音は一宿一飯の恩義と、淡い恋心からデュアロスにその身を捧げた。
しかしそこから、なぜだかわからないけれど監禁生活が始まってしまい……。
好きだからこそ身を捧げた異世界女性と、強い覚悟を持って異世界女性を抱いた男が異世界婚をするまでの、しょーもないアレコレですれ違う二人の恋のおはなし。
※いつもコメントありがとうございます!現在、返信が遅れて申し訳ありません(o*。_。)oペコッ 甘口も辛口もどれもありがたく読ませていただいてます(*´ω`*)
※他のサイトにも重複投稿しています。
天才になるはずだった幼女は最強パパに溺愛される
雪野ゆきの
ファンタジー
記憶を失った少女は森に倒れていたところをを拾われ、特殊部隊の隊長ブレイクの娘になった。
スペックは高いけどポンコツ気味の幼女と、娘を溺愛するチートパパの話。
※誤字報告、感想などありがとうございます!
書籍はレジーナブックス様より2021年12月1日に発売されました!
電子書籍も出ました。
文庫版が2024年7月5日に発売されました!
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。