【完結】亡国の精霊姫は竜騎士国王に囚われる

亡国唯一の生き残りであるリアナティシアは小さな離宮に捕らわれていた。
自由な外出などままならず、精々が庭に出られる程度。
だけど彼女はそれでも満足していた。
誰も知らないような忘れ去られたその場所を、訊ねてくるのは一人だけ。
大国の竜騎士でもある国王だ。

「リティア」

今日も国王は愛しげにリアナティシアを呼ぶ。だから彼女は……――。


精霊姫と呼ばれる可憐な容姿を持つリアナティシアは、異国であるこの国では反面魔女とも蔑まれている。
真実精霊に愛されている少女を求める国王は彼女を小さな離宮に閉じ込めた。
それが精霊たちの怒りに触れる行為だとわかってはいながらも。



・竜、竜騎士、精霊王、精霊に愛された亡国の姫とかが出てくるファンタジー。
・地味に他の異世界話と同じ世界観。
・魔法とかある異世界が舞台。
・CPは固定です。他のキャラとくっつくことはありません。
・多分ハッピーエンド。
・R18シーンがあるので、未成年の方はお控えください。(該当の話には*を付けます。
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