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ピンカチュウが欲しくて...
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事件発生。某日
「あ、あ、森くん。そちらの状況を教えてくれ。」
「は、はい。えー現在、犯人はアパート内の一室にて、立てこもっている模様です。もう待機して2時間になります。」
「そうか、無理やりドアをこじ開けるというのは?」
「いえ、できません。どうやら人質が中に入っているようで、刺激するとよろしくないことになると思われます...」
「なるほど。そうだな。よし!今からある人を連れて行くから!」
「ある人?」
「ああ、だからその人が来るまでそこで待っていろ。犯人を逃すなよ。」
「は、はい(また待つのか...)」
50分後
「すいません。お待ちですか?」
「遅い!!!」
「いやーすいません。通りかかったコンビニで一番くじをやっていましてね。ラストワン賞のピンカチュウのぬいぐるみが欲しくて欲しくて...」
「ピンカチュウってなんすか!それどんなやつですか!」
「ほらコレ。」
「なんスカこれ!?中国版ピ○カチュウみたいな見た目じゃないすか!?どう見てもパクリ商品ですよ!」
「そうか?でもかわいいぞ///」
「どう考えてもこっちの方が可愛いでしょ。」
ケータイでピ○カチュウを見せる。
「なんだコレ?きしょいネズミじゃん。」
「いやいやこれの方が気持ち悪いでしょ。目どうなってんすか?」
「おいおい。ピンカチュウの悪口だけはいうなよ。これ手に入れるために60万は使ったんだから。」
「60万!?!?コンビニの一番くじですよね?」
「うん。だって5000円分買えばまず、くじを引けるかの交渉権が買えるじゃん?」
「交渉権?」
「うん。そんで交渉成立したら店員とじゃんけんする。」
「じゃんけん!?」
「うん。で、二回あいこになった後、グーで勝ったらくじを引ける。」
「まずあいこにならないといけないんすか?」
「そうだよ?一番くじってそんなもんじゃね?」
「そんなわけないでしょ!!普通商品を700円分ぐらい買うだけでくじを引けますよ!」
「でもそれは所詮ピ○カチュウぐらいしかもらえないでしょ。」
「ピ○カチュウぐらいって...。それでいいんですよ。」
「じゃあそんなとこ行かないねー!」
「うざ。詐欺に遭っただけの人が。」
「詐欺じゃないもんねー!僕コレが欲しかったんだもんねー!」
「ってか最後グーで勝ったらくじが引けるんですよね?」
「そうだね。」
「じゃあ店員がチョキ出さなければ絶対引けないじゃないすか。」
「まぁ最後の方店員はちょっと帰って欲しそうな顔はしてたけど。」
「してたんだ...。こんなお得意様なかなかいねぇぞ。」
「まぁいっても俺あそこの常連だしね。」
「何買うんすか?」
「おにぎりとか。お茶とか。」
「それいくらっすか?(嫌な予感)」
「だいたい2つで4000円ぐらい?」
「戦後かよ!ありえねぇよ!気づけよ!バカかよ!」
「そんな言わなくても。」
「なんてコンビニすか?」
「セイコーマート。」
「まんまじゃねぇか。ちょっと変えてこいよ。ってかあそこそんな悪いコンビニじゃねぇよ。北海道限定だし。(セイコーマートの豚汁美味しいよ!←道民ではない)」
「お前も今度行ってみろよ。」
「そこのセイコーマートだけは絶対行かねぇわ。
あれ?あっそうだ!事件ですよ事件!」
「は?」
「いや(笑)は?じゃなくて。今そこのアパートで犯人が絶賛立てこもり中なんすよ。あなたそのために呼ばれたんですよね?」
「あーそんなこと言ってたっけか。」
「しっかりしてくださいよ。僕は早くこれ終わらして録画した北の国からの再放送見たいんすよ。」
「あーはいはい。えー犯人の名前は?」
「えーと。清水恭子。女性。歳は30代くらいです。」
「髪型は?」
「え?えーと髪型は多分ロングだったと思います。髪型...?」
「スゥー。そこのロングロング信子恭子の恭子さん!」
「そんなコンビ名みたいな...」
「抵抗しても無駄だ!!!大人しく出てきなさい!!!」
「いや、普通すぎd...」
「はい、すいませんでした。」
「えーーーー!!!??!?」
「はい、なんでこんなことしたの?」
「あの、誰かに構って欲しくて。」
「動機適当かよ。」
「こんなことしたらダメだよ。」
「は、はい///❤️」
「何感じてんだよ。」
「あ、あの。よければ連絡先交換させてもらっても...」
「すまない。私はケータイを持ってないものでね。」
(ケータイ持ってないんだ。)
「あ、そうなんですか。すいません。」
「いえいえ。謝らなくても。さあとりあえず彼の運転するパトカーに乗って!」
「はい。」
「あっ。では、署までご同行願います。」
2時間後
「ふぅーなんとか終わった。歩いて帰ろ。ん?」
「どうも久方ぶりですなー。」
「ああさっきの人。どうしたんですか?」
「いやー実はあの人付き合うことになってね。」
「えーー!?」
「いやーだってほら。結構可愛かったじゃん。胸もでかいし。」
「小学生か!てかあの人捕まってるんですよ?」
「まぁほら。愛は世界を救うって24時間テレビも言ってるじゃない。」
「理由になってませんよ。え?それを言いにきただけですか?」
「あー。じゃあ君なんて名前なの?」
「森です。」
「あそうなんだ。まあそれだけだよ。」
「とりあえず聞いた感ぱないっすね。」
「じゃあまたいつか会おう!林くん。」
「森だよ!!」
終
※この係は声がでかい人、声が低い人、関西弁の人が任される。
今回は世にも珍しい声を聞いただけで惚れてしまう人(?)だったそうな。
チャンチャン!
