5 / 32
紅雷の愛し方2
しおりを挟む
雪音は天井を見つめ、息を整える。行為を終えた後、男がやけに冷静になるが、雪音もそれに似た状態に陥る。紅雷はそれに気づいてか否か、雪音の頭を撫ではするも、すぐに次を強要することはない。紅雷はタバコに火をつける。
雪音の息が整ってきた頃、紅雷はタバコをくわえたまま、雪音を起こして自分の膝に乗せる。雪音を後ろから抱きしめる。紅雷がタバコを離した隙に、雪音からキスを求めた。紅雷はタバコを灰皿に投げ、それに応える。この珍しい状況に、紅雷は静まっていた興奮を呼び戻すこととなってしまった。
「また勃ってんじゃん。」
雪音は腰のあたりに熱いものが当たっているのに気づいた。いたずらっぽい雪音の声に紅雷はさらに煽られる。
「今日どうしたの?雪音も久しぶりで興奮してる?」
ごくたまに、酔潰れると雪音は甘えたを発動するが、今日は酔うほど飲んでいない。
「わかんない。」
「・・・続きしていい?」
「いいよ。」
「このまましたい。」
「・・・やったことないからわかんないんだけど。」
紅雷は雪音を後ろから抱きしめた状態で、秘部に指を這わせた。雪音の身体がわずかに跳ねる。前戯などしなくても、直前の行為で雪音のと紅雷ので十分濡れている。
紅雷は雪音の身体を自分と向かい合うように向きを変えさせ、雪音を持ち上げて腰を浮かせた。
「そのまま降りて。」
「えっ・・・」
「大丈夫。」
雪音は少しずつ腰を降ろされ、紅雷のそれが自分の中に挿入され、思わず仰け反る。今まで出したことのないような高い声が漏れた。紅雷は雪音の中に完全に収まり、雪音を抱きしめた。そのまま飛びそうな雪音にまた噛み付いた。
雪音は噛まれた痛みに引き戻されたが、それでもいつもより深くで感じる感覚に戸惑っていた。
ぐったりと、紅雷の肩に雪音が顔を埋め、紅雷の背中に腕を回す。紅雷は雪音のその行動に、雪音の腰を動かそうとしていたのをやめた。
「辛い?」
「・・・。」
紅雷はいつもと違う行動に違和感を覚え尋ねてみるも、雪音が横に首を振っているのを肩で感じる。
「動かしていい?」
「・・・。」
雪音は無言で首を横に振った。紅雷は繋がったまま雪音をベッドに横たえた。雪音の腕は解け、紅雷は雪音の顔を見た。白い肌は耳まで赤く染まっていた。目を瞑っている。
「びっくりした?」
「うん。」
「動いていい?」
「いいよ。」
いつもの体位に戻り、雪音もわずかに冷静を取り戻した。
そのままあっさりと紅雷が果て、雪音も意識を飛ばした。
雪音の息が整ってきた頃、紅雷はタバコをくわえたまま、雪音を起こして自分の膝に乗せる。雪音を後ろから抱きしめる。紅雷がタバコを離した隙に、雪音からキスを求めた。紅雷はタバコを灰皿に投げ、それに応える。この珍しい状況に、紅雷は静まっていた興奮を呼び戻すこととなってしまった。
「また勃ってんじゃん。」
雪音は腰のあたりに熱いものが当たっているのに気づいた。いたずらっぽい雪音の声に紅雷はさらに煽られる。
「今日どうしたの?雪音も久しぶりで興奮してる?」
ごくたまに、酔潰れると雪音は甘えたを発動するが、今日は酔うほど飲んでいない。
「わかんない。」
「・・・続きしていい?」
「いいよ。」
「このまましたい。」
「・・・やったことないからわかんないんだけど。」
紅雷は雪音を後ろから抱きしめた状態で、秘部に指を這わせた。雪音の身体がわずかに跳ねる。前戯などしなくても、直前の行為で雪音のと紅雷ので十分濡れている。
紅雷は雪音の身体を自分と向かい合うように向きを変えさせ、雪音を持ち上げて腰を浮かせた。
「そのまま降りて。」
「えっ・・・」
「大丈夫。」
