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本編
運命の人(1)
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唯から、電話が来た!会社からだ。
今日の唯は今までの唯と、少し違う。
会社なのに、ガードが薄い。
甘えたではないにせよ、唯の言葉使いやイントネーションがやけに子供っぽく聞こえる。
特に、そんな内容の話をしている訳ではない。世間話をしているだけなのに、唯の相槌や話かけてくる感じが幼いのだ。
それが、逆に僕の触手を撫で回す。
唯が愛おしい、抱きしめたくなるような可愛さだ。そんな時に思い出す。
運が良ければ、僕と唯は、今夜、逢っているのだ。
PM22:00。
食事を終えた僕達は、きっと僕が予約したホテルで二人きりでいるはずだ。初めて逢う唯。
初めて二人きりになる。それだけで、腹部が冷え、胸部が熱くなる。望んでいたはずなのに、
二人は照れるあまりに会話が上手く進まない。
さっきまで、、、。夕飯を食べていた時は、今まで通りに話していたはずなのに、、、。
唯がこんなにも近くにいる。
これは、夢でも今まで僕が勝手に描いてきた妄想でもない。
唯と同じ部屋で同じ空気を吸っている。
「煙草でも吸う?」
やっと出た言葉だった。
何かを媒介しないといられない。僕の癖だ。観るあてのないTVをONして、やっと部屋の空気が正常に戻っていく。
「唯?僕と逢ってみてどうだった?」
「ん?想像したままの修だった!でもね、初めて逢う気がしないんだ。」
「?そう?僕もそんな気がしてる。やっぱ、前世で逢ってたのかもしれないね!」
「きっと、そうだよ!」
普通の人が聞いたら、きっと疑われるような会話かもしれない。でも、本心からそう思える。
本当に不思議な感覚だ。
「修?」
「どうしたの?唯?」
「あのね~、隣に座ってもいい?」
「え?・・・いいよ、おいで!」
「やった~!」
「ずっと、想ってたんだ。唯の隣、、、。」
「そっか!」
そう言いながら、僕は隣に来た唯の肩にそっと、手を回してみた。
驚く訳でもなく、唯は顔を赤らめて、少しだけ顔を斜め下に向けた。
「何、照れてんだよ。これからはこの位置が唯の居場所なんだぞ、早く慣れないと、、、。」
「そうだね、ここが私の居場所かぁ、、、。修、ずっとだよ。ずっと、傍にいさせてよ!」
剥きになった唯が一段と幼さを増して、思わず、僕は唯の耳もとに自分の口を近付けていった。
「ずっとだよ。今まで逢えなかった分と来世の分と、、、いくらあっても時間が足りないくらいだよ。」
僕の言葉が終わるのを待たずに唯の顔が僕の肩にのっかってきた。
唯、、、、。
一瞬の沈黙の後、僕は唯の顔を両手で持って、唯の瞳に僕が写ってるのを確認する。
それから、二人の間に空気が入らないほど、僕の左の頬をそっと唯の右頬につけてみる。
さっきまで、唯の顔を触っていた僕の手が今は唯の背後まで伸び、ギュッと唯を抱きしめている。
上半身全体で唯のドキドキを感じる。少しでも、この感覚を味わっていたいとも思ったが、
左手の親指だけ動かして、唯の唇の形を確かめるかのように這わせた、、。
唯の唇に触りたい一心だった。
柔らかい、、、。薄く柔らかい唯の唇が僕の親指から脳へ伝わって来る。
溜息まじりの唯の吐息が僕の親指にかかる。
僕は顔を少しだけ動かし、今度は僕の鼻を唯の鼻に擦りあわせてみた。
まるで、ペンギンが求愛するかのように。
唯の高鳴りも飽和状態に達しつつあった、唯が一瞬、
声にもならない吐息を漏らした。
「う~ん。」
僕は、意地悪く「ん?」って言ってみる。
「修、好きだよ。」
まるで、「早く」とでもいう言葉が後に付いてきそうだった。
それから、唯の唇に、僕の唇をそっと合わせた。もう言葉は要らない。僕は囁くように唇を合わせながら、
『唯、愛してるよ。』
心の中でそう呟いた。
そこには、二人だけの世界、二人だけの時間が永遠に続くようにも思えた。
こんな時が必ず来る、そして、永遠に続くと思って止まない。
今日の唯は、、、。
そんな事を思いながら、どれくらいの時間が過ぎたのだろう。唯のことを思うあまりに時間が止まっていたようにも思う。帰宅した唯から、メールが届く。
『ただいま!抱きしめろ修ちん!小娘が帰ってきたよ!』
思わず吹き出す。
自らを“小娘”って言うな!
でも、そんな唯が可愛くて仕方がない。
出迎えのキスを交わした。いつもそうしているように。
たわいのないメール交換が続いた。
『やっぱ、今日は唯と電話でもっと話したい!』
そう思って、唯にコールしてくるように伝えた。
1週間に1度は、唯の声を聞きたいと思う自分を発見する。
スマホの前で心を踊らせている僕がいる。
唯から電話が来る。
しかも今日は、とびっきりの唯だ。
さらに家からだとさっきの会社からと違って、もっと幼い唯になっていることが予想できた。
人からの電話をこんなにも待ち望むこともあるのだ。
こんなにも、唯が愛おしい。そんな事を思っていたら、電話が鳴った。
まるで、『修!唯だよ!』とでも言っているようだ。
やっと、唯の声が届く。待ち望んでいた唯の声。
一言一句を記憶に残したいとすら思う。そう思うのは、やはり、今日の幼さのせいなのか?
この幼さは、僕に対して心を開いてくれている証しなのか?