「あ、あ、森くん。そちらの状況を教えてくれ。」
「は、はい。えー現在、犯人はアパート内の一室にて、立てこもっている模様です。もう待機して2時間になります。」
「そうか、無理やりドアをこじ開けるというのは?」
「いえ、できません。どうやら人質が中に入っているようで、刺激するとよろしくないことになると思われます...」
「なるほど。そうだな。よし!今からある人を連れて行くから!」
「ある人?」
「ああ、だからその人が来るまでそこで待っていろ。犯人を逃すなよ。」
「は、はい(また待つのか...)」
50分後
「すいません。お待ちですか?」
「遅い!!!」
「いやーすいません。通りかかったコンビニで一番くじをやっていましてね。ラストワン賞のピンカチュウのぬいぐるみが欲しくて欲しくて...」
「ピンカチュウってなんすか!それどんなやつですか!」
「ほらコレ。」
「なんスカこれ!?中国版ピ○カチュウみたいな見た目じゃないすか!?どう見てもパクリ商品ですよ!」
「そうか?でもかわいいぞ///」
「どう考えてもこっちの方が可愛いでしょ。」
ケータイでピ○カチュウを見せる。
「なんだコレ?きしょいネズミじゃん。」
「いやいやこれの方が気持ち悪いでしょ。目どうなってんすか?」
「おいおい。ピンカチュウの悪口だけはいうなよ。これ手に入れるために60万は使ったんだから。」
「60万!?!?コンビニの一番くじですよね?」
「うん。だって5000円分買えばまず、くじを引けるかの交渉権が買えるじゃん?」
「交渉権?」
「うん。そんで交渉成立したら店員とじゃんけんする。」
「じゃんけん!?」
「うん。で、二回あいこになった後、グーで勝ったらくじを引ける。」
「まずあいこにならないといけないんすか?」
「そうだよ?一番くじってそんなもんじゃね?」
「そんなわけないでしょ!!普通商品を700円分ぐらい買うだけでくじを引けますよ!」
「でもそれは所詮ピ○カチュウぐらいしかもらえないでしょ。」
「ピ○カチュウぐらいって...。それでいいんですよ。」
「じゃあそんなとこ行かないねー!」
「うざ。詐欺に遭っただけの人が。」
「詐欺じゃないもんねー!僕コレが欲しかったんだもんねー!」
「ってか最後グーで勝ったらくじが引けるんですよね?」
「そうだね。」
「じゃあ店員がチョキ出さなければ絶対引けないじゃないすか。」
「まぁ最後の方店員はちょっと帰って欲しそうな顔はしてたけど。」
「してたんだ...。こんなお得意様なかなかいねぇぞ。」
「まぁいっても俺あそこの常連だしね。」
「何買うんすか?」
「おにぎりとか。お茶とか。」
「それいくらっすか?(嫌な予感)」
「だいたい2つで4000円ぐらい?」
「戦後かよ!ありえねぇよ!気づけよ!バカかよ!」
「そんな言わなくても。」
「なんてコンビニすか?」
「セイコーマート。」
「まんまじゃねぇか。ちょっと変えてこいよ。ってかあそこそんな悪いコンビニじゃねぇよ。北海道限定だし。(セイコーマートの豚汁美味しいよ!←道民ではない)」
「お前も今度行ってみろよ。」
「そこのセイコーマートだけは絶対行かねぇわ。
あれ?あっそうだ!事件ですよ事件!」
「は?」
「いや(笑)は?じゃなくて。今そこのアパートで犯人が絶賛立てこもり中なんすよ。あなたそのために呼ばれたんですよね?」
「あーそんなこと言ってたっけか。」
「しっかりしてくださいよ。僕は早くこれ終わらして録画した北の国からの再放送見たいんすよ。」
「あーはいはい。えー犯人の名前は?」
「えーと。清水恭子。女性。歳は30代くらいです。」
「髪型は?」
「え?えーと髪型は多分ロングだったと思います。髪型...?」
「スゥー。そこのロングロング信子恭子の恭子さん!」
「そんなコンビ名みたいな...」
「抵抗しても無駄だ!!!大人しく出てきなさい!!!」
「いや、普通すぎd...」
「はい、すいませんでした。」
「えーーーー!!!??!?」
「はい、なんでこんなことしたの?」
「あの、誰かに構って欲しくて。」
「動機適当かよ。」
「こんなことしたらダメだよ。」
「は、はい///❤️」
「何感じてんだよ。」
「あ、あの。よければ連絡先交換させてもらっても...」
「すまない。私はケータイを持ってないものでね。」
(ケータイ持ってないんだ。)
「あ、そうなんですか。すいません。」
「いえいえ。謝らなくても。さあとりあえず彼の運転するパトカーに乗って!」
「はい。」
「あっ。では、署までご同行願います。」
2時間後
「ふぅーなんとか終わった。歩いて帰ろ。ん?」
「どうも久方ぶりですなー。」
「ああさっきの人。どうしたんですか?」
「いやー実はあの人付き合うことになってね。」
「えーー!?」
「いやーだってほら。結構可愛かったじゃん。胸もでかいし。」
「小学生か!てかあの人捕まってるんですよ?」
「まぁほら。愛は世界を救うって24時間テレビも言ってるじゃない。」
「理由になってませんよ。え?それを言いにきただけですか?」
「あー。じゃあ君なんて名前なの?」
「森です。」
「あそうなんだ。まあそれだけだよ。」
「とりあえず聞いた感ぱないっすね。」
「じゃあまたいつか会おう!林くん。」
「森だよ!!」
終
※この係は声がでかい人、声が低い人、関西弁の人が任される。
今回は世にも珍しい声を聞いただけで惚れてしまう人(?)だったそうな。
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