雪音は少しずつ腰を降ろされ、紅雷のそれが自分の中に挿入され、思わず仰け反る。今まで出したことのないような高い声が漏れた。紅雷は雪音の中に完全に収まり、雪音を抱きしめた。そのまま飛びそうな雪音にまた噛み付いた。
雪音は噛まれた痛みに引き戻されたが、それでもいつもより深くで感じる感覚に戸惑っていた。
ぐったりと、紅雷の肩に雪音が顔を埋め、紅雷の背中に腕を回す。紅雷は雪音のその行動に、雪音の腰を動かそうとしていたのをやめた。
「辛い?」
「・・・。」
紅雷はいつもと違う行動に違和感を覚え尋ねてみるも、雪音が横に首を振っているのを肩で感じる。
「動かしていい?」
「・・・。」
雪音は無言で首を横に振った。紅雷は繋がったまま雪音をベッドに横たえた。雪音の腕は解け、紅雷は雪音の顔を見た。白い肌は耳まで赤く染まっていた。目を瞑っている。
「びっくりした?」
「うん。」
「動いていい?」
「いいよ。」
いつもの体位に戻り、雪音もわずかに冷静を取り戻した。
そのままあっさりと紅雷が果て、雪音も意識を飛ばした。
0
お気に入りに追加
8
あなたにおすすめの小説
【R18】お父さんとエッチした日
ねんごろ
恋愛
「お、おい……」
「あっ、お、お父さん……」
私は深夜にディルドを使ってオナニーしているところを、お父さんに見られてしまう。
それから私はお父さんと秘密のエッチをしてしまうのだった。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
娼館で元夫と再会しました
無味無臭(不定期更新)
恋愛
公爵家に嫁いですぐ、寡黙な夫と厳格な義父母との関係に悩みホームシックにもなった私は、ついに耐えきれず離縁状を机に置いて嫁ぎ先から逃げ出した。
しかし実家に帰っても、そこに私の居場所はない。
連れ戻されてしまうと危惧した私は、自らの体を売って生計を立てることにした。
「シーク様…」
どうして貴方がここに?
元夫と娼館で再会してしまうなんて、なんという不運なの!
今、夫と私の浮気相手の二人に侵されている
ヘロディア
恋愛
浮気がバレた主人公。
夫の提案で、主人公、夫、浮気相手の三人で面会することとなる。
そこで主人公は男同士の自分の取り合いを目の当たりにし、最後に男たちが選んだのは、先に主人公を絶頂に導いたものの勝ち、という道だった。
主人公は絶望的な状況で喘ぎ始め…
ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました
宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。
ーーそれではお幸せに。
以前書いていたお話です。
投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと…
十話完結で既に書き終えてます。
私が死ねば楽になれるのでしょう?~愛妻家の後悔~
希猫 ゆうみ
恋愛
伯爵令嬢オリヴィアは伯爵令息ダーフィトと婚約中。
しかし結婚準備中オリヴィアは熱病に罹り冷酷にも婚約破棄されてしまう。
それを知った幼馴染の伯爵令息リカードがオリヴィアへの愛を伝えるが…
【 ⚠ 】
・前半は夫婦の闘病記です。合わない方は自衛のほどお願いいたします。
・架空の猛毒です。作中の症状は抗生物質の発明以前に猛威を奮った複数の症例を参考にしています。尚、R15はこの為です。
皇太子夫妻の歪んだ結婚
夕鈴
恋愛
皇太子妃リーンは夫の秘密に気付いてしまった。
その秘密はリーンにとって許せないものだった。結婚1日目にして離縁を決意したリーンの夫婦生活の始まりだった。
本編完結してます。
番外編を更新中です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる