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雪音の仕事2
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「ただいま。」
雪音が帰宅すると、リビングに電気がついていた。それを見て停電復旧はできただろうか?と思いながら、雪音はリビングへの扉を開けた。
「おかえり。・・・そんな怪我したの。」
雪音より早く帰っていた紅雷が、ダイニングテーブルでウイスキーを煽っていた。風呂上がりなのか、下半身にバスタオル、上半身は裸で髪は濡れている。
「いや、半分くらい返り血。」
雪音はネクタイを外してソファに投げる。雪音の身体もソファに沈んだ。アドレナリンが切れたのか、突然身体中に痛みが走り、自分が思っている以上に負傷していたことを雪音は知った。
「お風呂はいっておいで。手当てするから。」
紅雷はソファにうつ伏せで沈む雪音のもとへ行き、優しく声をかける。
紅雷は動かない雪音を抱き上げ、シャツのボタンを外す。ベルトとパンツも脱がせ、風呂場にそのまま連行する。
「自分でできる。」
ごく小さな声で、雪音はショーツにかけられた紅雷の手を手で制した。
「いいよ。いれてあげるから。」
「ほんと大丈夫だから。」
「打撲痕も多いし、立ってるのも痛いでしょ。いうこと聞いて。」
紅雷が珍しく雪音に強要する。嫌がることは滅多にしない紅雷が意思を曲げないので、雪音は思わず黙って従うこととなった。
雪音が帰宅すると、リビングに電気がついていた。それを見て停電復旧はできただろうか?と思いながら、雪音はリビングへの扉を開けた。
「おかえり。・・・そんな怪我したの。」
雪音より早く帰っていた紅雷が、ダイニングテーブルでウイスキーを煽っていた。風呂上がりなのか、下半身にバスタオル、上半身は裸で髪は濡れている。
「いや、半分くらい返り血。」
雪音はネクタイを外してソファに投げる。雪音の身体もソファに沈んだ。アドレナリンが切れたのか、突然身体中に痛みが走り、自分が思っている以上に負傷していたことを雪音は知った。
「お風呂はいっておいで。手当てするから。」
紅雷はソファにうつ伏せで沈む雪音のもとへ行き、優しく声をかける。
紅雷は動かない雪音を抱き上げ、シャツのボタンを外す。ベルトとパンツも脱がせ、風呂場にそのまま連行する。
「自分でできる。」
ごく小さな声で、雪音はショーツにかけられた紅雷の手を手で制した。
「いいよ。いれてあげるから。」
「ほんと大丈夫だから。」
「打撲痕も多いし、立ってるのも痛いでしょ。いうこと聞いて。」
紅雷が珍しく雪音に強要する。嫌がることは滅多にしない紅雷が意思を曲げないので、雪音は思わず黙って従うこととなった。
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