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☆フィナリスティア・ナウラティス・リヒディル☆
主人公フィリス
ナウラティスの王族である母とコリデュア王国の国王の間に生まれた。
1歳になると同時に母から引き離され、それ以降コリデュアで育てられる。
一応は第一王子。父である国王にはある程度可愛がられていたが、フィリスを引き取ってから仕方なく国王が娶った王妃には当然のように毛嫌いされていて、父の目の届かない所ではいびられ倒した。
放置されるのは当たり前、毒を盛られるのも日常茶飯事、出くわす度に暴力も振るわれていたのだが、持ち前の魔力値の高さというか、魔法得意っぷりでチート無双できたから平気だった。
ただし結局状況が良くないことに変わりはなく、見兼ねた伯父が学園に留学させるという建前でナウラティスに連れて行った。以降6年、一度も祖国に帰ることなくナウラティスで過ごす。
メンタル強め。と、いうより、いろいろ少し麻痺していて、冷めてる所があり、何にも期待していないのでどんな目にあってもショックを受けない。
6年ぶりに祖国に帰ってきたら自分に旦那が出来ていた。誰?
見た目は一応儚い系美人。銀髪水色目
☆ラギリステ・リヒディル☆
アンセニース大王国のリヒディル公爵。若くして公爵位を継いだ、フィリスの旦那。
愛称はラル。
何かの雑誌だか情報誌だか映像媒体だかにちらりと映ったフィリスに一目ぼれして誰か調べて求婚した。
否、そこまでのつもりはなく、面会の希望をフィリスの祖国となっていたはずのコリデュアに出したら何故かそういう話になったのでこれ幸いと乗っかった。
予想以上に魅力的だったフィリスに毎日毎秒惚れ直している。ゾッコン。
長身で大柄、体格もよく雄々しい見た目。顔の造作なども整ってはいるけれども大変に雄臭い。金髪赤色目
☆パディウェイラ・マロナウ・ホディセ☆
愛称ディーウィ
ナウラティスから付いてきたフィリス専属の従者。
大柄な見た目に反してあんまり武力的なものは得意ではない。
どちらかというと魔法魔術の方が得意なインドア派。
比較的慇懃無礼な所がある。物腰や口調は一応礼儀正しい方。
紫髪茶色目
☆キオラシュ・パンレソイ・アニエシー☆
愛称オーシュ
ナウラティスから付いてきたフィリス専属の護衛。
ディーウィと逆で、小柄な見た目に反して脳筋馬鹿。
だいたい腕力で何とかしようとするところがある。
体術や剣術など武という意味では優れていて、実力は確か。
魔法魔術も勿論使える。敬語が苦手でフィリスにもタメ口。口も悪い。
濃いめの金髪紫目
☆ガランサウス☆
愛称ラサス
リヒディル公爵家の執事をしている壮年の男性。
ラルが生まれる前から公爵家に仕えている。
公爵邸で唯一と言っていいほど信用できなくもない人物としてフィリスに認識されている。
フィリスのことは受け入れている。仕事には大変に忠実。
☆ヒリスタティル・アンセデニ☆
愛称リスティ
アンセニース大王国の国王
ラルとは親戚。割と食えない所がある。
フィリスのことは受け入れていて、むしろ噂に踊らされている馬鹿など淘汰していいと許可まで出した。
とりあえず基本、国王は味方、ぐらいの認識でOK。
基本的に出て来ないモブ。
緑の髪に赤い瞳
☆コリデュア王国、王妃☆
名前未定。
フィリスの命を執拗に狙っていびり抜いた上、刺客を送りまくってきてかつ、フィリスを貶めるわけのわからんろくでもない噂を、アンセニースに流した人。
物凄く感情豊かで自制が効かないのではっきり言って王妃になど向いていない。
周辺国からもやばい人認定されているが本人は気付いていないし、侯爵家出身でコリデュア国内での権力は絶大。
特に国王が国政どころか国そのものに全く興味を持っていないので、コリデュアは彼女と彼女の父である侯爵の思いのまま。
ある意味ラスボス。ただし、冒頭部分以降登場の予定なし。
ざまぁの予定もなく、今作品で彼女がどうにかなる予定も今の所はありません。が、その後は……
一応、性格の悪さが顔に出てはいるけど美人ではある。
尚、彼女の一人息子であり、フィリスの弟になる王子に関してはお察しで。(弟王子の登場予定は今作品ではありません。)
☆コリデュア王国、国王☆
名前未定。
フィリスの父。フィリスの母にしか興味がなく、本当は国王やってるのも不本意。
国のことも何もかも放置気味で国王失格な人。
王妃と王妃の父が好き勝手しているけどそれも放置。
フィリスのことは、母親似だからかわいいとは思っている。
なお、フィリスをラルに嫁がせること自体は王妃からの勧めではあったのだけれども、この人はこの人なりに、ラルがちゃんとフィリスのこと好きっぽいから託した、みたいな部分がある。
ぼんやりと、フィリスの幸せを祈ってはいる。一応。
見た目等も悪くはないけど言ってしまえば普通。
【地図】
※他作品に載せている者と概ね一緒です。
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