【完結】後宮の秘姫は知らぬ間に、年上の義息子の手で花ひらく

愛早さくら

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登場人物+設定他

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◇登場人物◇

バイ 美月メイユエ
主人公。小美シャオメイは愛称のようなもの。
後宮での官位は正二品・明妃
2歳で入宮して以降、皇帝と正后を両親代わりとして育った。
一応立場としては妃なので、皇太子は年上の義息子に当たる。

グァン 玉翔ユーシァン
皇太子。小翔シャオシァン翔兄シァンシォンは呼び名。前者は両親、後者は小美ぐらいしか呼ばない。
皇帝を除いて呪なしで後宮に立ち入れる唯一の例外。
しかしここ数年は後宮から足が遠のいている。

リァン
名前不明。涼は呼び名。皇太子の影武者と自称している宮人。
髪の色以外は皇太子とうり二つ。

シェン 瑛佳インジャ
智正后。小美の母代わりで小美のことをかわいがっている。
皇太子の生母。

グァン 玉深ユーシェン
現皇帝。小美の父代わり。小美を娘のように思っている。

グァン 玉晴ユーチン
先代皇帝

グァン 玉冴ユーフー
先々代皇帝。在位は十年。
魔力値が異様に高く、いまだに宮廷での影響力が大きい

バイ 澄月チォンユエ
白家当主。年に数度、小美に面会に来る。

バイ 瑞永ルイヨン
小美の母の従兄弟にあたるらしい、新しい宮人。小美の護衛に就く。



◇設定他◇

・舞台:大帝国・華(華国、華帝国、華大国とも称される)

・四家
代々正后を輩出している名家。東の蒼家、西の白家、南の朱家、北の玄家。

・後宮の制度・官位
正后
正一品・四貴妃(四家からそれぞれ1人ずつ。玄貴妃、白貴妃、朱貴妃、蒼貴妃)
正二品・妃(定員5人)
正三品・嬪(定員10人)
正四品・貴人(人数制限なし)
正五品・才人(人数制限なし)
正六品・宮人(人数制限なし)

・宮人は使用人
・宦官はいない(代わりに特定の呪(寿命が縮む)を施される)
・才人以上が妃妾

・正后は四家(貴妃)の中から選ばれて、正后を出した家はもう1人貴妃の補充ができる
・また四家からの入宮は一人とは決まっておらず、幾人か入宮させてその中から1番寵愛深い者が貴妃に立ったりもする

・後宮内の序列は出身家以外では皇帝の一存でも変わる

・呪
後宮に出入りする12歳以上の者全てに施される、子供を孕ませることが出来なくなる呪。男性と相性が悪いらしく、かけていた年数と同じだけ寿命が縮む。女性にはそういった副作用は発現しない。

・1度後宮に入ると基本、下賜されたり離縁、追放されるまで出られない(外出も不可。)

・子供は男子は12歳で後宮から出される(学院の寮に入らなければならない)

・親兄弟であっても、会う場合は許可を得た上、後宮の近くに建っている面会場所みたいなところでしか会えない

・瑕疵なく円満離縁等の場合最低後宮に3年はいなくてはならない

・1度後宮から出た者はどんな理由があっても再入宮は出来ない


棗央宮(そうおうきゅう)→正后の宮
桃西宮(とうせいきゅう)→白貴妃の宮
杏南宮(こうなんきゅう)→朱貴妃の宮
李東宮(りとうきゅう)→蒼貴妃の宮
栗北宮(りつほくきゅう)→玄貴妃の宮

明桃宮(めいとうきゅう)→明妃の宮

玉龍宮(ぎょくりゅうきゅう)→皇帝の寝所



◇地図◇


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