唯がいつも以上に欲しい。もっと、もっと、近くに感じたい。
今日の唯は今までの唯と、少し違う。
会社なのに、ガードが薄い。
甘えたではないにせよ、唯の言葉使いやイントネーションがやけに子供っぽく聞こえる。
特に、そんな内容の話をしている訳ではない。世間話をしているだけなのに、唯の相槌や話かけてくる感じが幼いのだ。
それが、逆に僕の触手を撫で回す。
唯が愛おしい、抱きしめたくなるような可愛さだ。そんな時に思い出す。
運が良ければ、僕と唯は、今夜、逢っているのだ。
PM22:00。
食事を終えた僕達は、きっと僕が予約したホテルで二人きりでいるはずだ。初めて逢う唯。
初めて二人きりになる。それだけで、腹部が冷え、胸部が熱くなる。望んでいたはずなのに、
二人は照れるあまりに会話が上手く進まない。
さっきまで、、、。夕飯を食べていた時は、今まで通りに話していたはずなのに、、、。
唯がこんなにも近くにいる。
これは、夢でも今まで僕が勝手に描いてきた妄想でもない。
唯と同じ部屋で同じ空気を吸っている。
「煙草でも吸う?」
やっと出た言葉だった。
何かを媒介しないといられない。僕の癖だ。観るあてのないTVをONして、やっと部屋の空気が正常に戻っていく。
「唯?僕と逢ってみてどうだった?」
「ん?想像したままの修だった!でもね、初めて逢う気がしないんだ。」
「?そう?僕もそんな気がしてる。やっぱ、前世で逢ってたのかもしれないね!」
「きっと、そうだよ!」
普通の人が聞いたら、きっと疑われるような会話かもしれない。でも、本心からそう思える。
本当に不思議な感覚だ。
「修?」
「どうしたの?唯?」
「あのね~、隣に座ってもいい?」
「え?・・・いいよ、おいで!」
「やった~!」
「ずっと、想ってたんだ。唯の隣、、、。」
「そっか!」
そう言いながら、僕は隣に来た唯の肩にそっと、手を回してみた。
驚く訳でもなく、唯は顔を赤らめて、少しだけ顔を斜め下に向けた。
「何、照れてんだよ。これからはこの位置が唯の居場所なんだぞ、早く慣れないと、、、。」
「そうだね、ここが私の居場所かぁ、、、。修、ずっとだよ。ずっと、傍にいさせてよ!」
剥きになった唯が一段と幼さを増して、思わず、僕は唯の耳もとに自分の口を近付けていった。
「ずっとだよ。今まで逢えなかった分と来世の分と、、、いくらあっても時間が足りないくらいだよ。」
僕の言葉が終わるのを待たずに唯の顔が僕の肩にのっかってきた。
唯、、、、。
一瞬の沈黙の後、僕は唯の顔を両手で持って、唯の瞳に僕が写ってるのを確認する。
それから、二人の間に空気が入らないほど、僕の左の頬をそっと唯の右頬につけてみる。
さっきまで、唯の顔を触っていた僕の手が今は唯の背後まで伸び、ギュッと唯を抱きしめている。
上半身全体で唯のドキドキを感じる。少しでも、この感覚を味わっていたいとも思ったが、
左手の親指だけ動かして、唯の唇の形を確かめるかのように這わせた、、。
唯の唇に触りたい一心だった。
柔らかい、、、。薄く柔らかい唯の唇が僕の親指から脳へ伝わって来る。
溜息まじりの唯の吐息が僕の親指にかかる。
僕は顔を少しだけ動かし、今度は僕の鼻を唯の鼻に擦りあわせてみた。
まるで、ペンギンが求愛するかのように。
唯の高鳴りも飽和状態に達しつつあった、唯が一瞬、
声にもならない吐息を漏らした。
「う~ん。」
僕は、意地悪く「ん?」って言ってみる。
「修、好きだよ。」
まるで、「早く」とでもいう言葉が後に付いてきそうだった。
それから、唯の唇に、僕の唇をそっと合わせた。もう言葉は要らない。僕は囁くように唇を合わせながら、
『唯、愛してるよ。』
心の中でそう呟いた。
そこには、二人だけの世界、二人だけの時間が永遠に続くようにも思えた。
こんな時が必ず来る、そして、永遠に続くと思って止まない。
今日の唯は、、、。
そんな事を思いながら、どれくらいの時間が過ぎたのだろう。唯のことを思うあまりに時間が止まっていたようにも思う。帰宅した唯から、メールが届く。
『ただいま!抱きしめろ修ちん!小娘が帰ってきたよ!』
思わず吹き出す。
自らを“小娘”って言うな!
でも、そんな唯が可愛くて仕方がない。
出迎えのキスを交わした。いつもそうしているように。
たわいのないメール交換が続いた。
『やっぱ、今日は唯と電話でもっと話したい!』
そう思って、唯にコールしてくるように伝えた。
1週間に1度は、唯の声を聞きたいと思う自分を発見する。
スマホの前で心を踊らせている僕がいる。
唯から電話が来る。
しかも今日は、とびっきりの唯だ。
さらに家からだとさっきの会社からと違って、もっと幼い唯になっていることが予想できた。
人からの電話をこんなにも待ち望むこともあるのだ。
こんなにも、唯が愛おしい。そんな事を思っていたら、電話が鳴った。
まるで、『修!唯だよ!』とでも言っているようだ。
やっと、唯の声が届く。待ち望んでいた唯の声。
一言一句を記憶に残したいとすら思う。そう思うのは、やはり、今日の幼さのせいなのか?
この幼さは、僕に対して心を開いてくれている証しなのか?
唯がいつも以上に欲しい。もっと、もっと、近くに感じたい。
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