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4-147.後始末
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「シアを責めるなんてふざけてるわ。むしろ当事者とその血縁だけで済ませてくれたことを感謝すべきじゃないかしら?それともあなた達はたったわずかな時間であれだけの敷地を更地に戻すほどの戦力を敵に回したいのかしら?」
「言っとくがシアを敵に回すということは俺達『弾丸』も『無限』も、ソーサリーマスターであるサラサやマリクたちの『暁』も敵に回すことになる。当然スタンピードがあっても他の国を優先することになるだろうな」
3人の口から飛び出すのは貴族たちのヤジレベルの小さなものではなかった
実際そうなればこの国などひとたまりもない
「そうなれば『弾丸』を慕うパーティーも敵に回すことになるだろうな。私としてもそれは望まない。今回シアがしたことを我々が責める資格はない。むしろその場で息の根を止められなかったことを感謝する立場だ」
「陛下…?!」
「シアはあの若さだ。もし理性が保てていなければ…少なくともあの町は屋敷同様更地になっていただろう。それどころか人すら残っていなかったかもしれんな」
陛下の言葉に息を飲む音が響く
あり得ないとは言えない
それだけの戦力を味方にしているうちはいいが敵に回したとしたらどうなるか火を見るより明らかだ
「私には国を守る義務がある。『弾丸』も『無限』もこの国に留まってもらうための条件は難しいものではない。私利私欲をもって近づかない程度なら平民の子供でも理解できることだ」
「しかし陛下…」
「それとも、子供でも分かることが君たちにはわからないと?であれば貴族などやめてしまうといい」
「ぐ…」
陛下の言葉に反論していた貴族が言葉を飲み込んだ
「よってシアには咎めはなく、これまで通り貴族には条件を守ってもらう。反論がある者は今この場で起立せよ」
多くが俯く中5人の男が立ち上がった
「とても受け入れることは出来ませんぞ」
「そうです!いくら戦力とは言え貴族をコケにする平民など…」
「受け入れずとも結構」
陛下は反論を遮って言い放つ
「…陛下?」
「己の立ち位置すら理解できんような者に貴族を名乗る資格はない。そなたらの5家の爵位をはく奪し、一族もろとも平民とする。彼らを拘束せよ」
陛下の言葉に騎士達がすかさず5人を拘束した
「何を…?」
「『弾丸』を敵に回すということは国を亡ぼすと同義である。よって非があった貴族を庇い、彼らに仇なすそなた達は国家反逆罪で裁く必要がある」
陛下の言葉にコーラルだけは『こじ付けもここまで来ると何とも言えんな…』と心の中で独り言ちた
「は…?」
「そんな!?」
「あんな小娘ひとりの為に何…ひっーーーー!!」
言い切る前に男の腹に氷の刃が刺さっていた
「コーラル、こいつの家族は?」
「レティシアナと同世代の娘が2人」
「ほう…ならそいつらにはレティシアナと同じ目にあってもらおうか?お前ら貴族が平民を人と見ていないように、貴族を人と思わない冒険者は掃いて捨てるほどいるからな」
「やめ…それだけは…!娘には手を…出すな!!」
「てめえが命令できる立場だと思ってんのか?なに、安心しろ魔道具で拘束して血を抜いて服をはぐ程度だ。あぁ、その肌を触られ嘗め回されるかもしれんが…お前の言い分では結果的に何もなければ問題ないんだろう?」
これはカルムなりの意趣返しだろうか
先にこの男たちの放った言葉をそのまま返す形にはなったが男はその顔に絶望の色を浮かべていた
「すまな…かった。頼むから娘たちには…」
「お前の吐いたことばの意味が理解できたか?」
男は激しく首を縦に振った
「お前はそうやって懇願すれば済むかもしれないが…レティシアナのことはすでに起こったことなんだよ!」
カルムが刺さった刃を足でさらに奥まで押し込んだ
その痛みと恐怖で男は意識を手放していた
