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97.バーベキューパーティー
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「お、やっと来た」
「おまたせー」
「オリビエ早くー」
コルザが飛びついてくる
「コルザは本当にオリビエが好きだな?」
「大好き」
満面の笑みで答えられるとかなり嬉しい
「ありがとうコルザ。いっぱい食べようね」
「うん」
「飲み物はもう配ったの?」
「終わってるよ」
「流石ね。さぁ、皆さんお待たせしました」
私は声を張り上げる
「もう始めてる方もおられますけどパーティーを始めましょう!」
「カンパーイ」
コルザが言うと皆が笑いながらグラスを掲げた
テーブルはコンロの数に合わせて7か所にまとめられている
テーブルの側にコンロが置かれている為屋敷の者がそれぞれのコンロについて焼き始めていた
サイドメニューをそれぞれのテーブルの上に適当に並べていくとかなり圧巻だった
どうやら子供達だけを1か所にまとめたらしい
カメリアとベッキー、ラミアがせっせと面倒を見てくれていた
「ほれ」
「ありがと」
ロキが持ってきてくれたエールを口に運ぶとその冷たさが心地いい
「すごい勢いで肉が減っていくね」
「まぁ騎士だからな」
「ふふ…それ、関係ある?」
「多分?」
疑問に疑問で返され笑い出す
最初はそばで切って渡してたけど、騎士達は自分たちで適当に切ると言って塊を渡す形に変わった
そのタイミングでチーズも紙を取らずに籠に盛るだけの状態に変えた
おかげで私たちがする作業は激減した
カプシーヌ達と特攻騎士の家族の女性陣が随分仲良くなったのを見てホッとする
「オリビエありがとう」
「何突然」
面食らって返すとロリエは苦笑する
「明日から一緒に働くことになるの。精鋭のダントンの妹でミリアとオルトの婚約者のレミ」
ロリエが2人を紹介してくれる
「初めまして。オリビエです」
「こちらこそ初めまして。こんな素敵なパーティーに呼んでもらってすごくうれしい」
「それは良かったわ。来て早々母国が攻めてきたりして大変だったでしょう?」
「私はハンスの家にお世話になってて、あの時も家の中に籠ってただけなの。こっちの人に死者がいなくてよかったと思う」
ミリアの言葉は本心からのようだ
レミも同じように頷いていた
「亡命できたのはいいけど住む場所とか仕事とかどうしようって困ってたんだけど…」
「当面、家族や婚約者と同じとこに住めるなら安心だろ?」
ロキが横から口を挟んだ
「はい!それにロリエとも今日知り合えて。明日から頑張ろうねって言ってたんです」
「気が合ったならよかったわね。3人ともたまにはカフェに顔出してね」
「休みの度に来ちゃうかも」
そう言って笑うロリエと少し話をしてからその場を離れた
「オリビエ」
「何?」
「サンドイッチまだある?」
騎士5人と輪になっているダビアが聞いてくる
「あるよ。はい」
インベントリから3皿ほど取り出して渡す
「サンキュー。ホルモンもまだある?」
「ホント好きねぇ?」
「俺、内臓がこんなにうまいって初めて知った」
「俺も。クロキュスいい奥さん捕まえたよな?」
「それにしてもこれだけの料理振舞ってもらって申し訳ない」
「気にしなくていいぞ。肉を調達してきたのはダビアとフロックスだし」
「まじ?」
「マジだ。お前ら俺に感謝しろよ!」
得意げなダビアを背後からフロックスがはたいていた
「おまたせー」
「オリビエ早くー」
コルザが飛びついてくる
「コルザは本当にオリビエが好きだな?」
「大好き」
満面の笑みで答えられるとかなり嬉しい
「ありがとうコルザ。いっぱい食べようね」
「うん」
「飲み物はもう配ったの?」
「終わってるよ」
「流石ね。さぁ、皆さんお待たせしました」
私は声を張り上げる
「もう始めてる方もおられますけどパーティーを始めましょう!」
「カンパーイ」
コルザが言うと皆が笑いながらグラスを掲げた
テーブルはコンロの数に合わせて7か所にまとめられている
テーブルの側にコンロが置かれている為屋敷の者がそれぞれのコンロについて焼き始めていた
サイドメニューをそれぞれのテーブルの上に適当に並べていくとかなり圧巻だった
どうやら子供達だけを1か所にまとめたらしい
カメリアとベッキー、ラミアがせっせと面倒を見てくれていた
「ほれ」
「ありがと」
ロキが持ってきてくれたエールを口に運ぶとその冷たさが心地いい
「すごい勢いで肉が減っていくね」
「まぁ騎士だからな」
「ふふ…それ、関係ある?」
「多分?」
疑問に疑問で返され笑い出す
最初はそばで切って渡してたけど、騎士達は自分たちで適当に切ると言って塊を渡す形に変わった
そのタイミングでチーズも紙を取らずに籠に盛るだけの状態に変えた
おかげで私たちがする作業は激減した
カプシーヌ達と特攻騎士の家族の女性陣が随分仲良くなったのを見てホッとする
「オリビエありがとう」
「何突然」
面食らって返すとロリエは苦笑する
「明日から一緒に働くことになるの。精鋭のダントンの妹でミリアとオルトの婚約者のレミ」
ロリエが2人を紹介してくれる
「初めまして。オリビエです」
「こちらこそ初めまして。こんな素敵なパーティーに呼んでもらってすごくうれしい」
「それは良かったわ。来て早々母国が攻めてきたりして大変だったでしょう?」
「私はハンスの家にお世話になってて、あの時も家の中に籠ってただけなの。こっちの人に死者がいなくてよかったと思う」
ミリアの言葉は本心からのようだ
レミも同じように頷いていた
「亡命できたのはいいけど住む場所とか仕事とかどうしようって困ってたんだけど…」
「当面、家族や婚約者と同じとこに住めるなら安心だろ?」
ロキが横から口を挟んだ
「はい!それにロリエとも今日知り合えて。明日から頑張ろうねって言ってたんです」
「気が合ったならよかったわね。3人ともたまにはカフェに顔出してね」
「休みの度に来ちゃうかも」
そう言って笑うロリエと少し話をしてからその場を離れた
「オリビエ」
「何?」
「サンドイッチまだある?」
騎士5人と輪になっているダビアが聞いてくる
「あるよ。はい」
インベントリから3皿ほど取り出して渡す
「サンキュー。ホルモンもまだある?」
「ホント好きねぇ?」
「俺、内臓がこんなにうまいって初めて知った」
「俺も。クロキュスいい奥さん捕まえたよな?」
「それにしてもこれだけの料理振舞ってもらって申し訳ない」
「気にしなくていいぞ。肉を調達してきたのはダビアとフロックスだし」
「まじ?」
「マジだ。お前ら俺に感謝しろよ!」
得意げなダビアを背後からフロックスがはたいていた
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