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北国編
158.百回は死んだらしい
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「しかし、よく僕がプレイヤーだって気付いたね?」
どこか別の世界に行ってしまった魔法使いは放っておいて、日本人同士で話を進める。
「ええ、駅弁がないと騒いだ冒険者がいらっしゃると聞きまして、同郷の方がいると予測はしていました。それに名前が『無題』ですからね」
雪乃がこの世界に来ることになったきっかけのゲーム『無題』。彼はその題名を名乗っていた。
「なるほど。でも駅弁は大事だろう?」
「そうですね。機関車の旅には欠かせません」
「ぴー」
ムダイはお茶をすすりながら、会話を続ける。ぴー助も分からないながらも、話に入ろうと声を上げた。
「しかし、何で樹人? というか、よく樹人でそこまで進化できたね。ネタで選ぶやつはいても、動けるようになるまで育てたやつ、初めて見たよ。よっぽどの精神力だよね?」
「ええ、まったく情報が無くて驚きました。でも意外と楽しかったですよ? 森で日向ぼっこしたり」
「……そう」
「ぴー」
ずずずっと、ムダイはお茶をすする。
音も光もない土の中で、動くこともできず丸一日近く放置され、発芽した直後に鹿に食べられてやり直しという、なんとも謎仕様のスタートだったのだ。
結局動けるようになるまでに、十日ほど掛かった。
「いやしかし、僕以外にも飛ばされてたとは、他にもいるのかな?」
「凄いゲームですよね」
「そうだねー。初めからぶっ飛んでたけどね。スライムを選んだ知り合いは、泣いてたよ? 百回は死んだらしい」
「……」
半目になって天井の先を見つめるムダイは、あの謎書き込みをしていた初期プレイヤーたちの友人なのかもしれない。
インターネットにあふれるスライムからの救援要請や泣き言は、膨大だった。
「ログアウトの方法は、分からないんですよね?」
「ああ、わからないね。たぶん、もう帰れないと思うよ?」
「そうですか」
「うん」
深刻な内容であるはずなのに、二人は世間話のように淡々と話す。
いつの間にか、ぴー助は話に加わることも諦めて、雪乃の隣で丸くなって眠っていた。
ノムルは未だに別の世界に旅立ったままだ。
「ムダイさんは、あちらに未練は?」
「こっちの方が性に合ってるし? 雪乃ちゃんは?」
「私も似たようなものですね」
望郷の念を抱くことなく、淡々と話している二人は、色々と壊れているのかもしれない。
「でもまあ、安心したよ」
「?」
不思議そうに顔を上げた雪乃に、ムダイは柔らかくほほ笑む。
「もし僕以外にも飛ばされているプレイヤーがいたら、困っているかもしれないって心配していたけど、けっこう楽しそうにしているみたいだから」
きょとんと見つめた雪乃は、横目にノムルを見てから葉を揺らす。
「親切な人たちに助けていただきましたから」
「いやあ、ノムルさんをそういうふうに言えることが凄いよ。基本、他人に興味のない人だからねえ。僕なんて、会うたびにパーティーを組んでほしいってお願いしてるのに、振られてばかりだよ」
「確かにそういうところはあるかもしれません」
雪乃は苦笑を返す。
ムダイの言うとおり、ノムルは他人に無関心だ。雪乃は出会いが良かったとしか言いようがない。
彼が探している薬のヒントになるかもしれない存在として認知されたから、雪乃自身も見てもらえたのだから。
「って、何二人で仲良く話してるのさ! ユキノちゃん、浮気?」
「……。何の話ですか?」
「俺のほうが、ユキノちゃんを大切にしてるよ? こんな戦闘狂の女好き、ユキノちゃんのおとーさんには相応しくないよ?」
遠い世界から帰ってきた途端に騒ぎ出した魔法使いのおっさんを、雪乃は冷めた目で見る。ムダイも口を開けて固まっていた。
「お父さん?」
「くっ! お前にユキノちゃんのおとーさんの座は渡さん! 赤ちゃんユキノちゃんを知っていようと、今は俺がユキノちゃんのおとーさんなんだからな!」
「……」
首の辺りに腕を回されて、後ろから抱きつかれながら、雪乃は半目で天井を見上げる。
ムダイは困惑した顔で、雪乃とノムルを交互に見ていた。
「なんでお父さん?」
「私も謎です」
ノムルに聞いてもまともな答えは得られないと判断したのか、ムダイはノムルを指差し、雪乃に尋ねた。
それに対して、雪乃は抑揚のない声で答える。