それを見た者達からそれ以上声を上げる者はいない
その怒りの矛先が自身に向けられれば逃れようがないと嫌でもわかるのだろう
「言っとくがシアを敵に回すということは俺達『弾丸』も『無限』も、ソーサリーマスターであるサラサやマリクたちの『暁』も敵に回すことになる。当然スタンピードがあっても他の国を優先することになるだろうな」
3人の口から飛び出すのは貴族たちのヤジレベルの小さなものではなかった
実際そうなればこの国などひとたまりもない
「そうなれば『弾丸』を慕うパーティーも敵に回すことになるだろうな。私としてもそれは望まない。今回シアがしたことを我々が責める資格はない。むしろその場で息の根を止められなかったことを感謝する立場だ」
「陛下…?!」
「シアはあの若さだ。もし理性が保てていなければ…少なくともあの町は屋敷同様更地になっていただろう。それどころか人すら残っていなかったかもしれんな」
陛下の言葉に息を飲む音が響く
あり得ないとは言えない
それだけの戦力を味方にしているうちはいいが敵に回したとしたらどうなるか火を見るより明らかだ
「私には国を守る義務がある。『弾丸』も『無限』もこの国に留まってもらうための条件は難しいものではない。私利私欲をもって近づかない程度なら平民の子供でも理解できることだ」
「しかし陛下…」
「それとも、子供でも分かることが君たちにはわからないと?であれば貴族などやめてしまうといい」
「ぐ…」
陛下の言葉に反論していた貴族が言葉を飲み込んだ
「よってシアには咎めはなく、これまで通り貴族には条件を守ってもらう。反論がある者は今この場で起立せよ」
多くが俯く中5人の男が立ち上がった
「とても受け入れることは出来ませんぞ」
「そうです!いくら戦力とは言え貴族をコケにする平民など…」
「受け入れずとも結構」
陛下は反論を遮って言い放つ
「…陛下?」
「己の立ち位置すら理解できんような者に貴族を名乗る資格はない。そなたらの5家の爵位をはく奪し、一族もろとも平民とする。彼らを拘束せよ」
陛下の言葉に騎士達がすかさず5人を拘束した
「何を…?」
「『弾丸』を敵に回すということは国を亡ぼすと同義である。よって非があった貴族を庇い、彼らに仇なすそなた達は国家反逆罪で裁く必要がある」
陛下の言葉にコーラルだけは『こじ付けもここまで来ると何とも言えんな…』と心の中で独り言ちた
「は…?」
「そんな!?」
「あんな小娘ひとりの為に何…ひっーーーー!!」
言い切る前に男の腹に氷の刃が刺さっていた
「コーラル、こいつの家族は?」
「レティシアナと同世代の娘が2人」
「ほう…ならそいつらにはレティシアナと同じ目にあってもらおうか?お前ら貴族が平民を人と見ていないように、貴族を人と思わない冒険者は掃いて捨てるほどいるからな」
「やめ…それだけは…!娘には手を…出すな!!」
「てめえが命令できる立場だと思ってんのか?なに、安心しろ魔道具で拘束して血を抜いて服をはぐ程度だ。あぁ、その肌を触られ嘗め回されるかもしれんが…お前の言い分では結果的に何もなければ問題ないんだろう?」
これはカルムなりの意趣返しだろうか
先にこの男たちの放った言葉をそのまま返す形にはなったが男はその顔に絶望の色を浮かべていた
「すまな…かった。頼むから娘たちには…」
「お前の吐いたことばの意味が理解できたか?」
男は激しく首を縦に振った
「お前はそうやって懇願すれば済むかもしれないが…レティシアナのことはすでに起こったことなんだよ!」
カルムが刺さった刃を足でさらに奥まで押し込んだ
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それを見た者達からそれ以上声を上げる者はいない
その怒りの矛先が自身に向けられれば逃れようがないと嫌でもわかるのだろう
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