「くっ! 嫁にもやらんぞ!」
「いや、いらないです」
「なっ?! ユキノちゃんをいらないとか、お前、趣味が悪すぎるだろう? 大丈夫か?」
「どう答えればいいんですか?! うわっ、親ばか面倒臭っ」
整った顔立ちが、忌々しげに歪んだ。
雪乃は「はふう」と息を吐く。
「そういえば、一つ気になっていたんですけど」
と、雪乃はノムルを無きものと認識を変え、ムダイに話しかける。
「ちょっとユキノちゃん?! 何か冷たい!」
「何?」
「おいっ、ユキノちゃんは俺と話してるんだぞ? 割り込むなよ!」
何か怒っているが、ムダイもスルーを決め込むことにしたようだ。
「ムダイさんはずばり、レッド志望ですね」
きらりと雪乃の目元が光る。
赤髪に緋色の瞳、真紅の鎧に朱色のマント。全身赤ずくめである。ここまで赤いとなると、赤にこだわる理由があるはずだ。
「どういうこと?」
ノムルは首を傾げるが、誰も見ていない。
「えっと、どちらかといえば、ピンチに現れる黒とかが」
「? 違うのですか」
雪乃はきょとん瞬く。俯いて少し考え込んだ後、はっと気付いて顔を上げた。
「まさか、血がお好き……」
ムダイを見つめたまま身を引いた雪乃は、ふるふると震える。
「いや、単に赤が好きなだけだから。というか、何を想像してるのかな?」
なんだか良い笑顔だ。ムダイも魔王候補になれるかもしれない。
雪乃はふるふるふると震えた。
ムダイに怯える雪乃に対して、なぜかノムルは満面の笑みを浮かべて両手を広げている。その笑顔をじとっとした目で見上げた雪乃は、ふるふるを止めて姿勢を正した。
じめじめと湿度を上げながら、きのこを栽培している魔法使いがいるようだが、スルーしておく。
「つまりムダイさんは、ブラックに憧れながら、レッドに浮気をしていると」
「さらっと流したね。それにしても、何か誤解を生みそうな言い方だね」
「しかしブラックは、ノーマルカラーである時もあります」
「また流すのか。そうだねえ。じゃあ銀とか金とかのほうが良いかな?」
「イエローは性別が不安定ですね。いっそそういう人にすれば良いのに」
「斬新だねえ」
お茶をすすりながら、二人は久しぶりの日本的会話を楽しんだ。
「……ユキノちゃんが冷たい……」
梅雨時にも負けぬ湿度に、ヌメヌメした生物の幻覚さえ見えてきそうだ。
どこか別の世界に行ってしまった魔法使いは放っておいて、日本人同士で話を進める。
「ええ、駅弁がないと騒いだ冒険者がいらっしゃると聞きまして、同郷の方がいると予測はしていました。それに名前が『無題』ですからね」
雪乃がこの世界に来ることになったきっかけのゲーム『無題』。彼はその題名を名乗っていた。
「なるほど。でも駅弁は大事だろう?」
「そうですね。機関車の旅には欠かせません」
「ぴー」
ムダイはお茶をすすりながら、会話を続ける。ぴー助も分からないながらも、話に入ろうと声を上げた。
「しかし、何で樹人? というか、よく樹人でそこまで進化できたね。ネタで選ぶやつはいても、動けるようになるまで育てたやつ、初めて見たよ。よっぽどの精神力だよね?」
「ええ、まったく情報が無くて驚きました。でも意外と楽しかったですよ? 森で日向ぼっこしたり」
「……そう」
「ぴー」
ずずずっと、ムダイはお茶をすする。
音も光もない土の中で、動くこともできず丸一日近く放置され、発芽した直後に鹿に食べられてやり直しという、なんとも謎仕様のスタートだったのだ。
結局動けるようになるまでに、十日ほど掛かった。
「いやしかし、僕以外にも飛ばされてたとは、他にもいるのかな?」
「凄いゲームですよね」
「そうだねー。初めからぶっ飛んでたけどね。スライムを選んだ知り合いは、泣いてたよ? 百回は死んだらしい」
「……」
半目になって天井の先を見つめるムダイは、あの謎書き込みをしていた初期プレイヤーたちの友人なのかもしれない。
インターネットにあふれるスライムからの救援要請や泣き言は、膨大だった。
「ログアウトの方法は、分からないんですよね?」
「ああ、わからないね。たぶん、もう帰れないと思うよ?」
「そうですか」
「うん」
深刻な内容であるはずなのに、二人は世間話のように淡々と話す。
いつの間にか、ぴー助は話に加わることも諦めて、雪乃の隣で丸くなって眠っていた。
ノムルは未だに別の世界に旅立ったままだ。
「ムダイさんは、あちらに未練は?」
「こっちの方が性に合ってるし? 雪乃ちゃんは?」
「私も似たようなものですね」
望郷の念を抱くことなく、淡々と話している二人は、色々と壊れているのかもしれない。
「でもまあ、安心したよ」
「?」
不思議そうに顔を上げた雪乃に、ムダイは柔らかくほほ笑む。
「もし僕以外にも飛ばされているプレイヤーがいたら、困っているかもしれないって心配していたけど、けっこう楽しそうにしているみたいだから」
きょとんと見つめた雪乃は、横目にノムルを見てから葉を揺らす。
「親切な人たちに助けていただきましたから」
「いやあ、ノムルさんをそういうふうに言えることが凄いよ。基本、他人に興味のない人だからねえ。僕なんて、会うたびにパーティーを組んでほしいってお願いしてるのに、振られてばかりだよ」
「確かにそういうところはあるかもしれません」
雪乃は苦笑を返す。
ムダイの言うとおり、ノムルは他人に無関心だ。雪乃は出会いが良かったとしか言いようがない。
彼が探している薬のヒントになるかもしれない存在として認知されたから、雪乃自身も見てもらえたのだから。
「って、何二人で仲良く話してるのさ! ユキノちゃん、浮気?」
「……。何の話ですか?」
「俺のほうが、ユキノちゃんを大切にしてるよ? こんな戦闘狂の女好き、ユキノちゃんのおとーさんには相応しくないよ?」
遠い世界から帰ってきた途端に騒ぎ出した魔法使いのおっさんを、雪乃は冷めた目で見る。ムダイも口を開けて固まっていた。
「お父さん?」
「くっ! お前にユキノちゃんのおとーさんの座は渡さん! 赤ちゃんユキノちゃんを知っていようと、今は俺がユキノちゃんのおとーさんなんだからな!」
「……」
首の辺りに腕を回されて、後ろから抱きつかれながら、雪乃は半目で天井を見上げる。
ムダイは困惑した顔で、雪乃とノムルを交互に見ていた。
「なんでお父さん?」
「私も謎です」
ノムルに聞いてもまともな答えは得られないと判断したのか、ムダイはノムルを指差し、雪乃に尋ねた。
それに対して、雪乃は抑揚のない声で答える。
「くっ! 嫁にもやらんぞ!」
「いや、いらないです」
「なっ?! ユキノちゃんをいらないとか、お前、趣味が悪すぎるだろう? 大丈夫か?」
「どう答えればいいんですか?! うわっ、親ばか面倒臭っ」
整った顔立ちが、忌々しげに歪んだ。
雪乃は「はふう」と息を吐く。
「そういえば、一つ気になっていたんですけど」
と、雪乃はノムルを無きものと認識を変え、ムダイに話しかける。
「ちょっとユキノちゃん?! 何か冷たい!」
「何?」
「おいっ、ユキノちゃんは俺と話してるんだぞ? 割り込むなよ!」
何か怒っているが、ムダイもスルーを決め込むことにしたようだ。
「ムダイさんはずばり、レッド志望ですね」
きらりと雪乃の目元が光る。
赤髪に緋色の瞳、真紅の鎧に朱色のマント。全身赤ずくめである。ここまで赤いとなると、赤にこだわる理由があるはずだ。
「どういうこと?」
ノムルは首を傾げるが、誰も見ていない。
「えっと、どちらかといえば、ピンチに現れる黒とかが」
「? 違うのですか」
雪乃はきょとん瞬く。俯いて少し考え込んだ後、はっと気付いて顔を上げた。
「まさか、血がお好き……」
ムダイを見つめたまま身を引いた雪乃は、ふるふると震える。
「いや、単に赤が好きなだけだから。というか、何を想像してるのかな?」
なんだか良い笑顔だ。ムダイも魔王候補になれるかもしれない。
雪乃はふるふるふると震えた。
ムダイに怯える雪乃に対して、なぜかノムルは満面の笑みを浮かべて両手を広げている。その笑顔をじとっとした目で見上げた雪乃は、ふるふるを止めて姿勢を正した。
じめじめと湿度を上げながら、きのこを栽培している魔法使いがいるようだが、スルーしておく。
「つまりムダイさんは、ブラックに憧れながら、レッドに浮気をしていると」
「さらっと流したね。それにしても、何か誤解を生みそうな言い方だね」
「しかしブラックは、ノーマルカラーである時もあります」
「また流すのか。そうだねえ。じゃあ銀とか金とかのほうが良いかな?」
「イエローは性別が不安定ですね。いっそそういう人にすれば良いのに」
「斬新だねえ」
お茶をすすりながら、二人は久しぶりの日本的会話を楽しんだ。
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梅雨時にも負けぬ湿度に、ヌメヌメした生物の幻覚さえ見えてきそうだ。
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